校長のつぶやき
2025.7.1 あいさつ運動
7月に入りました。
子どもたちにとっては、夏休みへのカウントダウンがいよいよ始まったのではないでしょうか。
ちなみに、1学期の終業式は7月18日(金)です。
正門には看板とのぼりが設置されました。
今月は、法務省主催「社会を明るくする運動」月間なのです。
どうすれば明るい社会が広がっていくのでしょうか。
人と人との温かいつながりがその土台となるのではないかと思います。
その入り口は「あいさつ」なのではないでしょうか。
今朝は児童玄関から「おはようございます!」という元気な声が聞こえてきました。
運営委員会の子どもたちが、子どもと親の相談員である柴田先生と「あいさつ運動」をしていました。
朝からとても良い気持ちになりました。
あいさつはされた方だけでなく、した方にも心地よさと元気、前向きさをもたらしてくれるものです。
ぜひみんなで、進んであいさつをしたいものですね。
2025.6.30 “レンズ豆”のカレー
あっという間に梅雨が明けてしまいました。激しくも短い今年の梅雨でした。
そして今日は朝から非常に暑い。天気予報では37℃に迫る勢いとのことで、まだ6月だというのに熱中症を心配しなければならない月末の一日となりました。
結果的に、熱中症アラートが発動され、「児童のみなさんは、昼休みは室内で静かに過ごしましょう」という放送がなされました。少しでも涼しい日が来てくれたらと願うばかりです。
さて、今日の給食はカレーでした。
それも「チキンとレンズ豆のカレー」。
「
給食のメニューを見て驚きました。
私は50年以上カレーを愛してきたのですが、「レンズ豆」なるものは名前しか知らず、食べたことがなかったのです。”初”レンズ豆だったのです。それも、レンズ豆のカレーとは!
興奮しすぎでしょうか。読者の皆様にはありふれた食材なのかもしれませんが、私は初めてなのです。
とてもワクワクしながらいただきました。
レンズ豆は大豆より小さく、プチっとした食感とともにうまみが加わってくる、そんなものすごくおいしいカレーでした。感動しました!!
こうなると、何でも知りたくなる私の心がうずきだします。
6月は「食育月間」でもありますし、「レンズ豆の栄養と効果」を調べてみました。
こんな栄養分が多く入っているそうです。
【鉄】
全身に酸素を運ぶヘモグロビンの材料として欠かせない栄養素です。
レンズ豆には100gあたり4.3mg(1日に必要な量は10~11mg)と豊富に含まれています。
【亜鉛】
皮膚や粘膜の健康維持に必要な栄養素で、味覚を正常に保つ働きもあります。
レンズ豆100gで2.5g(1日に必要な量は7.5~9.5g)とることができます。
【ビタミンB1】
糖質をエネルギーにかえるときに必要な栄養素です。
不足すると、疲労感や倦怠感の原因のひとつとなるそうです。
他にも食物繊維などが豊富に含まれ、健康維持にはすばらしい効果のある食品だそうです。
食育月間の最後にすてきな食材を口にすることができて、幸せでした。
栄養を考えて給食を作っていただいた給食調理の先生方、ありがとうございました。
2025.6.27 5年青空のもとで田植え
昨日とは打って変わって、青空に見守られながらの田植えとなりました。
減農薬稲作研究会から3名の方においでいただき、ご指導いただきました。
「カエルや虫がおる~」といった声も初めは聞こえましたが、だんだんと真剣においしいお米になるように願いを込めて、赤い球のところに黙々と苗を植えていく姿がありました。
ご指導いただいた方の話によると、今年は苗が大きくしっかりしているので、田に植えたときに良く立っているということでした。苗作りからていねいに取り組んだ5年生の頑張りが役立ったといえるでしょう。
ここから収穫まで、どんなお世話や観察ができるでしょうね。
おいしいお米ができあがるよう、心を込めて関わっていってほしいですね。
2025.6.26 5年どろんこ代かき
降りしきる雨の中ですが、5年生が代かきを体験しました。
初めはおっかなびっくりという感じで、友だちに導かれてつま先をちょっと入れてみるということの繰り返しだった子どもたちでした。
減農薬稲作研究会の方から説明を聞き、田んぼに肥料をまき、足でならしていきました。
すっかり田のヌルヌル感に慣れ、「校長先生も一緒に入ろうよ!きもちいいいよ!」と声をかけてくれました。
午後から出張が入っていたので今回は見るだけにしましたが(残念…)、とても楽しそうな子どもたちの声と姿でした。
だんだんとどろんこの子たちも増え、いい感じの表情になってきました。
最近は、自然の土や泥、水といったものに触れる機会が少なくなりました。今回、初めて田んぼに入った子もかなりたくさんいたようです。
私が教師になったころ、熊本市立保育園の園長をしていた母から「子どもは『地磁気』にたくさん触れさせなん」と言われたことを思い出しました。子どもは体と心全体を使って学ぶ存在です。大きくなるにつれ、すでにある情報から学ぶことが増えるけれども、学びを受け止め、生かす感性は教えられて身につくものではありません。直接触れ、感じ、たくさんの失敗の中から自分なりの良い感性を見つけ、自分の生き方の軸の一部にしていくことはとても大事なことだと思います。
そういう意味を含め、子どもたちの笑顔はとてもすてきでした。
明日は「田植え」です!
2025.6.25 小中連携授業改善研修会
午後から、中央中学校の全ての先生方と美里町教育委員会の先生方が次々と来校されました。
今日は「美里町小中連携授業改善研修会」が本校で開催され、3年生の国語の授業を参観していただきました。
子どもたちはこれから取り組む物語文「ワニのおじいさんのたから物」でどんな力を付けたいか、どんな学習計画を立てて学習したらよいかを考え、話し合って決めるという授業でした。
これまでは、先生が学習計画を立て、先生の問いに答えながら学びを深めるといった、「問題解決型」の授業が多かったかもしれません。
しかし、複雑で変化の多い未来を創り、生き抜く人間に成長するためには、主体的に「課題設定」し、「解決のための見通しと実践」を他と協力して行う力が求められています。そういったことに、3年生の子どもたちは積極的に取り組み、学習計画である「学習カレンダー」を作っていくことができました。感動しました!
この後、この子どもたちの姿と学習の進め方について、集まった先生方で研修会を行いました。
熱心なグループ討議と報告のあと、私も時間をいただいてお話をさせていただきました。
自分の未来は自分だけのものです。自分の夢や幸せな未来を実現するのも自分です。そのために何を、いつ、どんなことをするか。それを様々な場面で経験し、感性を含めて自分のものにしていく必要があります。
学校や家庭、地域は、子どもたちのそんな挑戦を全力で支え、応援する立場です。
教師も学び続けます。がんばります!
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