せせらぎの人(学校生活)

せせらぎの人

学校訪問

 学校では年に1回、教育委員会による学校訪問が行われます。学校の運営状況を確認したり、授業を参観したりして、必要な指導・助言を与えることで、それぞれの学校の教育力を向上させるというものです。

 その訪問が、25日(月)に行われました。山鹿市教育長、菊池教育事務所長をはじめ総勢10名の来校です。

 まず、校長、教頭、教務主任が学校の概要(今年度特に力を取り組んでいる事柄や学校課題の克服状況など)について説明を行い、助言をいただきました。

 次に、授業参観です。9学級を1年生から順にご案内しました。どの学級でも子どもたちの笑顔あふれ、真剣な姿で学習が展開されていました。何よりも子どもたちの頑張りが輝く授業の数々でした。

 最後に、参観した授業についてそれぞれの参観者から指導・助言が行われました。学校訪問では、課題について指導を受けることが多いのですが、今回の訪問では、担任の指導法や指導力、そして子どもたちの学びの姿に対してたくさんの称賛を受けました。

 今回の訪問の成果を今後の教育活動にさらに生かしていきます。

 なお、来月17日には、本校初となる県教育委員会による視察訪問が行われる予定です。

校歌指導

 11月6日(土)の「鹿北町芸術の日」の出演を前に、山鹿市教育委員(元鹿北中学校校長)で、本校校歌の作詞・作曲者である野中米里先生をお招きし、校歌の練習をしました。

 先生には、どのような思いで曲を作ったのか、どのような思いが曲に込められているのかを子どもたちに語っていただき、歌詞や曲のテンポに合わせてどのように歌えばよいのか、指導をしていただきました。

 子どもたちは、曲のイメージを瞑想するように感じ取ったり、目を輝かせて歌ったりしていました。

 本校開校以来、初めての取組で、子どもたちにとっては素晴らしい学びの機会となったようです。

 野中先生、本当にありがとうございました。

4年生茶もみ体験

13日(水)の3・4校時に、茶もみ体験をしました。山鹿市茶業者青年会の方々からご指導いただき、昔ながらの方法でお茶づくりを体験しました。昔は、摘み取った茶葉を蒸したり乾燥させたりする機械がなかったので、茶葉を手で揉んで水分を出し、大鍋で熱して手で混ぜて水分を蒸発させる(乾燥させる)という作業が必要だったことを知りました。子供たちは、茶葉を手で揉んで熱しての繰り返しを4回程やり、「けっこう大変」と汗を流していました。最後は、自分たちで揉んだお茶をふるまっていただきました。大変だった分「美味しい!」と笑顔になる子供たちでした。

児童集会(図書委員会)

15日(金)は、朝の児童集会で図書委員会の子どもたちが図書室の使い方や、読書ビンゴ大会の説明、そして絵本の読み聞かせをオンラインで発表してくれました。

秋も真っ只中で、読書にはぴったりの季節です。鹿北小学校の子どもたちにもたくさん本を読んでもらいたいと思います。

さわやかな朝

 10月中旬とは言え、日中の気温は30度を超える暑い日が続いています。しかし、朝夕は、めっきり涼しくなり、学校でもさわやかな朝を迎えられるようになりました。

 そんな中、登校指導から校舎に戻っていると、児童昇降口で黙々と掃き掃除をしている4年生に出会いました。ピロティーに目をやると同じように5年生が掃き掃除に取り組み、運動場では草取りに励む6年生の姿がありました。

 運動会が終わり、大きな目標を達成した子どもたち。その後、息を抜くことなく自分たちに何ができるかを探した結果が、この朝のボランティア活動につながっているのでしょう。

 今回紹介した子に限らず、その輪は下学年に広がりつつあります。

 そんな子どもたちの頑張りを感じることができ、私は一層さわやか朝を迎えることができました。