学校ブログ

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福山さんと4年生が伴走体験、そして交流会

【校長ブログ】
 4年生が福山さんと伴走体験及び交流会を行いました。
 福山さんは現在70歳。全盲の視覚障がい者であり、人吉球磨私学障がい者協会の会長です。
 視覚障がい者として、小学校時代からの様々な心ない言葉による苦しみ等の経験を乗り越え、柔道に出会い、そしてヘレン・ケラー賞を受賞された方です。また、各学校において、児童生徒と伴走体験を行うとともに、ギターを弾き作詞作曲された曲とともに子供たちに勇気あふれる講演活動をしていらっしゃいます。
 伴奏体験では4年生すべての子供たち一人一人と走っていただき、70歳とは思えないほどのお元気さ。びっくりしました。
 交流会では、目の見えない方とで会ったときの声のかけ方、白杖の意味などを教えていただきました。福山さんがいじめに出会ったとき、友達からかけられた言葉「大丈夫。心配しなくてもいいよ。」に勇気づけられたエピシードなど、人権教育にも通じる価値の高いお話をしていただきました。
 私もお話や歌を拝聴していましたが、自らの父の思い出と重なり、時にぐっとこみ上げるものがありました。子供たちも真剣な瞳で聞いていました。
 交流会の後、福山さんから「最初から最後まで校長先生自ら介助していただいたことははじめてだった。」とお話をいただきましたが、私にとってはこれが日常でした。私の人生の中では、目の見えない家族とともに生きることが日常でした。その日常に対して、感謝の言葉をいただいたことが驚きでした。
 やはり、子供たちの心の成長のためには、このような体験が必要であることをあらためて感じたところです。

 

持久走大会開催!(1)

【校長ブログ】

 新型コロナウィルス感染拡大のため実施が危ぶまれた持久走大会を実施することができました。

ただし、新型コロナウィルスに感染したお子様の参加について別途、指針を定め、子供たちの安全についてもお願いしたところです。

 開会式では、競争ではなく自分自身のタイムの伸びを目指すこと、人との競争ではなく自分とのたたかいであることをお話ししました。

 子供たちは、最後まで一生懸命に頑張ったと思います。そして、開催できたことを心からうれしく思います。

 この大会を実施するに当たり、ご協力いただいた学校支援ボランティアの皆様、PTA役員の皆様、学校運営協議会の皆様、そして応援をしていただいた保護者の皆様に心より感謝申し上げます。

 

 

持久走大会前 お世話になった学校支援ボランティア

【校長ブログ】

 持久走大会に向かいます。

 ただ、その前にたくさんの学校支援ボランティアのみなさんにお世話になったことを知ってほしいと思います。持久走大会当日はたくさんの方にお世話になりますが、練習の過程にはたくさんの方の学校支援ボランティアのみなさんが練習の見守りを続けていただいたことを気づいていただけたらと思います。

 地域の皆様、ありがとうございます。

汚れた手、でも美しい手

【校長ブログ】

 今日、PTAで買っていただいた土を使って、パンジーの苗を植えました。

 昼休みに毎日、いろいろなところで苗を植えているのですが、どこにいても子供たちが「校長せんせーい!」といって探し出してやってきてくれます。どこにいても探し出してやってきてくれるので、安心です。

 今日は3年生・5年生・6年生がやってきてくれました。

 一生懸命に作業をしてくれました。黙々と作業をしてくれました。

 最後は、子供たちの手がとても汚れていました。でも、そんな手を一生懸命に作業に取り組んだ美しい手だと思いました。子供たちに声をかけました。「手は汚れたけれど、きれいな手だね。」と。

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【校長ブログ】

 学校でも深い秋から冬への季節を感じます。

 正門前の銀杏の木もすっかり黄色に色づき、毎日とんでもない量の落ち葉です。ヒマラヤスギからは毛虫のような種?が落ちてきます。

 5・6年生も毎朝、ほうきで掃いてくれるのですが、それでも追いつかないくらいの落ち葉です。

 気温も極端に寒かったり、とても暑かったり、体調の管理が難しい季節です。コロナやインフルエンザの流行が懸念される中、衣服の調節で体調を管理したいものです。