校長のつぶやき
2025.10.21 1年研究授業「いろいろなふね(国語)」
3時間目に1年教室に向かうと、教科書を音読するすてきな声が聞こえてきました。姿勢もすばらしい!
今日は、1年生の研究授業なのです。
これまで「いろいろなふね」のことや書き表し方の工夫について学習をしたので、今回はちょっとレベルを上げて、文章全体の構成の工夫である、「はじめ‐中‐おわり」について気付けるかな?という学習です。
まずは、形式段落に分けたカードを並べて、自分で考えてみます。いろいろな考えがあるものですね。
それから、みんなで意見交流です。電子黒板を使って上手に説明ができています。
わかったことや考えたことを振り返りシートに書き込みました。みんなどんどん書いています。
これからの乗り物ブックづくりなどに使えるといいですね。1年生の頑張りがすごく見えた授業でした!
2025.10.21 忍者修行中の2年生を発見!
2時間目に体育館の方へ歩いて行ってみると、2年生が体育の授業をしていました。
リズムよく跳びながら走る場づくりと練習をしていました。きっと、忍者になる修行ではないかと思うのです。
タブレットで跳んでいる様子を動画で撮って分析しようとしている子もいました。
最後には、見つけた技を教え合ったり、タブレットに振り返りを打ち込んだりと、なかなか立派な忍者修行ぶりでした。にん、にん!
2025.10.21 通学路の花
朝の正門前の道路は、通勤のためでしょうか、たくさんの自動車がひっきりなしに通ります。
子どもたちもその中を横断してやってきます。
じっと遠くから様子を見守っていますと、上級生が見本を見せて手を挙げます。下級生も見習って手を挙げました。車もさっと停まって、子どもたちの横断を優先させてくださっています。ありがとうございます。
渡り終わった後、さすが上級生。振り返って立ち止まり、頭を下げて車にお礼をしていました。下級生もそれに続きます。誰も見ていないところで良いと思うことを率先して行う上級生の姿に感動しました。
それを下級生もまねをするわけですから、良い伝統が続いているなと家庭や地域の皆様にも感謝です。
さて、その姿を学校の反対側の道からずっと見守っている美しいものを見つけました。
中央ライオンズクラブさんが道端をいろどる花を季節ごとに育てておられるようです。
眺めるだけで心が洗われ、さわやかな一日を演出してくれるようです。本当にありがとうございます。
今育っているのは写真のような白とピンクの花たちです。
いつものように、Googleレンズを使って調べてみました。
名前は聞いたことがあったのですが、これが「芙蓉(ふよう)」だったのですね。
ハワイや沖縄などでも有名なハイビスカスも同じなかまなのだそうです。道理で花のパフォーマンス力が強いわけです。でも、花言葉は「繊細な美」「しとやかな恋人」なのです。品の良いピンク色がそんなイメージを醸し出しているように見えますね。
夕方になると白い花が赤くなるものは「酔芙蓉(すいふよう)」という品種なのだそうですが、これがそうなのかは夕方見てみないとわかりません。楽しみに観察してみたいと思います。
読者の皆さんは「芙蓉」か「酔芙蓉」、どちらだと思いますか?
2025.10.20 Carassius Auratus
初めて知ったことって、だれかに伝えたくなりませんか?
いきなり難しいタイトルで失礼しました。
これは、読者の皆さんもよく知っている、ある生物の学名なのです。
" Carassius Auratus "(カラッシウス・アウラトゥス)
答えは...
そうです。「金魚」です。
ラテン語で「金のフナ」という意味なのだそうです。
英語では「goldfish」、つまり金の魚、中国語でも「金魚」と書くようですが、不思議に思いませんか?
「赤いのに、なぜ『金魚』というのか?」と。
金魚は、数千年前に中国の揚子江流域でフナが突然変異したもので、今から700年ほど前の室町時代に中国からやってきたそうです。
古代の記録では「黄の魚」(きのぎょ)と書かれていたようですが、それがなまってきんぎょ(金魚)になったという説もあるようです。
中国では金魚を「チンユイ」と読むようですが、全く同じ発音で「金余(チンユイ)」という言葉があります。お金が有り余るという意味で、そうなりますようにという願いを込めて金魚を飼うという習慣もあるようです。
前話が長くなりましたが、学校のそばにお住いの中山さんが、写真の金魚を6匹学校に届けてくださいました。
さっそく、中庭の池に北園教頭先生の手で放流させていただきました。
右側は金鯉のルイスの居住エリアですから、左側のエリアを金魚の居住エリアとしました。
バケツの狭い世界から急に広い世界に解き放たれて、「金魚6」たちはちょっとおののいているように見えましたが、しばらくすると一列に並んで円を描くように泳いだり、かくれんぼをするように藻の下にとどまってみたりと楽しい動きをし始めました。水が体に合ってくれるといいですね。
どうか、新「金魚6」をそっと見守ってください。
また、中山さん、ありがとうございました!
2025.10.20 「ふるさと」とは何か
久しぶりの投稿となりました。
10月16日(木)・17日(金)の2日間、全国小学校校長会研究協議会のために、福岡に行っていました。よくコンサートや相撲の巡業が行われる福岡サンパレスと隣の国際会議場での研修会議でした。
特に心に残ったのは、以下の写真に関する方の講演でした。
これは、スペインのバルセロナという町にある、「サグラダ・ファミリア」です。
アントニオ・ガウディという有名な建築家が設計し、140年前から作り始め、まだ建設中の教会です。
ユネスコの世界遺産にも登録されているほど有名な建物です。
そこでの彫刻をリーダとして取り仕切っている、「外尾悦郎さん(福岡県出身)」の講演を拝聴したのでした。
彼は、「私はふるさと(origin)に支えられ、サグラダ・ファミリアの建設に向き合っている」と言うのです。
設計をしたガウディは、1926年には亡くなっています。サグラダ・ファミリアの詳細な設計図はありませんし、大まかなイメージだけが残されているのみなのだそうです。
では、どうやってこの素晴らしい建物の装飾を考え、建設を続けていくことができるのかという問いが生まれます。設計した建築家のガウディがどんな背景の中で何を考え、表現しようとしたのかということに寄り添うことで、「続き」を理解し、行動に移していくことができるのだそうです。植物の題材が多く含まれるこの建築物の意図を考えるときに、ことばを「言の葉」と表す日本人としてのoriginがその時に生かされるとのこと。
「ふるさと」とは、そこで生き、つなぎ、支えてた人々の営みや生き方、まなざしすべてが「ふるさと」であり、つまり、「ふるさと」とは「人」である。ふるさと(origin)が未来を示す…と。
自分のoriginを見つめ直すたびに、ふるさとに帰りたいと感じるのだと話されました。
私なりに解釈をしてみました。
たとえば、「おふくろの味」という言葉がありますが、あれは母親が作った料理の味のことだけを指すのでしょうか?
準備しているときの母親の様子やわくわくして待っている自分の感情、おいしく食べてくれることを期待している母親の気持ちや笑顔、その場の雰囲気や環境も含まれているのだと思います。
そしていつか、そんな未来を創る人に成長するのではないでしょうか。そんな時に「ふるさと」をより近くに感じたいと思うのではないでしょうか。
美里町で生きている人、一人ひとりが「ふるさと美里」なのだと思います。子どもたちが美里町の過去と今を形作るたくさんの素晴らしい人(ふるさと)に出会い、知ることで自分のoriginを知り、よりよい未来を創っていこうとする心と実行力をもつ人に育つことが大事なのだと改めて気づかされました。
本校は、「ふるさと美里を愛し、主体的に学び、自分の可能性に挑戦する中央っ子の育成」という学校教育目標を掲げています。
学校も、教職員ひとり一人もふるさとの一つです。自覚をもって、子どもたちとしっかり関わり合っていきたいと思います。
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