「夢実現」への成長
~ KKJ 気づき・考え・実行する 黒潮パワーの牛深っ子 ~
「夢実現」への成長
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★3/8 「行事予定」に4・5月の行事予定(主な行事)を掲載しました。
★3/7 「教育情報」のコーナーに熊本県教育情報誌「ばとん・ぱす vol.72」を掲載しました。
★3/4 「教育情報」のコーナーに「くまもとの家庭教育」第4号を掲載しました。
★11/21 「感染症の出席停止期間について」はこちらから ⇒ 出席停止期間.pdf
★10/26 天草市教育相談事業チラシはこちらから ⇒ 天草市教育相談事業チラシ.pdf
こつこつと作成してきた紙版画の作品が完成しました。
細かいところまで頑張ってつくり、素敵な作品に仕上がりました。
インクをつけて刷り上るたびに、
「わ~できたぁ!すご~い!」と歓声があがりました。
世界に一つだけのカレンダーの完成です!
12月7日(木)に校長先生から人権月間についてお話がありました。
漫画「ワンピース」は約3億冊発行され、全世界で読まれています。
「ワンピース」がたくさんの人に読まれる理由は、「仲間を大切にする」
「仲間を傷つける相手を許さない」からだそうです。87巻まで発売され
ていますが、多くのエピソードが「仲間のために闘う」といった内容です。
また多くの名シーンも仲間との絆が強く表れているシーンばかりです。
最後に「牛深小学校のみんなは仲間、友達です。その友達を傷つける
ようなことを言ったり、したりしていませんか?」と話をされました。
この人権月間で、友達との関わり方をしっかりと見つめ直し、さらに
仲間との絆を深めていってほしいです。
10日(金)は、水俣に学ぶ肥後っ子教室でした。
朝は、港に集合し出発式を行いました。天候にも恵まれましたので、気持ちのよい
海風を受けながら、1日の学習のめあてを確認しました。
フェリーで蔵之元港に移動し、そこから水俣までバスで移動しました。今回はバス
酔いする人もおらず、みんな元気に移動しました。
そして資料館に到着し、午前の部は、語り部の川本愛一郎さんのお話を聞きました。
川本さんからは、チッソとの交渉の最前線にいた父輝夫さんの姿から感じたことなど
分かりやすく話していただきました。子ども達は、現実に起こった差別の想像以上の
厳しさに、心を痛めながら話を聞いていました。午前は約2時間の講話を真剣に聞き、
たくさんのことを学ぶことができました。
その後は、昼食を急いで食べ上げ、午後の環境学習の前に資料館の展示資料を見学し
ました。患者さんが半年に飲む薬の量や、水俣病の患者の方の症状を疑似体験できる展示
を見学し、学校では学ぶことができなかった内容について学習を深めることができました。
午後の部では、水の環境について講話と実験をとおして学習しました。
熊本県の一人当たりの水の平均使用量は九州の平均を超えているそうです。熊本は、
全国でも有数の水が豊かな県ですので、自然と水を多く使う生活習慣になっているの
かもしれません。
そこで熊本県は、1日一人当たり218Lに使用量を節水する目標を掲げて、さまざまな
活動に取り組んでいます。現在の熊本県の平均は240L程度ですので、一人当たり約20L
節水して、やっと達成できる目標です。1ヶ月にすると一人当たり約600L、5人家族だと
3tの節水です。大変なことですが、歯磨きはコップを使うことなどの細かい節水を行って
いくことが大切であると講話で話されていました。
また、水の汚れ具合を調べる実験では、「ジュース、みそ汁、米のとぎ汁、風呂の残り湯、
洗濯の排水」の汚れ具合を調べました。一番環境への負担が大きかったのは、意外にも
「ジュース、みそ汁、米のとぎ汁」でした、どれも台所から当たり前に出るものばかりです
ので、子ども達はとても驚いていました。できるだけ、汚れた水を流さないように
「食べ物を残さないことの大切さ」を学ぶことができました。
1日の学習を終え少し疲れた様子もありましたが、元気に牛深まで帰ってきました。
これまで学校で事前学習を重ねてきましたが、現地で学習することで、よりいっそう深める
ことができました。
5年生の算数では、「単位量あたりの数大きさの単元の学習に入りました。
まずは、「異なるいくつかの数量を合計し、個数で割ることで平均を求める」
学習を行いました。子どもたちはこれまでの生活経験の中で、砂場をならしたり、
兄弟でジュースなどを同じ量ずつ分け合ったりして、「ならす」経験をしていま
す。このならす作業を、計算で行うのが「平均」の学習です。
授業では、実際にオレンジをしぼって、1つからどれくらいのジュースが取れ
るのか調べました。しぼってみると、たくさん果汁が出るもの、少ししか出ない
ものがあり、子どもたちは「ならす」必要性を実感することができていました。
それから、最大値と最小値から平均を予想したり、グラフをならしたりして、平
均を探っていきました。
しかし、どうやっても、やっぱり面倒な「ならす」作業でした。「みんな家で
やるなら、どうやって分ける?」と聞くと、「大きい容器に、全部入れて、6つ
に分けます。」と考えを述べてくれました。この考え方はそのまま、平均を求め
る「平均=合計÷個数」につながるものです。
最後には、みんなで計算して平均を「正確に、簡単に」求めることができました。
令和4年11月18日認定
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 橋口 辰樹
運用担当者 教諭 三宅 恭介