日誌

令和元年度までの校長室より

今年も赤飯配りを行いました

 

 

11月22日恒例の赤飯配りを行いました。今年のもち米の収穫は、およそ200kgでした。ちょうど稲の花咲く7月頃に長雨で、収穫量は去年より少なくなったようです。当日は5年生の保護者の皆さんやおばあちゃんたちのおかげで、前日の仕込みから当日の赤飯づくりや餅つきまで、子どもたちと一緒に活動していただきました。お昼からは出来上がった赤飯を民生委員さん・婦人会のみなさん・一部は老人会の皆さんのお手伝いをいただき、70才以上の一人暮らしのみなさんやお二人でお過ごしの方などに計87軒の方々に一軒一軒渡していきました。子どもたちにとって、地域とのつながりを意識する一日でした。いろいろな方から声をかけていただき、子どもたちも元気をもらえたようです。 
 また、28日には、3,4年生が育てた芋を使い、婦人会の方々に料理を教えていただきました。メンバーの4人にお集まりいただき、いつもは焼き芋だけだったのですが、芋まんじゅう、ジュースで作る芋きんとんと工夫の一品を子どもたちとともに作りました。学校の職員だけではとてもこれだけのことはできません。子どもたちが自分の親以外の大人にいろいろなことを教えていただくこと、各地区でも子ども会の行事などでそういう機会もあるかと思いますが、人は人を浴びて大きくなることを実感しました。

みのるほど

 実りの秋となりました。3,4年生の芋、5,6年生の稲。そして、思いもかけずに今年はぶどう狩りも。まさに収穫の秋です。夏の長雨がたたったのか、芋もお米も今年の生育は昨年ほどとはいかないまでも、豊作の秋を感じさせる収穫量でした。日々の天候に左右されながらも、子どもたちは貴重な収穫の体験をすることができました。特に地域Uさんには以前中松小全校でぶどう狩りをしていたということで、全校児童にぶどう狩りのお誘いをうけました。教頭が初任で本校に在籍していた時の保護者だったということもあり、当時を思い出してのお誘いでもありました。初めて経験する子どもたちもいたようで貴重な体験をさせていただきました。お礼申し上げたいと思います。芋は一輪車3台分、お米は約500kg(昨年23俵)の収穫でした。このあと婦人会の方々、地域の方々にご協力いただき、赤飯配付などの社会貢献の学習活動につなげていきます。

思い通りにならない自然を相手に

   先生のたち誰もが子どもたちに運動場で運動会をやらせたかった。もちろん保護者の方もそう思われたでしょうし、一番やりたいと思ったのは、子どもたち自身だったことでしょう。2年連続の体育館での運動会。苦しい選択でした。このところ天気予報の精度が上がっており、想定外ということまでもある程度まで想定して、決めなければなりません。暑さ、火山灰、台風と思い通りにならない自然を相手に、それでも前向きに送り出していただいた地域保護者のみなさん方のご理解とご協力のおかげで、心に残る運動会となりました。体育館では一回も練習してはいないのですが、運動場と同じ位置取りで、ぶっつけ本番ながら子どもたちは変化に対応して頑張りました。さすが中松っ子というところです。
 赤組団長Kさんに優勝旗を渡すときに涙がにじんでいたこと、練習の時に白組Aさんの声が運動場に大きく響き渡っていたこと、体育委員長Sさんのきびきびとした台上での号令、赤白それぞれの6年生がリードして応援団演技をまとめてきたこと、とても忘れられないシーンでした。この子どもたちに最後の運動会を飾ってやれなかったことは心残りですが、来年、中松小最後の運動会に中学生として花を添えてもらえることができたらとてもうれしいです。体育館でしたけれど、地域と学校が一体となった運動会となったこと、皆様方のご協力にお礼申し上げます。

手つかずの 宿題みなで 片付ける

「手つかずの 宿題みなで 片付ける」通勤途中のラジオで聞いた川柳です。この土日、この川柳が身にしみるご家庭も多かったのではないでしょうか。1ヶ月を超える長期の夏休み、今年は天候が安定せず、暑かったかと思えば後半は雨が続く夏休みでした。
 今日は始業式、72名の笑顔いっぱいの2学期が始まりました。学校中が子どもたちの笑顔と歓声でいつもの学校の風景が戻ってきました。2学期はじめは、長期の休み明けで生活リズムの切替で大変なこともあります。早寝早起き朝ご飯で、早く生活のリズムをとりもどし、充実した2学期にしてもらいたいものです。
 6年生は、運動会の準備で夏休み中から動いています。さっそく運動会の練習が始まります。また、暑さが戻ってくるとの予報もあります。今年は暑さ対策のため、例年よりも1週遅らせて、21日(土)を運動会としています。給水、暑さ対策をしっかりやりながら練習を進めていきます。

 実りの秋になるように、あゆみをたしかめながら一歩一歩進めていきます。

夏休み始まる

  68日間の1学期が終わり、明日からは待ちに待った夏休み。10連休のせいか昨年よりも4日少ない1学期です。梅雨入り6月26日、梅雨明けはまだです。あんなに暑かった6月でしたが、あの暑さが少し恋しく思えるほど、梅雨明けが待ち遠しいですね。この時期は梅雨末期の豪雨が心配されます。この週末には台風の接近もあり被害がでないことを祈っています。(写真:ビオトープのアナカリス(水草)に花が咲きました。)
 さて、明日から始まる38日間の夏休み。いつも言うことですが、夏休みこそ普段学校ではできない体験をたくさんしてもらいたいと思います。そこで、保護者の皆様方にお願いです。今年の夏休みのキーワードは「続ける」。終業式の夜に子どもさんとお話していただき、どんな小さいことでもいいから、夏休みをとおして続けてやることを一つ決めてほしいと思います。例えば、毎朝、新聞を取ってくる。食べたお茶碗を流しに持って行く。などなど、たくさんのことが考えられると思います。そして、できたらほめる。途中、続かなかったとしても、「○日できた」と言ってほめる。できなかったことよりも「できた」ことに注目させてください。少しでもいいので達成感が得られる夏休みになるといいなと思います。夏休みが終わったあと、保護者の皆様からの体験談をお聞かせいただくとうれしいです。