校長のつぶやき

校長のつぶやき

2025.7.18 1学期終業式

登校時間から急に降り出した雨が体育館の屋根と壁を叩く中、1学期の終業式が始まりました。

まずは、偶数学年の代表児童による、1学期にがんばったことや反省などの発表です。

どの子も原稿はほとんど見ずに、しっかり聞き手を見て話すことができていました。4年生以上は、「が㏍なったことが2つあります」など、学んだナンバリングの技術も活用できていて、とても素晴らしい発表でした。

また、6年生の代表児童は下学年の発表時にマイクの高さ調整を進んで行うなど、さすが最上級生という姿を見せてくれました。その姿に、とても感動しました。

 

そのあと、校長からの話をしました。

写真とともに1学期のがんばりと成長を振り返りました。1学期のめあての達成度を挙手してもらいました。

あいさつと行動はずいぶん挙手が多かったのですが、「学ぶ」がパラパラという感じでした。

2学期が始まるまで、夏休みを含めて、この目当てが達成できるようにしましょうと伝えました。

 

明日から始まる夏休みは41日間です。

子どもたちには「夏休みだからこそできる挑戦を!」と話しました。

"Google GEMINI"というAI(人工知能)に、どんな挑戦があるか尋ねてみました。

追加で、"ChatGPT"にも尋ねてみました。いろいろ具体的な提案をしてくれたものも子どもたちに紹介しました。

 いずれにしても、何をどうするか決めるのは子ども自身ですし、行動するかどうかは子ども次第です。

ひょっとすると、自分の夢につながる出会いがあるかもしれませんし、それが自分の未来をより良い方向に変えていくかもしれませんね。

 

続いて、生徒指導担当の先生から「時間・きまり・命を守る夏に!」と、夏休みの過ごし方の話がありました。

最後に、養護の先生から「睡眠・食事・病気の予防・メディアの使い方・運動(家の手伝いも含む)」の5つについてしっかり目標を立てて取り組みましょうという話がありました。

 

どうか、子どもたちにとって、健康で安全かつ有意義な夏休みになりますように!

8月29日(金)の始業式にみんな元気で、一回り成長した姿を見せてくれますように!

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2025.7.18 髙橋先生の退任式

英語指導助手の高橋先生が、この夏で退任することになりました。

大学院生でありながら二束のわらじを履いて、子どもたちの「英語が楽しい!」という声のために、全力でがんばっていただきました。

6年生の代表児童のあいさつにもあったように、英語の学習だけでなく、昼休みは子どもたちとたくさん遊んでくれたりと、子どもたちにとても近い存在でいてくれる先生でした。2年生の児童から花束を受け取るときも、とても柔らかく微笑んでおられました。

 

来年の4月からは、どこかの小学校の先生として活躍を始められると思います。それを心から応援するとともに、またお会いできることを楽しみにしています。

髙橋先生、本当にありがとうございました!!

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2025.7.17 縦割り班 顔合わせ

縦割り班活動が始動しました。

この異年齢の児童グループになって行う活動により、高学年の子はリーダーシップや責任感を養い、低学年の子は上級生へのあこがれをもち、交流をとおして社会性を身に付けることができます。

今回が初回なので、6年生のリーダーによる進行のもと、自己紹介やじゃんけん列車、たけのこニョッキなどのゲームをして楽しみました。

2学期からは、この縦割り班を生かしながら学校生活の活動の幅を広げていきます。お楽しみに!

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2025.7.17 久しぶりの早朝草取り隊

今来むと いひしばかりに 長月の

  有明の月を 待ち出でつるかな (素性法師)

西の空に「有明の月(二十日月)」が出ていたので、百人一首では有名なこの句を思い出しました。

といっても、長月ですから、9月つまり秋の句なのですが、秋の入り口に入ったのかもしれないと感じるほど涼しい朝が続いています。

 

そういう状況もあってか、7:55ぐらいに6年生の運営委員2名が職員室に「放送していいですか」と訪ねてきました。

「今日は朝から運動場の草取りをしようと思うのですが、外でもいいですか?」

「どう思う? 自分で決めていいんだよ。この気温だしね。」

「じゃあ、草取りをすると放送します!」

穏やかな日差しががんばる子どもたちの心と体を照らしているような、そんな朝でした。

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2025.7.16 鬼灯を見つけた更待月

更待月(ふけまちづき)の薄く白い影が西空からほほえみかけていた朝でした。

この少しひんやりした空気が、子どもの頃、夏休みのラジオ体操から帰るときに私を包み込んだ風を懐かしく思い出させてくれました。

これくらいの気温が続いてくれたらと願うばかりです。

 

登校してくる子どもたちの「おはようございます」という明るい声と笑顔に癒されながら花壇のそばを歩いていると、ある植物が実をつけていました。

何かわかりますか?

漢字で書くと、「鬼灯」ですね。他にも「酸漿」とも書くらしいです。ちょっと難しいですね。

答えは、「ほおずき」です。夏休みに入ったぐらいから赤くなって、よく見かける姿になりますね。

実は、隣に植えてあるナスみたいな花が咲くものですから、何の植物かなとずっと思っていたのです。実がなって初めてわかりました。調べてみると、「ナス科」の植物だそうですから、花が似ているのも納得です。

「鬼灯」と書くぐらいですから、魔除けの力があるらしいですよ。

 

あと3日で1学期も終わり、夏休みに入ります。

こういう、日頃「?」と思っていることをじっくり調べてみる時間を作り、新しい発見と出会うのもすてきな夏休みの過ごし方かもしれません。

ぜひ挑戦してみましょう!

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