夏・秋・冬と三つの季節とともに過ごしてきた二学期が終わりました。長いようで、あっという間に感じられる学期でした。二学期は、学校行事をはじめ、さまざまな教育活動が詰まった学校生活となりました。のびっ子一人一人が「すすんで、自分で、自分たちで」のスローガンのもと、意欲的に学び、大きく成長した学期でもありました。また、「目標」「自分」「友達」「教師」へ主体的に関わる姿を大切にしながら教育活動を進めてきました。学校生活を通して、子どもたちは満足感や達成感を味わうとともに、新たな自分を発見することができたのではないかと感じています。今後も、のびっ子一人一人と丁寧に関わり、そのもつよさを認め、ほめ、励ますことを教育活動の基盤とし、子どもたちの可能性の実現に全力を注いでまいります。さて、明日から冬休みに入ります。「年の暮れ、年明け」という年またぎの体験を通して、新たな目標の実現に向けて、力強く生活していこうとする子どもたちの姿を期待しています。保護者・地域の皆様には、二学期、そして今年一年、多大なるご理解とご支援をいただき、心より感謝申し上げます。来年も、のびっ子、そして登立小学校をよろしくお願いいたします。どうぞ、よいお年をお迎えください。

◇終業式◇〔のびっ子の活躍への表彰を行いました〕〔振り返りと新学期へ〕〔クラスのよさをのびっ子全員で認め合いました〕〔先生たちも、頑張りを伝えました〕〔冬休みの生活と健康について〕

玄関前を堂々と飾る門松が完成しました。今年は６年生が制作に挑戦しました。先生方とともにすべて自作の作品です。新年を迎える準備が進む本校です。いよいよ２学期も残すところ３日となりました。

人権旬間での取組をのびっ子全員で確かめ合う集会を開きました。期間中、学校生活を中心に、様々な人権について深く捉える取組を進めたのびっ子たちは、相手への「共感」を深める意識を高くもって、生活しました。「気づき・考え・行動する自分の一歩先にいる自分」を互いに発見できた時間となりました。

【人権目標の学級の振り返り】

【自分を語る活動】

【「パプリカ」の全員合唱】

学校運営協議会を開催しました。委員の皆様方にのびっ子たちの学校生活と学習の様子を参観いただきました。協議では、５年生と委員の皆さんとの懇談を行いました。学習、生活、健康、ふるさとの４つの部会に分かれて、児童会活動を紹介しながら、よりよい学校、よりよいふるさとを創ることについて話し合いました。委員皆様からは、今まで違った視点でのご意見、ご指導をいただくなど、多くの気づきを得たのびっ子たちでした。

上天草警察署のご協力により特別授業を行いました。６年生が禁止薬物の使用の害について学びました。自分を律することが自分を守ることにつながります。誘惑に負けない強さ、違法に触れない知識、しっかりと身に付けて進んで欲しいと願います。

１００人を超える参加がありました。ご参会ただいた方々に心よりお礼申し上げます。いつもの違った雰囲気の中で授業に取り組み、のびっ子たちの学びも深まりました。

３年生が市内の社会科見学に出かけました。警察署、消防署、スーパーマーケットと、公共機関と商店を見学し、社会科の学びを確かめました。すべて徒歩で活動しました。昼ごはんは町の公園で好天の下、みんなで手作りのお弁当をいただきました。丸一日の活動となり、１０㎞近く歩いたことになります。元気なのびっ子たちは、弱音も吐かず、多くの学びをおみやげに帰校しました。お家の方のお弁当のパワーかもしれません。

【バスを待つ２年生と出会いました。「よい旅を」】【警察署の見学】【消防署の見学】【スーパーマーケットの見学】

２年生が生活科の学習内容を確かめる現地体験を行いました。公共の交通機関を使って、熊本市へ出向きました。熊本駅をはじめ公共図書館などを巡りました。３年生で学ぶ社会科の準備にもなったことでしょう。保護者の皆様方おいしいお弁当、ありがとうございました。

命を守る学習を全校で実施しました。火災避難訓練です。給食室からの出火、授業中を想定した訓練でした。避難指示から３分２６秒で校庭の避難場所に整列できました。新記録です。その後は、北消防署のご協力により消火器を使った消火訓練、そして、煙幕の中を移動する体験活動も実施していただきました。真剣に、そして、素早く、安全に行動できたのびっ子たちでした。危険から身を守る自信も高まったことでしょう。また一回り成長した一日となりました。

春に苗つけをしたサツマイモが夏を越えて大きく育ちました。１年生と２年生が収穫活動をしました。のびっ子たちのワクワク、ドキドキが伝わる時間でした。大きいイモ、小さく可愛いイモ、人の形や動物の形も現れました。みんなで収穫に汗しながら楽しい時間を過ごしました。収穫したサツマイモは、これからどんなおいしいものに変わるのでしょう。それも楽しみです。