校長室便り

校長室便り開設予定

弥次分校持久走大会

 高植校では昨年12月18日でしたが、弥次分校では3学期も練習し、2月5日(水)の2校時と業間の時間を利用して開催しました。

 弥次分校の運動場に100mの『内周コース』と120mの『中周コース』、それに遊具の間を抜けベランダのすぐ脇を走る150mの『外周コース』を設定し、1年生は内周、中周、外周をそれぞれ2周ずつ回る750m、2年生は内周と中周を2周ずつ回った後、外周を3周回る900m、3年生は全て3周ずつ回る1100mというコース設定でした。

 当日は、弥次分校の児童数より多い80人ほどの方々に応援に来ていただきました。

 また、体育主任の泉先生から

「人と競走すると勝つのは一人だけど、昨日の自分と競走するのなら、みんな勝つことができる。」

という励ましも受けましたので、子供たちは、とても張り切って走りました。

 どの学年も、「最初からそんなに飛ばしたら絶対バテるよ!」と心配するほどのスタートダッシュでしたが、その後、誰一人、止まったり歩いたりする子もいず、みんな完走することができていました。

 これまでの練習の成果でしょう。

 講評では

「みんなの頑張る姿を見て、とても嬉しくなりました。

 持久走は苦しいけれど、脚も肺も心臓も鍛えることができるから体が強くなる。

 それだけでなく、自分の弱い心に負けずに走ることで心が強くなる。

 これから先、苦しみを乗り越えて生きていくための力を付けることができる。

 頑張ったから、今までの自分より素晴らしい新しい自分になれました。」

という話をしました。

 実際に練習の時よりも、ずいぶんいいタイムが出ていたそうです。

 子供たちも、昨日の自分より確実に成長できたことを実感できたことでしょう。

 お家の方々のたくさんの応援は本当にとても力になりました。

 ありがとうございました。

小学校駅伝大会

 1月25日(土)、河川敷スポーツ公園で開催されました。

 大会前の壮行会で、

「駅伝は個人競技ではなく団体競技、チームワークが必要。「たすき」を通して『心』をつなぐ。

 それは大会当日だけで生まれるものではなく、きつい練習を一緒に乗り越えることで生まれる。

 走っているときは一人だが「チームのために1秒でも早くたすきを届けたい」という強い思いで必死で走り終わったとき「『心の絆』をつなぐ」ことができ、「新しい自分」、みんなのために苦しいことを乗り越えることができた「素晴らしい自分」、「本当の自分」に会うことができる。

 大会当日は補員となって走れない人もいるので、選手になれた人は走れない人の分まで全力で走り、その人の『心』もつながなくてはならない。」

と激励しました。

 女子の部で、坂田 乙華(いちか)さん、松本 由楓(ゆいか)さん、宮永 心明(みりあ)さん、古川 麗奈(れいな)さん、坂本 奈桜(なお)さんのチームが5位、男子の部で、上村 絆貴(ばんき)君、小林 剛(つよし)君、田中 陽樹(はるき)君、下川 琉希也(るきや)君、草野 颯心(りゅうしん)君のAチームが10位、西嶋 優空(そら)君、小林 ユキア君、末永 陸寿(りくとし)君、久保田 陸斗(りくと)君、米山 梓(あずさ)君のBチームが28位でした。

 『心の絆』がつながる素晴らしいレースでした。

 諏佐 恋(れん)さん、喜友名 桜(さくら)さん、園原 優芽(ゆめ)さん、渕川 創史(そうし)君、相藤 悠慎(ゆうま)君、宮川 銀二朗(ぎんじろう)君、稲田 琉生(るい)君も、チームのメンバーとして全力でサポートし、絆をつないでくれました。

 みんな、「本当の自分」に会うことができたと思います。

 がんばってくれて、ありがとう。皆様、応援、ありがとうございました。

八代市小・中・特別支援学校書写展

 1月21日(火)に開催され、24日(金)~26日(日)市立博物館に展示されました。

 特選の入賞作品制作者をお知らせします。

 弥次分校から、1年 原 澪華(みおか)さん、2年 諏佐 純(じゅん)さん、高植校から、1年 早川 叶夢(かのん)さん、5年 小屋野 衣織(いおり)さん、6年 大塚 葵(あおい)さんです。

 「入賞者」でなく「入賞作品制作者」としましたのは、賞は作品に与えられるものであって、人を評価するものではないからです。

 今回入賞しなかった人でも、次にいい作品ができたら入賞できるのです。

 工夫して練習に取り組んでみてほしいと思います。

卒業証書用紙づくり

 学校評議員の德澄幸治様に、平成7年から25年間お世話になっている手漉きイ草和紙による卒業証書用紙づくり(最初にお世話になった人たちは36~37歳ぐらいですかね。)を1月24日(金)に実施しました。

 まず、17日(金)に一度お越しいただき、「九九には形がある?」「紙とは何か?」などで「『疑問符』を『感嘆符に』しよう」という講話をいただきました。

 5の段で悩んだり紙がどうやってできるのかを考えた6年生の子供たちは、「疑問が大きければ大きいほど謎が解けたときの感嘆符は大きい!」というお話に、心から納得していたようでした。

 紙漉きの歴史がありイ草で名を馳せたこの八代に生まれ育った子どもとしては、誇らしい卒業証書を手にすることになります。

 しかも『自作』です。

 授与式をどうぞお楽しみに。

第3学期始業式

 「1月は行き、2月は逃げ、3月は去る」と申します。

毎年のことながら、3学期は本当にあっという間に過ぎていってしまいます。

 しかし、年間の学習のまとめと、次の学年への準備をしなくてはならない大切な時期です。

と同時に、インフルエンザやノロウイルスの時期でもあります。

お子様の体調管理には、くれぐれも気を付けてあげてください。

 「1年の計は元旦にあり」、少し頑張れば実現可能な目標をお正月(または8日)に立てたと思います。

 自分の夢に向かって、一歩ずつ着実に進んでいってほしいと思います。