学校生活

学校生活

何をやっているところだと思いますか?

ここは、体育館の屋根の近くです。これは何をやっているところだと思いますか

脚立を松岡先生(と私)に支えられ、事務の高橋先生が脚立をのぼっているのには・・・・

「梅雨」前に、雨樋にたまった落ち葉やゴミを取り除くためです。以前、大雨が降り、落ち葉等が樋に流れ、雨漏りを起こしてしまうことがありました。事務の先生や学校主事の先生は、子供達が使う施設を守るためにも、様々なお仕事をしてくれています。

水俣学習は、何のために?

今日は、5年生が「水俣に学ぶ肥後っこ教室」の実施のために、下級生に見送られながら、水俣市へバスに乗って出かけていきました。

 

 この「水俣に学ぶ肥後っこ教室」は、県内の小学校5年生が行っている取組です。目的は「子供たちが、水俣病について正しく理解し、差別や偏見を許さない心情や態度を育む」「環境や環境問題への関心を高め、環境保全や環境問題の解決に意欲的に関わろうとする態度や能力を育成する」ためです。

本校でも、5年生は、水俣病についてや起こった差別や偏見について、総合的な学習の時間や人権学習をもとに事前学習を行い、本日を迎えました。実際に行って、目で見て、聞いて、「正しいことや事実をしっかり知り」「生命の尊さ、自然・環境の大切さを学び」「学んだことを自分たちのくらしと重ね合わせ生かす」ことのできる学習になってほしいと思います。

 

5年生が帰ってきたら、保護者の方も、ぜひ、お子さんに心に残ったことを聞いてみてください。

「食」について学ぼう!給食の時間。

子供達にとって(職員にとっても)楽しみな時間が給食の時間です。本日、給食の時間、教室をのぞいてみると、キーマカレー、サラダ、とうもろこしのメニューということもあり、とてもおいしそうに給食を食べていました。

甲佐町では、食に関する指導の充実をめざし、子供達が食について関心をもち、好き嫌いなく食べようとする気持ちを育むために、栄養教諭の永岡先生が、「食育動画」を作成し、子供達が食育動画を視聴する取組を昨年度から行っています。

本日は、スイートコーンの生産者の方にインタビューした内容の食育動画でしたが、月に1回視聴する動画を子供達は楽しみにしているようで、大事な食育の学習にもなっています。

  

   

視聴した後、子供達は、「甘いスイートコーンを1万本も作っているのがすごい」「とうもろこしが寒さに弱いのがわかった」などの感想を述べていました。私も食べましたが、本当に甘くてやわらかくておいしい「とうもろこし」でした。生産者の方や永岡先生、給食センターの調理員の方など、食に関わる皆さんのおかげで、毎日おいしい給食が食べられていることを実感し、感謝した時間でした。

水曜日は、校内研修。2年生の国語の授業がありました!

 

毎週水曜日は、校内研修(月1回は職員会議)といって、先生方がテーマを決め、そのテーマにつながる研究や取組を行っています。4月から、研究主任の水本先生を中心に、児童の姿から見えるよさ、課題をもとに内容を検討しながら進めてきました。第8回目となる本日は、公開授業をとおして職員全員で学ぶために、2年生の国語の授業を参観させてもらいました。内容は、「順序にきをつけて読もう『たんぽぽのちえ』」という説明文でした。教室には、これまでの学習の足跡がしっかり掲示され学習の積み重ねがよくわかりました。 

2年生の子供たちは、水本先生の話をよく聞き、教材文をしっかり読み根拠となる文章をさがして学習シートに書いたり、友達と考えを伝え合ったりと、最後まで集中し、真剣に取り組んでいました。授業が終わると「もっとたんぽぽのちえを知りたい」「楽しかった。もっとたんぽぽのことを知りたい」との児童の感想が聞かれました。

 

 児童が下校した後は、龍野小学校の松岡先生を講師に迎え、授業研究会を行いました。2年生の授業をとおして、参考になる点、児童の力を高めるために更に改善すべき点など、先生方が主体的に、熱のある協議を行いました。最後に、松岡先生からの助言も大変参考になりました。

  

 

 本校は、今年度町の学力充実指定校としての研究発表会を11月に行います。全職員で、充実した取組を進めていきたいと思います。

いのちの日の集会

本校では26年前に水の事故で2名の児童が命を落としました。その事故をきっかけにして毎年この集会を行っています。今年は5回を予定しています。今日は、今年1回目の集会でした。最初に寺尾先生がこの集会を行うようになったいきさつを話されました。

その後、教頭先生がご自身の教え子を亡くした話をされました。「踏切事故、川での事故で亡くなった教え子のことを自分たちの生活と重ねてください。甲佐町には緑川を始め、たくさんの用水路があり、これからの季節は雨が多く、危険です。興味半分で増水した所をのぞきに行かないように、十分注意をしてください」と話されました。子ども達の感想では、「1度、用水路に落ちたことがあるから、落ちないようにしようと思った」という感想や「いつもあまり意識していなかったけど、実際に川や用水路に落ちた人がいるということが分かって注意しようと思った」という感想が聞かれました。