学校生活

2021年6月の記事一覧

本とのつながり 本でのつながり

 6月16日(水)は、移動図書の日でした。昼休み、子どもたちは本選びに夢中です。

友達同士、あるいは上級生や下級生と本についての情報交換をしたり、中には、図書館の職員の方にお勧めの本を尋ねたり・・・素敵な光景でした。

 『本は心の栄養』。雨でなかなか外で遊べないこの時期。読書をして、お話の世界に浸ったり、知らない世界や知らなかったことを知ったりして、頭や心を耕せるといいですね。

 

 

水俣に学ぶ肥後っ子教室(オンライン学習)

6月4日、5年生が「水俣に学ぶ肥後っ子教室」をオンラインで学習しました。

本来なら、水俣市へ行き、水俣病資料館や熊本県環境センターで学習するのですが、コロナ禍であるためオンラインでの学習となりました。

「水俣に学ぶ肥後っ子教室」には次の目的があります。

・水俣病に関する正しい知識や認識をもたせ、人権を大切にしようとする意識を育てること

・地球規模の環境問題について学び、環境保全への意識を高めること(今回は、水資源に関する学習)

今回は、佐伊津小学校を含めて県下10校が参加しました。

環境問題についての学習では、カメラの前から質問もしました。

水俣病資料館の語り部 緒方さんの話も聞きました。とても胸を打つお話でした。

現地に行き、五感を働かせて学習することが望ましいのですが、コロナ禍の中で、できる限り有意義な学習ができるようにと関係者の皆様にご配慮いただきました。おかげさまで、子どもたちは熱心に学習に参加していました。

この学習を通して、「環境保全への意識の意識を高め、実践のできる力を高めること」「水俣病への正しい理解や認識をもち、人の痛みがわかり、人権を守ろうとする意識を高めること」について、指導していきたいと思います。

雨の日に

 今日は、雨でした。雨の日は、どうしても校舎の中も薄暗い感じになります。

ですが、2年生教室前の廊下は、カラフルな空間に。

子どもたちの図工の作品のおかげで、心が晴れやかになります。

地域の大先輩からの学び ~地域学校協働活動~

 6月2日(水)、6年生の総合的な学習の時間に、ゲストティーチャー(GT)をお招きしました。佐伊津町に「南蛮菓子店 えすぽると」を経営なさっていらっしゃる明瀬晴彦様です。

 南蛮柿とはいちじくのこと、その昔、天草に大正遣欧少年使節がやってきて、南蛮菓子が伝わったといった歴史のこと、お菓子の研究のためのポルトガル旅行記のことなどお話してくださいました。興味深い内容ばかりで、子どもたちは目を輝かせ、お話に耳を傾けていました。

 「夢は人生の目的を達成するための手段。夢をもって!バックキャスト法をおすすめします。相談したいことがあればいつでもどうぞ。」という地域の大先輩からのメッセージは、子どもたちの心に響いたようです。

 地域の力をお借りしたことで、すてきなキャリア教育の時間となりました。明瀬さん、本当にありがとうございました。

  

すてきな贈り物

6月1日(水)、すてきな贈り物をいただきました。

一般財団法人熊本県教育会館 様から、本校への読書活動支援として「図書カード」(3万円分)をいただきました。本校に理事長の杉田 正幸 様がおいでになり、児童代表の図書委員長が直接いただきました。

読書は、本の世界に入り、語彙はもちろんのこと思考力・判断力・表現力を育成する上でとても重要な活動です。その活動をご支援いただいたことに、心から感謝申しあげます。

いただいた図書カードは、図書の購入に活用させていただきます。

ありがとうございました。