地域紹介

 本校は、南小国町大字中原を校区として町の西部に位置しています。校区の中央を阿蘇外輪山を基点として山波が幾重にも走り、谷間には中原川や湯田川が流れて水田が開け、標高450m~800mの高地に点在する大小20あまりの地区があります。

 本校では、校区民全員を会員とした後援会が組織され、学校林の管理育成や基本財産の管理にあたるとともに、PTAを通して教育活動への援助も行っており、校区をあげて学校教育への協力体制が整えられています。

 まわりを緑濃い小国杉の森林に囲まれたのどかな里山で、地区の中心部を流れる中原川の上流はマゼノ渓谷と呼ばれる美しい渓流となっています。マゼノ渓谷

 また、原野の中の巨石群、押戸石が近年ミステリースポットとして注目を集めています。押戸石

 地域にある古い歴史を持つ熊野座神社に児童が地域輪番制で舞いを納めている中原楽も、継承しています。
   

学校紹介

 令和6年度は3・4年生、5・6年生が複式学級で全部で5学級です。

 全校児童数は35名で、明るく活発で、学年の区別なく仲良く遊ぶことができ、昼休みには全校児童で運動場を駆け回り遊ぶ姿が見られます。児童は、毎朝登校すると職員室に一人一人「おはようございます。」と挨拶をして教室に入ります。また、天気のよい日には運動場をランニングし、全員が集まって輪になり「今日の一言」を言い合ったり、朝のボランティア活動に取り組んだりして、毎日を気持ちよく過ごせるよう力を合わせて活動しています。

 校庭のはしには大銀杏がそびえ、本校ではそれにちなみ、総合的な学習の時間を「ぎんなんタイム」、学習発表会を「ぎんなん祭」と称し、本校のシンボルツリーとして昔から親しんでいます。

校歌

沿革史

沿革史