校長のつぶやき
2025.6.25 5年水俣に学ぶ肥後っ子教室 事前授業
2時間目に、元テレビ局の記者で水俣病患者の方々とも関係の深い大木先生にご来校いただき、7月11日に肥後っ子教室で水俣を訪れる5年生にお話をしていただきました。
まず、「水俣病はうつらない」ことを話されました。菌やウイルスではなく、「メチル水銀」という化学物質が症状を引き起こす原因だからです。また、胎児性水俣病も「遺伝ではない」ことも話されました。メチル水銀に侵された魚を食べ、そのメチル水銀が胎盤を通っておなかの中の赤ちゃんの体に入ったことが原因だからです。
さらに、「知らない」ことが差別や偏見を引き起こすため、知ってもらうために行動している患者のみなさんの強さについても話されました。子どもたちはその本当の強さに驚き、感想を伝えていました。
患者の方々は症状のためにできないことも多いけれども、できることもいっぱいあることも伝えていただき、今取り組んでいるコンサートやSUP大会のことも紹介してくださいました。
「かわいそう」「こわい」という関係ではなく、水俣病について正しく知り、良きなかまとしてともに歩むことができるよう、水俣に行って学びをさらに深めてほしいものです。
大木先生、お忙しい中に貴重なお話をしていただき、ありがとうございました。
2025.6.23 こころのひまわりプロジェクト
朝から激しい雨が断続的に降っています。やはりまだ梅雨の期間なのだと実感させられています。
さて、情報委員会では、心のきずなを深める月間に伴い、「こころのひまわりプロジェクト」を行っています。
図書室の前に展示してある「こころ本」を借りて読んだら、花びらを1枚ずつ足していくプロジェクトです。
期限まであと1週間ほどになりました。どんなすてきな心のひまわりが咲くのでしょうか。楽しみです。
2025.6.19 フッ化物洗口 開始です
準備が整い、本日から「フッ化物洗口」が始まりました。
町職及び町会計年度任用職員の先生方により洗口液等の準備をしてくださいました。
1年生にとっては初めてのフッ化物洗口なので、様子を見に行ってみました。
「味とかついてるの?」「何色?」「保育園でフッ素とか した」という声が飛び交っていました。
担任の山下先生の説明のあと、それぞれ液を口に含んで、1分間の音楽を聴きながらぶくぶく。
「保育園でもこれやったことあるよ」「えー、わたしはじめてだった」などの反応がありましたが、みんな落ち着いて初めてのフッ化物洗口をすることができました。
今月は「歯と口の健康月間」でもあります。未来に渡っておいしく食べ続けることができる歯と歯茎を守るためには、フッ化物洗口だけでなく、日頃の食後の歯みがきやうがい、栄養や硬さのバランスの取れた食事も重要です。ぜひご家庭でもお声掛けをお願いします。
2025.6.19 チーム中央小「美しい学校」
梅雨の晴れ間とは言えないほどの猛暑が続いていますが、読者の皆様は元気でお過ごしでしょうか。
学校では、クーラーの室外機がセミの鳴き声に先んじてうなりをあげています。
校内の草たちも大喜びですくすく。ですが、「環境美化」の観点からは うぅん… という状態です。
そんなことを考えていた昨日(18日)、
気温がぐんぐん上がる午前中、用務員の吉田先生が痛めた腰をだましだまし、花壇の草を黙々と取って一輪車に積み上げておられました。「草がずっと気になっていたんですよ」と笑顔で声を返してくださいました。
昼休み前には北園教頭先生が「夏は汗をかかんと気持ち悪いですよね」とおっしゃって、そっと運動場に行かれ、緑地部分を芝刈り機できれいにしてくださっていました。
「美しい学校にしたい」という思いを実現するために、自分にできることを進んで行動されているお二人の姿に感銘を受けました。
今朝は、運営委員会の子どもたちが2名、職員室にやってきました。
「放送していいですか」
「今日は今から運動場の草取りをします。みなさん運動場に集まってください」
みんなで「美しい学校」にするための取り組みができた朝となりました。
身近な人の、「良い」と思うことをたとえ一人でも実行しようとする勇気や、同じ目標を達成するために協力し、自分にできることを精一杯しようとする判断力・行動力というものは、良い意味で「うつる」のだなと改めて実感しました。
私も「チーム中央小」の一員として、そういう人になれるようがんばります!
2025.6.18 保小交流(1年生授業参観・連絡会)でした
17日(火)の午後は保小交流で、1年生の授業参観でした。
1年生は卒園した保育園の先生方が授業を見に来られるということで、朝からそわそわ。
「だれが来ると?」「もう来なはる?」と給食準備中もおしゃべりが絶えません。
5時間目、青葉中央保育園、堅志田保育園、海東保育園の先生方がおいでになりました。
1年生はとっても張り切っていました。先生方も近くに行って頑張りを見てくださいました。
授業後、校長室で連絡会を開催しました。
保育園の先生方のこの子たちへ注いでこられた愛情を強く感じました。思いをしっかり受け継ぐとともに、幼児期の自己中心的な主体性から学齢期の周囲と協働する主体性へと高められるよう、子どもたち一人一人とていねいに関わっていきたいと思います。
ご来校いただいた先生方、ありがとうございました。
熊本県教育情報システム
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管理責任者 校長
運用担当 教頭