2020年7月の記事一覧
見知らぬ人が学校に・・・~不審者避難訓練
7月3日(金)天草警察署生活安全課の方を講師に迎え、不審者対応避難訓練を行いました。
今回は見知らぬ人が1階の教室付近をうろついているという想定でした。
子ども達は事前に学習をして避難訓練にのぞんでいたため、落ち着いて避難をすることができました。
避難後、体育館で生活安全課の方から「いかのおすし」についてのお話を聞きました。
「いか」…知らない人について行かない
「の」…知らない人の車に乗らない
「お」…「たすけて」と大声を出す
「す」…怖かったら大人のいる方にすぐ逃げる
「し」…どんな人が何をしたのか大人の人に知らせる
お話の途中で、3人の代表の子どもが実際に「いかのおすし」ができるか、実演を行ったのですが、写真のように相手が警察の方であっても逃げることはできても大声を出すことは難しく、逃げるのが精一杯の様子でした。
子ども達の質問の中に「子どもの家100番」が近くになかったらどうすればいいですか?」とありましたが、『子どもの家110番の家でなくても近くの家に助けを求めてください』と回答されました。
本渡中校区でも時折不審者事案が報告されています。
今回学んだことを生かし、安心・安全に生活できるようにしていきたいと思います。
校長先生の公開授業~6年道徳科
7月1日(水)校長先生の公開授業を行いました。
学校では教育活動の中で、子ども達への学習活動に対し、1年間研究テーマを決めて、校内で研修を行い、専門性の向上と教育技術の共有を図っていきます。
今回は、校長先生の熊本県下の小中学校で使用されている道徳郷土資料「熊本の心」や平成28年熊本地震関連教材「つなぐ」の作成にも関わられたご経験を私たちにご享受いただく機会を作っていただきました。
授業は6年生の道徳科。「熊本の心」の中の『カライモ博士』(有明町出身の今福民三さんのお話)をいう教材です。
主題は「働くことの意義」。働くことの意義を理解し、社会の役に立つ喜びを知り、公共のために役に立とうとする心情を育てることをねらいとしています。
校長先生は、常に子ども達の日常と教材の関連に触れながら、時にはおだやかに、時にはパワフルに、6年生との学習を楽しんでいらっしゃいました。
子ども達は、「私は、委員会とか仕事だけどお金はもらえないので、いやだったけど、私が委員会をすることで、学校のためになっているんだと思ったので、がんばりたいです。」と学習シートに記していました。
校長先生ご本人は、“授業をした後は、もっとこうすればよかったと反省ばかり。後悔授業です。“と言われながら、午後の授業研究会で自評をされていましたが、子ども達にとっても私たち職員にとっても貴重な45分となりました。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 荒木 明美
運用担当者 教頭 上田 正悟