学校生活

2026年8月の記事一覧

人の温かさに支えられた10日間 ~子どもたちの笑顔のために~

地震発生から10日が過ぎました。

保護者の皆様、ご家族の皆様におかれましては、今なお片付けや復旧に追われながら、不安な日々を過ごされていることと思います。子どもたちはどのように過ごしているでしょうか。外で安心して遊ぶことが難しく、家の中で過ごす時間が増えているため、どうしてもゲームやテレビの時間が長くなりがちかもしれません。それでも、ご家族で声を掛け合いながら、安全に、そして心穏やかに過ごしていただきたいと願っています。

学校では、この10日間、復旧作業に全力で取り組んできました。校舎や施設にはまだ工事が必要な箇所もあります.。

そして何より、今回の復旧にあたって、多くの方々の温かいご支援に支えられました。地域の皆様、PTAの皆様、甲佐町内の先生方、ライオンズクラブの皆様をはじめ、本当にたくさんの方々が乙女小学校のために力を貸してくださいました。暑い中、作業をしてくださった方、励ましの言葉をかけてくださった方、必要な物資を届けてくださった方、それぞれの思いが復旧を支えてくださいました。

また、本校職員も連日続く暑さの中、子どもたちのためにできることを考えながら、一生懸命復旧作業に取り組んでいます。その姿を見ながら、私は改めて「乙女小学校には最高の職員がいる」と強く感じました。

そして、最高のPTAの皆様、最高の地域の皆様に支えられていることを、これほど実感したことはありません。この10日間は、地震の大きな被害と向き合う日々であると同時に、人の優しさやつながり、支え合うことの尊さを感じ続けた10日間でもありました。皆様からいただいたご支援、ご厚意、ご協力に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。どれだけ感謝の言葉を重ねても足りないほどです。

子どもたちへ。

みなさんも、この10日間、不安な思いや怖い思いをたくさんしたことでしょう。それでも、家族を助けたり、我慢をしたり、一人一人が本当によく頑張っています。先生たちは、みなさんが笑顔で会うことを心待ちにしています。

今は思うように過ごせないこともあるかもしれません。でも、みなさんは一人ではありません。家族がいて、友達がいて、先生たちがいて、地域の皆さんがいます。たくさんの人たちが、みなさんのことを応援し、支えています。

 

熊本地震からの復興、そして乙女小学校の復興がこれからどのように進んでいくのか、2学期からどうなるのか、まだ見通せない部分もあります。しかし、私たちは子どもたちが安心して学び、笑顔で学校生活を送ることができるよう、皆様と心を一つにして前へ進んでいきます。

乙女小学校は、多くの方々の温かい思いによって支えられています。そのことを胸に刻みながら、これからも子どもたちのために全力を尽くしてまいります。

支えてくださったすべての皆様に、心より感謝申し上げます。

そして子どもたち、みなさんと一緒に「笑顔でつながる乙女っ子」を実現しましょう。みんなで一緒に、この困難を乗り越えていきましょう。

 

本橋馨さんが来校されました!!

8月5日(水)にフリーアナウンサーの本橋馨さんが乙女小学校を訪問してくださいました。

本橋さんには、10年前の熊本地震の後にも本校を訪れていただき、その際には奥様が大切に使われていたグランドピアノを寄贈していただきました。

本校の子どもたちは歌うことが大好きです。いただいたグランドピアノの音色に合わせて、元気いっぱいの歌声を響かせています。子どもたちが大好きな歌を支えてくれるこのピアノは、本校にとってかけがえのない宝物です。

今回、本橋さんが乙女小学校のことを覚えていてくださり、再び足を運んでくださったことに、心より感謝しております。

これからも、本橋さんから寄贈していただいたグランドピアノで歌を歌うことを楽しみにしています。子どもたちみんなで歌声を学校いっぱいに響かせていきたいと思います。

本橋さん、このたびはご来校いただき、本当にありがとうございました。

熊本地震から1週間が経過して ~お子様の心のケアについて~

熊本地震から1週間が過ぎました。

地震発生後、お子様の中には、不安や緊張、気持ちの落ち込みなど、さまざまな心や体の変化が見られることがあります。保護者の皆様におかれましても、お子様の様子を心配されていることと思います。

本校では、お子様や保護者の皆様に少しでもお役立ていただけるよう、「カウンセラー便り」と「心のケア方法」を掲載しております。ぜひご覧いただき、ご家庭でのお子様との関わりにお役立てください。

お子様の心身の健康について気になることがありましたら、遠慮なく学校までご相談ください。

スクールカウンセラー便り.pdf

心のケア方法.pdf



多くの善意に支えられて

大きな被害の中でも、多くの方々の支えによって復旧が進んだことへの感謝が伝わるよう、ホームページ向けの文章を作成しました。

多くの皆様のご支援に心から感謝申し上げます
熊本地震の発生から一週間が過ぎました。本校では、この間、職員一丸となって校内の復旧作業に取り組んでまいりました。

そのような中、甲佐町内の多くの先生方が駆けつけてくださり、校内の片付けや復旧作業を力強く支援してくださいました。お忙しい中にもかかわらず、温かい励ましの言葉とともに作業にあたっていただき、職員一同、大変心強く感じました。

また、ライオンズクラブの皆様やPTAの皆様には、トラックを提供していただき、校内に山積みとなった災害ごみの搬出にご協力いただきました。さらに、雨による被害の拡大を防ぐため、傷んだ屋根にビニールシートを張る作業にも尽力していただきました。

多くの方々の温かい善意と力強い支援のおかげで、学校の復旧は着実に進んでいます。改めて、甲佐町内の先生方、ライオンズクラブの皆様、PTAの皆様をはじめ、ご支援いただいたすべての皆様に心より感謝申し上げます。

これからも子どもたちが安心して学校生活を送ることができるよう、復旧・復興に向けて取り組んでまいります。今後ともご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

 

甲佐町ライオンズクラブ様から温かいご支援をいただきました

8月3日(月)、甲佐町ライオンズクラブ様より、本校へ飲料水を差し入れていただきました。

今回の地震の影響により、乙女小学校では現在、水道が使用できない状況が続いており、浄化水槽にも被害がありトイレも利用できない状態となっています。そのような中で届けていただいた飲料水は、大変ありがたい支援となりました。

また、甲佐町ライオンズクラブ様には、今回の飲料水のご提供だけでなく、これまでも様々な形で本校を支援していただいております。地域の皆様の温かいお気持ちに、心より感謝申し上げます。

本校では、引き続き関係機関と連携しながら、早期正常化に向けて取り組んでまいります。

 

校舎及び敷地の安全確認状況について

熊本地震により、本校においても校舎や敷地の一部に被害が確認されました。

被害状況を把握し、安全性を確認するため、文部科学省による応急危険度判定及び国土交通省による地盤調査が実施されました。調査では、建物や敷地の状況について専門的な視点から確認が行われています。

現在、調査結果を踏まえながら、児童生徒及び職員の安全確保を最優先に対応を進めています。今後の教育活動については、詳細が決まり次第、ホームページや安心安全メール等を通してお知らせいたします。

「学びーば」

8月1日(土)にNPO法人学びーばの石川さんと鶴田さんが来校されました。

NPO法人学びーばは、関東の大学生を中心として、災害を経験した地域の子どもたちに対して、「学び・遊び・交流の場(居場所)」を提供する学習支援活動を行う団体です。東日本大震災をきっかけに2011年にスタートし、熊本地震や能登半島地震の被災地域でも活動を行っておられます。また、学習支援だけでなく、大学生や地域住民との交流を通した子どもの成長支援を特色としている団体です。

10年前の熊本地震時に益城町の飯野小学校で「学びーば」を実施していただきました。乙女小学校にも何かできることがあればとおっしゃっていました。

乙女地区消防団の皆様へ 心からの感謝

このたびの地震発生後、乙女地区消防団の皆様には、住民の安全と安心を守るため、いち早く地域の見回り活動を実施されています。

大きな揺れの後、不安な時間を過ごしていた私たちにとって、消防団の皆様が地域を巡回し、一軒一軒の様子を気にかけながら見守ってくださることは、何ものにも代えがたい安心となります。

10年前の熊本地震の際にも、乙女地区消防団の皆様は地域のために献身的に活動されました。そして今回もまた、自らも被災者でありながら、地域住民のために立ち上がり、防犯や安全確認のために見回りを続けてくださいました。

その姿には、地域を守ろうとする強い使命感と深い愛情が感じられます。災害時には不安や混乱に乗じた犯罪も心配されますが、消防団の皆様の活動によって、私たちは大きな安心を得ることができています。

地域のために時間を惜しまず、行動してくださるご尽力に、心から感謝しています。

乙女地区消防団の皆様に、地域一同、心からの敬意と深い感謝を申し上げます。

 

 

【乙女小みなさん・保護者・地域の皆様へ】乙女のみなさまとともに、一歩ずつ前へ

 このたびの熊本地震により、本校並びに地域全体が大きな被害を受けました。改めて、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 地震発生以来、学校では職員が力を合わせ、子どもたちが安心して学べる環境の復旧に全力で取り組んでおります。また、保護者の皆様、地域の皆様におかれましても、それぞれの立場で復旧・復興に尽力されていることに深く感謝申し上げます。

 子どもたちの中には、地震の恐ろしさを経験し、不安な気持ちを抱えている児童もいることと思います。しかし、どんな時も子どもたちは一人ではありません。学校には支えてくれる先生たちがいます。家庭には温かく見守る家族がいます。そして、地域には子どもたちの成長を願う多くの方々がおられます。

 乙女小学校は、子どもたちの心に寄り添いながら、一人一人が安心して学校生活を送ることができるよう努めてまいります。そして、学校・家庭・地域が心を一つにし、この困難を乗り越え、子どもたちの未来につながる歩みを続けてまいります。

 今はまだ不安や心配もあると思います。しかし、私たちは決して一人ではありません。互いを支え合い、励まし合いながら、一歩ずつ前へ進んでいきましょう。子どもたちの笑顔は、私たちに希望と勇気を与えてくれます。

 乙女小学校は、子どもたちの笑顔と未来を守るため、これからも全力を尽くしてまいります。どうぞ皆様もお体を大切にされ、一緒に前を向いて歩んでいきましょう。

甲佐町立乙女小学校長 藤川 寛