日誌

令和元年度までの校長室より

新しい年 3学期始まる


 
寒い一日、雪の舞う中、3学期が始まりました。 学校に元気な声が戻ってきました。65名のうち、5名が発熱のためお休みでしたが、無事けがや事故もなく元気に登校しました。今朝はあいにくの天気で、強風吹きすさぶ中での始業式です。始業式に雪が降ったのは、ここ数年ぶりでしょうか。インフルエンザの影響もちらほら出始め、寒さやインフルエンザに負けない三学期にしようがんばろうと気持ちを新たにしました。今日は始業式で「夢の話」をしました。あしたなろうあしたなろうとしたあすなろの話をたとえに、「今年は~したい」「将来は~になりたい」の話から夢を叶えるためにすることはと話をつなげていきました。教室で、そしてお家に帰って、夢の話が広がるといいと思います。

2学期終わる 12月も充実でした







 82日間の長い2学期が終わりました。今日は終業式。
朝はとても冷え込み、温度計は-5℃。そんな中、終業式を体育館で行いました。子どもたちからの2学期の振り返りの発表。今回から、原稿を見ないで発表するようになりました。学習発表会での見事な発表は、地域の方々からおほめのことばをいただきましたので、原稿は書いても見ないで自分の感想を言えるようにしようと学校全体で取り組むことにしました。しっかり考え自分のことばと目で話してくれました。今日は、最後にクリスマスプレゼントとして、お母さん方のハンドベル楽奏団「クリケット」の皆さんがクリスマスメドレーを始めハンドベルの演奏をやっていただきました。息の合った演奏でしばし聞き入ってしまいました。
 寒い朝、児童会の呼びかけで正門の落ち葉かきを全校児童で行うなど、上級生のリーダーシップで学校をまとめてくれた2学期。様々な行事で一人一人の子どもたちが伸びていく姿が見えました。地域と保護者のご協力のもとに子どもたちは伸びつづけ、やさしく、かしこく、たくましく成長しています。実り多かった12月。来年は、さらに今年より一歩前へ進んでいきたいと思います。

たくさんの体験活動の11月でした。


11月も終わります。今月は、地震避難訓練、持久走大会、給食の試食会、郡市の人権同和教育授業研究会、特別支援学級の学習成果発表会、いきいき芸術体験教室、1,2年生の生活科体験学習旅行、そして、3,4年生の焼き芋体験と盛りだくさんの1ヶ月でした。そして、忘れてはならないのが、5,6年生の総合的な学習の時間のひとりぐらしのお年寄りへの赤飯配布活動でした。今まで栽培してきた餅米を使って、赤飯をつくり、民生・児童委員さん方とともにひとりぐらしのお年寄りへ子どもたちが配って回りました。これまでに中松校では、伝統的にこの米栽培とひとりぐらしのお年寄りへの配布活動を続けていました。もうかれこれ10年以上になるでしょうか。昨年は地震の影響もあり、中断してましたが、各方面のご協力も得て、復活させることができました。
 昨日、赤飯をお届けした90歳のお年寄りの方からお礼の手紙をいただきました。手紙には、一人で年の晩を迎える寂しさや子どもたちの届け物がどんなに元気を与えてくれるかなどが見事な字でしたためられていました。手紙の中に、今年お世話になった方に年賀状を書いてはどうかと新しい年賀状とともに学校にお届けいただきました。人生の大先輩から人と人とがつながることのあたたかさや絆の大切さを教えていただいたようです。学校だけの世界では得られない大切なものをこうした活動をとおして、子どもたちは学んでいきます。地震の影響で地元を離れて暮らしていらっしゃる方、今年一人暮らしになられた方など様々な立場の方がいることもわかりました。民生・児童委員さん方にご案内いただき校区内61軒を訪問させていただきましたが、子どもたちにとってよい学習の機会になったと思います。田んぼをお貸しいただいた地域の方、中山間地集落協定の皆様、民生・児童委員の皆様、そして当日ご協力いただきました保護者の方をはじめ、すべての方に感謝申し上げます。子どもたちには、まだ、まだ、この学習の続きがあります。その様子は、また、今度お知らせします。

収穫の秋

 10月が終わります。まさに収穫の秋でした。5,6年生が育てた稲は、しっかりこうべを垂れ,実り多き豊穣の秋を実感しました。この間、ひえ取りや水見にはげみ、収穫の日を迎えました。この間中山間地集落協定のみなさんや保護者のみなさんのお力をお借りしての取り組みでした。お米一粒一粒が絶え間ない伝統の引き継ぎの賜だと言うこと、こんなに多くの手間がかかると言うことを体験して、子どもたちは大きく成長していきます。お米だけでなく、3,4年生が育てた芋も、1,2年生が東玄関横の畑で育てた芋も今年はことのほか豊作でした。体験に勝る学習はなしというように、中松の子どもたちは、人と出会い、自然と出会い、そして、その中で健やかに育っていっています。この体験をもとに教室での勉強を豊かにしていってほしいと思います。
 豊かな心とたしかな学力、そしてたくましい体、子どもたちの頑張る姿をぜひ見てやって下さい。

実りの秋

 9月も今日で終わりです。9月は学校にとって大きな行事である運動会を行いました。中松小は昔から地域とのかかわりが深い学校です。運動会にも、保護者の方の参加やお父さんお母さんだけではなく、おじいちゃんやおばあちゃんの参加、消防団の方の参加もあり、昔ながらの運動会を体験することができました。運動会が終われば、「実りの秋」。授業にもさらにいっそう力を入れて、頑張っていきます。5,6年生は田んぼの草取りにも頑張り、収穫前の準備に取り組んでいます。中松のよさは、地域に支えられ、多くの教育活動ができることということをあらためて感じます。昨日の昼休みは、児童会の発案で毎月取り組んでいる全校遊びを行っています。この日は「はないちもんめ」。縦のつながりがいっそう深まっていきます。
 一つ一つの行事が終わる度に、子どもたちの成長が感じられます。大人の一日よりも子どもの一日の方が濃いかもしれません。なかよく、かしこく、たくましく 実りの秋は10月を迎えます。