せせらぎの人
お茶の贈り物
20日(木)、熊本県日本茶インストラクター協会山鹿支部代表の小山玲治氏(小山製茶)が来校され、お茶の贈呈がありました。
同協会は日本茶の普及活動を行っておられる団体で、インストラクターの認定を受けた方が35人、そのうちの一人が小山氏です。新型コロナウイルス感染症、インフルエンザなどの感染症予防のため、子ども達に日本茶を飲んでほしいとの願いで、今回の贈呈となったそうです。
新型コロナウイルス感染症は終息の気配を見せず、今後の感染拡大が懸念されます。また、インフルエンザの流行時期を迎えています。いただいたお茶を飲むことで、感染症を予防していきたいと思います。
熊本県日本茶インストラクター協会の皆様、ありがとうございました。
お礼状が届きました
工 孝幸 前校長から受け継いだ「奇跡のヒマワリ」。阪神淡路大震災で亡くなった少女の自宅に咲いたひまわりから取った種です。この種をまき、花を咲かせ、その種をチューブに詰めてタオルハンガーを作り、地域の皆様やお世話になっている方々などへお届けしています。大輪の花を眺めることで、「勇気」「防災」「思いやり」などの思いを持ってくださることを願って、5年生を中心に児童会が取り組みました。
そのタオルハンガーを工 前校長の勤務先である阿蘇教育事務所にお届けしました。すると、所員の皆様から、子どもたちに丁重なお礼状をいただきました。
純粋無垢な子どもたちの思いが共感を呼び、少しずつ広がっています。この活動を今後も継続し、子どもたちの思いがより多くの皆様に届くよう願っています。
うれしいお知らせ
授業から戻ると鹿本町在住の石田様から、嬉しい電話を頂戴たメモが私の机上にありました。その内容は次のとおりです。
「近所のスーパーで買い物をしていたら、ウナギのたれなどを落としてしまいました。しゃがめなくて拾うこともできず困っていると、鹿北小5年生の西田君がやってきて、さっと拾ってくれました。お礼は伝えましたが、とても嬉しかったので電話しました。」
これは素敵な話だと思い、その時の様子を西田君にも聞いてみました。
「お父さんと弟の3人で買い物をしていると、後ろで何か落ちる音がしたので振り向くと、ウナギのたれが20個ほど落ちていました。女の人がどうしようというような困った表情でしゃがもうとしていたので、手伝った方がいいかもしれないと思い、走って駆け寄り落ちていたたれを拾い、ケースに戻しました。女の人から『ありがとう』と言われ、とっても嬉しくなりました。」
鹿北町で「小さな親切運動」が提唱され、今年で60年目を迎えます。どうすべきか熟慮することなく、さっと親切な行動ができる子どもたちが育っています。西田家の家庭教育と長年この運動を推進してきた一つの成果と言えるでしょう。
また、わざわざ電話をしてくださった石田様の行動も人の心を温かにする小さな親切と言えるでしょう。
偶然にも石田様のお孫様二人が通う学校に勤務したことがあります。彼らもまた、明るく素直で、そして親切でした。
新型コロナウイルス感染症の流行で、なんとなくピリピリした毎日が続いています。そのような中、だれもが温かい気持ちになる話題がもたらされ、学校中が明るくなりました。
(照れながら話してくれた西田君)
3学期始業式
1月11日(火)に3学期の始業式がありました。今回の始業式は新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、リモートでの式となりました。
3学期に頑張りたいことの発表者は1年生安田壮佑君、3年生石川奏さん、6年生古川陽汰君でしたが、それぞれが自分の目標を堂々と発表してくれました。
新型コロナに感染しないよう一人一人が感染予防を徹底し、自分の目標を達成できるように職員も指導と支援を行っていきたいと思います。
新年のごあいさつ
鹿北小学校児童の皆さん、保護者の皆様、地域の皆様、そして一般閲覧者の皆様、新年明けましておめでとうございます。
皆様方にとってこの一年が、素晴らしいものとなりますよう、心より祈念いたします。
職員一同、一丸となって頑張ってまいります。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
(一の坂峠より芋生を眺め、初日の出を拝む)
令和3年度2学期終業式
12月24日(金)は、2学期の終業式でした。
終業式の前には、2学期に作品展等で入賞した児童への表彰式を行いました。今回は「心のきずなを深める」ポスター・標語、山鹿市美術展、校内持久走大会、剣道の昇級認定の表彰でした。しっかり頑張った子どもたちに拍手を送りたいと思います。
終業式の中では、「2学期の振り返りと冬休みに頑張ること」を2年生、4年生、5年生、あおば学級の代表の児童が発表しました。それぞれがしっかり2学期の活動を振り返り3学期につなげていけるよう目標を発表してくれました。
校長先生からも、2学期の活動を振り返りそれぞれの学年の頑張りをしっかり誉めていただくとともに、3学期に向けて更に頑張ってほしいことを話していただきました。
鹿北小の児童全員が充実した冬休みを過ごし、3学期に更に飛躍してくれることを期待します。
修学旅行番外編
修学旅行では、お世話になった方々に対して、子どもたちから、ささやかなプレゼントをお渡ししました。
そのプレゼントは、タオルハンガーです。5年生が中心となり児童会で取り組んでいる「未来プロジェクト」で、奇跡のひまわりや花の種をチューブに詰めて作ったものです。5年生は連日昼休みを利用して作り続け、全児童の協力を得て、たくさんのハンガーを作り上げました。
奇跡のひまわりとは、阪神淡路大震災で亡くなった少女の自宅に咲いたひまわりから取った種で、工前校長から受け継いだものです。大輪の花を眺めることで、「勇気」「防災」「思いやり」などの思いを持ってくださることを願って地域の皆様やお世話になっている方々などへお届けしています。
今回、旅先でお渡しすることで、どなたにも喜んでいただき、子どもたちの思いがさらに遠くの地域にも広がったようです。
修学旅行16
修学旅行も二日間の日程を終え終了しました。子どもたちにケガや体調不良もなく、元気に参加できたことが何よりでした。
今回の修学旅行は、新型コロナウイルス感染症予防のため、2回にわたる延期を余儀なくされました。昨年も集団宿泊教室が実施できなかったことから、子どもたちにとってはどうしても実施してほしい行事であったはずです。
12月の実施となりましたが、おかげさまで天候にも恵まれ、寒さも厳しくなく、各施設を貸し切り状態で見学することもできました。
子どもたちは、その都度何を成すべきかを自分自身で考え、行動してくれました。しっかり学び、十二分に旅行を楽しむことができ、また一段と成長してくれたのではないかと思います。
今回の実施に当たって、保護者の皆様には、大変ご心配をおかけいたしました。また、万全な体調管理に努めていただき、子どもたちを送り出していただいたことに感謝いたします。
修学旅行15
最後の見学地、吉野ヶ里遺跡に行きました。国内に2つしかない国の特別史跡の1つです。
弥生時代の終わり、卑弥呼の時代の復元建物の数々を見学しながら、当時の社会や暮らしに思いをめぐらせていたようです。中には、神のお告げを聞こうと祈りを捧げる子もいました。
修学旅行14
修学旅行団は、佐賀県武雄市に移動し、佐賀県立宇宙科学館を訪問しました。この施設では、子どもたちが興味をそそる科学体験ができます。各班に分かれて、様々な体験を楽しんでいました。
修学旅行13
見学の後は、いよいよお買い物タイム。5,000円のお小遣いの中から、家族や自分のために何を買ったらいいのかじっくり考え、計算しながら、買い物を楽しんでいました。中には、残金なしのピッタリに買い物ができた子もいたようです。
修学旅行12
大浦天主堂に引き続き、グラバー園を見学しました。西洋建築の邸宅に、異国情緒を感じていたようです。邸宅のある高台からは、長崎湾を一望でき、自分たちが泊まったホテルを熱心に探していました。
スロープを下っているとハートの形をしている敷石を発見。熱心にさすりながら、淡い恋心が叶うよう願っているようでもありました。
修学旅行11
2日目は、まず、大浦天主堂を見学しました。浦上天主堂に続き、2つ目のカトリック教会の見学となりました。ステンドグラスの美しさに目を奪われた子も多かったようです。
修学旅行10
修学旅行2日目。
子どもたちは、予定の6時には全員起床し、身支度を整えると朝食会場へ。発熱や体調不良もなく元気に朝ごはんを食べていました。
ホテルの係の方に挨拶をすると出発。行ってきます。
修学旅行9
1日の疲れを温泉でいやしたあとは、いよいよ夕食。みんな自分のペースで、もりもり食べていました。
その後、夜景見物をしました。76年前の出来事が嘘のように美しい眺めでした。私たちの暮らしは、父母、祖父母、曾祖父母、そして先人の努力の礎によって成り立っていることを子どもたちとともに実感しました。
おやすみなさい。
修学旅行8
本日最後の訪問地は、出島商館跡でした。当時の建物を復元してあり、異国情緒を楽しんでいました。外国からもたらされ、日本ではここにしか自生していない、デジマノキに興味を持ったようです。また、当時のお役人に扮した方と一緒に写真を撮らせてもらい、とても喜んでいました。
修学旅行7
分かれて行動していた2班が、平和公園に集合しました。ここで、平和集会を開催しました。
力強く誓いの言葉を子どもたちが述べると、他の観光客の皆さんも注目しておられました。中には、その様子を写真におさめている人もいました。
修学旅行6
講話の後は、2班に分かれてガイドさん案内によるフィールドワークを行いました。
「爆心地、浦上天主堂、永井博士が暮らした如己堂、多くの児童を亡くした山里小学校などをめぐったことで、教科書では学べないことをたくさん学べました。」とひなた君が感想を述べると、ガイドさんも感心しておられました。
修学旅行5
修学旅行1日目、午後一番目の学習は、被爆された方の体験講話です。講師は八木道子さん。小学校1年生の時、爆心地から3、3 キロ離れた鳴滝町で被爆されたそうです。成人後は、小学校教員となり、以来、平和の大切さ、命の尊さを訴え続けておられます。
最年少被爆者が、現在76歳。最後の被爆者が亡くなったとき、平和学習は終わって良いのかと子どもたちに投げかけられました。そして、平和のバトンを受け継ぎ、後輩たちに渡してほしいと訴えられました。
子どもたちは、熱心にメモをとりながら、お話に聞き入っていました。
修学旅行4
昼食の時間になりました。午前中の緊張した学習から少し解放されたようで、おいしい中華料理に舌つづみをうっています。職員のご飯をもらいに来る子やご飯まんが盛り三人衆も現れました。
修学旅行3
午前中最後の見学地、国立追悼記念館を訪れました。ここには、原子爆弾でお亡くなりになった方々の名簿が納められています。
全員で哀悼の意を表する祈りを捧げました
修学旅行2
修学旅行団は、長崎に到着し、原爆資料館を見学しました。事前学習をしていたとはいえ、原子爆弾で倒壊した建物の一部や熱線で溶け、折れ曲がった金属、そして被災された方々の写真などを目の当たりにして何がしかのショックを受けたようです。皆、静かに、真剣に見学をしていました。
修学旅行1
21日(火)いよいよ修学旅行が始まりました。子ども達全員発熱もなく、元気です。
この旅行が、深い学びとなり、信頼の絆がより強くなる機会となることを願っています。
それでは行ってまいります。
ベンチ修理
子どもたちが安全な学校生活を送れるよう、学校では、遊具他、施設設備の安全点検を月1回行っています。
その点検で、市民グラウンドに設置してある木製ベンチの不具合が見つかりました。木材を留めるねじ部と部材に隙間が生じ、ぐらぐらするというものです。
そこで、その修理を市民センターに依頼すると、その日のうちに社会体育課の方々と対処していただきました。しかし、ねじの部分に腐食もあり、人力ではなかなか締まりません。
すると、鹿北市民センターにお務めの立山健介さんから相談を受けた、浦方区在住の渡辺賢一さんがトラックに電動機材を積み込み、駆けつけてくださいました。
寒い中、二人で修理をしていただいたおかげで、10台ほどのベンチが、元のように丈夫になりました。
子どもたちのためとはいえ、ボランティアで迅速に対処してくださるその心遣いに大変感謝いたします。ありがとうございました。
交流給食始まる
13日(月)から、鹿北小中学校の交流給食が始まりました。今回は、感染症対策のため、小中学生が一緒に食べるのではなく、小学生は中学校に、中学生は小学校に行って食べるという方法に変更となりました。
第1回目は、4年生が中学校1年教室で、中学1年生が4年生教室で食べました。
4年生にとっては、足が届かないほどの高い椅子と机で、中には足をぶらぶらさせながら食べている子もいました。逆に中学生は、小さな机と椅子に大変窮屈そうに食べていました。「いつか自分たちもこんな大きな椅子と机がぴったりとなる時が来るんだなあ。」「こんな椅子と机がぴったりと合う、小さい時があったんだなあ。」互いに感慨深く感じ入っていたようです。
外に目をやるとジャガイモ畑がありました。中学校建設当初、ここは池でした。いつの頃からか、小銭が投げ込まれるようになり、合格祈願の池となりました。「あの頃、こづかいがなかったから1円玉を投げ込んだなあ。」私も中学生時代に思いをはせていたのでした。
この交替給食は、20日(月)まで続けられます。
鹿北中生徒会選挙
先週、鹿北中生徒会選挙が行われ、来年度の生徒会執行部が決定しました。この選挙に6年生も参加しました。
「自分たちが入学する中学校の生徒会執行部選挙に6年生も加わったほうが良いのではないか。」という中学校の提案によるものです。
登校時の選挙運動に始まり、立会演説会、そして少人数教室に設置された選挙会場で、選挙管理委員立ち合いによる投票と子どもたちの自治意識を高めるには大変良い機会となったようです。
鹿北中生徒会、そして生徒会担当の先生方、大変お世話になりました。
行事満載の一日
10日(金)、5年生の餅つき大会、授業参観、持久走大会、PTA研修会などたくさんの行事を実施しました。
まず1つ目は、餅つき大会。5年生の学年委員さんには、前日から準備をお願いしました。当日も5年生の保護者の皆さんとPTA役員の皆さんには7時30分に集合していただき、餅つきの準備をしていただきました。
5年生は、広見農業同志会の皆さんの支援を受け、田植え、稲刈りを行い、当日の餅つきに至りました。昨年、実施できなかった6年生も急遽加わり大盛り上がりとなりました。
2つ目は、授業参観。5カ月ぶりの保護者の皆さんの参加ということもあって、子どもたちも朝から興奮気味でした。みんな元気に先生の質問に答えようと頑張っていました。
3つ目は、持久走大会。例年授業参観と別日に行っていたものを、多くの保護者の皆様に見ていただきたいと考え、同じ日に実施しました。多くの皆様の応援のおかげで、新記録も誕生したようです。また、TKUテレビ熊本の取材もあり、思いがけないサプライズとなりました。この取材内容は、15日(水)「英太郎のかたらんね」(9:50~10:50)で放映されます。ご覧ください。
4つ目はPTA研修会。元山鹿中学校校長で「『親の学び』プログラム」トレーナーの田上先生を講師にお招きして実施しました。各教室からは、歓声が上がり、熱心に協議をされている姿が見受けられました。参加体験型の有意義な研修となったようです。
その後は、学級懇談会が行われました。保護者の皆様には、昼食のためにいったん帰宅していただき、再度参観していただなど、終日の行事となりました。ご協力大変ありがとうございました。
寒い朝
朝の冷え込みが、大変厳しくなってきました。
そんな中でも子どもたちは、大変元気です。ジャンパーを着ていないと登校指導ができない自分と違って、いまだに半袖半ズボンで頑張っている子もいます。そうこうすると、柿原・宮迫班の子どもたちの元気なあいさつの声が、消防署横から響いてきます。
登校指導を終えて校舎に戻ろうとすると掃き掃除を頑張る6年生の姿がありました。運動場では、持久走大会に向けて自主練に励む子どもたちもいます。
今日の朝の活動は持久走。体育安全委員会のかけ声で一斉に走り出します。白い息を弾ませながらみんな走る走る。終わったころには、みんな体も心もポッカポカ。丸まっていた自分の背中もしゃんとまっすぐに伸びました。
お茶をいただきました
6日(月)、山鹿市茶業振興協議会より、子どもたち一人一人にお茶の寄贈がありました。
お茶に含まれるカテキンには、ウイルスを不活化させる効果があるそうです。
そこで、ワクチン接種が行われていない小学生に、お茶を飲んでもらうことで、少しでも感染予防につなげたいとの思いから、今回の寄贈が計画されました。この日、協議会のメンバーが手分けして、市内の小学校すべてに寄贈が行われました。
本校には、古田製茶代表古田氏と岳間製茶中満氏にお越しいただき、健康委員の6年生が受け取りました。協議会の皆様のご厚意に、子どもたちも大変嬉しそうでした。
山鹿市茶業振興協議会の皆様、大変ありがとうございました。
全校集会
3日(金)朝の時間に、全校集会を開催しました。
まずはじめに、1日に転入してきた2年生の紹介が行われました。
つぎは、表彰式。今年度も科学展をはじめ、県のコンクールに入賞する作品を、数多く出品することができました。鶴田校長から、それぞれの代表に表彰状が手渡されましたが、どの代表も大変引き締まった素敵な態度でした。
最後は校長講話。「リーダーとは何か」について、短時間ではありましたが、分かりやすい例を引用しながらのお話となりました。
いよいよ令和3年もあとわずか。より良いまとめができるよう職員一丸となって取り組んでいきます。
GIGAスクール実践発表会
熊本県は、タブレットをはじめとしたデジタル機器を活用した教育改革を進めています。これからの授業においては、学⼒をつけることと併せて、「情報を活⽤する⼒」を育成することが極めて重要であり、それを実現する理念が「GIGAスクール構想」と呼ばれるものです。
この構想を推進するため、今年度、鹿北小・中学校が県教育委員会から指定を受け、研究と実践を続けています。
そして、その成果を県内の学校に伝えるための発表会を1日(水)に開催しました。
小学校は、5年生の国語の授業を公開しました。タブレットを自在に活用し、自分の考えを伝えている子どもたちの姿、ここぞという場面で効果的にタブレットを活用する担任の指導力に参観者から感嘆の声が上がっていました。
小学校の後は中学校。卒業生たちが真剣に学習に取り組んでいました。
公開授業の後は、研究概要説明会を行いました。どのように研究を推進してきたのか、本校からは情報教育担当が説明を行いました。
研究主任の牛島先生、情報教育担当の星子先生の2人が中心となり、本校の研究を推進してきました。また、他の教職員も試行錯誤しながら一丸となって授業実践に取り組んできました。ICT支援員の方々も親身になって支援していただきました。発表会当日は、3人もの方々が、授業の様子を見守ってくださいました。よりよい授業にするためのタブレットの効果的な活用方法について、たくさんのアイデアをまたいただきました。
これまでの取組で、大きな成果を上げることができたようです。何よりも子どもたちのタブレット活用の技能が向上し、様々な場面で活用することによって「勉強が分かるようになった」とすべての子どもたちが答えていることが、最大の成果と言えるでしょう。
転入生いらっしゃい!
2年生に転入生を迎えました。鹿北に来ることがたびたびあり、家族みんなで鹿北が好きになったことが転入のきっかけとなったそうです。
前もって知らされていた2年生は、朝からそわそわドキドキ。教室にやってくるのを待ちわびていたようです。自己紹介が終わると、さっそく周囲の子どもたちがロッカーの場所や道具の片づけ方を教えてくれていました。
鹿北は以前暮らしていた所より寒いそうですが、昼休みには新しい友達と元気に走り回っていました。
神楽・乙女の舞奉納
23日(火)、岩野神社と芋生(金凝)神社の例大祭が開催され、4年生の子どもたちが、神楽と乙女の舞を奉納しました。
この奉納は、鹿北町神楽保存会(川嶋康男代表)の指導を受け、平成13年から続いている伝統行事です。
今年度は、今月6日に開催された「あつまれ芸術の森in鹿北」に参加することになり、例年より早く取り掛かりました。とはいっても、ひとつひとつの振り付けや太鼓の叩き方を覚えるためには相当な時間を要することから、予定していた総合的な学習の時間の授業時数では足りませんでした。
そこで、タブレットに動画を配信し、子どもたちはそれを見ながら家庭で練習しました。また、昼休み時間も練習に充て、毎日毎日練習の日々です。しかし、子どもたちは愚痴一つこぼさず一生懸命練習を続けました。
そんな子どもたちの努力もあって、当日は、立派な奉納ができました。神官さんや氏子の代表の皆様、指導していただいた川嶋先生をはじめ神楽保存会の皆様方にも大変喜んでいただきました。
今回の披露は、子どもたちにとって地道に取り組むことの大切さを学び、成し遂げた時の達成感を味わうことのできた貴重な体験となったようです。
連日指導していただきました神楽保存会の皆様、そして、送迎し、子どもたちの頑張りを見守ってくださったてくださった保護者・祖父母の皆様、大変お世話になりました。ありがとうございます。
県教育委員会視察訪問
先月25日の市教育委員会による学校訪問に引き続き、17日(水)には、県教育委員会の視察訪問が行われました。鹿北小中学校合同の訪問で、県教育長、県教育委員の皆様をはじめ、総勢13名がいらっしゃいました。
視察内容は、小中連携による教育活動の状況、小規模特認校制度の成果、ICTを効果的に活用した学習の進捗状況などの把握で、4年生以上の授業参観を交えての視察となりました。
鹿北小中学校が、連携して実践している教育活動に対してお褒めの言葉をいただき、身の引き締まる思いがしました。
ハートフル集会
本校では、ともに認め合うことで自尊感情を高め、自分と同じように他の人も大切にできるような子どもたちを育てるため、友達にしてもらって嬉しかったことをカードに書き、貼っていく「幸せの木」の取組を行っています。
その幸せの木の葉(カード)がいっぱいになったことから、情報委員会主催の「ハートフル集会」を12日(金)に開催しました。
まず、幸せの木の葉に登場する子どもたちに、手作りの感謝状が贈られました。
次に、縦割り班に分かれ、探検バックを背負ってカメさんポーズをとっている子に、その子の良さや頑張り、日頃の感謝のメッセージを書き込みました。メッセージカードは背中にあるため、自分のことについて何が書いてあるかわかりません。みんなが書き終えると一斉に読みあっていました。日頃気付いていない自分の良さを確かめることができ、みんなとっても嬉しそう。その嬉しさを発表し合って会は終了しました。
自分の良さは自分では気づけないものですね。言葉にして伝えることが大切なようです。お父さん、お母さんも、日頃からお子さんの良さを言葉にして伝えてみてはいかがでしょうか。
「あつまれ芸術の森in鹿北」
11月6日(土)、鹿北中生徒会を中心に、本校、まほろば保育園、鹿北町文化協会も一緒になり、「あつまれ芸術の森in鹿北」が開催されました。
本校児童も運動会で披露したダンスや神楽、鹿北太鼓、合唱などを披露しました。
保育園児から中学生、そして、地域の方々が一堂に会しての発表に触れることができ、子どもたちも大変充実した1日になったようです。
2年生 お仕事体験教室
11月18日(木)に、2年生のお仕事体験教室がありました。本校児童の保護者で、歯科衛生士の宮城さんに、歯のブラッシング指導をしていただきました。みなさんは、知っていますか?歯についたばい菌は、実は菌のうん〇だそうです。子どもたちは、このことを聞き、唖然としていました。「ちゃんと汚れを落とさなきゃ!」「きれいに磨こう!」と授業終わりに話していました。奥歯は、縦に磨くと汚れが落ちにくく、虫歯になりやすいそうです。そこで、【横に磨く】ことが一番いい方法ということでした。歯ブラシを持っている方の肘をあげ、威張っているように横に磨くと、とても磨きやすく、汚れも落ちやすいです。ぜひ、ご家庭でも試してみてください。
避難訓練
11日(木)、山鹿消防署鹿北分署、「ビル環境くまもと」のご協力を得て、大地震後の火災を想定した避難訓練を実施しました。
子どもたちは、無言で整然と避難することができ、消防署の方からお褒めの言葉をいただきました。
その後、もしもの火事に備えて、消火器の使い方の指導を受けました。代表となった3人の子どもたちは、落ち着いて操作することができていたようです。
熊本地震から5年。その記憶も薄らぎつつあります。起こってほしくはない災害ですが、もしもの事態に備えて常に適切な判断と行動がとれるよう、準備をしておきたいものです。
実りの秋
登校指導から職員室に戻ろうとすると、2人の子どもたちの姿がありました。わかこさんは、残念ながら足をけがして松葉づえを利用しています。そのため、職員室横のエレベーターを利用してもらっています。その傍らには、右手にはわかこさんのランドセルを握っているしんごくんがいます。偶然通りがかったので持ってあげたのだそうです。急いでカメラを取りに行き、パチリ。
再び職員室に戻ろうとするとはやとくんとたくまくんが、笑顔で廊下の拭き掃除をしていました。5年生で決めた毎朝のボランティア活動だそうです。
こんな姿に朝から出会うと、本当にさわやかな気分にさせられます。これが実りの秋というものでしょうか。
ほめほめシャワー
2年生の帰りの会では、ちょっと素敵な取組が行われています。
今日の日直はあきひろ君。係からの連絡や明日の予定の報告が終わると「ほめほめシャワー」タイムの始まり。みんなが一斉の挙手すると指名された子があきひろ君のいいところや頑張っているところを発表します。発表が終わるとみんなで拍手。何人かが発表すると最後の締めはみんなから「ほめほめビーム」が発射されます。あきひろ君はとっても嬉しそう。そして学級のみんなも嬉しそう。みんなが幸せな気分に浸って1日の学校生活が終わるのです。
最近の子どもたちには、自尊感情が乏しいと言われます。自分に自信を持つこと、自分自身を好きになることで、他の人を大切にしようとする心も育ちます。2年生は、みんな明るく、とても素直です。そしてなかよし。
みんな、日直がめぐってくる日を心待ちにしていることでしょう。
全校集会
新型コロナウイルス感染症の県のリスクレベルが「3」の状態にあり、県内に感染者が出ていない状況から、本年度初めて全児童が一堂に会して全校集会を開催しました。
校長講話は、明日(6日)開催される「集まれ 芸術の森 in 鹿北」に関する内容でした。「感謝の気持ちを込めて発表すること」「心を込めて発表すること」の大切さに触れた話に、子どもたちも意欲を高めたようです。
校歌の歌唱指導をしていただきました。
10月29日(金)に、校歌の作詞作曲者の野中先生、山鹿小学校村木先生に校歌の歌唱をしていただきました。低学年は、動物のものまねから授業に入りました。猫の鳴き声やカラスの鳴き声、犬の鳴き声などをしましたが、子どもたちは、動物になりきり、きれいな声がひびきました。村木先生のやさしく透き通るような声をマネしょうと、子どもたちも気持ちよく歌を歌うことができていました。
高学年では、歌詞をどのように歌で表現するか考えながらの歌唱でした。ひとつひとつの言葉から、意味を考え、歌で表現するとは、とても難しいことです。強弱や抑揚など考えて、みるみるうちに、きれいな声が響き渡りました。
作曲された野中先生のピアノとともに、歌える喜びを感じ、『あつまれ 芸術の森in鹿北』では、みなさんの前で校歌を歌うことを楽しみにしてる子どもたちです。
「集まれ 芸術の森 in 鹿北」に向けて
小中学校音楽会が数年前に廃止となり、鹿北町文化祭も会員と参観者の減少でこれまでどおりの開催が危うくなってきた中、鹿北中生徒会を中心に「文化芸術を発表できる機会はないか」「発表を機会に鹿北町を盛り上げることができないか」という声が上がりました。
そこで、鹿北町文化協会と鹿北中学校、小学校、そしてまほろば保育園が協力し合い、「集まれ 芸術の森 in 鹿北」を11月6日(土)に開催することになりました。
今回は、企画から運営に至るまでのほとんどを鹿北中生徒会が担います。そのため、連日、代表が本校担当職員に説明をしたり、小学校としての考えを聞いたりして連絡調整に奔走しているところです。本校卒業生のお兄さんお姉さんたちの頑張りには、本当に感心します。本日、プログラムと案内状ができあがったとの報告がありました。
当日は、合唱があったり、ダンスがあったりと盛りだくさんの演目が計画されています。コロナ禍による入場制限はありますが、よければ鹿北中体育館に足をお運びください。
就学時健康診断
26日(火)、就学時健康診断を実施しました。今回の受診者は18名。新たに転出、転入が無ければこの数が来年度の1年生の人数となります。
おうちの方に連れられてやってきた子どもたちは、当初緊張気味でした。しかし、場の雰囲気に慣れてくるとたくさんの笑顔を見せてくれました。そして、みんな検診の待ち方が上手でした。
来春の入学を心からお待ちしております。
のびゆく1年生
1年生担任が出張のため、補欠指導に入った時のこと。始業のあいさつをするため、日直さんが元気に号令をかけます。しかし、「礼!」の声が出てきません。どうしてか尋ねてみると、
「運動会では、号令なしで礼をしていたから、授業の時もそうしています。」
とのこと。そこで、子どもたちの顔を見渡し、こちらが頭を下げると、子どもたち全員が一斉に頭を下げました。静寂の中に一糸乱れぬ動きをするその集中力のすばらしさに、いたく感銘することになりました。
あいさつの後は、書写。カタカナを書く学習です。鉛筆の持ち方や書き間違いをしやすい字の書き方を再確認すると、一斉に書き始めました。その後、書き終えるまでの約25分間、誰一人として話しだす子がいません。姿勢よく黙々と書き続けることができました。
小学校に入学以来約7カ月。この間に子どもたちはこんなにまで成長するのかと再び感心した次第です。
どうしても紹介したくて、あいさつの写真は翌日撮影しました。1年生の保護者の皆さん、お子さんのことをしっかりほめてあげてくださいね。
学校訪問
学校では年に1回、教育委員会による学校訪問が行われます。学校の運営状況を確認したり、授業を参観したりして、必要な指導・助言を与えることで、それぞれの学校の教育力を向上させるというものです。
その訪問が、25日(月)に行われました。山鹿市教育長、菊池教育事務所長をはじめ総勢10名の来校です。
まず、校長、教頭、教務主任が学校の概要(今年度特に力を取り組んでいる事柄や学校課題の克服状況など)について説明を行い、助言をいただきました。
次に、授業参観です。9学級を1年生から順にご案内しました。どの学級でも子どもたちの笑顔あふれ、真剣な姿で学習が展開されていました。何よりも子どもたちの頑張りが輝く授業の数々でした。
最後に、参観した授業についてそれぞれの参観者から指導・助言が行われました。学校訪問では、課題について指導を受けることが多いのですが、今回の訪問では、担任の指導法や指導力、そして子どもたちの学びの姿に対してたくさんの称賛を受けました。
今回の訪問の成果を今後の教育活動にさらに生かしていきます。
なお、来月17日には、本校初となる県教育委員会による視察訪問が行われる予定です。
校歌指導
11月6日(土)の「鹿北町芸術の日」の出演を前に、山鹿市教育委員(元鹿北中学校校長)で、本校校歌の作詞・作曲者である野中米里先生をお招きし、校歌の練習をしました。
先生には、どのような思いで曲を作ったのか、どのような思いが曲に込められているのかを子どもたちに語っていただき、歌詞や曲のテンポに合わせてどのように歌えばよいのか、指導をしていただきました。
子どもたちは、曲のイメージを瞑想するように感じ取ったり、目を輝かせて歌ったりしていました。
本校開校以来、初めての取組で、子どもたちにとっては素晴らしい学びの機会となったようです。
野中先生、本当にありがとうございました。
4年生茶もみ体験
13日(水)の3・4校時に、茶もみ体験をしました。山鹿市茶業者青年会の方々からご指導いただき、昔ながらの方法でお茶づくりを体験しました。昔は、摘み取った茶葉を蒸したり乾燥させたりする機械がなかったので、茶葉を手で揉んで水分を出し、大鍋で熱して手で混ぜて水分を蒸発させる(乾燥させる)という作業が必要だったことを知りました。子供たちは、茶葉を手で揉んで熱しての繰り返しを4回程やり、「けっこう大変」と汗を流していました。最後は、自分たちで揉んだお茶をふるまっていただきました。大変だった分「美味しい!」と笑顔になる子供たちでした。
児童集会(図書委員会)
15日(金)は、朝の児童集会で図書委員会の子どもたちが図書室の使い方や、読書ビンゴ大会の説明、そして絵本の読み聞かせをオンラインで発表してくれました。
秋も真っ只中で、読書にはぴったりの季節です。鹿北小学校の子どもたちにもたくさん本を読んでもらいたいと思います。
さわやかな朝
10月中旬とは言え、日中の気温は30度を超える暑い日が続いています。しかし、朝夕は、めっきり涼しくなり、学校でもさわやかな朝を迎えられるようになりました。
そんな中、登校指導から校舎に戻っていると、児童昇降口で黙々と掃き掃除をしている4年生に出会いました。ピロティーに目をやると同じように5年生が掃き掃除に取り組み、運動場では草取りに励む6年生の姿がありました。
運動会が終わり、大きな目標を達成した子どもたち。その後、息を抜くことなく自分たちに何ができるかを探した結果が、この朝のボランティア活動につながっているのでしょう。
今回紹介した子に限らず、その輪は下学年に広がりつつあります。
そんな子どもたちの頑張りを感じることができ、私は一層さわやか朝を迎えることができました。
【鹿北小版 地震・津波】
危機管理マニュアル.pdf
発災時のマニュアル.pdf
地震発災時のフローチャート.pdf
※危機管理マニュアル内の職員名は
出しておりません。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 鶴田 史子
運用担当者 教諭 星子 尚子
熊本県子ども家庭福祉課より「親と子のための相談LINE」の紹介がありました。相談無料です。対象は熊本県に住んでいる子ども(18歳未満)及び保護者の方となっています。まずは、友だち登録からしてみませんか。
熊本県教育庁より「令和5年度版 熊本県電話相談窓口一覧」の紹介がありました。24時間体制でお話を聞いてもらえる「熊本県24時間子供SOSダイヤル」もあります。一覧を掲載しますので、必要な場合はぜひご活用ください。
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f学校感染症診断書を以前は提出していただいておりましたが、提出の必要はなくなりました。インフルエンザ等の学校感染症(出席停止となる病気)に感染した場合は、医療機関を受診後に、速やかに学校へご連絡ください。