学校の先輩に学ぶ~5・6年職業講話
中南小学校では、子供たちが学ぶ意欲を高め、職業人としての自分の進路を自分で決めていく力を養うため、キャリア教育を行っています。
その中で、様々な大人と、様々な場面で触れ合い、学びの意欲を育てる機会を設け、子供たちの発達段階に沿った取組をしています。
2月5日(土)5・6年生を対象に、職業講話を行いました。講師は事前に子供たちが話を聞きたい職業を募り、希望の多かった職業の方4人にお話をしていただきました。
その職業を選んだきっかけ、仕事の内容、やりがい、苦労していることなどなど、それぞれ仕事の道具や写真などももってきていただき、子供たちに分かりやすく話されました。
一人目。パティシエ。中南地区でケーキショップを営んでおられる田中さんです。
(子供たちの感想)
ぼくは、パティシエをしている人は、もともと作ったり絵をかいたりすることが上手と思っていたけど、裏で努力をしていることが分かりました。
私は保育園からの夢を叶えたのはすごいと思いました。これからもおいしいスイーツを作ってください。
二人目。物作りの仕事。建設業を営まれている守口さん。
(子供たちの感想)
私は工事が終わっても検査で不合格だったらやり直しをしなければいけないから失敗しないようにつくるのが大変だなと思いました。
ぼくはどういう仕事でも勉強は大事だということが分かりました。
三人目。看護師の杉田さん。
(子供たちの感想)
大変な仕事を楽しいと思えるほど、その仕事を好きになれるのがいいなと思いました。
ぼくは大変だと思うことがなかったと聞いてすごいと思いました。自分も大変なことでも大変じゃないことでもいっしょうけんめいしようとおもいました。
四人目。消防士の江浦さん。
(子供たちの感想)
ぼくは障害物の突破の動画を見て、消防士の方たちはすごいと思いました。ぼくもべんきょうなどがんばりたいと思います。
私は人の命を救うために冷静に適切な対応ができるのはとてもかっこいいと思いました。これからはたくさんチャレンジして失敗してもできるようにあきらめないようにしようと思いました。
当日はコロナ禍での実施のため、教室内の換気、対人距離、ついたての使用、リモートの活用など、できる感染対策をとって行いました。マスク着用、消毒はもちろんです。この状況下でも子供たちの学びを止めない工夫に対して、ご協力いただいた講師の皆様には感謝するばかりです。
今の学びが将来、何かにつながっていくことが意識できるようにするためには、学んだことや体験したことを話したり綴ったりすることが大事です。子供たちは話を聞きながら、多くのメモをとっていました。お話しくださった4人の方にはお礼の手紙を届け、感謝を表したいと思います。
講師の方々も始めは緊張しておられましたが、話が進むうちに緊張も取れ、子供たちがよく聞いて質問をしたことにも喜ばれていました。
特に6年生はもうすぐ卒業です。学校が掲げる目標「夢いっぱい」に向かう取組として行った職業講話です。4人の方のお話から学んだこと、感じたことを胸に持って、進学してほしいと思います。
ところで、カウントもあと少しで200,000です。たくさんの方に訪問していただきありがたいです。
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