校長のつぶやき

校長のつぶやき

2025.5.30 幸運の象徴

正門側の駐車場から職員室へ入るところで、朝から教頭先生が何やらビニール袋を広げながら上を見上げておられました。

私も見上げてみました。

首元の赤色とくちばしがのぞきました。

「つばめだっ!」

周りで警戒しているのでしょうか、あと2羽のつばめが飛び交っていました。

昔から、つばめの巣は「幸運の象徴」として縁起がいいものとされ、大事にされてきました。

中央小学校には、すてきな子どもたちや保護者、地域の方、職員がいることで、すでにたくさんの幸運をいただいているのですが、またさらに幸運を届けてくれるのかもしれません。

上からフンが落ちてくることもありますので、十分注意しながら、つばめの子育てを温かく見守りましょうね。

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2025.5.29 シャトルラン

5時間目の体育館から♬ド・レ・ミ・ファ…という軽快な音楽が流れてきたので、ちょこっと見に行ってみました。6年生が整然と走っていました。

そう。スポーツテストの1種目「シャトルラン」です。

♪ドレミファソラシドの間に20m走りきることを、それがもうできなくなるまで続けるという、なかなかハードな種目です。それも何往復かごとに音のスピードが速くなるのです。

私が子どものころの持久力を測るスポーツテスト種目は「1500m走」だったでしょうか。

それに比べると気持ち的には楽なのですが…

半分は数を数えるのですが、応援の大きな声も出ていました。

大変なことを乗り越えるために、自分にできることを全力で取り組み、また、頑張っている人を本気で応援する姿が見えていました。

運動会で学んだ価値を行動で示し始めている、すてきな6年生でした。

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2025.5.29 意外と知らなかった交通安全教室

Q 横断歩道を横断中、歩行者はどこを見て安全に注意をしたらよいか?

   あなたなら、何と答えますか?

今日は低学年と高学年に分かれての「交通安全教室」でした。

体育館で、宇城地区交通安全協会の2名の指導員の方からていねいに教えていただきました。

本当にありがとうございました。

2日前には静岡の保育園児がお迎え直後に飛び出してなくなるという痛ましい事故も起きています。

また、放課後や休みの日に自転車で遊びに行っている子たちも多く見かけます。

ここで学んだ知識を実践で正しく生かしてほしいと思います。

ご家庭でも改めてお声掛けをお願いします。

 

さて、最初にお尋ねしたことの答えです。

自動車は左側通行なので、歩行者から言うと、渡りはじめは右側から車が近づいてくることになります。中間地点を過ぎると、今度は左側から車が近づいてくることになります。

ですから、はじめは右側から車に注意しながら渡りはじめ、真ん中以降は左側からくる車に注意しながら渡り終える が答えとなります。

私は意外と知らなかったなぁと感じた次第です。みなさんはご存じでしたか?

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2025.5.28 スポーツテスト中です!

運動会終了直後の熱気冷めやらぬ午後の運動場には「チーム中央小」の姿がありました。

体育主任である朝倉先生の「13:30からやりましょう!」という熱い言葉に導かれて運動場に集合したのです。

実は、振替休業日明けの28日(水)朝から、「スポーツテスト」を実施する計画が入っていたのです。

ソフトボール投げのコートづくりがメインでしたが、こういう時は経験がものを言うものです。必要な道具をそれぞれがさっと持ち寄り、暑い日差しの中でしたが、手際よく作業が進んでいきました。

 

さあ、そして今日はスポーツテストです。運動会の疲れも見せず、子どもたちは6種目(運動場2種目・体育館3種目・音楽室1種目)に挑んでいます。

50m走を走り切った後、担当の先生からタイムを聞いてガッツポーズをしている子も見かけました。

今の自分の体力の現状を知り、どんな運動が必要なのかを自分自身が知り、判断し、行動化していくことは、健康的に生活していくうえでとても大事なことです。

結果が届くのが楽しみですね。

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2025.5.28 「主人公」になれたかな?!

小学校の国語の教科書で、どんな物語に出会ったか覚えていますか?

「スイミー」「モチモチの木」「ごんぎつね」「大造じいさんとがん」「海のいのち」…たくさんありますね。

どの物語にも「主人公」と「対役」が存在します。「主人公」は、物語の中で課題や問題に出会い、「対役」とのかかわりの中で変化・成長していきます。決して「目立った活躍をした人」が主人公ではありません。

より良い価値に出会い、変化・成長し続ける人のことを「主人公」と言うのです。

 

私は運動会の練習が始まる日に、「自分が主人公となる運動会にしましょう!」と子どもたちに伝えました。

どうだったでしょうか? 運動会という物語の中で「主人公」になれたでしょうか?

 

今日の1時間目に、5・6年生が運動会の片づけをしました。

片付けをしながら運動会の時の思い出をふりかえったり、次年度の運動会に向けて物語がスタートしたりした子もいたことでしょう。

その一つ一つの体験に価値があり、それが主人公である自分を変化・成長させていくのだと思います。それに気づかせることができるのは、少しだけ先に生まれた大人の仕事なのかもしれません。

運動会は終わりましたが、「1学期」という物語はまだ始まったばかりです。

物語の主人公として自分にはどんなことができるか、クライマックスシーンをイメージして日々を創っていけたら楽しいですね。

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