2019年9月の記事一覧
乙女の自然を守る
9月30日(月)
あっという間に9月も終わり、本年度の折り返しとなりました。
今日は、5時間目に3年生で道徳の研究授業を行いました。資料「ホタルのひっこし」を使い、自然の大切さに気付き、進んで動植物を大切にしようとする心情を育てることをねらった授業でした。乙女に生まれ育った子どもたちは、天然記念物のキンモクセイや緑川、周りの山々などの自然があるのは当たり前のように思っています。しかし、これまでおうちの人や地域の方が、自然を守るための努力を続けてこられたからこそのものです。これから乙女の自然を守っていくのは、子どもたちの番です。
水墨画の世界
9月27日(金)
3・4時間目の6年生の図工は、甲佐町文化協会の和田さん、広田さんをゲストティ―チャーに迎え、墨絵に挑戦しました。筆の穂首の先と根元に墨の濃さを調整してつけ、半紙に竹を描いていきます。墨の濃淡やにじみ、かすれなどをうまく組み合わせて表現しようとするのですが、なかなかの難しさ…。
手を添えて一緒に筆を走らせてもらったり、アドバイスをもらったりしながら、水墨画の世界に浸ることができました。
一度でも使ったら
9月26日(木)
今朝、学校に着くとほのかにキンモクセイの花の香りが漂ってきました。職員室前の2本のキンモクセイの木を見上げると、黄色っぽい花がチラホラと咲いているのが見えます。秋分の日を過ぎ、乙女小にも少しずつ秋がやってきています。
今日は、5・6年生が5時間目に薬物乱用防止教室で学習しました。御船警察署の生活安全課から佐野さんに来ていただき、薬物乱用防止についての話とDVDを視聴しました。「一度でも薬物を使ったら、脳が覚えていてやめられない」という言葉が印象的でした。パンフレットを持ち帰っていますので、今夜はぜひ、どんな話だったのか、どう思ったのかをお子さんに聞いてみてください。
次につなげる
9月25日(水)
今日は、甲佐町陸上記録会に5・6年生が参加しました。一人の欠席もなく全員が参加できたことが何よりでした。100m走、800m走、走り幅跳び、走り高跳び、ソフトボール投げ、400mリレーの6種目の競技に、最後まであきらめることなく走り、跳び、投げていました。自分が出場しない時にも、テント内で大きな声で応援したり、ソフトボール投げの補助としてボール拾いを手伝ったりするところにチームワークを感じました。閉会式では福島さんが、「精一杯頑張った。今日の走りを冬のマラソン大会につなげたい。」と感想を発表してくれました。次の目標に向けてまだまだ挑戦が続きます。
自然の中で
9月24日(火)
日曜の夜中に最接近した台風17号は、かなり強い風が吹きました。学校の被害はなく、木々の葉が散ったぐらいでした。皆さんのお宅は、大丈夫だったでしょうか。
さて、連休明けの今日は、5年生が学級の畑にサラダタマネギの苗を植えていました。担任の先生が種から育てた苗を、シートを張った上から植え付けていきます。その後は、サトイモや陸稲の成長を観察し、最後にオクラを収穫しました。その横を1年生が、「虫を探しに行ってきます!」と言って、運動場めがけて駆け抜けていきました。アリ、カマキリ、クモ、トンボ…たくさんの虫が、木陰や草原にひそんでいます。自然に囲まれた乙女小で、子どもたちは体験活動をしながらたくさんのことを学んでくれるでしょう。
子どもたちの成長に
9月20日(金)
今日は、上益城教育事務所からの学校訪問でした。甲佐町教育委員会も含め、20名ほどの方に乙女小の子どもたちの学習の様子などを見ていただきました。「子どもたちから挨拶をよくしますね。」「子どもたちと先生でしっかり学んでいますね。」等、乙女小の良さもしっかり感じておられました。助言していただいたことは、今後の教育活動にいかしていくことで、子どもたちの成長につなげていきたいと思います。
さて、明日から3連休は台風で荒れた天気になりそうです。ご家庭でも子どもたちが安全に過ごすことができるようにお願いします。24日(火)に乙女っ子の全員に会えることを楽しみにしています。
見当をつけて
9月19日(木)
4年生算数では、2桁÷2桁の割り算の学習をしています。「78÷19」では、割る数を20と見て、商を3と見当をつけて計算してみると、余りが21となってしまいました。「19より21が大きいからだめです」「割る数の19より、余りの21の方が大きいから」「まだ19で割れるということです」
つい先日の算数の時間では、子どもたちは商の見当をつけることに慣れていませんでした。しかし、今日は、商の見当をつけ、計算し、確かめ、算数の用語を使って説明することができました。子どもたちの成長は嬉しいものです。
精一杯の走りを
9月18日(水)
6時間目は、5・6年生が、合同で体育の学習をしていました。今日は、100m走を中心にした練習です。短い時間の中でも、どんな力をつけるための練習なのかを理解したうえで、集中して練習することで、そ練習の成果は絶大なものになります。25日に行われる甲佐町陸上記録会では、100m走、800m走、400mリレー、ソフトボール投げ、走り高跳び、走り幅跳びの6種目で自己記録をねらうことになっています。精一杯の走りをして、ぜひ自己ベストの記録を出すことを期待しています。
けがをしてしまったら…
9月17日(火)
写真は、保健室前の掲示です。養護教諭が、子どもたちの保健指導も兼ねて、タイミングよく掲示をしてくれます。
2学期最初は、「けがの手当」。乙女小でよく手当をする「すりきず」「はな血」「打撲」について、その簡単な応急手当が示されています。学校でけがをしてしまったら、保健室で応急処置をしてもらいます。もし、おうちや放課後遊んでいてけがをしたとき、素早く応急処置ができると、ばい菌も入らずけがの治りも早く,痛みも少なくてすみますね。
生活に役立つ物を
9月13日(金)
5年生は、家庭科でミシンを使った裁縫の学習を始めました。ミシンをケースから出して、コードをつなぐだけで右往左往。電源を入れ、スターターを足で踏み、針が上下に動き出しだけで歓声が上がります。何しろ初めてミシンを触るのですから当然です。上糸をかけたりボビンに糸を巻いたりして、一つ一つミシンの使い方を学んでいました。私が小5の時、担任の先生から冬休みの宿題として、自分で雑巾を縫ってくるように言われたことを思い出しました。大人になっても、ズボンの裾をあげたり、子供の体操服入れを作ったり…。さあ、5年生はどんな生活に役立つ物を作るのでしょうか。
確かな力に
9月12日(木)
午後、掃除の後は15分間の学びタイムです。今日、1・2年生は、それぞれの学年で学習した算数のたし算、ひき算、時計などのプリントを自分のペースで解いていました。自分で解いて、自分で答え合わせをし、やり直していきます。そうしていると、「ひき算の問題なのに、ついたし算をしてしまう」「くり下がりをうっかり忘れていた」など、自分がどこでミスしてしまいがちなのかが明らかになってきました。そこを意識して解くようにすると、少しずつミスすることが少なくなってきます。「一人勉強のやり方」も学んでいました。
どちらが多く入る?
9月11日(水)
1年生の子どもたちが家から持ってきたペットボトル。予想を立ててみますが、形や高さが違っていて、多く入るのはどちらなのかわかりません。そこで、比べ方を考えることにしました。「水を入れてみればいい」「両方に水を入れて、別の入れ物にうつしてみる」「片方に水を入れて、もう一方に水をうつしてみる」…比べ方をわかるように説明するのはなかなか難しいのですが、ペットボトルを指さしたり友達の説明に付け加えたりして納得。提案された2つの方法で比べてみると、どちらでやっても同じ結果になりました。やり方がわかったところで、今度は自分たちでどれが一番多く入るか比べました。
子どもたちが「どうすればいいかなあ」と自然と考え始めるような学習課題が示され、考えたことをアウトプットしたり、友達の考えをインプットしたりしながら授業が進んでいきました。あっという間の45分でした。
どのように考えたのか
9月10日(火)
5年生算数では、公約数の学習をしています。「24と36の公約数を上手に見つけよう」というめあての「上手に」がポイントです。24と36それぞれの約数をすべて書き出し、共通するものが公約数となるのですが、つい抜かしてしまう数が出てしまいます。
そのためにある児童は、写真のように24の約数を書き出すときに、1と24、2と12、…と約数どうしを対応させていくと、抜かすことがありません。
1学期に実施された全国学力・学習状況調査の結果分析から、「どのように考えて解いたのか説明する力」が必要であることがわかりました。日々の授業の中でそれを問うことが子どもたちの確かな力につながると思います。
乙女小だからこそ
9月9日(月)
たてわり班で1学期に植えたスイカ。小ぶりではありますが実がなったので、昼休みにスイカ割りをすることになりました。
上級生が下級生に目隠しのタオルを巻き、棒を持たせてくれます。グルグルグルと3回まわってから、スイカの方へ向かいますが、なかなかうまくいきません。「右右!」「ああっ、行き過ぎ!」「そのまま前に進んで!」「思いっきり!」「やったあ!!」…交代しながらスイカ割りに挑戦し、最後は割ったスイカをみんなで少しずつ分けていただきました。
異学年との交流をしかけた「たてわり班活動」は、乙女小ならではの取組です。このたてわり班で、いじめをなくすにはどうしたらよいかを考えたり、業間の時間や昼休みに一緒に遊んだりしています。
自分でできることは自分でやる
9月5日(木)今日は、午後から道徳フリー参観と親子教育講演会を行いました。
道徳では、熊本地震をもとに教材化された「つなぐ」を使ったり、ゲストティーチャーを招いたりして各学級で授業を行いました。6年生では読み物資料「地名を守る」を使い、郷土愛について考えました。乙女校区の地名「府領」「船津」の由来について、ゲストティーチャーの宮本さんにお話をしていただき、自分たちの身近な地名についても考えていました。
教育講演会では、防災士の柳原志保さんに「一人一人が自分の命の守り方を知ろう」というタイトルでお話をしていただきました。「普段やっていないことは、いざというときできない」「自分でできることは自分でやる(普段も災害の時も)」「どうやったら乗り切れるか考える」そして、「防災は生きる力につながる」という言葉が印象に残りました。牛乳パックを使ったお皿や簡易トイレの作り方等も紹介していただき、もしものときに備えておくことの大切さを学ぶことができました。
どこに( )をつける?
9月4日(水)
2年算数では、工夫して3つの数の計算をする学習に取り組んでいます。問題文から立式すると「7+12+8」となるのですが、今日のめあては「工夫して計算しよう」です。ですから、前の時間に学んだ結合法則と( )を使って工夫して計算しなければなりません。子どもたちは、「7+(12+8)」とすればいいということに気付いたので、なぜそこに( )をつけたのかその理由をはっきりさせようとしました。先に12+8を計算すると20、さらに7をたして答えは27となり簡単に計算できます。「12+8は20で、ぴったりの数で、次の計算もすぐできる」「ちょうど20になりわかりやすい」算数はかせ「は:はやく、か:簡単に、せ:正確に」計算するにはどうすればいいかという視点で考えるとよいことに気付きました。
出して聞いて考える
9月3日(火)
今日は、ゲストティーチャーを招いて、鍵盤ハーモニカやソプラノリコーダーの指導をしていただきました。2時間目には、1年生で鍵盤ハーモニカのセッティングの仕方から、息の吹き方や運指まで丁寧に教えていただきました。3時間目には、3年生でソプラノリコーダーの持ち方や置き方に始まり、タンギング、ブレス等、粘り強く繰り返し何度も教えていただきました。指導される中で、「音を出して、その音を聞いて、考えてまた音を出す」と言われたことが印象に残りました。やってみて、どうなのか確かめて、どうすればいいのか考えて、改善してやってみる。学習の基本だと思いました。
楽しみながら
9月2日(月)
6月に実施した体力テストの結果から、乙女小の子どもたちは、走力、柔軟性、持久力がもう少しだということがわかりました。そこで、2学期は業間の時間を使い、全校体育として先ほどの3つの力がつくような運動を行うことにしました。今日は、その1回目で「8秒間走」を行いました。スタートから、30m・35m・40m・45m・50mの地点にコーンを置いてラインを引いておき、8秒間で何m走ることができるかにチャレンジするものです。「赤いコーン(30m)までは走る!」「次は白いコーン(40m)までいく!」等、子どもたちは自分の目標を決めて、何度もチャレンジしていました。体育主任の先生が考えた「楽しんでできる運動」、次回の全校体育はどんな運動なのか楽しみです。