学校だより

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お見事!曲独楽(キョクゴマ)

 2月の昔遊び体験教室に引き続き、お忙しい中に、またまた山下様ご夫妻においでいただき、コマ回しの妙技を見せていただきました。ありがとうございましたm(_ _)m。
 目の前にずらっと並べられた珍しいコマの数々。子ども達の顔よりずっと大きいコマ、親指の先くらいの小さいコマ、平たいコマ、ずんぐりのコマ、色鮮やかな珍しいコマなど、いろんな種類のコマをご紹介いただきました。
 糸の上を綱渡りのように移動したり、日本刀の刃渡りをしたり、、扇子の上でバランスを取ったり‥、神業とも思える「曲独楽(キョクゴマ)に子ども達も職員も、ただただ息をのみました。
 独楽には「ひねりゴマ」や「投げゴマ」「ぶちゴマ」「手よりゴマ」「曲ゴマ」「糸巻きゴマ」「ちょんかけゴマ」「逆立ちゴマ」などいろいろな種類があるそうです。近頃は運動場でコマ回しをしている子どもは見かけなくなりましたが、1999年に発売されたベイブレードは、一大ブームになりましたね(息子達もハマっていました)

 もういくつねるとお正月♪
 お正月には 凧あげて
 こまをまわして 遊びましょう
 はやくこいこいお正月♫ 瀧廉太郎「お正月」

にもあるように、コマ回しは正月の風物詩。小学生の頃は、木の塊の胴体に金属の釘を突き刺しただけのコマを駄菓子屋で買って、これを互いにたたきつけ合い、相手のコマをかち割る遊びをよくしていました。なかには釘の先端をトンカチで叩いて鋭くした「包丁ゴマ」を自作して連戦連勝する強者もいました。浩ちゃん、留ちゃんのコマ、強かったよね。元気ですか?
 独楽はまっすぐと芯が通って回り続けることから、「物事が円滑に回る」「お金が回る」といった縁起物として考えられ、お正月遊びとして親しまれるようになったようです。また、一人で立って回ることから「子どもが早く独り立ちできますように」という願いや「世の中がうまく回りますように」といった意味が込められているとも言われています。
 久しぶりにヒモ(私たちはヨマと言っていたような‥)を巻いて投げてみましたが、全く回らない‥。悔しいので、こそっと練習します。