日々のつぶやき
地域のぬくもりに触れる
学校の玄関には、いつもきれいな花が素敵な花瓶に生けてあります。てっきり、「卒業式に使った花がよく咲いたままでいるな」と思い込んでいたら、なんと地域の方が定期的に生け変えていただいているとのこと。聞くところによると、自宅に咲いている花を活用して、毎週月曜日に来校されているようでした。殺風景な玄関が、華やかに、また心和む雰囲気に変わります。
さまざまな方が小野部田小学校のため、子どもたちのためにと心配りされている姿に、心の底から「ありがとうございます。」と感じました。
ちなみに、中小野の勝木加代子さまにお世話になっています。本校の学校評議員も務めていただいています。いつも、ありがとうございます。
地域の想いをひしひしと・・・
学校に来てまず気づいたのは、グラウンドの片隅にある「創立百周年之碑」です。子どもたちの活動を見守るように、堂々とそびえ立っています。石板には「明治五年、学制が発布さるるや長谷寺に小野小学校、三宝寺に部田小学校が創設さる。明治八年両校を合併、北部田に校舎を建築し、翌九年五月一日尋常吉里小学校として開校す。教育の進展にともない、明治三十年校舎を新築、小野部田尋常小学校と改め、その後幾度かの学制改革を経て、昭和三十九年三月二日現在地に移転す。この間、百星霜、幾多の人材を生み、文教の里として名声を髙め今日に至る。ここに創立百周年を記念して盛大に式典を催し、教育の向上と郷土の発展を祈り、この碑を建つ。」とありました。当時から長きにわたり、「校区民」と卒業生の「篤い想い」で見守られていることに、郷土の誇りと期待をしひしと感じ、身の引き締まる思いでいっぱいになりました。