学校ブログ

2025年6月の記事一覧

今日の栖本っ子~耳と心で聴き合う、栖本っ子の学び~


 6月11日(水)、今朝の「朝タイム」では、今年度2回目となる「話す・聞くタイム」を実施しました。子供たちの生き生きとした活動の様子を見ていると、とてもすがすがしい気持ちになりました。

 まず、早口言葉で口の準備運動をした後、今日のお題「好きな遊びは?」について、2人組になって話したり聞いたりする練習を行いました。子供たちは、自分の好きな遊びを熱心に語り、また、友達の話に真剣に耳を傾けていました。

 活動後の感想では、「2回目の『話す・聞くタイム』で、友達の好きな遊び(スポーツや鬼ごっこなど)が分かってよかった!」という声が聞かれ、お互いのことを深く知る良い機会になったようです。

 先生方からも、嬉しい声が聞かれました。「1年生が2回目とは思えないほど、相手の話を上手に聞くことができていた」と、低学年の子供たちの成長ぶりに驚かれていました。また、「相手になった高学年が、低学年が答えやすいように、どのように伝えるべきか、何を言うべきかといった伝え方を考えている姿がとても上手になっていた」と、上級生が下級生への配慮をしながら、コミュニケーションの工夫をしている様子に感心したという声が聞かれました。

 このように、栖本っ子たちが互いに思いやり、言葉を交わす中で、着実にコミュニケーションスキルを身につけていることを実感します。今回培った「話す・聞く力」を、ぜひ授業中やその他の場面でも積極的に活用し、さらに高めていってほしいと願っています。

今日の栖本っ子~大龍国民小学校との国際交流会~

   本日6月10日(火)、栖本小学校に台湾からのお客様をお迎えし、大龍国民小学校との国際交流会を開催いたしました。

 台湾からは、5年生7名、6年生9名の児童の皆さんと、校長先生をはじめとする3名の先生方、そして通訳の方1名、合わせて20名の皆様がはるばるお越しくださいました。遠く離れた地からのご来校に、心より感謝申し上げます。

 交流会では、まず本校の4・5・6年生が、栖本に古くから伝わる「大河内岩下のかっぱ物語」を寸劇を交えて披露し、さらに「かっぱ太鼓」を元気いっぱいに打ち鳴らして歓迎の気持ちを表しました。子供たちのほとばしるようなエネルギーと、地域への愛が伝わる素晴らしい発表に、台湾の皆様も目を輝かせていらっしゃいました。

 

     一方、台湾の子供たちは、台北市の重要な文化財であり、孔子の誕生日や先生の日にのみ披露されるという大変神聖な演目「佾舞(いつぶ)」を披露してくださいました。その荘厳な舞には、思わず息をのむほどでした。また、美しい音色で奏でられた「涙そうそう」のリコーダー演奏には、言葉の壁を越えて感動が広がりました。互いの文化を尊重し、分かち合う、まさに国際交流の醍醐味を味わうひとときとなりました。

 その後は、お互いの学校紹介を英語で行い、日本の昔遊びである「カルタ」や「長縄」を一緒に楽しみました。最初は少し緊張していた子供たちも、時間が経つにつれて笑顔が増え、次第に会話も弾んでいく様子は、見ている私達大人にとっても大変喜ばしいものでした。そして、給食も一緒に囲み、食卓を共にする中で、心の距離はぐっと縮まったようでした。

 別れの時には、何度も何度も手を振り、お互いの再会を願うかのように名残を惜しむ子供たちの姿がありました。今回の交流は、子供たちにとって、異なる文化に触れ、新しい友情を育む、かけがえのない経験となったに違いありません。

 この一日を通して、栖本っ子たちは、国際的な視野を広げ、そして何よりも「心と心で通じ合う」喜びを実感できたことと思います。この素晴らしい出会いを、今後の学校生活、そして子供たちの成長の糧として、大切に育んでいきたいと強く感じています。

今日の栖本っ子~児童集会~

 本日、6月9日(月)は、あいにくの雨模様となりましたが、子どもたちは傘をさし、元気に登校してくれました。

さて、今朝は朝タイムに、体育館で児童集会が行われました。まず、今月の生活目標「室内では静かに過ごそう」~大声を出したり、走ったりしない~」について、みんなで確認しました。梅雨に入り、外で思いっきり遊べない日が増え子どもたちにとっては、ちょっぴり残念な気持ちになるかもしれません。しかし、雨の日だからこそ、室内でできる楽しいこと、有意義な過ごし方を探してほしいなと思います。工夫次第で学校生活を豊かに、そして有意義に過ごすことができます。大切なのは、「雨だから仕方ない」と諦めるのではなく、「雨の日だからこそできること」を見つける視点だと思います。そんな視点も、これから子ども達に話していきたいと思います。

 次に、今月の歌「にじ」をみんなで歌いました。体育館いっぱいに響き渡る子どもたちの歌声は、とても綺麗で、聴いているととても穏やかな気持ちになりました。

 そして、今月の詩は「かえるのぴょん」。かわいらしいかえるの様子を、子どもたちは体いっぱいに表現しながら朗読してくれました。その元気な声は、雨の日のどんよりとした気分を吹き飛ばし、私たち大人にも笑顔を運んでくれました。

 集会の最後には、各委員会からの発表がありました。それぞれの委員会が、よりよい学校生活のために、どのような活動をしてくれているのか、子どもたちは真剣に聞いていました。自分たちの学校を自分たちの手で良くしていこうとする栖本っ子たちの自主性には、本当に感心させられます。

今日の栖本っ子~5年生 「水俣に学ぶ肥後っ子教室」での尊い学び~

 快晴の空の下、本日、本校の5年生が「水俣に学ぶ肥後っ子教室」で水俣に行きました。

 午前中は、水俣病資料館にて語り部さんの尊い講話に真剣に耳を傾けました。語り部の方の心に深く響くお話は、単なる知識としてではなく、子どもたちの心に深く刻まれました。そして、熊本県環境センターでは、地球温暖化が私たちや未来に及ぼす影響について深く学びました。映像や展示を通して、環境保全の重要性を肌で感じ、私たち一人ひとりの行動が地球の未来に繋がっていることを、改めて考える貴重な時間となりました。

お見送りする4年生と6年生!

今日の栖本っ子~うねづくり、ありがとうございました!~

 本日6月6日(金)の朝、学校の畑では、再来週1年生と2年生がサツマイモを植えるための準備が行われました。

 うねづくりの作業を、地域の皆様が温かくサポートしてくださいました。お忙しい中、渡邉 良三さん、渡邊 文好さん、樫原 世師子さん、田中 誠さんが、学校の畑を丁寧に耕し、畝作りをしてくださいました。固かった土が、子どもたちが作業しやすいように、ふかふかの土に変わっていく様子を見ていると、心から感謝の気持ちが湧いてきました。

 子どもたちがサツマイモを植え、収穫する体験は、土に触れ、作物が育つ喜びを感じる貴重な学びの機会となります。渡邉 良三さん、渡邊 文好さん、樫原 世師子さん、田中 誠さん、本日はお忙しい中、子どもたちのためにご協力いただき、本当にありがとうございました。今後ともサポートをよろしくお願いいたします。