学校生活
児童総会を行いました
2月24日(木)全校児童参加の児童総会を行いました。コロナ禍ですので、リモートでの実施となりました。
今回は1学期に立てた各学年の目標の反省、そして各委員会の活動内容の反省を行うとともに、来年度へ向けての方向を見通す活動です。
まず、校長より
「児童会スローガン『笑顔輝き チャレンジできる 明るい中南っ子』。これから、このテーマの元、1年間の目標や活動内容を発表してもらいます。いいところはほめあって、課題はこれからの活動で修正していく。だれかがやってくれるのを待つのではなく、自分ががんばるという気持ちを持って、考えてほしいと思います。」
と話がありました。
この後、各学年の目標の反省を発表しました。1年生はみんなの前で自分たちのことを発表するのは久しぶりです。
発表のやり方も各学年工夫がありました。
委員会の発表です。
1年生も真剣に聞いています。
児童総会を行うまでには、各委員会での総会資料の作成、各学年での目標の反省や発表の練習など、事前準備も行ってきました。
今年度も残り1ヶ月。修正するところは正し、よいところは引き続きよりよくなるように取り組む。中南小学校スローガンを達成できるように、過ごしていきたいと思います。
学校の先輩に学ぶ~5・6年職業講話
中南小学校では、子供たちが学ぶ意欲を高め、職業人としての自分の進路を自分で決めていく力を養うため、キャリア教育を行っています。
その中で、様々な大人と、様々な場面で触れ合い、学びの意欲を育てる機会を設け、子供たちの発達段階に沿った取組をしています。
2月5日(土)5・6年生を対象に、職業講話を行いました。講師は事前に子供たちが話を聞きたい職業を募り、希望の多かった職業の方4人にお話をしていただきました。
その職業を選んだきっかけ、仕事の内容、やりがい、苦労していることなどなど、それぞれ仕事の道具や写真などももってきていただき、子供たちに分かりやすく話されました。
一人目。パティシエ。中南地区でケーキショップを営んでおられる田中さんです。
(子供たちの感想)
ぼくは、パティシエをしている人は、もともと作ったり絵をかいたりすることが上手と思っていたけど、裏で努力をしていることが分かりました。
私は保育園からの夢を叶えたのはすごいと思いました。これからもおいしいスイーツを作ってください。
二人目。物作りの仕事。建設業を営まれている守口さん。
(子供たちの感想)
私は工事が終わっても検査で不合格だったらやり直しをしなければいけないから失敗しないようにつくるのが大変だなと思いました。
ぼくはどういう仕事でも勉強は大事だということが分かりました。
三人目。看護師の杉田さん。
(子供たちの感想)
大変な仕事を楽しいと思えるほど、その仕事を好きになれるのがいいなと思いました。
ぼくは大変だと思うことがなかったと聞いてすごいと思いました。自分も大変なことでも大変じゃないことでもいっしょうけんめいしようとおもいました。
四人目。消防士の江浦さん。
(子供たちの感想)
ぼくは障害物の突破の動画を見て、消防士の方たちはすごいと思いました。ぼくもべんきょうなどがんばりたいと思います。
私は人の命を救うために冷静に適切な対応ができるのはとてもかっこいいと思いました。これからはたくさんチャレンジして失敗してもできるようにあきらめないようにしようと思いました。
当日はコロナ禍での実施のため、教室内の換気、対人距離、ついたての使用、リモートの活用など、できる感染対策をとって行いました。マスク着用、消毒はもちろんです。この状況下でも子供たちの学びを止めない工夫に対して、ご協力いただいた講師の皆様には感謝するばかりです。
今の学びが将来、何かにつながっていくことが意識できるようにするためには、学んだことや体験したことを話したり綴ったりすることが大事です。子供たちは話を聞きながら、多くのメモをとっていました。お話しくださった4人の方にはお礼の手紙を届け、感謝を表したいと思います。
講師の方々も始めは緊張しておられましたが、話が進むうちに緊張も取れ、子供たちがよく聞いて質問をしたことにも喜ばれていました。
特に6年生はもうすぐ卒業です。学校が掲げる目標「夢いっぱい」に向かう取組として行った職業講話です。4人の方のお話から学んだこと、感じたことを胸に持って、進学してほしいと思います。
ところで、カウントもあと少しで200,000です。たくさんの方に訪問していただきありがたいです。
3年生のクラブ活動見学
クラブ活動は、4年生から6年生までが、共通の興味や関心のある活動を行う学習で、年10時間行っているものです。
今回は来年クラブ活動を行う3年生が、次年度への意欲を高めるために、活動の様子を見学しました。
見学される高学年の子供たちも各クラブの説明や活動を見せることとなり、緊張していました。
見学は、1クラブずつ数分間でしたが、3年生にとっては楽しい時間となったようです。
スポーツクラブ(リレー)
自然遊びクラブ
手作りクラブ(ミサンガ作り)
室内ゲームクラブ
来年度も子供たちからクラブ活動でやってみたいことを集約して、クラブ活動の内容が決まります。どんなクラブができるでしょうか。
150周年記念の看板が立ちました
今年度、中南小学校が創立150周年を迎えることを記念して、昨年11月に記念式典を行いました。これを記念して看板を2つ設置しました。
一つは、創立150周年を記念した立て看板です。創立100周年記念碑の近くに立てられました。
写真では見えにくいですが、校章の隣は、創立150周年を記念して本校で撮影した航空写真です。「150」を傘を差した人文字で表しています。
もう一つは、柳西地区にある中南小学校発祥の江月庵跡地に立てられています。
お近くを通られたときに、ご覧ください。なお、この看板は創立150周年を記念して寄せられた寄付金で作られました。
給食記念集会を行いました。
中南小学校では、1月17日(月)~1月28日(金)を「学校給食旬間」とし、給食のマナーアップや、給食の先生方へ感謝の気持ちをメッセージで伝える活動に取り組みました。
取組の一つとして、1月27日(木)には「給食記念集会」を行いました。新型コロナウイルス感染症予防のため、今回は、各教室でのリモート集会にしました。給食記念集会は、給食保健委員会の児童が準備や進行を務めました。
最初は、栄養教諭の先生が、「給食ができるまで」の調理員さんたちの料理の様子を紹介してくれました。料理を作る様子の動画があったり、「一日に何食の給食を作っているでしょう?」とクイズを出したりしながら給食ができるまでの様子を知ることができました。「野菜は3回洗う」等、食べる人が安全に食べることができるよう、とても丁寧に作られていることがわかりました。
続いて給食保健委員会の発表がありました。安全でおいしい給食を食べるため、エプロンの正しい着方や給食のやくそくについての確認をした後は、委員会の児童が調べた「先生たちの思い出の給食メニューランキング」の発表でした。1位は「スパゲッティミートソース」でした。その他、ミルメークやカレーがランクインしていました。
栄養教諭の話や委員会の児童の発表で、「たくさんの人のおかげでおいしい給食を食べることができる」ことを知ることができました。その後の給食の時間には、「いただきます!」「ごちそうさまでした!」をハッキリと伝え、給食の食材を知ろうとしたり、どのように作られているのだろうと想像したりしながら、感謝の気持ちを持って給食をいただく様子が見られました。
別の日の給食の時間には、給食担当の先生から「学校給食の始まり」のお話がリモートで行われました。
旬間中の給食メニューは、一日一日テーマが設定されており、子供たちに人気のメニューや給食が始まった頃の献立に似たメニューなどが出されました。ちなみに下の写真は、「天草の旅」というテーマで「湯島大根のおでん風煮、鯛の塩焼き、じゃこんぶ和え、ごはん、牛乳」です。ホームページ右の「今日の給食なあに」には毎日の給食メニューを紹介しています。他の旬間中のメニューはこちらから見てください。
不審者対策避難訓練を行いました
1月19日(水)全校児童・職員を対象に、上天草警察署の方をお招きして不審者対策避難訓練を行いました。
3年生教室に「見知らぬ人が入ってきた」という想定で訓練が開始されました。3年担任が見知らぬ人の対応をしている間に、3年生数人は職員室や隣の2年教室に知らせる訓練を行いました。
職員室に知らせがあったと同時に、職員は校内放送と警察署への通報訓練、その他の職員は対応不審者対応、担任は子供の避難、訓練は厳しくも的確に適切に行うことができました。
3年生以外の学年の子供たちは、校内放送後、放送内容をしっかりと聞き取り、避難を行いました。
避難が完了した後、上天草警察署の警察官の方からお話を聞きました。
「今回の場所は学校の中でしたが、学校に登校してくるときや家に帰るときに、もしかすると知らない人に声をかけられたり、車に乗るよう誘われたりすることがあるかもしれません『『いかのおすし』を皆さん知っていると思いますが『『いかのおすし』を守って、十分気をつけてください。」と話されました。
この後警察官の方には、職員へのレクチャーもあり、さすまたの使い方や不審者への対応についてうかがいました。
また、上天草警察署から「いかのおすし」マグネットとリストバンドとばんそうこうを子供たちにいただいています。自分の命は自分で守る、危険と感じたら、近くの大人に知らせる、近くに家や子供110番の家に避難するなど、ご家族で確認をお願いします。
3学期スタート
1月11日(火)3学期がスタートしました。例年よりちょっとだけ長い冬休みでしたが、子供たちは元気いっぱいで登校しました。
黒板には担任の先生からのあたたかいメッセージがありました。
2時間目に始業式を行いました。
校長からは、「まとめの学期がスタートしました。頑張ることや目標を達成できる3学期にしてほしいです。ただ達成するにはエネルギーが必要です。自分を好きになること、自分のいいところが言えること、この2つがエネルギーの源になります。中南小学校の子供たちにはエネルギーを持っている子どもが多いので、頑張ってほしいと思います。」と話がありました。この中には、ぶどうとバナナとみかんのお話もありましたので、お子さんに聞いてみてください。
続いて、生活の話がありました。担当の先生からは、「とても聞く姿勢が上手です。3学期は次の学年の準備の学期です。次の学年の0学期であることを意識して、できることを更に増やしてください。そのためには始めが肝心です。当たり前のことが当たり前にできているか確かめましょう」と話されました。
続いて、健康についての話がありました。担当の先生からは「新しい年になって新型コロナウイルス感染症にかかった人が急激に増えています。合い言葉の『みてくま』を3学期も頑張りましょう」と話されました。ちなみに、「み→密を避ける、て→手洗いをしっかり行う、く→空気の入れ換えをする、ま→マスクをする」です。
感染症対策を行いながら、3学期も充実した学校生活を送ることができるようにしたいです。
2学期終業式でした
12月24日(金)終業式を行いました。この1週間は、学習のまとめや、子供たちで企画したお楽しみ会の運営など、様々なことに頑張ってきました。
まず、2学期の反省と冬休みがんばることを各クラスの代表の子供たちが発表しました。
その後、校長からの話がありました。
「一人一人のがんばりが見えた2学期でした。」
その後『なかみなみ』の言葉を使った折り句で子供たちにエールを贈りました。
続いて、冬休みのくらしについての話がありました。
「①計画を立てて過ごすこと、②感染予防を行うこと、③安全な生活(火に注意、交通ルールを守る)、④生活のきまりを守って過ごすこと」を子供たちと約束しました。
続いて、冬休みの健康について話がありました。子供たちに気をつけてほしい健康面(朝ごはん、歯みがき、生活リズム、ゲームの時間、感染予防など)について、折り句を使って話しました。〔校長先生と保健室の先生の折り句は最後に示します。〕
健康で楽しく過ごしてほしい冬休みです。3学期、笑顔の子供たちに会えることを楽しみにしています。
収穫したいもで~3年食改さんとの活動
12月20日(月)3年生が自分たちが育て、収穫したからいもを使って、いきなり団子づくりに挑戦しました。サポートしてくださるのは、中地区の食生活改善推進員や地域の方々です。
はじめに食改さんに作り方を教えていただき、その後班に分かれて作業を進めました。子供たちが担当したのは、①いもの皮をピーラーでむく、②いもとあんこを生地で包む、③蒸し器に入れる、④時間を計ることでした。難しい作業や危険が伴うものは地域の方々にお手伝いしていただきました。
子供たちが担当した4つの作業ですが、意外に難しかったり時間がかかったりする作業もあったようです。しかし、自分たちが作るという達成感を感じ、満足のようでした。
蒸している間の時間は、からいもを使った郷土料理についてインタビューをしました。話が盛り上がってどの班も時間が足りなかったようです。
最後にできあがったいきなり団子をみんなで食べました。おいしい顔がいっぱいでした。写真は控えさせていただきます。
子供たちの感想です。
「いきなり団子を作ったことがなかったから、どきどきしたけど、地いきのみなさんがわかりやすく教えてくださったので、どきどきがなくなって楽しくなりました。」
「ぼくはあんこがきらいなので、さいしょはええっと思ったけど、たべてみるとおいしかったからよかったです。しゅうじできた先生がおしえてくれたので、ほっとしました。」
「今度くま本のきょう土りょうりについてもっとたくさんしって家でつくろうかと思いました。」
冬休みなど食卓にいきなり団子がある家庭が増える?かもしれませんね。楽しみです。
6年生の学び~薬物乱用防止教室&租税教室
12月14日(火)上天草警察署学校から講師をお二人お招きして、6年生の薬物乱用防止教室を行いました。
薬物乱用防止教室は、薬物乱用の危険性を熟知している警察職員、麻薬取締官OB、学校医、学校薬剤師等の協力を得て、薬物に対する正しい知識や乱用の恐ろしさについて指導する教育活動として、年1回学習するものです。
様々な薬物のサンプルを使って説明していただいたり、DVDで復習したり1時間じっくり学習することができました。
子供たちの感想です。
「お話やDVDを見て思ったことは、薬物がダメなのは知っていたけど、大麻などがこんなにこわいものなのははじめて知りました。今日聞いたことを忘れないように、お父さんやお母さんや妹たちに話そうと思いました。」
「ドラッグはすごく危険だと知ってしたくないし、やると言われても断ろうと思いました。」
「薬物」と聞くと、あまり身近に感じることができないかもしれませんが、「正しく知る」ことは大切です。これからどんな場面に出会うかも分かりません。自分で断る力を身につけてほしいと思います。
12月16日(木)には、市役所の税務課の方を講師にお招きし、6年生が租税教室に参加しました。
社会で税金のことは学習はしていましたが、講師の方にお話を聞くことでより深く学ぶことができたようです。
子供たちの感想です。
「私たちが使っている教材や机、いす、公共施設なども税金でまかなわれていることを知って、もっと大切に使おうと思いました。」
「ただお金をとっているわけではなく、国民のためのお金で将来のために使われていて、税金がないと(道路の)通行料なども負担しなければならないので、税金は大事な制度だと思いました。」
感想を聞くと、自分の身近な問題として捉えている様子が分かります。来年は中学生になります。自分事として学ぶ機会もたくさん増えることでしょう。残り数ヶ月小学校での学びを丁寧に行っていきたいと思います。
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