学校ブログ

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教室等の配置について

 合志楓の森小学校と合志楓の森中学校は、同じ敷地内にあります。敷地内には、大きく校舎棟、体育館、武道棟、学校給食調理棟、プールに分かれています。校舎棟は3階建てです。

各教室の配置はこちらを【教室配置】合志楓の森小学校・合志楓の森中学校.pdf

校舎棟の大まかな配置は次のとおりです。

①教室は、各階の校舎南側(運動場側)に配置。1階と2階及び3階の一部が小学校、3階に中学校の教室を予定しています(年度の学級数により配置は変わります)。

②理科室や音楽室などの特別教室は、各階の校舎北側に配置。

③北側と南側の間(校舎中央)に昇降口(1階)、図書室・多目的室(2階)などを配置。また、中央にはテラスがあり、一部、吹き抜けの構造になっています。

④特別支援学級は、小学校は1階、中学校は3階に配置しています。1階の小学校の特別支援学級(校舎西側)には、バリアフリーの車寄せを配置。

⑤管理スペース(職員室、保健室、事務室など)は、校舎1階の東側に配置。

 

小学校の標準服について

合志楓の森小学校の服装運用については、運営準備委員会で検討をしてきました。

決定にあたっては、令和元年(2019年)6月17日に関係既存校(合志南小、西合志東小、合志中、西合志南中)の対象世帯に新設校(小学校及び中学校)の服装に関する意向アンケートを実施しました。

小学校の服装についての調査結果は以下のとおりです。

  回答率 標準服 自由服 その他 選択無
合 志 南 小 70% 60.0% 34.5% 5.0% 0.5%
西合志東小 78% 94.8% 4.5% 0.7% 0%
合   志   中 68% 60.0% 37.0% 2.0% 1.0%
西合志南中 79% 91.7% 8.3% 0% 0%
平  均 72% 72.3% 24.5% 2.8% 0.4%

標準服を選択された主な意見は「朝から服を悩まずにすむ」「お下がりがある」「統一感がある」「高価な服を買わなくていいので経済的」

自由服を選択された主な意見は「(標準服は)毎日の洗濯が負担」「(標準服は)冬の防寒対策ができない」「個性が生かせる」「普段着で良いので経済的」

これらの意見やアンケート結果を踏まえ、合志楓の森小学校の服装は「標準服」と決定しました。

【標準服の内容】

○白系統のブラウス、シャツ(ポロシャツ可)

○黒または紺の無地のセーター、ベスト

○黒または紺の半ズボン、スカート、キュロット

 

第10回開校準備委員会

7月21日(火)19時から合志市役所で「第10回開校準備委員会」を開催しました。

「開校準備委員会」は、開校に関する事項について協議していく場として、2年前の平成30年度(2018年度)10月に第1回開校準備委員会を開催し、今回が第10回目の委員会となります。委員会は、関係校長、関係校PTA会長、新設校区の区長で構成されており、開校準備委員会の下部組織として「学校部会」と「学校支援部会」の2つの専門部会があります。専門部会は、関係校長、教頭、PTA会長、保護者、事務局で構成され、開校に関わる事項について検討や調査等を行ない、開校準備委員会に報告を行なってきました。

 開校準備委員会では、これまで、校名、校章、校歌、中学校服装、通学路、見守り体制などについて協議し、教育委員会議に提案しています。

学校施設の概要

合志楓の森小学校と合志楓の森中学校は、同じ敷地内で同じ施設を使用します。

  

小学校と中学校で施設を共有するため、施設については市内の小中学校の平均面積を合わせた広さを確保しています。

主な施設の概要は以下のとおりです。

【校舎棟】

 1階  児童生徒昇降口・普通教室8・特別支援教室6・技術室・放送室

     児童会室・生徒会室・保健室2・校長室2・職員室・事務室

     印刷室・地域交流室・職員玄関

 2階  普通教室12・コンピューター室・図書室1・多目的室大・多目的室小

     理科室・調理室・被服室

 3階  普通教室16・特別支援教室4・美術室・図工室・音楽室2

【体育館】2353㎡(バスケットコート3面)

【武道場】剣道場・柔道場

【給食棟】給食調理棟(小中共用) *食数:最大1400食

【プール】25mプール(8コース)、小プール

【運動場】中学校300mトラック・小学校200mトラック・小学校遊具

     テニスコート4面・中学校部室棟・屋外トイレ2

【その他】駐輪場(160台)・駐車場(130台)

通学路について

通学路については、開校準備委員会の専門部会(学校支援部会)で平成30年度(2018年度)から検討し、現地調査などを行なってきました。また、新たな信号機の設置等については、関係機関への要望などを行なっています。

令和2年6月末から7月にかけ、想定している通学路を関係者(学校、PTA、地域代表、建設課、交通防災課、学校教育課)で実際に歩きながら確認しました。

 

歩道や路側帯、横断歩道、危険箇所、交通量、通学距離・時間など、参加者それぞれの視点から再確認を行ないました。また、週明けや週末、晴天や雨天による状況の変化なども確認を行ないました。

 

子ども達が安全に登下校できるよう、さらに準備を進めてきます。

校章について

小学校、中学校の校章については、令和元年(2019年)9月2日から10月31日まで合志市ホームページ等を通じて募集を行いました。

全国から218通(うち県内は31通、合志市は35通)の応募がありました。

開校準備委員会学校部会で小中学校各12候補を選出し、開校準備委員会で3候補を選出しました。3候補については、関係者(対象児童生徒・保護者・教職員)の意向調査の結果を受け、教育委員会議で決定しました。

 

校章デザインをされた是澤義隆氏は、「勉学の象徴である万年筆で楓の葉を形づくりました。さらに、人権教育の拠点となってほしいとの願いから、権利を『守る』象徴である盾を組み合わせています。背後には市の木であるクヌギの葉をあしらいました。小学校は「若さ」を表す緑色をベースカラーとしました」と校章に込めた思いを記されています。

校名について

校名「合志楓の森小学校」については、合志市内にお住まいに方を対象に平成31年(2019年)1月28日から2月28日まで募集を行いました。

219通の応募があり、138種類の校名候補があり、以下の選定を経て決定しました。

・開校準備委員会学校部会(令和元年3月)

    13案を選定し開校準備委員会へ

・開校準備員委員会(令和元年3月)

    5案を選定し教育委員会議に提案

・教育委員会議(令和元年6月)

    「合志楓の森」に決定

・合志市議会(令和元年7月)

    学校設置条例の一部改正案が可決、正式決定

 

校名公募結果では、隣接する菊池恵楓園の「楓」がついた校名候補が非常に多く、開校準備委員会では、菊池恵楓園の忘れてはならない歴史もあるなどの意見がありました。

菊池恵楓園自治会誌「菊池野」(昭和53年11月号)によると、昭和12年に楓の苗200本が植樹され、昭和16年(1941年)に運営が国に移された際、療養所名も「楓」にちなみ「国立療養所菊池恵楓園」と改称されたと記されています。

 

 

学校敷地内の概要

合志楓の森小学校は、合志楓の森中学校と同じ敷地内の同じ校舎等を共有します。

 ◆敷地面積          約57,000㎡

 ◆校舎延床面積(地上3階)  約11,000㎡ 

 ◆体育館延床面積(地上2階) 約2,300㎡

 ◆武道場           約660㎡

 上記の施設の他に、給食調理棟(地上1階)、プール棟、部室棟、屋外トイレなどがあります。

学校敷地は、全国唯一のハンセン病患者専用であった「旧菊池医療刑務支所跡地」も含んでいます。

 旧建物についてはハンセン病の隔離政策の歴史を伝える遺構として、その一部を菊池恵楓園内に移設、展示することになっています。また、法務省により学校敷地内に石材製のプレートを碑として設置することとなっています。