学校生活

修学旅行速報①

11月21日(月) 修学旅行1日目

町内の都呂々小学校の6年生と連合で、長崎県・佐賀県方面に修学旅行に出かけます。まだ薄暗い時間の集合でしたが、全員元気に集合しました。家族の方々に大きく手を振って、張り切って出発しました。昨日の夜は雨が降っていたのですが、子どもたちの願いが届いたのか、快晴の一日目となりました。
鬼池港からフェリーに乗船し、口之津港に到着しました。いよいよ修学旅行、スタートです。

  

長崎市内に到着すると、最初の活動である被爆体験講話を聞きました。これまで事前学習は重ねてきましたが、胎内で被爆された方のお話を一人一人が真剣に聴く様子が見られました。語り部の方から戦争の愚かさや相手の立場に立って身近な人を大切に思う大切さについて、自らの体験を交えながらお話しいただきました。子どもたちも、改めて反戦や反差別の気持ちを高めたようでした。

その後、場所を国立追悼平和記念会館に移し、平和集会を行いました。全員で黙祷を行った後、協力して作り上げた千羽鶴を捧げました。会館の方からの説明から、原子爆弾の被害で亡くなった多くの方々の名前を記した名簿を実際に目の当たりにし、驚いていました。
  

子どもたちが楽しみにしていた昼食となりました。早い時間に出発したこともあり、みんなお腹をすかせていたようです。長崎の名物でもあるトルコライスをいただきました。「量が多いです。」と言っていた子どもたちも、おいしそうに食べ進めている姿を見て、安心しました。
  

お腹もいっぱいになり、午後の活動に入りました。午後は、長崎原爆資料館見学とフィールドワークを行いました。2校の子どもたちを合わせて2チームに分け、グループごとに見学を行いました。午後から気温も上がりましたし、修学旅行に来ている他校の児童生徒も多く、多少時間はかかりましたが、予定していた行程を計画通りに見学することができました。子どもたち一人一人が、交通安全に注意し、地域の方や他の団体のことを考えながら行動する様子が見られ、本当に成長を感じることができました。
  

  

  


子どもたちの多くが、この修学旅行で楽しみにしていると話していたのがホテルでの活動でした。ホテルに到着すると、すぐに夕食の時間が待っていました。最初は遠慮がちだった子どもたちも、だんだん食欲が増してきたようで、時間いっぱい食べている様子が見られました。中には、「3杯おかわりしました。」と話す子もおり、みんなで楽しい時間を過ごすことができました。
  

お風呂に入った後は、みんなで長崎の1000万ドルの夜景を堪能しました。その美しさに感動していました。全員の心の中に刻み込まれたことでしょう。