美里町立励徳小学校
2025年7月の記事一覧
公開保育に参加してきました
7月30日(水)
午前中、美里町のはちす保育園の公開保育に参加してきました。
担任等は、保護者面談中のため参加できず代表で校長が参加となりました。
最初に参観させていただいたのは、0・1歳児の教室でした。
すでに仲間としての関わりが見られ、ひとりずつ歌に合わせてお返事をする場面では、終わっていないお友達がいると周りの子どもたちが先生にアピール。まだ、自分では手を挙げることができない0歳児のお友達のところに1歳児の子が行って、優しく頭をなでてあげる姿は、とても微笑ましくほっこりしました。
次に2・3歳児の様子を拝見させていただきました。
絵具?を使って色水づくりに挑戦していました。
薄紫の色水を作った子が、先生のほうを向いて「先生(のTシャツ)と一緒だよ。」とにっこり笑って先生に誇らしげに見せる姿、これまたかわいらしく癒されました。
最後は、4・5歳児の様子を見せていただきました。
一人ずつ前に出て自己紹介をしてくれました。しっかり聞こえる声で話してくれる子どもたちにさすがと感心。
今日は、自分たちで作った梅干しを使ったおにぎりづくりに挑戦。
そのための身支度をする際、5歳児の子がエプロンを着るのに苦戦している4歳児の子にそっと寄り添い声をかけながら手伝う姿に思いやりの心が見え、温かい気持ちになりました。
また、先生方の穏やかな声掛け、子どもたちの興味関心から活動を作り上げていかれる保育の様子、小学校でも参考にさせていただきたいヒントがたくさんあり、早速、学校に帰り職員室で話題にしたところです。
はちす保育園の皆さん、貴重な時間をありがとうございました。
今日の公開保育には、町内の小中学校の職員や行政からも多数参加され、美里町の幼保・小・中、そして、行政の連携がまた一つ進んだように思います。
夏休みが始まり1週間
7月28日(月)
夏休みに入り1週間が過ぎました。
忘れ物を取りに来た子が1回来ただけで、子どもの姿は見えません。
寂しい限りです。
今週は、保護者面談週間です。
1学期を振り返り保護者お一人お一人と子どもたちの様子について話をする時間を設けています。
先日、23日の夜は、PTA役員の皆さんと愛校作業、PTA新聞の打ち合わせや運動会フォトコンテストの入賞作品決定を行い、楽しい時間を持ちました。
保護者の皆さんのご協力に感謝・感謝です。
子どもたちの写真がありませんので、今日の励徳小のベストビューをご覧ください。
一番下の花は、運動場の木陰に咲いていました。Googleレンズによると「アキノタムラソウ(秋の田村草)」という花のようです。
今日も熱中症警戒アラートが出ています。
運動場をぐるっと一周しただけで汗が流れます。
子どもは夏休みですが・・・
7月23日(水)
夏休みに入って4日が過ぎ、5日目も終わろうとしています。
今日は、教科等研究会 音楽部会が本校であり、20人近くの宇城管内小学校の先生方が来校されました。
松橋中学校の主幹教諭 林先生を講師にお迎えし、小学校音楽についての理論、先生の豊かな実践から地域の伝統文化(音楽)を掘り起こし、地域と子どもたちをつなぐ取組、ICTを効果的に活用した音楽作り等々中身の濃いお話を伺いました。
その後、2学期に行われる研究授業の構想についてグループ協議を行いました。
今日は、本校の職員もそれぞれの研修に出かけました。
しばらくは、2学期に備えて研修が続います。
大 大 大収穫!
7月17日(木)
夏休みに入りました。
励徳小も猛暑です。
しかし、子どもたちがいないのでセミの鳴き声がさらに大きく聞こえ、更に熱く感じます。
さて、先週17日。
3.4年生が育てていた「美里かぼちゃ」の収穫を迎えました。
「校長先生、今から収穫します。片山さんもいらっしゃっています。」
と声を掛けられ、畑に行くと、子どもたちは、どのカボチャを収穫しようかと品定め中でした。
片山さんに収穫の仕方を教えてもらいました。3㎏はあろうかというかぼちゃですから切るのも一苦労。
更に見てくださいこの大きな葉っぱ。
その下にもぐりながら、葉っぱや茎のちくちくのも負けず懸命にかぼちゃを収穫していきました。
毎朝、登校してくると靴箱に迎え前に職員室に挨拶をしてほかの学年は、靴箱のある左へ、3.4年生は、畑のある右へ向かいかぼちゃの様子を見に行っていました。毎日です。3・4年生全員がです。
本当に感心していました。
片山さんという「かぼちゃ名人」のきめ細やかなご指導をうけた子どもたちの愛情をたっぷりと受けて育った「美里かぼちゃ」大 大 大収穫でした。
最大2860g。子どもたちも満足の収穫でした。
複数個収穫した子は、2日に分けて持ち帰りました。
ご指導いただいた片山さん ありがとうございました。
おまけ
どんどん伸びて、かぼちゃの蔓は、フェンスをよじ登り立派な「空中かぼちゃ」もなりました。
今年度最後の水泳授業
7月17日(木)
6月から始まった水泳の授業も今日で終わりでした。
今日は、すべての学年が水泳の授業を実施。
最後の授業ということもあり泳力調査が行われていました。
本校のプールは、20メートルプールのため一般的な学校のプールに比べると5メートル短いです。
そのため25メートル泳ぐ場合も必ずターンしなくてはなりません。
今まさに泳力調査が始まろうとしているところです。
さあ、昨年より泳力は上がったでしょうか?
この水泳の授業がある間、一番プールにいる時間の長かったのは、養護助教諭の金森先生です。
なぜなら、すべての授業に救急セット(AEDを含む)を持って最初から最後までプールサイドで子どもたちの安全を見守ってくれたからです。
日焼けをものともせず、頭が下がります。
おかげで、担任は指導に集中。子どもたちもケガも事故もなく楽しく水泳の授業に参加することができました。
また、この期間中、着衣水泳の指導をしてくださった宇城消防署の皆様、水泳指導をしていただいた砥用中の岡村教頭先生、田﨑先生 ありがとうございました。
1学期も後2日
7月17日(木)
1学期も今日も入れて後2日となりました。
久しぶりに大井早方面の登校(路線バス)の様子を見に行ってきました。
車を降りたとたんに、蝉の声、鶯の鳴き声、遠くから鶏の鳴き声が一斉に聞こえてきました。
子どもたちが上ってくるはずの坂道を下っていくと今度は、道沿いのお宅の犬が次々によそ者が来たことを知らせるかのようにあちらこちらから吠え始めました。なかなか優秀な犬たちです。
しかし、一向に子どもたちの姿は見えません。
後数分でバス停にバスが到着する時間となったためバス停に向かって坂を上っていくと、子どもたちはすでにバス停に到着していました(この日は、たまたまバス停まで保護者の送迎だったようです)
子どもたちは、乗り遅れることなくバスに乗り出発していきました。
田んぼの稲は、ずいぶん大きくなっていました。
また、栗も柿も実り始めていました。
学校に戻る途中に低学年の子どもたちが植えた芋畑があるのでそこにもちょっと寄ってみると
畑の周りの草がきれいに刈り取られ、畑の周りには、二重の柵が張り巡らされていて、地域の皆さんに大事にお世話していただいているのが分かりました。本当にありがたい限りです。
今のところ、心配された鹿やイノシシの被害も見られないようです。
子どもたちの成長も田畑の作物の成長も地域の皆さんに支えられてめざましい一学期です。
お弁当の日の取組
励徳小では、10数年前から「お弁当の日」という取り組みをしています。
今年は、6年生が、歓迎遠足の日に 5年生が、水俣に学ぶ肥後っ子教室の日に実施しました。
食育担当の金森先生が、写真のような掲示を作ってくれています。
子どもによって、おうちの方が作ったものをお弁当箱に詰めたり、どれか一品自分で作って入れてきたり、家族と一緒におかずを作ったりと自分の取り組みやすい方法で作ってきています。
その中に
6年生の子が書いた「お弁当カード」を見てうれしくなりました。
「ぼくは、卵焼きをがんばりました。でも失敗して、でもパサパサでおいしかったです。
失敗しても大丈夫。何回も失敗してどんどんくりかえして上手になればいいから、失敗してもあきらめないでください。」
と書いてありました。
始業式の日に話した「失敗は成功のもと」という言葉、頭に残ってくれていたのかな。
2学期以降も「お弁当の日」は続きます。
どんなチャレンジをしてくれるのか楽しみにしたいと思います。
プロジェクト委員会 企画 「とあるゲーム」
7月14日(月)
夏休みまで後1週間となりました。
今日は、あいにくの雨ですが、外は、比較的過ごしやすく少し梅雨に逆戻りしたような日中です。
さて、ランチルームでの給食中、プロジェクト委員会から連絡がありました。
「今日は、『とあるゲーム』をするので給食後集まってください。」
『とあるゲーム』?
給食後、職員室の上の多目的室が何やらバタバタしていました。
何をしているのだろうと見に行くと多目的室に「宝」を隠していました。
「宝」を隠し終わる間、ランチルームでは、異学年で思い思いに楽しく待っていました。
(これは、豆つかみに挑戦している2年生)
「宝」を隠し終わったというアナウンスがあると、
多目的室前に集合した子どもたちが、我先にと「宝」を探すべく多目的室に入り思いつく限りの場所を探し始めました。
晴れていても外や体育館では遊べず、気温は高くなくても雨で外では遊べず。
しかし、今日は、プロジェクト委員会の子どもたちのおかげでみんなで楽しい時間を過ごすことができました。
プロジェクト委員会のみんな、ありがとう。
7月の詩
7月8日(火)
7月の全校集会を行いました。
校長からは今月の詩をもとに話をしました。
今月の詩は、詩ではなく「やなせたかし名言集」と題し、やなせたかしさんの言葉を校長の独断で4つ選び子どもたちに示しました。
紹介した名言集は、PDFで添付しています。
やなせたかし.pdf (子どもたちに示したシートにはアンパンマンのイラストを載せています)
戦後80年
夏を前にすると戦争・平和に関することがメディアでも取り上げられることが多くなります。
また、現在、世界のいたるところで紛争や戦争があっています。
いかに、今、私たちが、平和な世の中で生きているのか
身の回りにあるちょっとした幸せや喜びに気づいているか
どうしたら自分も人も幸せでいられるのか
そんなことを意識しながら過ごしてほしくて紹介しました。
いつものように暗唱できるようになったら校長室で暗唱してもらうよ。
と声をかけたところ、その日のうちに数人の子どもたちが校長室にやってきて
「今日は、4つの内の二つだけ」
「全部覚えました」
など、一人一人のペースで暗唱して聞かせてくれました。
夏休みまであと7日(登校する日)
何人が暗唱できるようになってくれるでしょうか?
楽しみです。
本日も千客万来?
7月9日(水)
昨夕は、県下各地で雨が降ったようですが、励徳小付近は、まったく降らず、今日も暑い一日でした。
そんな中、午前8時過ぎ。
お話会のみなさんが来校され、各クラスで読み聞かせをしていただきました。
午前9時過ぎ。
消防署から10名ほど来校され、2校時は1.2年生、3校時は3~6年生の着衣水泳教室がありました。
1.2年生は、全員で8名ですから大人の方が多い中での着衣水泳教室でした。
これまで大規模校に勤務することが多かったからか、低学年も着衣水泳を実施することに新鮮さを感じながら見ていました。
実際に消防署の方々もプールに入ってやって見せていただきながらの学習でした。
低学年でもペットボトルを上手に使って全員がぷかぷかと5分間浮き続けることができました。
また、中高学年は、12分間浮き続けることができました。まだまだいけそうでした。
合言葉「ういてまて(浮いて待て)」
消防署から子どもたちにおうちに帰ってからお父さんお母さんに話してと言われたのが、
「もし自分が流された時には、自分は浮くことができるから助けに来ないで(消防署等に連絡して)」
ということでした。
子どもを助けようとして助けようとした大人が命を落とすというニュースを時々見ます。
この子たちの浮く様子を見ると確かにそうだなと思いました。
励徳小の子どもたちは、1年生から着衣水泳を学びます。
高学年がほぼ全員12分間ぷかぷか浮くことができるのは、毎年、実施している積み重ねだと感じます。
「継続は力なり」です。
低学年の時間に消防署の方が、
「横歩きでカニさんのように歩きます。」
と指示をされたら全員が手も付けて(チョキの指)始めました。
「手は付けなくてもいいんだよ。」
と声掛けがありましたが、そのまま手つきのまま行った子どもたちでした。
中高学年も同じような声掛けを消防署の方が言われると、低学年と同じように
ほぼ全員がチョキの指つきで横歩きを始めました。
本当に純粋で素直な子どもたちです。
消防署の皆様、暑い中、お休みの日にご指導いただきありがとうございました。
午後1時過ぎには、「とくとく算数」の皆さん(5人)が来校されました。
各教室で〇付けをしていただきました。
子どもたちも暑さにも負けずいつも以上に意欲的に問題に取り組んでいました。
日中の一番暑い中、ご来校いただきありがとうございました。
励徳小は、夏休みまで一気に走ります。
1学期最後の授業参観、学級懇談会、第2回学校運営協議会
7月4日(金)
今学期最後の授業参観を実施しました。
併せて、第2回学校運営協議会(学校支援の会)も開催しました。
授業参観・学級懇談ともにほぼ全員(1家庭から複数参観もあり)参加。
更に学校運営協議会にご参加の皆様が11人いらっしゃいましたので、子どもの数と同数かそれ以上の参観があったことになります。
更に学級懇談会も出席率100%。
本当にありがたい限りです。
今回の授業参観は全学年人権学習を行いました。
友達の良さや頑張り、今のクラスの良さなどをお互いに出し合いながら自分のことも友達のことも大事にすることの大切さと共に、これから自分のことと同じくらい友達のことも大切にした行動にしていくためにはどうしたらいいのかを考えるきっかけとなる授業を各学年の発達段階や実態に応じて行っていきました。
(低学年の授業の様子) (中学年の授業の様子) (高学年の授業の様子)
授業の後の学校運営協議会(学校支援の会)では、
子どもたちがお互いに認め合っていてとてもいい雰囲気だったこと
担任と子どもたちの関係の良さがよくわかる授業の様子だったこと
一人の子どもが友達のいいところを発表するとそれを周りの子も納得できていて、一人一人のことをみんながよくわかっていることが伝わってきたこと
等々、子どもたちの良い雰囲気についてたくさんご意見をいただくことができました。
保護者の皆さん、地域の皆さんのご協力と温かさがあふれる励徳小をこの日も実感できました。
ご参観いただいた皆様。
お暑い中、ありがとうございました。
砥用中学校から水泳指導に来ていただきました。
令和7年7月7日(月)
今日は、7が並ぶ縁起のいい日だそうです。
そんな日に励徳小学校へ砥用中学校からお二人の体育の先生が水泳の指導に来ていただきました。
お一人は、体育の田﨑先生。そして、もうお一人は、岡村教頭先生。
岡村教頭先生は、体育がご専門です。
励徳小では、今週、2回の水泳教室を計画しています。
全学年を3コースに分けて指導を行います。
田﨑先生は、6年生を中心にご指導いただきました。
岡村教頭先生は、全体監督?です。
小学生に指導するのは初めてとおっしゃる田崎先生。
おそらく中学生に指導される時より言葉を選んで指導していただいたのではないかと思います。
その田﨑先生の指導をプールサイドから温かく見守られていた岡村教頭先生。
しかし、そこは、体育の先生の教頭先生です。
子どもたちの休憩の時間に、岡村教頭先生は、子どもたちはテントの日陰に座らせ、先生は、厳しい暑さの日が当たるところから動きを交えて指導していただきました。熱い!
おかげでフォームがきれいになり、スピードも出てきました。
授業が終わった後も、今後の指導法について担任にご助言いただきました。
低学年は、担任の先生と水慣れやビード版を使って伏し浮きの練習を中心に行いました。
中学年は、バタ足や息継ぎの練習を担任と練習し、1時間余りの練習でしたが、ずいぶん動きがよくなりました。
頑張ったら先生と笑顔でハイタッチ。
水泳教室は、もう1回あります。
水の中とはいえ熱中症が心配される昨今ですが、夏休み前に少しでも記録を伸ばし水泳の授業が終われたらと思います。
岡村教頭先生、田﨑先生。
お忙しい中、ご指導ありがとうございました。
小中連携ありがたい!
覚えていますか?大谷グローブ
先日、4年生の男の子が、体育館のカギを借りに職員室にやってきました。
体育館で何をするのか聞いてみると、先生と野球をするとのこと。
私が、だったら「大谷グローブ」があるから使ってみる?と声をかけると
「はい。」
という元気な返事が返ってきました。
本校では、校長室に置いてあるので校長室で自分に合うグローブを探して体育館に持っていきました。
少々、使い方はぎこちなかったようですが、満足げに返しに来てくれました。
猛暑のため、運動場はもちろん、体育館でも運動をすることが難しいです。
ほんの数分でしたが、大谷グローブを満喫しました。
たくさんのカブトムシがやってきました。
6月30日(月)
励徳小にカブトムシのオスとメスがたくさんやってきました。
いくら励徳小が自然豊かな中にあるとは言っても、飛んできたわけではなく、美里町にお住いの一村様が育てていらっしゃるカブトムシの一部を持ってきていただきました。
(オスが入っている箱) (メスが入っている箱)
明るい時間は、土の中にもぐっていてなかなか姿を見ることはできません。
しかし、子どもたちに無理やり起こされることがしばしば。
一応、教頭先生が担当となっているため、教頭先生の許可を得て自分の虫かごに移していきます。
箱の中の土の中に躊躇なく手を突っ込むたくましい子どもたちです。
大切に育ててくれるものと思います。
一村様、ありがとうございました。
美里町教育委員会学校訪問の実施
7月2日(水)
今日の午後は、美里町教育委員会による学校訪問でした。
美里町教育長様、教育委員の皆様、教育委員会の皆様、美里町内の校長先生の皆様、総勢12人の皆様の訪問でした。校長先生方の中には、励徳小に初めていらっしゃる先生もいらっしゃって、余裕を持って早めに到着されました。
授業参観の前に、週1回業間の時間に行っている太鼓の練習を見ていただきました。
最初から最後まで通した演奏、パート練習など訪問された皆さんの目の前での演奏は、緊張したのではないかと思いますが、普段通り笑顔で懸命にバチを振る姿を見ていただくことができました。
最後には、大きな拍手もいただき満足げに教室に戻っていった子どもたちでした。
その後すぐに5時間目の授業に入りました。
1、2年生は、道徳「りえさんのよいところ」を一緒に考え話し合う様子を見ていただきました。
担任のまわりに8人の子どもたちが集まり考える様子は、ほほえましくもあり、子どもたちの自由な発言への担任の見事な切り返しに訪問の皆様も微笑みながら参観されていました。
なかよし学級は、担任と一人の児童1対1での授業でした。
自立活動「会社(係)の仕事をしよう」でプレゼンの内容を考える様子を見ていただきました。
担任と子ども2人のやり取りを15人の大人が見ていましたからきっと緊張したでしょうが、そこは、担任との阿吽の呼吸で乗り切りました。
3,4年生は、算数で3年「数をよく見て暗算で計算しよう」4年「小数の仕組みを調べよう」の複式の授業でした。担任は、教室の真ん中で子どもたちが学習リーダーを中心に学習を進めていく様子を交互に見取ります。子どもたちは、黒板の前に集まって友達が出した考えについてああでもないこうでもないと話し合い、ゴールに近づいていきました。
子どもたちのやり取りが終わるまで担任は、口を出しません。じっと我慢。
直間の授業とはちょっと違う複式の授業の新たな学習スタイルを見ていただきました。
5,6年生は、道徳「母の仕事」について考え話し合いました。
最後の子どもたちの発表では、自分の母親の仕事と重ねながら自分の考えを発表した子どもも複数人いて、教材を自分に引き寄せることができた授業となったようです。
授業参観後は、学校経営の概要説明、全体会と進みました。
全体会では、子どもたちの様子を見ていただき、子どもたちの太鼓の練習の頑張りや授業での真剣な様子などについて評価いただきました。また、校内研修の内容についての質問やこれまで積み重ねてきた「励徳スタイル」(学習リーダーを中心に自分たちで学習を進める授業)をこれからも大事にしてほしい。など、これからの励徳小へのご示唆をいただきました。
これからも励徳小を、そして美里町を大好きで誇れる子どもたちとなるよう全職員で邁進していきたいと気持ちを新たにすることができました。
参観していただきました皆様、大変ありがとうございました。
子どもたちも大変良く頑張りました。
水俣に学ぶ肥後っ子教室
7月2日(火)
5年生の3人は、砥用小学校の5年生15人と共に「水俣に学ぶ肥後っ子教室」に参加しました。
保育園や幼稚園の時は、一緒だった子どもたちです。
いっしょに行けることを楽しみにしている子どもがいる一方、ちょっと気恥ずかしさを感じていた子もいたようです。
砥用小学校の活動班3班にそれぞれ励徳小の子どもたちが一人ずつ入り1日を過ごしました。
学校を7時40分過ぎに出発。
現地には、10時前に到着し学習が始まりました。
午前中は、資料館の見学や環境学習。
午後は、語り部の永本様のお話をお聞きしました。
朝早い出発でしたが、学校に到着するまでしっかり学ぶことができました。
これから学んだことをどう発信していくか、そして、どうこれからの生活に生かしていくかをしっかり考えてまとめていきます。
励徳小も熱中症警戒アラート発令中
7月1日(火)
1学期最後の月、7月に入りました。
比較的標高の高いところにある励徳小ですが、朝から熱中症注意の音が「ピーピーピー」となり続けています。
子どもたちは、月曜日から休み時間の外遊び及び体育館での遊びも中止となっています。
あんなに虫取り網をもって運動場を走り回っていた子どもたちの姿は、運動場にはありません。
しかし、運動場や花壇の草は容赦なく伸び続けています。
暑さと紫外線対策をして芝刈り、草取りを行っています。
職員玄関前にあるソテツです。
用務の松永先生が古い葉をきれいに取り除き、下草を取ってくださったので、こんなにすっきり涼しげになりました。
運動場の芝刈りをしていると、芝刈り機の音に驚いたいろんな虫が飛びのいていきます。
実際の写真です。
(あざみ) (西洋タンポポ) (ネジバナ) (ヒメジョオン)
芝の間から上記の花々もすっくと立ち花を咲かせていました。
小さなネジバナですが、芝刈り機で刈り取ってしまうのは忍びなく何度か迂回しましたが、心を鬼にして刈り取りました。
先日は、夕方、運動場にシカが静かに現れました。
自然とともにある励徳小です。
自然は、たくましい。