せせらぎの人(学校生活)

せせらぎの人

4年生茶もみ体験

13日(水)の3・4校時に、茶もみ体験をしました。山鹿市茶業者青年会の方々からご指導いただき、昔ながらの方法でお茶づくりを体験しました。昔は、摘み取った茶葉を蒸したり乾燥させたりする機械がなかったので、茶葉を手で揉んで水分を出し、大鍋で熱して手で混ぜて水分を蒸発させる(乾燥させる)という作業が必要だったことを知りました。子供たちは、茶葉を手で揉んで熱しての繰り返しを4回程やり、「けっこう大変」と汗を流していました。最後は、自分たちで揉んだお茶をふるまっていただきました。大変だった分「美味しい!」と笑顔になる子供たちでした。

児童集会(図書委員会)

15日(金)は、朝の児童集会で図書委員会の子どもたちが図書室の使い方や、読書ビンゴ大会の説明、そして絵本の読み聞かせをオンラインで発表してくれました。

秋も真っ只中で、読書にはぴったりの季節です。鹿北小学校の子どもたちにもたくさん本を読んでもらいたいと思います。

さわやかな朝

 10月中旬とは言え、日中の気温は30度を超える暑い日が続いています。しかし、朝夕は、めっきり涼しくなり、学校でもさわやかな朝を迎えられるようになりました。

 そんな中、登校指導から校舎に戻っていると、児童昇降口で黙々と掃き掃除をしている4年生に出会いました。ピロティーに目をやると同じように5年生が掃き掃除に取り組み、運動場では草取りに励む6年生の姿がありました。

 運動会が終わり、大きな目標を達成した子どもたち。その後、息を抜くことなく自分たちに何ができるかを探した結果が、この朝のボランティア活動につながっているのでしょう。

 今回紹介した子に限らず、その輪は下学年に広がりつつあります。

 そんな子どもたちの頑張りを感じることができ、私は一層さわやか朝を迎えることができました。

 

 

ゲストティーチャーの皆さん大集合

 昨日30日で熊本県に出されていたまん延等防止措置が解除されました。これから、少しずつ教育活動も以前の体制に戻るのではないかと期待しています。

 そんな中、本日、3学年でゲストティーチャーをお招きした学習が行われました。

 4年生は、例年取り組んでいる神楽の学習。川嶋様ほか鹿北町神楽保存会の3人がおみえになり、神楽の歴史に関する講話を皮切りに、初歩的な動きの確認が行われていました。子どもたちは、慣れない動きをおぼえるのに大変苦労している様子でした。

 5年生は、劇団「転回者」皆様を講師に、演劇活動をつうじた表現力向上の学習が行われました。劇団員の言葉や合図で子どもたちはミミズになったり蛇になったりと楽しそうに自分の思いを体で表現していました。

 6年生は、鹿北太鼓の練習。例年お世話になっている中満様に加え、鹿子木様の協力を得て、太鼓の叩き方の練習を行いました。子どもたちは連続して叩き続けることに苦労しており、手に豆を作った子もいたようです。今年度は、感染症予防のため一つの太鼓を二人でたたくことができません。そこで、太鼓不足を補うため、中満様が竹太鼓を準備してくださいました。

 このように、本校の教育活動は多くの地域の皆様のご支援によって成り立っています。今後も多くの方々のご協力をたまわり、より充実した教育活動に発展することを期待しています。

今年もまた

 25日(土)の鹿北小・中学校大運動会は、新型コロナウイルス感染症予防のため、参観者の制限はあったものの、晴天の中、無事終了することができました。

 また、児童生徒が目標達成のため精いっぱい頑張っている姿は、大変感動的でした。

 私には別の意味で嬉しいことがありました。市民センター内の駐車状況を確認しに行く、とどのスペースも満車。しかし、一か所だけ2台分のスペースが空いていました。それは、身障者や高齢者、妊娠中の方々などに用意されているスペースです。また、体育館前の駐車スペースにも一台も停められていませんでした。

 おじいちゃんおばあちゃんなど、ご高齢の方々が利用されても構わなかったはずです。しかしそこは空いていました。

 鹿北に生まれ育って今年で60年。鹿北をひいきするわけではないのですが、こんな鹿北の方々の心遣いが私には身にしみてうれしいです。