学校生活

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ピノキオ その2

 4月10日 雨(さくらのはなびらが車のもようになっていました。)

 

 

 

 

 

 

「少々の雨なら歩くようにしましょう。」と、同じ登校班の保護者の方が、年度末の集まりの時にお話しされていたのが耳に入ったのを思い出しました。

 

 

 

 

 

 

「歩いてくるときに、落ちていてもったいないから拾いました。」

と帽子に入れたりして持ってきていた桜。

 

 小国警察署交通安全課からお二人おいでいただき、安全な歩き方と自転車の点検の仕方を含めて教えていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 信号の渡り方では「中原の信号はどこにあるかな?」の質問に????となっている子もいましたが、実際に班ごと歩きながら、班長に頼らず一人ひとりが左右をたしかめて声を出すことを練習しました。(中原には信号はありません。ある意味、だから!むずかしい・・・。)

 

 

 

 

 

 

 まとめで見せてもらったDVD(字幕入り)は、ピノキオが事故にあいそうになるのを助けてもらうストーリーで、クイズになっている交通安全のポイントを一緒にたしかめました。

 晴れていれば運動場で自転車の実技を含めて練習をする予定でしたが、雨なので職員が一緒に歩いて下校をしながら、危険なところを確認しました。

 

 

 

 

 

 

 

小規模学校の閉校・統合が全国的にはすすみ、スクールバス登校がふえるなか、中原では新年度から『歩いて』の登校班がひとつふえました。

ちょっとこわいところがある、と杉で暗いところのことを言っていた子もいましたが、福嶌さんが迎えに来てくれて、こわくなかったよ と言っていました。

 

 

 

 

 

 

あんなにきれいだったのに、もう散ってしまいました。

 

 

 

 

 

 

待ったなしの春です。 

ピノキオ その1

入学式

ちょっぴり緊張していましたが、式での担任の先生の氏名点呼に、大きな声で返事ができた、ピッカピカの新入生4名でした。

 

 

 

 

 

 

 本校3年目突入の校長先生から式辞です。

 

 

 

 

 

 今年は教育目標を少し変え『自ら考え伸びていく』をいれたことは、小さい学校だからこそ!中原のブランドを保つ・・・現状維持ではなく、さらなる成長をするためにがんばりましょう!

『地域とともに夢実現に向けて』は変えずにそのままであることは、来賓としておいでの中原後援会さん 区長さん 民生委員さん 老人会さん 婦人会さん 学校安全指導員さん 郵便局さん・・・・町や中原地域の方々、保護者の方にたくさんお世話になっている、そのことへのお礼も含めてのあいさつと、新しい教育目標の紹介、そして宣言のようでした。

 

お客様方からお祝いに、

○「おはようございます」「ありがとう」「いただきます」など大きな声であいさつをすることの大切さ。 

○新しい紙幣の人物がかわるニュースで、小さいころにこの町でも過ごした、北里柴三郎博士が決まったことをうれしく思っている。

○小学校は、いやーな宿題や勉強、きつーい体育があるかもしれない、こわーい先生がいるかもしれない。でも、楽しいこともあるかもしれないからがんばって!いつも応援してる。

○『令和』の新しい時代を生きる子どもたちに力をつけてください。

・・・・などのお言葉をいただきました。

 

 

 

 

 

 

 教頭先生がお客様方の紹介をしたときに、「おめでとう」+αのメッセージがありました。

 

 

 

 

 

 中原の歴史の本を書かれた方からは、

「入学おめでとう。今日、この式に来るときに75年前の自分を思い出していました。

出がけにじいさんから、「元気にあいさつして来いよ!」と言われ、「はい」とは答えたものの、式ではピノキオのように、カクカクなりながら歩きました。」と。

 毎朝、子どもたちの登校の時に自転車でついて安全見守りをしてくださる方からは、

「入学おめでとう。今年も毎朝 顔を見に行くよ。」と。

 

 また一年、中原小学校をどうぞよろしくお願いいたします。

のびる

 4月8日の朝ミーティングのお題は『春休み たのしかったこと』でした。

 

 

 

 

 

 

 友だちの家に遊びに行ったこと 家族でお泊り バーベキュー 家の山の野焼き しいたけのコマうち 買い物 かけっこ教室 いとこと集まっての遊び 阿蘇山 動物園 家でダラダラ 病院 きょうだいの入学・入園 習い事などなど・・・。

1年前は、この場でなかなか発表できなかった子が、「○○と□□と△△です。」とちょっと余計に発表していたり、声がおおきくなっていたり、うれしい一日、そして一年の始まりになりました。

 

 新しい3名の先生を迎える就任式では、毎年新6年生が歓迎の言葉を言います。

昨年度末から自宅で、春休み中のかけっこ教室の途中も、自分で練習を重ねていた成果を発揮したあと、全員そろって新しい先生に「よろしくお願いします」と大きな声であいさつをしました。

 

 

 

 

 

 

 

 春休み中にひとつ 学年も教室も階段を上った子どもたち。

 

 

 

 

 

 

 新しい教室、新しい先生と、今年がんばることなどの目標を考えて書いていました。

 

 今年も全員に無償(ただ)で教科書が配られました。

 

 

 

 

 

 

 

  町の広報誌『きよら4月号』9ページにも、ご自身が小学校に通った頃(昭和30年入学)は教科書が有償で、買わずに兄のおさがりをもらい、みんなと同じ新しい教科書が欲しかったという経験があること、

3月はじめ、小国郷の劇団で、何度も無償要求の交渉をされる側の高知市教育長役で出演したをした公演(当日は観に来て下さった方から花束ももらっていました)に参加したこと、

その観覧者の方の感想の記事がありました。

 

 当たり前のように思っていたこと。

でも実はそうでないという歴史や事実を、(今は聞く 知る だけですが)情報不足や無関心にならないため!に。

全教室で先生から教科書をただにするために、憲法の学習をした人、生活をかけて運動をした人たちがいたことの説明がありました。

 

 春休みに入る前に、各学級の先生から宿題が出されていたので提出していました。

 

 

 

 

 

 

 年度初めのいろんな仕事に加えて、春休みの宿題のマルつけ。

担任の先生は「しもた~、宿題やらださんならよかった・・・。」とか言いながらも、ワークやプリントのマルつけをしていました。

 『きよらっこノート』を見ながら「これがいいとだもんねぇ。」と言って、職員室で日記を読んでくれました。

 

「きょうのあさ、おとうさんとおかあさんとわたしとおとうとといもうととで きゅうりばたけで トラクターにお父さんといっしょに 3人一人ずつのりました。

たのしいなあとおもいました。

わたしがのるのがさいごだったから、まっているとき のびる という草をもってかえって おままがとでおみそしるをつくったりしました。

きょうはとてもたのしかったです。」

 

 始業式で校長先生のお話は、新しい教育目標の説明、そして最後のスライドは、今朝の通勤の途中で見つけた『つくし』の写真でした。

教育目標の『自らのびていく「中原っ子」』

「主体的な学習でのびていく学校づくり」にこだわる今年、節目を大切にのびる『つくし』です。

「も一回!も一回!」

 

 

 

 

 

 

 

 

  3月29日(金)のかけっこ教室は、いつものように運動場を軽く走りながら準備運動をしてから・・・・の時に、いろんな体操がありました。

 こ、このポーズは!!

健康診断のひとつ 骨や筋肉や関節の様子を知るための「運動器検診のポーズ」があり、『しゃがみこみ』で足の裏をつけると、ぐらっとしたりコロンとひっくり返りそうになる子もいましたね。

 

 

 

 

 

 

 

 ラダーでピョンピョン、チョコチョコ、タタタタ・・・忍者走りなどをしたあと休憩。

 

 

 

 

 

 

 

 今回は高い鉄棒に集まりました。

すっげ~逆上がりやジャンプを見たら、自分も!とやってみていましたね。

 

 

 

 

 

 

 

 そんなの関係なく、クローバー摘みをする子もいて。(ふふふっ)

 

 

 

 

 

 

 

 お次は、ひとり二つずつタグをつけて取り合います。

個人戦とチーム戦をしました。

個人戦の時はすぐにタグをとられてしまっていた子も、チーム戦では上級生が前で守ってくれるから、その後ろにいるといつまでも中にいることができて、ものすごいニコニコうれしそうな低学年の女の子たちでした。

 

 

 

 

 

 

 

 最後のいつものリレーは、少しルールが変わりました。

前回は低学年がワープゾーン、高学年が外レーンでした。

でもこの日は、チームのふたり だれがワープゾーンを走ってもよい だったので、チームで話してうまい作戦のところが1位をとっていました。

タグのとりあいおにごっこのときも、リレーの時も、「も一回!も一回!」が何度も聞こえましたが、時間がきて「もう終わり~」

 

 クローバーとりの子は、休憩時間ごとにクローバーをつないでいました。

自分の手首にまいたけど、最後は自分では結べないので、かけっこのコーチに帰るときに結んでもらっていました。

 

 

 

 

 

 

 出来上がり!

 

かけっこの途中で「きれい!」とひとりの女の子が青空を指さしました。

 

 

 

 

 

 

終わってから、地面に時計を書いて遊んでいました。

 

 

 

 

 

 文字盤が13時までありましたね。(ふふっ)

7人分

中原小学校児童玄関には、ペットボトルキャップ回収ボックスがあります。

卒業生が遊びに来たとき、おうちの方が持たせてくれたようで、袋にいれたのをぶら下げて来て、ボックスにひっくり返してくれていたり、中原後援会の方や保護者の方が学校に用事でおいでたときに、袋に集めていたのを持ってきて、バサバサと回収ボックスに入れて下さったりしているのが聞こえます。

 

 おかげでまたいっぱいになりましたので、『ペットボトルキャップで世界の子どもにワクチンを届けよう』キャンペーンに協力することができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これがポリオワクチン約7人分になります。

持続可能な地域、持続可能な社会を創るためのSDGsの目標17は、

1に『貧困をなくそう』 2に『飢餓をゼロに』 3は『すべての人に健康と福祉を』 4は『質の高い教育をみんなに』 5・・・・と17の目標が続いています。

こんなの・・・世界レベルの高~い目標のような気がしますが、『何も新しい取組や事業を行っていくものではありません。』とあります。

中原もそうなんです。何も特別の取組ではないんです。

実は、こうして定期的に満タンになるまで集まるのですけど、呼びかけとかをしたことは一度もないのです

 中原のみなさま方の「意識」に感謝します。

いつもありがとうございます。これからも続けて、どうぞよろしくお願いします。

春。その② 退任式

 3月28日(木)退任式でした。

児童は全員登校し、保護者の方と、昨日保育園を卒園したもうすぐ1年生もご参加くださっての会になりました。

3名の先生とお別れです。

 

 

 

 

 

 

 

   お一人目。37年間のうち、最後の4年間がこの中原小でした。

子どもにとっても保護者にとっても同僚にとっても『教師』でした。

先生は笑顔でみんなの前に立ち、すでに「言葉」の授業を受けた子どもたちとのかけあいです。

先生「私の好きな 美しい言葉は何だったっけ?」

子「ありがとう」

 中原の子どもたちとのいろんな場面をふりかえって話しながら、たくさん「ありがとう」を言ってくれました。

が、この話には続きがありました。

退任式の後、2年教室に戻ってから、言葉は、美しいものばかりではないこと。

人を傷つけたりすることがある。実際言葉によってとっても悲しいことが起こっていること。いい人になってほしいと願っていることを、「これまでも、いつも言って来たよね。」 と。

『授業』がとても上手な先生でした。

「日記読み ほほえむ先生 あったかい」

放課後の職員室で、子どもの日記の赤ペンを入れるときのことを、元同僚が俳句にしてくれました。

毎日発行された学級通信の綴りは、百科事典のような厚みになっていました。

 

 お二人目。3.4年担任の先生は、中原に来て夢を叶えた『雪合戦』の体験や、運動会でUSAダンスを踊ったことなど、この3年間の思い出と一緒に、中原小のいいところを話してくれました。

 あいさつ 朝ミーティング 全校遊び 掃除など、子どもたちにとっては、いつの間にか当たり前のようになっていることを、たしかめることができたと思います。

 職員室でも職員一人ひとりへ、教室に戻ってからも帰る時間直前まで、子どもたち一人ひとりへメッセージを言って、最後のジャンケンをしてから教室を出ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 3人目の先生の紹介を校長先生は、全学年の子どもたちの学習支援だけでなく、少しでも時間があれば花壇の草取りをしたり、運動会では放送係で盛り上げ、ぎんなん祭では変身したりもした先生でした と紹介しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

    その紹介通り「妖精」と「魔女」と「先生(?)」に変身して、子どもたちと保護者の方にメッセージ、それからこの先生が作詞をした中原小校歌(卒業生とのコラボ ヨーデルバージョン)を歌ってくれました。

(たくさんお世話になった1年生のひとりが、退任式の後「あぁ~おもしろかった。」と言っていました。)

退任式のおわりのことばで教頭先生が

「退任式はお別れではありますが、次につながるスタートのときです。もう始まっています。」と言いました。

 そうなのです。

退任式の後、来年度の教室設営準備のため、必要となる教室を整備をしました。

 

 

 

 

 

 

 

 これまでは準備室として荷物が置かれていたところも、先生がコツコツ片付けして実用的なスペースになったのですが、昭和→平成10年ごろまで器楽合奏コンクールに出ていたころの制服 楽器 大きな楽器の搬送用具 賞状 写真が出てきました。(なつかしい方もいらっしゃるのでは?)

元号が新しく変わる年です。

三名の先生方、どうもありがとうございました。一緒にスタートです。

春。その② かけっこ教室

春休みに入りました。
3月26日 お休みに入ったら恒例の『かけっこ教室』です。

 

 

 

 

 

 

 

 


 先週お別れをした卒業生を含む小学生19人と、朝から運動場で待っていたゆかいな3人のなかまと一緒に、ジョギングから始まりました。
 トントン走りやチョコチョコ走り、いろいろなステップ、もも上げなどなど・・・・コーチのまねをしてすすめます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


  大幅でできるだけ歩数を少なく、むこうのマーカーまで行くのは、スーイスーイと飛んで、見ていて気持ちがよかったです。
ぽかぽか春日和・・・。すぐに、あったかくなっていました。
休み時間は水分補給をしてから、遊びに行く約束や、高校野球の話や鉄棒!

 お次のメニューはトラック内で、鬼がどんどんふえていく鬼ごっこ。
それから次は新しい道具を使ってです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『投げる』を練習するために『中原後援会』様から購入いただきました。
他にも、子どもたちに『教科書ワーク』や、職員用図書なども『中原後援会』から毎年購入いただいています。職員の送別会を開いてくださるのです

本当にいつもありがとうございます。
この道具、正確な名前があるのだと思いますが、中原では『エビフライ』となりました。

 

 

 

春。その① 卒業

修了式の朝も、いつものように書いて持ってきていた2年生の 俳句タイトル付き日記で、卒業式の報告をします。

 

「かなしいな そつぎょうしき 本番だ」

 今日そつぎょうしきがありました。六年生は、わたしにとって大切なそんざいです。でもいなくなってしまいました。とてもかなしいです。かなしすぎてなみだがでました。

かなしさで六年生たいじょうのときに えがおがつくれませんでした。

でも、少しは会えると思います。なぜなら○○さんが自てん車で中学校へ行くので、わたしが歩いてくるときに会えると思います。だからです。

かなしくて なみだにたえていられませんでした。

「クスン ハァ あぁ いやだ。そつぎょうしき ないといいのに。」と小さな声でいいました。

一番さいごは「じゃあね。」といいました。

 

 

 

 

 

 

 

「そつぎょうしき おわかれでたくさん ないたよ」

 そつぎょうしきの時 きんちょうしました。

さいしょはれんしゅうしました。つぎに先生がマイクで「つぎは本番だよ。」

といいました。みんなは

「いやぁ、まじか。」といっていました。

 本番が来たときに、たくさんおきゃくさんが来ていました。

らいひんの方があいさつをしてくれました。先生が

「たびだちへのメッセージ」と言ったので、六年生はいすをわたしたちの方へむけました。

わたしは大きな声で六年生に向かって言えたと思います。

かえるとき、六年生の「えがおがいっぱい」と思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 組織のつながりのことを『チーム』と言いますが、1年間を見通してのいろいろな企画と日常のやさしさや楽しさ、ここぞ!でみせてくれる力で、中原小の人と人、中原小と他の学校、中原小と地域、中原小と歴史をつなぎ、中原小を『チームとしての学校』にしてくれた6人の卒業生でした。

 卒業制作ができあがりました。

さよなら ありがとう その2

卒業前に、6年生に担任以外の先生が授業 の続きです。
『30分クッキング!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 昨年一緒にバケツでお米を育てた先生が授業をしました。
昨年の保存していたお米を6年生がコツコツ精米し、炊飯をする授業でした。
この日の朝ミーティングのお題「今日楽しみなこと」で6年生は「先生とごはんを炊くことです。」と発表していました。

 

校長先生の授業は『算数』でした。

 

 

 

 

 

 

  3つの四角形がくっついています。その合計の面積を求める問題でした。

 毎朝登校して職員室へあいさつをするたびに、こまめに声をかけて世間話をしたり、毎日全教室を回って授業中の子どもの様子を見たりしている校長先生です。
子どもたちは自分の考え方を口に出していくたびに、校長先生はクスクス・・・
そしてケラケラ
それからガハハハ・・・・

 

 

 

 

 


 

 (だって計算をして一辺の長さを出すところを、指の関節の長さではかるんですもん・・・!!そしてそれを関節技!と。
え?ほんと?と隣の子もやってみるんですぅ。)
 本当はこの問題を解いてからの次のプリントも準備されていましたが、時間が来たので この問題の解説をしました。
子「へ~。中学校はこんなむずかしいことをするんですか?」
校長先生「これは小学校の勉強ばい!」
6年生が授業者をニッコニコにして終わりました。
(校長先生は予行練習の時「卒業式のとき泣きそうだ・・・」と、涙をがまんする練習をされていました。)

 

 

『国語』の授業をしたのは、3年生の時の担任の先生でした。

 

 

 

 

 

 

  まずは漢字の読み方クイズ
続いての問題は
Q「笑う」「粧う」「眠る」「滴る」これに漢字一文字をつけると季語になるよ。なんだと思う?
元担任と子どもたちの波長はピッタリ!
発問にひとりひとりがつぶやくところ、相談するところ、自然に意見をまとめます。
『言葉』を知るのが大好きな先生の解答は解説がいっぱいくっついています。
(まるでプレ〇トを観ているような時間です。出張講座とかされると引く手あまたでは?)

 

 

 

 

 

 

 

 次にたくさんの季語が黒板に貼られ、それを春夏秋冬に分けるのです。
また相談がはじまりました。
子「ラグビーは?」
子「ワールドカップが秋に開催だけん秋ばい。」
さすがの発想に感心したり 笑いをこらえたり・・・


それから次はオノマトペを使って・・・

 普段の授業や一日の過ごし方も「この時間を無駄にしたらもったいない!」と時間を大事に使われる先生と、『季節のうつろい』や『美しい言葉』にココロを澄ましていました。

さよなら ありがとう その1

 

 

 

 

 

 

  あれあれ?6年担任が3.4年生教室に?

 

 

 

 

 

 

 

卒業前に、6年生に担任以外の先生が授業をしています。
3月初めの週に3.4年担任が6年教室で『お弁当&愛情』の授業をしました。

『マジック&かがやき』


『宝物はなあに?』

 

 

 

 

 

 

 

『阿蘇&ヨーデル』

 

 

 

 

 

 

 

『足し算漢字 2画増やして』


 子どもたちの思いと願いがつまった学級目標の実現に向けて!が一日一日感じられる、あっという間の1年間でした。
 6年生は自分の学級のことだけでなく、中原小学校全体のことを考えて、やるべきことを徹底したり、学校を彩る企画をしてくれたりしました。

 準備や慮りで不十分なところがあれば、担任から考えるチャンスを作ってもらい、やり直したり時にはツン!と背中を押してもらったり、うまくいったらたくさんほめてもらったりして大きく成長してきました。
1年生から5年生、先生たちからも信頼され、たくさんのことを任され、やり遂げてくれた6年生でした。

 

 

 

 1年生が描いた、大!大!だ~い好きな6年生のお兄さんお姉さんの似顔絵。似すぎです!
(担任の先生の似顔絵は、ちょっと前に同勤した炭焼きが上手な元教頭先生にも少し似ています・・・。)

四つ葉探し

先週末、校区内(上中原)の馬頭観音祭りが開催されていました。
年度末の中原小学校内では、先週までテスト祭りがくりひろげられていました。
いよいよ・・・明日が卒業式。
その前日の19日、朝いちばんに1年生は、6年生に向けて一生懸命作ったメダルをプレゼントしました。

 

 

 

 

 

 

 今年度残すところ10日となり、ハッピーバースデー大作戦も最終日となりました。

 

 

 

 

 

 

 まるくなってバースデーソング→全員からのメッセージ→全員で記念写真→お昼休みの全員遊び・・・・
あれ?誕生日の人が好きな遊び・・・「きっといつものようにケイドロするんじゃないの?」と思っていたら、今日の誕生日の人が選んだ遊びは全員で「四つ葉探し」だったのですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

た~くさん見つけて上がってきたひともいたし、ゼロでした~と言っていた子もいました。

 


こんな四つ葉を見つけた子もいました。(ぷぷっ)

 

 

 

 

 

 

そうそう、昨日の登校中にこんな小さな四つ葉を見つけたって言っていたね。

 

 

 

 

 


幸せなしめくくり。

きゅうしょくで つなひきよいしょ おいしいな

 

 

 

 

 

 

 

つなひきよいしょ
ふるさとくまさんデー 3月13日の給食は山鹿の味でした・
子どもたちも先生も献立表を見て『つなひきよいしょ』というネーミングが気になっていました。

山鹿に伝わる民話です。
「やわらかい小豆ばかり食べていた不動岩と、かたい大豆を食べていた権現山が綱引きをしたら、大豆を食べて権現山が勝った」というお話を栄養教諭が給食コメントで紹介してくれていました。
つなひきということで、ひっぱるということから、ねばりがあるもち米を少し入れ、大豆と小豆を一緒に入れて炊かれたごはんでした。

毎日書き続けている2年生の俳句タイトルつきの日記より
「きゅうしょくで つなひきよいしょ おいしいな」
「今日、きゅうしょくで つなひきよいしょがでました。わたしは、お豆がきらいだったです。つなひきよいしょを一回食べてみらた、「おいしい。」と言いました。
味がちゃんとあっておいしかったです。
わたしは、つなひきよいしょが一番おいしかったから、へらさなければよかったなと心の中で思いました。
つなひきよいしょに入っていた豆は、あずきと大ずでした。少しだけ豆のあじがありました。いくらたべてもとまりませんでした。○○ちゃんたちもおいしいと言っていました。
つなひきよいしょはおいしかったので、またきゅうしょくにでるといいなあと思いました。」

 

 

 

 

 

 

  ふるさとくまさんデーの日、給食関係の掲示板に「山鹿はどこかな?」の貼りものをしていたら,

4年生は敏感に反応していました。
だって 社会の時に自分が選んだ市町村を調べて発表会をしていたからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 3.4年生は、3月8日(金)に町の食生活改善推進委員さんから、防災パッククッキングを教えていただきました。
はりきってエプロンをつけてきた3.4年生に、自己紹介の前から「あんたは○○さんからのまごじゃろ?」なんてお声かけをしていただいて 始まりました。
 まずは会長さんから災害が起こった時のための日常の備えや保存食のお話、そして「焼き米」の試食もしてから、クッキングスタート。
さば大根 わかめスープ ココア蒸しパンの三品を、調理の道具も器をあまり汚さず、使う水の量も最小限で作りました。
 
試食をしながら感想を発表会をしました。
○お湯でにるだけでできたのでびっくりしました。食べたけどお皿がよごれませんでした。
○さば大根がおいしいです。
(さば大根の大根は食改さんのおうちで育てたものでした。) 
○ふつうに作るならむずかしいものが、ふくろで作れたのがすごいと思いました。

8年前の3月11日のことを思い出します。
そして3年前の熊本のことも。
食べものがお店に届きにくくなったり、水が使えなくなったりで、食べることに困りました。
食べられることは「ふつう」「当たり前」ではないのです。
間もなく春休み。給食もありません。一食ずつ、食べることを大切に過ごしたいですね。

風まると きよらスキーが コラボして

6年生が高森東学園と遠隔授業をしながら『共同パンフレット作り』をしてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 中原の子どもたちが使っているソフトと違うので、はじめは手探りの操作でしたが、器用な子どもたちです。すぐにパショパショ使いこなし、きれいな写真入りのページが完成しました。
作成中ちょうどバドミントンの試合があり、テレビ画面ではなく、大会会場で直接会うこともできましたよね。

高森と中原のマル秘スポットを紹介しています。
中原からは、歓迎遠足で行く押戸石の丘 からあげやおさしみがおいしいお肉屋さん 子ども相撲が楽しみな熊の座神社 冬の間お世話になったストーブの燃料『ペレット』や木のブラインドもつくる製材所 を載せてます。
高森からは吉見神社 湧水トンネル田楽 釣りセンター川魚料理のお店を紹介してくださっていました。
高森峠には千本桜(ソメイヨシノ ヤマザクラ)が斜面一面に咲きほこるそうです。
これからひとつ節目を迎える子どもたちをお祝いする桜になりそうですね。
5月に町の教育研究会の集まりで、教育長さんから「今日の研究会を、20年~30年後 明日の南小国を創る研修会に!郷土教育です。
この町を大好き 働きたい 住みたい そんな子どもの育成を。」というお話がありまた。
自分の町だけでなく、二つの町がコラボして、お互いの町を豊かにするひとつとなりました。
このご縁が20年~30年後に・・・・。

『すげえ』あいさつ

保護者の方には、年度末の学校評価アンケートをご協力いただきまして、ありがとうございました。

「子どもがすすんであいさつができる」に、「よくできる」が一番多くはありませんでした。

毎朝学校に来たときは、とってもきもちよいあいさつを 全員がしてくれていますよ。

                                                

 

 

 

 

 

 3月6日一斉下校の時、帰りの会の中で『2月のあいさつ賞』の発表がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  これは11月16日に南小国中へ行き、「子どもたちによるいじめ防止推進事業」の研究発表で『いじめのない安心できる学校』の取組を図にして紹介しましたが、そこに書き出していたことを継続してきた、そのひとつでした。

登校班長さんが前に出て、前月登校中に『すげえ』あいさつができた人を発表するのです。

学校でのあいさつと違って、おうちの人へや、途中ですれ違う方にあいさつをするというのは、はずかしかったり、毎日イレギュラーな相手、タイミングなど結構むずかしいことです。

朝の寒い中、班によっては薄暗い時間から歩いてくることは、体力アップ!生活リズムの向上!朝陽(ホルモンシャワー)を浴びる!など体や脳に良いことがたくさんありますが、こうしてとっても大切で、定着には時間のかかるあいさつの力も育てているんだな~と。

・・・・大都会では、すれ違う方にあいさつとかしないですし、スクールバスに乗って通学となれば、こうした学習の機会は激減しますもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

『いじめのない安心できる学校』について、この1年間 中原小のリーダーとして会議に参加してきた6年生の、最後の話し合いは、テレビ会議(市原小・りんどうヶ丘小・南小国中学校と)でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 5.6年生は、高森東小学校とも遠隔授業で交流をしてきました。

クローバー

3月7日、今年度最後の読み聞かせタイムがありました。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   低学年では、絵本の書き出し(5才の男の子を紹介するところ)から吸い込まれました。

あこがれのチーズを・・・・までを、のりのいい とっても上手な大阪弁できかせてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

   高学年は、一日一日節目に近づく子どもたちの『今』にぴったりの本をセレクトしてくださっていました。

『きょうも あしたも あなたは たくさんの ドアを あけていく』

「このドアを開けてきた自分を信じていいよ」と背中から見守ってくれているような本に、自分の気持ちをいっぱい込めた感想がたくさん発表されていました。

 

これで今年度の『よつばのクローバー』さんによる読み聞かせが終わりました。

この『よつばのクローバー』さんのおひとりの むすめさんにお会いする機会がありました。

読み聞かせの前日までにご自宅で2~3冊練習を兼ねて読んでくれて「どの本がいいと思う?」と聞かれ家族で選ぶのだそうです。

『よつばのクローバー』さんみんながこうやって、中原の子どもたちのことを頭に浮かべて本を選んで、読んでくださっているのです。

 『四つ葉のクローバーさん&本との出会い』をどうもありがとうございました。

(また新年度もよろしくお願いいたします。)

 

 

 

 

 

 

 

 

   この日の朝 子どもが登校中に見つけて持ってきてくれた、小さなよつばのクローバーです。

木のにおい やさしいにおい いいにおい

インフルエンザの流行のため延期されていた 町合同学習(2年生)『河津製材所の見学』が 2月27日にありました。

 

 

 

 

 

 

  毎日の授業や日記で 自分の気持ちを発表したり文章にしたりして表現することが上手になった 二年生の感想(俳句)を紹介します。

たいへんね 木を切っている すごいわざ

木はぜんぶ たからものだよ すごいんだ

たんけんたい きかいのものが いっぱいあった

太陽のちからで かわいている木 きもちいい

ペレットだ あったかいな できたては

木のにおい やさしいにおい いいにおい

木のえだを むだにはしない たからもの

 

 見学のお礼に届ける感謝のカードには、その日帰ってから書いた感想もありました。

 

 

 

 

 

 

  「ペレットを作るきかいが ハムスターが中にいるみたいなきかいで ペレットをつくっているからすごいと思いました。木のカスに 飛び込みたいなと思いました。」
「ペレットストーブのペレットです。さいしょはペラペラな木だけど、あっしゅくしたらカッチカチになっていました。しかもすごくあつかったです。」
「木の切ったところがつるつるだったので びっくりしました
そしてペレットのできたてをさわったら あったかかったので「あったか」といいました。
かんなくずの ころころしたのが ペレットにかえたのがふしぎでした。

「私がすごいなとおもったことは 木はぜんぶのこさずつかうたからもので のところがすごいなあとおもいました。たからものまで 木をたいせつにしていて わたしも大切たいせつにしたいなと思いました。」

「木のくずが ぶたやうしのふとんになって やくにたつんだなと思いました。ぜいたくだなぁと思いました。」
「みじかい木に ちくわみたいにあなをあけていました。木のかたいところを見つけて くりぬくのは とてもむずかしそうです。」
「木にクリームをぬって つるつるにして かわかしていたので へぇそうするんだ とはじめて知りました。」

先生がたくさん写真を撮っててくださっていましたが、写真よりも子どもたちの書いた俳句や文の方が 様子と学んだことがいっぱい伝わるような気がしました。

たのしいな ふくしたいけん たいへんだ

2月25日(月)社会福祉協議会りんどう荘のW佐藤さん(芸人さんのコンビ名ではありませんが、意気の合った名コンビで、もう中原小3年目のお付き合いなのです!)たくさんの荷物を運びこみ準備が整いました。

 

 

 

 

 

 

  今年の福祉体験はおじいちゃん・おばあちゃんに変身です。

体験したことを2年生が日記に書いていたので紹介します。

 

2年生の日記のタイトルは毎日『短歌』なのです。

 

「3.4時間目 ふくし体けん 学習だ」

 

今日3.4時間目にふくしたいけんでおじいちゃん

おばあちゃんになってみました。

私の番が来て、先生が足とか手にカバーをつけてくれました。おもいものもつけてもらってわたしは、「おもい。」と言いました。ぜんぶはめたら耳がすこししかきこえなくて、目もあまり見えませんでした。 歩いてみたらきつかったです。わたしは、本当にきつかったです。

お年よりは大へんだなあと思いました。

お年よりになって体がまっすぐできなくて、おり紙をおっているとき手がすべったりして、本のだいめいをよむときにあまりみえなかったので、つらいなあと思いました。

 

他の子の日記にはこんなタイトル(短歌)もありました。

「よかったな としよりのこと おしえてもらった」

「たのしいな ふくしたいけん たいへんだ」

「やっぱりな たいけんしたよ きついなあ」

「前が見にくい むずかしいけど がんばるぞ」

少ない文字数ですが、体験の感想がつまっていますね。

 そして日記に担任の先生から、

「そうだね、やってみてはじめて「そうか そうだったのか」とわかるよね。

そうだと知ったらこれからどうする?」と赤ペンでコメントが入っていました。

 

 別の子の日記に 

「かいだんをおりるのが、こわかったです。

 手すりをにぎっておりて、足がすべらないかがこわかったです。 

ぼくは、「きつい。おもい。もうむりだぁ。はぁ。」と言いながら歩きました。おじいちゃんおばあちゃんはだいへんしんだなと思いました。」と書いていた子もいました。

 

「認知症のケア」のプロフェッショナルの方が介護のポイントを『目を見て、話しかけ、やさしくふれる』 とまとめて話していた新聞記事がありました。

子どもたちは事前指導でW佐藤さんから、道具のつけかたと、方法の説明、順番、けがのないようにのと注意はきいてはいましたが、ほら!

 

 

 

 

 

 

 

しぜんとやさしくふれる手がでています!

 

 

 

 

 

 

 

 

目を見て話しかけようとする姿勢になってる!

 

 はじめる前に「お年寄りにはこうするんだよ!」とか注意を説明するのではなく、(今回はお年寄りの方の)体験をしてみて、その中でどうしてほしいかな?と考えて子どもの内側からしぜんに出た行動が、実はだいじなことなんだよ、よく気付いたね!と言えることに『ふくし体験』の意味を感じました。

終わってみて「そうかぁ。」と思ったのは、何でもかんでもしてあげる!ではないこと。

 

 

 

 

 

 

 介護者が、体験者のしようとしていることをとりあげるのではなく、『自分でできる事はしてもらいましょう』という注意の一文があったことでした。

さすが、たくさんの方とのかかわりを経験されている方からのスーパーアドバイスだったんだなと思いました。

佐藤さんと佐藤さん!りんどう荘さん!ありがとうございました。

ブランド

2月14日のクラブ活動は、阿蘇地域振興局林務課の方による『木工教室』で、イスを作りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

  先ずは森林のことについてお話をしていただいたあと、木を組んでかな釘を打ちこんで、やすりで磨いて出来上がり、その日のうちにお持ち帰りをしました。

最近では文字はキーボードを『うつ』ので忘れているけど、『親』という字は木の上に立って見るです。

確かに木の上に立つと少し遠く、先の方が見えますね。

子どもたちの根深い育ちのために、木に囲まれた小さなこの『中原』の学校を残してくださっていること。

中原地域のみなさんが中原小の子を自分の子、つまり『親』のような気持ちで見守ってくれていることに感謝しています。

 

 

 

 

 

 

 

 2月19日の給食は南小国の味でした。

井さんちのホウレン草を使ったグラタンには、小国の『ゆめ』さんで作る県産大豆100%の豆乳が使われていました。

スープには南小国特産のまいたけと、北さんちの白菜が入っていました。

食べることは生きる基本です。

食べ物を粗末に扱ったりする悪ふざけがニュースになっていましたが、こうして愛情いっぱい受けたものをいただいている南小国の子どもたちの『からだ』と『こころ』の中には、食のありがたさが毎日少しずつ少しずつ貯まっているように見えます。

 

 

 

 

 

 

 

 2月26日 今日の給食は揚げパンでした。

「お母さんが朝献立表を見て、「いいなぁ、お母さんも食べたいな。」と言っていました。」と登校してすぐ話してくれた子がいました。

今朝の朝ミーティングのお題「今日たのしみなこと」にも、ほとんどの子と先生が「給食と○○」と言っていました。