校長のつぶやき

校長のつぶやき

2025.6.17 桜梅桃李

雨が上がった朝、雲が沸き上がった山並みの向こうに透き通った青空が見え始めました。

子どもたちの元気なあいさつが心に響きます。

花壇では、様々な野菜が実をつけ始めました。

これらの実をみていると、「桜梅桃李」という4文字熟語を思い出しました。

さくら、うめ、もも、すもものことで、これらの4つの植物はすべて花が咲き、実を結びます。

元々は仏教の言葉らしいのですが、「桜は桜の、梅は梅の、桃は桃の、李は李の特徴を改めることなく生きているように、私たち人間もそれぞれありのままの姿で人生の花を咲かせ、実を結ぶことができる」ということを表した言葉です。私が大学生のころ初めて聞いて、メモした言葉です。

 

学校や学級には様々なよさや特長をもつ人がいます。勉強が得意な子、スポーツが得意な子、歌が好きな子、絵が好きな子…それぞれに得意なことや好きなことがあります。

それぞれがもつ自分の良さに気づき、本当に好きなものを見つけるために、いろいろなことに挑戦してほしいものです。

山の向こうの青空がそう語りかけていました。

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2025.6.13 闇の侵入者か

水晶山の頂に雲海のようなもやがその腕を広げ、その少し上の空に紅白の塔がぼんやりと浮かんでいる。

あたかも「天空の城」のような様相をしている。

 

今朝通勤中、甲佐方面から坂を上ってきたときに目に飛び込んできた風景です。

本当に感動しました!運転中だったので、心のカメラでしか撮影ができず、画像で紹介できないのが残念です。

実際に紹介するのがこの写真なのは、なお心苦しい限りです。

先週以来、やっと濡れていない運動場を見ることができました。久しぶりに運動場中央まで出てみると、このような落し物が点々とありました。

先月半ばから、運動場にこのような落し物が出現するようになったのですが、誰の落し物なのでしょう。

いつものようにGoogleレンズで調べてみると、「鹿」か「うさぎ」のようでした。

日中は動物がうろうろしている姿は見かけないので、夜の闇の中うろうろしている動物がいるのでしょうね。

機会をみて、正体を見つけたいと思います。

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2025.6.12 先生方のオススメ本

あめ

雨が続く梅雨時期は外で遊ぶこともなかなかできません。そんな時だからこそ、読書にいそしみたいものです。そこで、図書司書の針馬先生が、図書室前に掲示をしてくださいました。

   「中央小 先生オススメ本」

わたしは「グリーンレクイエム(新井素子 作)」をオススメ本として紹介しました。

中学生のころ(約40年ほど前…)に本屋さんで出会いました。これまでに映画化もされているみたいです。

 

【あらすじ】大学の研究室で植物学者の助手をしている主人公の嶋村信彦は、緑色の長い髪をもつ女性、三沢明日香と恋仲になってしまう。実は、彼女の正体は地球で生き延びるために地球人の姿になった、植物系の異星人だった。彼女と触れた植物は自らの意思を持つようになり、自らを食べようとする動物に対して自己防衛本能を発揮するようになる。

果たして、動物系である人間の主人公と植物系である異星人の恋人との未来はどうなるのか。地球上での人類の繁栄と自分たちらしい生き方のどちらを選ぶべきなのか…。

結末は、読んでからのお楽しみということにしておきましょう。

 

他の先生方のオススメ本も掲示しています。気になる本があったら、ぜひ読んでみてください。

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2025.6.12 2時間目の校内散歩

今日も運動場は鏡のようです。映り込んでいるのはグレー。曇天の空。

子どもたちの様子を見に校内を歩いてみました。

まずは5年生。養護教諭の松本先生が「歯並びに合った磨き方の工夫」をテーマにご指導中でした。鏡を見ながら、熱心に磨いていました。

その奥に進んで6年生。面積の公式は分数でも使えるのか?という算数の学習でした。

最近学習に向かう姿勢がとてもよくなったと担任の朝倉先生がおっしゃっていました。

同じ階の4年生。廊下に「心のきずなを深める月間目標」が貼ってありました。みんなで話し合って決めたのでしょう。これをきっかけにすてきなつながりがさらに深まるといいですね。担任の村田先生の子どもたちへの愛情が伝わります。

1階に降りて、たんぽぽ1組です。同じように目標が室内に掲示してありました。

また、個に応じた学習も担任の前田先生が丁寧に進められ、一生懸命に頑張っている子の姿がありました。

1年生。図工で、鏡をのぞきこみながら、「かおの絵」をかいていました。以前かいたものを担任の山下先生が子どもたちに見せておられましたが、格段の進歩が見られました。完成が楽しみです。

続いて3年生。図工で「人権ポスター」を作るようです。過去の良い作品を電子黒板で見せておられました。ゴールイメージがあると、構図などのビジョンが持ちやすくなります。単元の見通しと計画づくりを子どもたち自身にもたせようとする担任の須藤先生の思いが見えました。大事な取り組みです。

さらに奥の2年生です。もうチャイムが鳴る直前だったので、振り返りまで終わったところでした。担任の坂田先生の指示を聞いて、さっとワークシート集めをしている子どもたちの姿が印象的でした。

新校舎の方に電気がついていたので、さらに進んでみました。

学習ルームで学習支援員の井住先生が、しばらく休んでいた子の補習をしてくださっていたようです。取り返そうという気持ちが子どもの鉛筆の動きに表れていました。

どの子も「伸びよう 伸びよう」という思いを行動や姿勢などで見せてくれていました。

外はグレーで湿っぽい世界ですが、校舎の中は幸せでいっぱいでした。

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2025.6.11 こころ本

図書室に足を延ばしてみました。今月は「心のきずなを深める月間」ということで、さっそくその掲示が迎えてくれました。

扉の外には、「こころ本」の展示がしてありました。

「こころ本」とは、ともだちへのおもいやりや人へのやさしさを描いた本なのだそうです。

この期間にぜひ読んで、心が温かくて豊かな人に一歩近づきたいものですね。

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