校長室便り

校長室便り開設予定

第2学期終業式

 12月26日(木)が2学期の終業式でした。

 おじいちゃんやおばあちゃんのお話をしっかり聞くこととお年寄りを大切にすること、そして「危ない物を近づけない」ことの話をしました。

 冬休みは年末年始の行事の中で、家族や親戚とのきずなを確かめる貴重な機会です。

 お子様とゆっくり向き合う時間を作ってみてください。

 そして、この冬休みの間に見付けられたお子様の良いところは、ぜひ学校にもお知らせください。

 ご家庭と足並みをそろえて、一緒に褒め励ます機会としたいと思います。

食に関する指導

 給食の献立から食品の産地や栄養の特徴、食文化を学び、関心を高め知識を深め、食事を通して実践力を身に付けることを目的として、毎月19日「食育の日」前後の「ふるさと元気っこメニュー」に合わせて、志水学校栄養職員が、教室で5分程度の指導を行っています。

 これまで11月、12月と実施しています。

 3月まであと3回実施予定です。

 どんなことを初めて知ったか、お尋ねになってみてください。

高植校持久走大会

 12月18日(水)、2・3・4校時を利用して、低・中・高学年別に開催しました。

 朝まで降った雨で水がたまっていたグラウンドを、子供たちと補修し、計画どおり実施できました。

 子どもたちはこの日のために体育の時間や業間を利用して練習に励んできました。

 その上で、自分の目標とする順位やタイムの達成に向けて、みんな、自分の弱い心に負けず、苦しみに耐え、一生懸命、力一杯走りました。

 この日一日を見ても、体も心も鍛えることができたいい日になりました。

 昨日の自分より確実に成長できたことを実感したことでしょう。

 駆けつけてくださったお家の方々のたくさんの応援は、とても力になったようです。

 ありがとうございました。

租税教室

 12月16日(月)、6年生を対象に「次世代を担う児童に税の意義や役割を正しく理解させる」ことを目的として、八代地方法人会の方々をお招きして開催しました。

 授業では、南九州法人会連絡協議会の青年部副会長の緒方さんが税の種類等について説明してくださり、支払った税金が世の中の役に立つ使われ方をしているということを知ることができました。

 1億円分の札束のレプリカ(お札と同じ材質の紙)10Kgを6年生全員が触らせてもらい、喜んでいました。

熊本県読書感想画コンクール

 先月11月20日開催され、髙植校6年の 末永 はる さんが特選に入り、西日本コンクールに出品されました。

 この他、髙植校から、1年の 井芹 瞳来(みく)さん、同じく1年の 酒井 蒼奈(そな)さん、4年の 諏佐 杏(あん)さん、6年の 諏佐 恋(れん)さんの作品が、弥次分校からは2年の 本田 琴音(ことね)さん、3年の 久保田 桃華(ももか)さんの作品が、市の特選として県に出品され、入選しています。

 おめでとうございます!

 この県入選のうち、1年の 井芹さん、6年の 諏佐さん、弥次分校3年の 久保田さんの作品が、市から出品した中でも特に優秀な作品として、12月21日(土)から令和2年1月10日(金)までの、朝9時半から夜8時(土・日・祝日は7時)まで、八代市立図書館に展示されます。

 ぜひ、お子様と一緒にお出かけのうえ力作をご覧になってみてください。

人権集会

 12月12日(木)は高植校で、17日(火)は弥次分校で開催しました。

 高植校では、先述した八代地域人権子ども集会・フェスティバルinやつしろに参加した児童の感想や人権劇が、弥次分校では、学校での人権学習で学んだことの発表や『全力で挑戦し、協力し合う金剛っ子』という子供たちが決めたテーマについての振り返りなどがありました。

 他の人を素直に認める気持ちをもつことで、人権を守ることができます。

 他の人の人権を守ることで自分の人権も守られます。

 学び合い、助け合うことのできる幸せで安らかな世の中を、自分たちで創れる人になってもらいたいと思っています。

資源回収

 夏から延期になっていた資源回収を、12月15日(日)の8時から実施することができました。

 心配された寒さはそれほどでもなく、皆様の手際の良さで1時間半ほどで片付きました。

 休日を使わせてしまいましたけれども、今回の益金を、大切な子どもたちの学習活動や金剛小学校PTA活動に、有効に役立てたいと思います。

女子ハンドボール世界選手権大会

 12月9日(月)、熊本市のパークドームに、4~6年生の児童がバス4台で見学に行きました。

 観戦する試合は23位・24位決定戦、何と最下位を決める試合でしたが、だからこそ両チームとも「負ける訳には行かない!」と必死になるのではないかと期待していました。

 12月7日(土)に決定した該当チームはオーストラリア対中国で、金剛小はオーストラリアの応援を担当しました。

 結果は15-33で負けてしまいましたが、子供たちは一生懸命応援していました。

 会場の雰囲気や運営の様子も見学することができて勉強になりました。

八代地域人権子ども集会・フェスティバルinやつしろ

 12月7日(土)、八代市立第一中学校で開催され、運営委員会の児童が参加しました。

 今年はハンドボールの世界選手権の関係で市の総合体育館を使用することができず、一中の体育館で冷たい床に座っての見学となりました。

 それぞれの学校や団体の真剣な取組を見聞きし、訴える側となってのパレードを経験した子供たちには、強く心に響いたことがあったことでしょう。

 せっかくの休日を使って学んだことを、金剛小学校の仲間たちに広めてほしいと思っています。

金剛フェスタ

 12月1日(日)、高植校の体育館を中心に開催されました。

 このような形のイベントを、PTA役員さんが単独で計画されているのは、金剛校区だけだと認識しています。

 昨年は『どんどや』をしていただいたそうですが、おととしまで歴代のPTA役員の方々が築いてこられたイベントが、また開催できたということで、運営される役員の皆様、大変力が入っていました。

 片付けまで本当にお疲れ様でした。

 第六中吹奏楽部によるオープニングをはじめ、ヴォルターズのバスケットボール教室やサイン会、それに校区内の保育園や各種団体の出し物があり、ずっと賑わっていました。

 六中の演奏の中で『パプリカ』のダンスに誘われたときや、バスケットボール教室を始めようとするときに、子供たちの消極的な態度が気になりました。

 控えめで謙虚なことはとても大切ですが、それと、消極的なのとは、違うと思います。

 チャンスを逃さず、いろいろなことに積極的にチャレンジしてほしいと思います。

髙植校学習発表会

 同じく先月、11月29日(金)、高植校の発表会を体育館で開催しました。

 1年『1年1組の子供たちと遊びに来たくじらぐも』、3年『三年とうげ~少しだけ英語~』、5年『私たちがつなぐ未来』、2年『森の音楽会』、4年『「通潤橋物語」リコーダー二重奏「喜びの涙」』6年『感謝』のステージ発表と、子供たちの作品展示をしました。

 練習の成果を披露したところですが、出来映えはいかがでしたでしょうか。

 立派な返事やあいさつをして、一生懸命覚えたことを人前で堂々と発表する姿に、学校評議員さんの皆さん方も、とても喜んでおられました。

 「大人になってからできるようになることは多いけれど、『今できていることが大人になったらできなくなった。』ということのないようにしてほしい。」というご意見もいただきました。

 身に付けたことを日常生活や日頃の学習に生かして、成長を続けて行ってほしいと思います。

緊急対応

 これも先月のことですが、11月26日(火)に発生した強盗事件の逃走犯への対応で、27・28日はお子様の送迎、本当にお世話になりました。

 特に弥次分校の入り口は狭く、その上28日(木)は雨でぬかるんで、大変ご迷惑をお掛けいたしました。

 一方通行を逆ルートにしようかとも考えてみましたが、西側の門から出るのは危険だと判断し、やむなく翌日もそのままの形でと決断していたところでした。

 いずれにしても、いつまで続くのか大変心配しておりましたので、事件が解決して一安心しました。

 今回このような事態になったときに、急なご対応をお願いしたにもかかわらず、皆様のご協力をいただいたことに心から感謝しています。

 本当にありがとうございました。

縦割り班活動

 先月のことになりましたが、11月26日(火)、高植校の縦割り班活動として、花の苗植えがありました。

 班ごとにプランターに植えたのですが、1年生から3年生は、個人用の鉢に植えるのを4~6年生に手伝ってもらいました。

 植物を大切にする心を育てるに当たり、下級生も自分の役割をもち、責任を果たすとともに、上級生は、頼られて人の役に立つ喜びを味わうことができるという取組です。

 24班ありますので、順番が回ってくるまでと植えた後は、それぞれの班で仲良く遊びました。

 学年を越えて、同窓生としての絆を深めてもらいたいと思います。

弥次分校学習発表会

 11月22日(金)は弥次分校の学習発表会でした。

 みんなで歌う「友達はいいもんだ」を聞いた後、1年生の「1年1組の頑張り畑」、2年生の「がんばっていること」、3年生の「私と小鳥と鈴とみんなと」の発表を見ました。

 3年生の司会進行や1年生のはじめの言葉、2年生の終わりの言葉もきちんとできました。

 どの学年もこの8か月間の学習の積み重ねや生活面での頑張りで、見違えるほど成長していました。

 真剣な発表ぶりや真面目な鑑賞ぶりから成長の様子がとてもよく分かり、大変嬉しく思いました。

強歩会

 11月15日(金)は強烈な寒さが心配され、また週の初めにはインフルエンザの流行の兆しもあったので実施が危ぶまれたのですが、実際は朝少し冷え込んだだけで、雲一つない晴天に恵まれ、歩くには丁度良い絶好のコンディションの中、実施しました。

 総歩行距離は10km近くになりますので、1年生など大丈夫かと心配し、「頑張り抜いて心もたくましく鍛えよう!」と励まして出発させたのですが、昼食休憩を弥次分校にして、ゆっくり休めたのが良かったのか、午前中の一時間半、午後の一時間、みんな元気に歩き通しました。

 それどころか弥次校区を周回してまた分校に戻ってから、みんな運動場ではしゃぎ回っていました。

 6年生の班長のリードも、指示に従う下級生の態度も、大変立派で、とても嬉しい1日になりました。

 よく成長できていると思います。

防災教室

 11月6日(水)、八代市坂本町出身の気象予報士、早田蛍(ほたる)さんが高植校に来校され、ソフトバンクのロボットのペッパー君と一緒に、5年生の2クラスに、防災の授業をされました。

 大雨によって引き起こされる様々な恐ろしい災害から身を守るために、『真っ黒い雲・雷の音・急に冷たい風』の三つのサインや、『気象情報・注意報・警報』の3段階に注意して早めの行動を取るとともに、校区のハザードマップで危険地帯と避難場所を知り、家庭や地域で情報を共有して自分も周りの人も守るということを学びました。

地域学校保健委員会

 11月5日(火)夜、高植校の体育館に学校医の桑原庸浩(つねひろ)先生、歯科医の中村先生、薬剤師の竹内先生、それに六中の学校医の桑原奥(ふかし)先生、薬剤師の松崎先生をお招きして開催しました。

 弥次校の磯野養護教諭が、それぞれの学校の定期健康診断の結果を報告した後、講演会を実施しました。

 講師は、金剛小学校前校長で、八代市教育委員会生涯学習課社会教育指導員の樋口昭彦先生でした。

 心を育てることを大切にされる樋口先生ならではのお話で、改めて子育てや小学校教育をするに当たって親として、また教師として大切な心構えというものを教えていただきました。

 家庭でなければ、そして、学校でなければできない教育をしなければなりません。ご家庭と学校でしっかりと連携しながら取り組んで参りましょう。

地震・津波避難訓練

 11月5日(火)実施、地震の後に津波が来ることを想定しました。

 高植校は津波を想定して3階建てになりましたので、4年生以下も3階に上がりました。

 弥次校は平屋なので、今回思い切って大鼠蔵山の加藤神社に登りました。

 では、休日にどこに逃げるのか、ご家族で話し合って『もしも』のときの集合場所を決めておいてください。

佐々木先生 ありがとうございました

 弥次分校にお勤めしておられた佐々木紫芳(しほ)先生が先月10月8日(火)に突然倒れられ、緊急入院から約3週間、集中治療を受けて頑張ってこられましたが、残念ながら10月28日(月)、お亡くなりになりました。

 弥次分校では31日(木)朝から多目的教室に分校の全児童と全職員が集合して『お別れの式』を執り行い、黙祷、校長・教頭からの話と児童代表の小田愛琳(あいり)さんの作文朗読をしました。

 その後、担任してくださった3年生の教室に移動し、最後の教え子たちが一人ずつ献花を行いました。

 11月3日(日)には氷川町宮原の典礼秋山斎場で、ご遺族主催の『お別れの会』が開催されました。

 これまでにお勤めの学校で受け持たれた人たちや同勤された先生方など、とてもたくさんの人たちがお別れを惜しみに来場されました。

 子供さんやご都合がお付きにならないご家庭の子供さんまで連れてきていただいた金剛小学校の保護者の方々には、大変お世話になりました。

 会の中では、弥次分校3年の福島修司(しゅうじ)君が代表でお別れの作文を、涙をこらえながら、立派に朗読してくれました。

 佐々木先生は大変責任感が強い方で、お受け持ちのクラスの子供たちをしっかりさせるため、学習面でも生活面でも徹底した指導を心がけてこられました。

 分校の3年生は『最上級生』なので、いろいろ大切な役割がありますが、それを分かりやすく、丁寧に教えてくださり、みんながきちんとできるようになっていきました。

 また、4年生になると自転車通学をする人たちもいる関係で、夏休みの自転車の検定と、そこに向けた特別練習期間が2週間ありますが、みんなを合格させようと、毎朝早くから一生懸命指導され、全員一発合格が決まった時はみんなと一緒に大変喜んでおられました。

 普段からとても研究熱心で、特に図工では子供たちにいい絵を描かせるために、いろいろ工夫しておられ、去年の3年生も今年の3年生も、とても素晴らしい絵ができています。

 職場の仲間に対してもとても優しい方で、誰かが困っていると、進んで協力してくださるので、弥次分校の職員はみんなとても助かっていたとのことです。

 志半ばで病に倒れられた佐々木先生のためにも、受け持っていただいた子供たちや我々同勤させていただいた職員はその遺志を受け継ぎ、立派に生きていかなくてはなりません。

 紫芳先生に天国でゆっくりしていただけるよう、毎日をしっかり頑張っていきましょう。

 ここに改めて、謹んでご冥福をお祈りいたします。

 本当にお世話になりました。

小体連陸上記録会

 10月25日(金)は八代小体連の陸上記録会でした。

 県営八代運動公園陸上競技場に、八代市・氷川町の6年生1246人が集結して開催されました。

 前日夕方のテント設営の頃から降り始めた雨はだんだん強くなり、夜中まで降り続きましたが、全天候型の本格的なトラックなので、問題なく開催することができました。

 子供たちはこの日に向けて、担任の先生方をはじめ、たくさんの先生方のご指導の下、体育の授業時間以外に、朝に夕に練習に励んできましたので、ホッとしました。

 大会は競技会ではなく記録会ではありますが、8位までは入賞ということで表彰されます。

 ソフトボール投げの中村麻音歌(まどか)さんと、走り高跳びの坂田乙華(いちか)さんがどちらも3位に入りました。

 そして、女子4×100mリレーで6年2組チームが7位に。

 それから100m走の末永はるさんと、走り幅跳びの宮永心明(みりあ)さん、800m走の上村絆貴(ばんき)君が、それぞれ8位に入賞しました。

 入賞を逃した人たちもみんな自己ベストの更新を目指して、一生懸命挑戦しました。

 加えて、運動会の時と同様に、立派な態度で最後まで仲間を応援する姿があり、とても嬉しく思いました。

 八代小体連が掲げた陸上記録会の目的は「交流・挑戦・感謝」でした。

 子供たちは、この日までの取組も含めて、仲間とのきずなをいっそう深め、技能向上を目指して努力し、当日もたくさんの方々のお世話のおかげで、あんなに立派な競技場でこの経験ができたということは強く実感できたでしょう。

 いい日になりました。

 ちなみに5年生の『水俣に学ぶ肥後っ子教室』も、同日に開催されたため校長は付いていけませんでしたが、引率した教頭から大変素晴らしい態度であったと聞きました。

 頼もしい高学年を誇らしく思います。