学校ブログ

2025年7月の記事一覧

今日の栖本っ子~タブレットを活用した授業~

 

 7月14日(月)、1学期も残すところあと5日となり、子どもたちはそれぞれのまとめの学習に、一生懸命取り組んでいます。本日は、全学年でタブレットを活用した授業に取り組みました。単に「ICT機器」としてではなく、まるで鉛筆やノートのように、子どもたちが学びを深めるための「文房具」として自然にタブレットを使いこなせるように発達段階に応じて授業の中で活用しています。子どもたちは、タブレットを操作しながら、それぞれの課題に楽しそうに、時には真剣な眼差しで向き合い、黙々と学習を進める姿が見られました。

指導主事の先生をお招きして
 今日は、熊本県教育庁教育政策課より松下純也指導主事をお招きし、各クラスの授業を参観していただきました。松下指導主事からは、「どのクラスも、与えられた課題に集中して取り組む姿が素晴らしいですね」と、栖本っ子の学習に臨む真摯な姿勢に対してお褒めの言葉をいただきました。また、本校の先生方にも、より効果的な授業づくりについて、専門的な視点から貴重なアドバイスをいただきました。子どもたちの「わかった!」「やってみたい!」という笑顔をさらに増やせるよう、先生方も熱心に耳を傾けていました。今後も、松下指導主事には定期的に学校へお越しいただき、子どもたちの学習の様子を見守りながら、さらなる学びの質の向上に向けてご助言をいただく予定です。

 現代社会において、情報活用能力は必要不可欠な力です。栖本小学校では、これからもタブレットをはじめとするICT機器を積極的に活用し、子どもたちが自ら考え、表現し、そして共に学び合う力を育んでいきます。タブレットが鉛筆やノートと同じように、子どもたちの学習活動に溶け込むことで、学びの世界は無限に広がっていくと思います。子どもたちの「できた!」という喜びや、「もっと知りたい!」という探求心を大切に育みながら、未来をたくましく生きる栖本っ子を、教職員一同、力を合わせて育てていきたいと考えています。

 

今日の栖本っ子~体験から学ぶ~

4年生:イルカとの共生事業
 4年生は「イルカとの共生事業」で五和町へ出かけました。前日の夜から、楽しみでなかなか寝付けなかったという子どもたちの声も聞かれました。現地では、豊かな海を守るための活動について、熱心に耳を傾ける子どもたち。そして、いよいよ楽しみにしていたイルカウォッチングでは、天草の美しい海で、悠々と泳ぐイルカたちの姿を間近で観察し、子どもたちは歓声を上げていたそうです。この体験を通して、海の豊かさ、そしてそれを守ることの大切さを肌で感じ取ってくれたことと思います。

 

5年生:作陶体験
 5年生は学校に「濱平窯」の伊津野さんをお招きし、作陶体験に挑戦しました。子どもたちは「カップづくり」と「皿づくり」に分かれ、真剣な眼差しで粘土と向き合いました。最初はなかなか思うようにいかない様子も見られましたが、伊津野先生の丁寧なご助言をいただきながら、子どもたちはそれぞれの想像力を膨らませ、世界に一つだけの、個性豊かな作品を創り上げていました。土の感触を楽しみ、自分の手で何かを形にする喜びを存分に味わえたようです。

今日の栖本っ子~暑さに負けず頑張っています!~

 7月10日(木)、今日はいつもよりは暑くないようですが、暑さに負けず頑張っています。

 隅々までピカピカ!

 暑さに負けることなく、子どもたちは校舎の掃除に一生懸命取り組んでいました。職員玄関や廊下など、それぞれの持ち場を黙々と、そして丁寧に掃除に取り組んでいました。学校を自分たちの手で美しく保とうと黙々と相似に取り組んでいる姿に、感心しました。

 

2年生、キュウリ収穫!
  2年生の子どもたちからは、嬉しいおすそ分けがありました。生活科の学習で大切に育ててきたキュウリが大きく実り、みんな嬉しそうな表情でみずみずしくて立派なキュウリをおすそ分けしてくれました。自分たちで育てたものを収穫し、その喜びを周りの人と分かち合う経験は、子どもたちの心に豊かな実りをもたらしてくれることでしょう。

 1学期も残りわずか
  1学期も、残すところ今日を含めてあと7日となりました。この1学期、子どもたちは多くのことを学び、心も体も大きく成長しました。残りの日々も、一日一日を大切に、充実した学校生活を送ってほしいと思います。

今日の栖本っ子~安全な登校と元気な挨拶を目指して!~

 7月9日(水)の朝は、地区ごとに集まり、地区児童会が行われました。

 各登校班では、これまでの登校の様子を振り返り、「歩き方はどうだったか」「元気よく挨拶ができていたか」といった点について、子どもたち自身で真剣に話し合いました。また、通学路や家の近くに危険な場所がないかを確認し合うなど、安全意識を高めるよい機会となりました。

 毎日、暑い中、子どもたちは本当によく頑張って歩いて登校してくれています。しかし、今日の話し合いの中では、「挨拶の声が小さくなってしまうことがある」「自分から先に挨拶をするのができない時がある」といった反省の声も聞かれました。一方で、車を停めてくださったドライバーの方々には、きちんと「ありがとう」とお礼を伝えられているという素晴らしい点も確認できました。一つひとつの反省点を、少しずつでも良いので、明日からの登校で改善していってほしいと願っています。みんなで力を合わせ、安全で元気いっぱいの登校を目指していきましょう!

今日の栖本っ子たち~地域の方から学ぶ!~

 

 7月8日(火)4年生と5年生が、それぞれ地域の専門家をお招きし、私たちの生活と深く関わる環境について、深く考える貴重な時間を過ごしました。

4年生:ごみ問題について考える
  4年生は、栖本支所まちづくり推進課の田中様をお招きし、「ごみ」について学びを深めました。田中様からは、「ごみとは何か」という基本的な問いから始まり、ごみの種類、正しい出し方、そして天草市のごみの量や処理にかかる膨大な費用について、多岐にわたるお話を伺いました。子どもたちは、ごみが増えることで私たちの生活や環境にどのような影響があるのか、真剣な表情で耳を傾けていました。「自分たちにできることは何だろう?」という問いが、子どもたちの心の中に芽生えました。この学習を通して、ごみを減らすために何ができるのか、具体的な行動へと繋がるよいきっかけになったと確信しています。

5年生:栖本の川から環境について考える 

 5年生は総合的な学習の時間に、栖本まちづくり協会長の倉田千尋様をお招きし、河内川について学びました。子どもたちからは、河内川の水はどこから来ているのか、川の水のきれいさを保つためにはどうすればよいのか、そして、川をきれいにするための具体的な取り組みにはどのようなものがあるのかなどたくさんの質問が出ました。倉田様は、一つひとつの質問に丁寧に答えてくださり、子どもたちの「知りたい」という気持ちに寄り添ってくださいました。お話の中で特に印象的だったのは、「元気な川にすることが大切。」という倉田様の言葉です。この言葉は、子どもたち一人ひとりが、美しい栖本の川を守るために何ができるのか、具体的な行動を考える大きなきっかけになったようです。

田中様、倉田様、お忙しい中に子どもたちへ貴重なお話をありがとうございました。今後とも、よろしくお願いします。