学校ブログ

2022年6月の記事一覧

4年生 人権集会がありました。

6月15日(水)

 13日(月)に、「4年生の人権集会」を実施しました。道徳の授業や人権学習などで学んだことを振り返り、みんなが笑顔で気持ちよく学校生活を送るためにどうするかについて考えました。

 また、「わたしがひろがる」という絵本の読み聞かせをおこないました。子どもたちの感想には、

「これからも男女関係なく、みんなと助け合って楽しい学校生活にしたい。」などが出ました。

雨の降る中、潤いの読み聞かせとまつぼっくり

【校長ブログ】

 梅雨に入り、今日は朝から雨が降り続いています。花にとっては潤いのある季節です。

 そして、PTAのみなさんも読み聞かせに取り組んでいただきました。こちらも子供の心にとって潤いのある時間です。「子供たちもしっかりと聞いているなあ」と思いながら、ふと外に目をやると、正門近くにたつ大きなヒマラヤスギの上には、大きな松ぼっくりがたくさんついていました。このような自然に気がつけるのも、皆さんの潤いのおかげだとほんわかとしました。

 PTAのみなさん、ありがとうございました。

人吉球磨の地域性?

【校長ブログ】

 先日、昨年度までの職場の所員と話す機会がありました。その所員がこのように話していました。

 「先日、子供の部活動の練習試合のため、人吉一中に送っていったときに、時間を持て余したので一中校区を散歩して回ったんです。その時に、前から出会う大人の方、高校生、中学生が『こんにちは』とあいさつをしていくんです。びっくりしました。人吉はそんな地域なんですか?」

 私も「ん?」と思いましたが「そうなのかなあ?」と答えました。

 必死にあいさつ運動をしながらも、なかなかめざすところに届かないもどかしさも持ちながら、自分は?と考えると、確かに出会う人にはあいさつをしています。こんな自分も地域性?と振り返りつつ。

 ただ、別の地域の方から見れば、知らない方にあいさつをしてすれ違う人吉の地域に驚いたということでしょう。別の視点から見れば、驚くほどよい地域性に感じたのでしょう。うれしくなりました。

 それだけ、見知らぬ人にあいさつができる安全な地域であり、地域が互いに関わり合い、目を配ってきたからこそ、高校生でもあいさつができる地域になったのだろうと思います。この地域性は、これまでの方が守ってきたものであり、今の私たちが守り続けて、次の時代に引き継ぐべきものであろうと思います。

 以前、校風についてお話ししました。

 地域風もやはりそこに住む人々、私やあなたが創り上げていくものだろうと思います。

 いつまでもそんな、誇れる地域性でありたいと思います。

 ※ 今日は写真がなくて申し訳ありません。

命を守るために!2年前の7月4日のことから、私の経験をとおして

【校長ブログ】

 6月9日(木)、朝の15分間の「東間タイム」を使って、オンラインで私の話をさせていただきました。

 梅雨の季節、そして暑い時期がやってくる前に、子供たちにもう一度、水の事故から命を守るための行動について考えてもらいたかったため、2年前の7月4日の私の経験をもとに、動画を使ってお話ししました。

 2年前の7月4日、6時前、川の音のおかしさに気づいた私は、目の前を流れる球磨川を見に行きましたが、それからあっという間に、私の家の前から水が上がり始め、青井神社方面に水が流れていきました。避難する時間もありませんでした。

 東間小学校校区の川を車で見て回りましたが、子供たちがこれから遊びたくなるような川、しかし上流で増水したらあっという間に足を取られてしまいそうな場所がありました。そこを写真に撮り、私の経験とともに危険を想像することについてお話ししました。

 いつも書いていることですが、危険に気づくことが大切です。気づくためには、想像力を働かせることが大事です。「もし、急に水が増えてきたら・・・」「もし、この道から車が出てきたら・・・」など、「もし・・・だったら」と想像することが大事です。それが危険を予知する力になります。

 命を守るための危険を予知する力は、超能力者になる必要はありません。「もし、・・・だったら」と想像することが大事です。それが子供たちが身近な危険を予知する力につながるのです。

 最後に、その時の動画を掲載します。

 これは蛇足ですが。

 私には三人の子供がいます。下の雛人形は長女が生まれたときに喜んだ私の父母が買ってくれた思い出の雛人形です。こんなに大きな雛人形はいらないと言ったのですが、どうしてもといって買ってくれた子供にとっては宝物の雛人形です。でも、あのときの水害ですべて泥まみれになりました。ボランティアさんも大切な雛人形だからと、丁寧に丁寧に一つずつ泥を洗い落としてきれいにしてくださいました。でも、やはり一度泥をかぶるとボロボロになってしまいました。

 2台の車も、家電もすべて泥をかぶり、仕方なくすぐに処分することはできましたが、あの雛人形だけは捨てることができず、乾かそうとしていましたがだめでした。

 その年の11月8日、やっとの思いでお寺に持って行き、お別れをすることができました。4か月間、持ち続けていたこと、4か月後にお別れをすることができたこと、4か月後が心の中で気持ちが整理できた時なのだと振り返っているところです。

 ご家庭でも、これからの時期、何度も何度も危険について話してあげてくださいね。

 

水害動画1.MOV

水害動画2.MOV

東間小タイム(提示用)2.mp4

PTAの読み聞かせスタート!潤いのある時間

【校長ブログ】

 今日からPTAの皆様による読み聞かせがスタートしました。

 本日は1年生から4年生まで。子供たちが絵本を見つめ、読み聞かせの言葉をしっかりと受け止めながら潤いのある時間を過ごしました。

 読み聞かせをしていただいた保護者の方の中には、保育園の関係の方もいらっしゃったと拝見しましたが、子供との会話の中で、「お兄ちゃんになったね!」などの声が聞かれ、本来の読み聞かせの目的だけではなく、保育園の先生が小学校の子供たちの様子と成長を見ていただくよい機会だなと思ったところです。

 6月も毎週、読み聞かせでお世話になります。 もうすぐ梅雨に入りますし、室内で潤いのある「時」を過ごすことも子供たちによって必要な時間ですね。

 ご協力いただいた皆さんありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

こんなにもワイパーを買ってしまいました。

【校長ブログ】

 私が学校にいるときには、給食を食べた4年生が毎日、「校長せんせーい!」と校長室にやってきます。窓ガラスを磨くためです。少しずつ少しずつ、人数が増えてきて、下の写真のように、百均でワイパーをそろえる羽目になりました。校長室にこんなにもたくさんのワイパーがある学校は珍しいかもしれませんね。

 子供たちはあきないのかな?と思いながらも、毎日誘いに来てくれる子供を見ながら、ワイパーをそろえつつ、うれしくも思っています。他の学年の子供たちも最近は、「ありがとうございます。」と言ってくれます。

 朝から、毎日、校門であいさつをしています。今日は、民生児童委員の本岩様が、プチボランティアのことを話してくださいました。「なぜ、プチボランティアというネーミングを知っていらっしゃるのだろう?」とも思いましたが、いろいろな方からお話を聞かれているのだろうと思いました。

 今日は、6名ほどのボランティアの方が校門に立ってくださったのですが、その中でもみなさんが驚く光景がありました。

 ある子供が登校してきたときです。

 校長「みなさん、あの子のこれからの行動を見ていてくださいね。」

 みなさん見ていてくださいましたがその後「何したんですか?」

 校長「あの子は登校してきてすぐに、毎日、5本の草を抜いて、教室に行くのです。自然体でしょ!」

 ボランティア「おーーー!」

 ボランティア「あんな姿がいっぱいに見えるようになるといいですね。」

 校長「少しずつ、少しずつ、無理のないプチボランティアが広がりつつあります。」

 ボランティア「今年、たくさんの花が植えてありますね。校長先生が植えさせたって聞きましたよ!」

 校長「植えさせたのではなくて、本校の花いっぱいサークルの先生が種から育てたんですよ!」

 私が校門から、プチボランティアの様子をこっそりとった写真を掲載します。自然な子供の姿を残したかったからです。

 その中である男の子が「校長先生!草だらけですよ!5本じゃとりきれません。」と話しました。体験することで、草の多さに気づいてくれたのでしょう。今でも花壇に足跡を発見することもあります。きっと、足跡を付けた子は、花の苗を花と気づいていないのでしょう。一方で、プチボランティアをしている子は、花と草の違いに気づくようになりました。それが心の成長です。

 気づくか、気づかないか、それが大きな感性の違いになってきます。子供たちが少なくとも、花の苗を花の苗と気づいてくれる感性を持ってくれるまで、花いっぱいサークルは育て続けます。

 もしここまで読んでくださった方がいらっしゃったら、ありがとうございました。長文過ぎました。

よき思い出に プール掃除

【校長ブログ】

 久しぶりに校長ブログを書いています。

 先週から1週間ごとに学年部で投稿してくれることになったため、ちょっと安心していました。

 きっと、学年部は行事等についてアップしてくれることと思います。私は、別の視点から投稿して見たいと思っています。

 先週末に行ったプール掃除。みなさんは小学校の時のプール掃除を覚えていらっしゃるでしょうか。私はなぜが覚えています。なぜならば、その頃は、水泳の授業のシーズンが終わったら虫を食べてもらうために、プールの中に鯉が育てられていて、プール掃除の前には魚(鯉)釣りから始まったからです。のどかな時代です。今は、防火用水として用いられているため、そんなことをしたら責任問題ですね。きっとその頃もそうだったのでしょうが、鯉がいました。まさしくのどか、のどか。

 5・6年生がプール掃除をしてくれたときも、あめんぼやヤゴなど虫がいて、子供たちがキャーキャーといっていました。確かにくさいし、汚いし、その汚れを落とすことで、下学年の子供たちもプールの授業ができるのですが、その臭さ、汚さもきっと、子供によってはよい思い出になってくれることでしょう。いやなことも思い出に残るエネルギーになるでしょうから。ただし、子供たちの顔は笑顔でしたよ。

 学校における夏の風物詩、プール掃除が終わりました。いよいよ水泳のシーズンです。

 

プール掃除(5年生)

6月3日(金)はプール掃除を行いました。プールの中や周りには1年間の汚れがたっぷりと・・・

暑い中でしたが、5・6年生の子どもたちは、高学年として頑張ってくれました。

5年生にとっては初めてのプール掃除でしたが、生き生きとした表情で積極的に行動していました。