校長のつぶやき

2025.10.23 透明な世界

長袖のYシャツと上着をあわてて引っ張り出してきてから2日目の今朝。

ふと運動場の木を見上げると、透明な青がずいぶん広がっていることに気づきました。

枝の間からのぞく朝日も、心なしか余計にまぶしく輝いて見えます。

目を落とすと、薄紫色の遠景と足元に広がる茶色い落ち葉の群れが目に飛び込んできました。

枝の間から差し込んできた透明な青が、少しひんやりとした風となり、秋の世界をつなぎます。

そこに見とれて立ち尽くす私も、秋の一員になったような気持ちになりました。

子どもたちの楽しそうに話している登校の様子を運動場の反対側で見守りながら、幸せな気持ちになりました。

 

もう秋です。