学校ブログ

2025年7月の記事一覧

今日の栖本っ子~福祉を学び、心を育む!梅寿荘での貴重な体験~

 7月30日(水)、4年生児童が特別養護老人ホーム梅寿荘にて開催された「令和7年度ワークキャンプ事業」に参加しました。

 このワークキャンプは、児童が福祉講座を通して社会福祉への理解と関心を深め、ボランティアや市民活動への参加のきっかけづくりを目的としています。また、疑似体験を行うことで、「相手を思いやる心」と「支えあう心」を育む、大変意義深い機会となりました。

ワークキャンプでは、以下のプログラムに取り組みました。

福祉講座(高齢者・認知症について):高齢者や認知症に関する講義を受け、基礎知識を学びました。
施設見学:梅寿荘の施設内を見学し、高齢者の方々が生活される環境や介護の現場を間近で見学しました。
介護ロボット・車いすリフト体験:最新の介護ロボットや車いすリフトを実際に操作・体験し、介護の技術や工夫に触れることができました。
感想文作成・グループワーク:体験を通して感じたことや学んだことを感想文にまとめ、グループで共有することで、学びを深めました。
 参加した児童は、真剣な態度で講義に耳を傾け、積極的に体験活動に参加していました。今回の貴重な経験が、子どもたちの社会福祉への関心を高め、将来のボランティア活動への第一歩となることを期待しています。

 体験後には、おいしいかき氷をいただきました。貴重な体験の場を提供してくださった天草市社会福祉協議会 栖本支所、特別養護老人ホーム梅寿荘の皆様、大変ありがとうございました。

今日の栖本っ子~子どもたちの成長を振り返って~

 1学期は、子どもたちが「めざす栖本っ子」の目標である「す・も・と」を意識し、様々な場面で力を発揮してくれました。

「す」:元気な挨拶は栖本小学校の宝物です。登校時に地域の方々や先生方や友達に元気いっぱいの挨拶を届ける姿、特に一人ひとりが名前を呼んで挨拶してくれる姿に、私自身もたくさんの元気をもらっています。
「も」:目標に向かってチャレンジする心は、様々な場面で発揮されました。運動会では、応援団やリレーで最後まで諦めずに走り抜き、仲間と心を一つにする姿。また、漢字・計算大会に向けて休み時間や家庭で計画的に練習に取り組む姿。プールでは、自分の限界に挑戦し、少しでも長く泳げるように頑張る姿も見られました。
「と」:そして、困っている友達に「大丈夫?」と声をかけ、自然と助け合う姿がたくさん見られました。「ありがとう」や「ふわふわ言葉」が飛び交う校内は、子どもたちの優しさであふれています。
 さて、いよいよ明日から夏休みです。1学期、子どもたちは、勉強で行事で、委員会活動で本当によく頑張ってくれました。心と体をしっかり休め、家族との時間や好きなことに思い切り挑戦する大切な時間にしてほしいと終業式では伝えました。ご家庭でも、命を大切にすることを第一に、安全で楽しい夏休みを過ごしてください。交通安全、水の事故、熱中症、スマートフォンの使い方など、ご家庭でも今一度お子さんと確認をお願いいたします。

 日々のホームページをご覧いただいていること、日頃より温かく子どもたちを見守ってくださる保護者・地域の皆様に、心から感謝申し上げます。2学期に、元気いっぱいの子どもたちから夏休みの思い出話をたくさん聞かせてもらえることを心待ちにしています。1学期、お世話になりました。

今日の栖本っ子~4年生子ども民生委員~

 

 7月17日(木)に、4年生が総合的な学習の時間で、栖本町民生委員の皆様を学校にお迎えし、交流会を行いました。「子ども民生委員として、私たちに何ができるだろう?」というテーマのもと、まずは民生委員の皆様から、日頃どのような活動をされているのか、お話を伺いました。子どもたちは皆、真剣な眼差しで耳を傾けていました。

その後は、グループに分かれて自己紹介を交わし、活発な意見交換が始まりました。「地域のお年寄りが集まるサロンに参加してみたい」「困っている人に自分から声をかけてみる」「話すときは、相手に伝わるように、会話が続くように言葉遣いや話し方を工夫したい」など、子どもたち一人ひとりが、自分にできることを真剣に考えていました。今回の交流会で生まれた子どもたちの「やってみたい」という気持ちが、夏休みや2学期に向けて、地域を思いやる優しい心となって大きく育っていくことを願っています。

 本日は、民生委員の皆様、ありがとうございました。

今日の栖本っ子~命を守る大切な学び 着衣泳法指導~

 本日、7月16日(水)、栖本小学校では子どもたちの命を守る大切な学習である、着衣泳法指導を実施しました。これは、夏休みを前に子どもたちが事故に遭わないための知識と技能を身に付けるとともに、海水浴などのマリンレジャーにおける安全意識を高め、予期せぬ状況で水に落ちてしまった際に、慌てることなく自分の命を守るために必要な態度と技能を育むことを目標としています。

 今年度は、広域連合中央消防署から3名の方を講師としてお招きし、ご指導いただきました。

 

 子どもたちは水着の上に洋服を着て水の中に入り、まず25メートル進んでみました。洋服を着ていると体が重く進みにくいことがわかったようです。次に流れの中で浮いたり、ペットボトルを抱えて浮いたりしました。はじめは上手に浮くことができなかった子どもたちも、講師の方の丁寧なご指導により、徐々にペットボトルを抱えて上手に水面に浮かぶことができるようになりました。

 

 今回の着衣泳法指導を通して、子どもたちは水の危険性について深く理解し、自分の命を自分で守るための具体的な方法を学ぶことができました。この経験が、夏休みだけではなく、今後の生活においても安全に過ごすために役立つことを願っています。

 お忙しい中、子どもたちのために貴重な時間を割いてご指導くださった講師の方々に心より感謝申し上げます。

今日の栖本っ子~毎日おいしい給食ありがとうございます!~

 

 7月15日、青い空が広がり、降り注ぐ日差しがまぶしい一日となりました。1学期も残すところあと4日となりました。さて、今日は子どもたちの学校生活を支える大切な「食」についてとりあげたいと思います。 

7/15(火)のメニュー

フレンチトースト、牛乳、ポトフ、ツナマヨサラダ

7/8(火)のメニュー

手作りバジルベーコンパン、牛乳、冬瓜スープ、シーザーサラダ

 

地元の恵みをいただく
  近年、食材や米の価格が高騰し、全国的に給食費の値上げが大きな話題となっています。本校の給食も、1食あたり70円の値上がりとなりましたが、この値上がり分につきましては、天草市より全額ご助成いただいております。保護者の皆様にご負担をおかけすることなく、子どもたちに美味しい給食を提供できることに、心より感謝申し上げます。このような状況の中、栖本学校給食センターの皆様は、子どもたちのために日々、様々な工夫を凝らしてくださっています。特に力を入れているのが「地産地消」です。栖本町や倉岳町で採れた新鮮な野菜等を積極的に献立に取り入れ、地元への愛着を育むとともに、食の安全にも配慮してくださっています。また、子どもたちに大人気の手づくりパンも、給食センターの皆様の愛情がこもった逸品です。温かいご飯やパン、栄養満点のおかずが並び、子どもたちは毎日、笑顔いっぱいで給食をいただいています。

「いただきます」に込める感謝の気持ち
 毎日、当たり前のようにいただいている給食ですが、そこには多くの人々の手間と愛情が詰まっています。食材を育ててくださる方々、調理をしてくださる給食センターの皆様、そして温かいご支援をくださる天草市に、心からの感謝を申し上げたいと思います。子どもたちには、この感謝の気持ちを忘れずに、「いただきます」の言葉に、命をいただく尊さと、支えてくださる方々への感謝の心を込めてほしいと願っています。