カテゴリ:校長のつぶやき
秋の交通安全指導お世話になりました!
秋の交通安全運動は30日までですが、子供たちの登校は今日で終わりとなりました。
秋の交通安全期間中、陣内交差点や窪田日吉神社前をはじめ、南小校区の各場所に立って、交通指導をしていただき大変ありがとうございました。
また、白バイにも巡回していただいていました。
ありがとうございます。
南小前の県道は、交通量が非常に多く、子供たちの登下校が心配です。
また、校区内の狭い路地にも、渋滞を避ける車の量が増加しています。
ご家庭でも、家を出る前に、交通安全のお声かけをお願いします!
職場体験終了・・・
26日(月)から始まった大津中2年生による職場体験が終了しました。
1年生
2年生
4年生
5年生
6年生
この3日間、
お兄ちゃん・お姉ちゃんとお話しがしたくて接近したり、
腕やおなかにくっついたり、
昼休みには、遊んでもらいたくて列んだり、
玄関に置いてある中学生の靴でさえも感心の的でした。
これまでの人生で1番モテたんじゃないかと思います(笑)。
大変お世話になりました。
また、お疲れ様でした。
明日からミニ先生ロスが、南小に蔓延(まんえん)しそうです・・・
帰る前に中学生と反省会を行いました。
昨日出した課題
「教師の目線である『俯瞰(ふかん)』を意識して授業を手伝ってください」
の反省を行ったところ、流石(さすが)、中学生です。
全体の中の児童の小さな動きに呼応し、意識して支援ができたと話してくれました。
最後に、3日間の学びを、それぞれ短い言葉でまとめてもらいました。
Uさん:名前を覚える大切さを学んだ。(名前を呼ぶと、より親しくなれる)
Oさん:みんなをまとめ動かす大変さを学んだ。(人をスムーズに動かせないと、したいことができない)
Mさん:全体を俯瞰して見る力の大切さを学んだ。(全体を見ようとすると、困っている人が見えてくる)
Yさん:一人一人と向き合うことの大切さを学んだ。(一人一人にていねいに関わると、心が通ってくる)
Hさん:一人一人に話を合わせることの大切さを学んだ。(相手の興味に合わせて話をすると、心が通う)
中学生ともなると、体験を学びに変え、とても立派に表現ができています!
大津中の実力を実感し、改めて、日々自分を超えていく子供たちを育てていきたいとの思いが募りました。
また、中学校の先生方にも大変感謝しています。
ミニ先生の派遣、大変ありがとうございました!
マット運動にも理解が必要!
体育館から聞こえる楽しそうな声に誘われて見に行くと、4年生がマット運動をしていました。
「マット運動のポイントは、演技後しっかり動きを止めること!」
先生のお話を、子供たちがしっかり聞いています!
「演技後、動きを止める」
の共通理解が図られます。
そして、動きの確認
「その手がいいね!」
「動かないところがいい!」
どうやったらステキな動きになるのか、言葉、動き、視覚化で、さらにみんなの共通理解を図っていきます。
それから、個人練習
止めるところを意識した練習が繰り返されます。
「しっかり止まっている!」
「今のいいね!」
など、前向きな言葉かけが続きます。
体育の授業にのって、ルールを守って、子供たちは技の向上に夢中になっています。
これまでのスポーツは、「巨人の星」や「エースをねらえ」などが象徴するようなスポ根論(「努力」と「根性」でひたむきに取り組めば、人は成長し試合に勝てるという考え方)が一般的でした。
負けると、
「努力不足です・・・」
「あと一歩のがんばりが足りませんでした・・・」
という言葉をよく耳にしました。
ご多分に漏れず、学校での指導も、努力と根性、そして悪い部分を指摘して直すという考え方が主流でした。
昔は、どうにか世界のスポーツ界に追いつこうという必死の状況だったからかもしれません。
しかし最近、バスケットボールやバレーボール、ラグビー、野球など、日本のスポーツ選手が世界を席巻しています。
インタビューやお話を聞くと、楽しそうに、
「応援してくださったみなさんのおかげです」
「サーブレシーブに磨きをかけます」
「あと一歩でしたが、最高に楽しかったです」
など、感謝の言葉や課題を口にされます。
スポーツの世界も、ほめる指導、理解を促す指導、科学的な体の使い方やメンタル向上の指導が主流になってきているようです。
スポーツも学習も、子供たちが自分の体の使い方や気持ちの持ち方などを理解し、楽しく活動しないと上達しないようです。
昔気質(むかしかたぎ)の私には、少々難しいところがありますが、子供たちに、
「いいね!」
を言うように心がけています(笑)
子供たちへの前向きな言葉かけをよろしくお願いします!
読書通帳
昨日、
「読書通帳の発行をお願いします!」
と3年生がやって来ました。
さっそく、青の読書通帳を発行しました!
とても楽しそうに来室してくれました。
見ると、楽しそうな本がびっしり記入されています。
達成おめでとう!
発行する機会が続々と増えています!
何やら楽しいことがⅡ!
2時間目、1年生の子供たちがペットボトルに入った青い水に釘付けになっていました!
3つのペットボトルのかさを比べているようです!
同じ容器に入れてかさを比べることになりました。
誰が入れるかで大盛り上がり・・・
入れた後、
「どうやってくらべるの?」
の先生の質問に・・・
入れることに夢中になってしまったようです。
「ならべる」
という子供の発言で、並べて比べることになりました。
子供たちはニコニコ楽しそうに学んでいました。
低学年は操作活動に夢中になってしまうことがあります。
しかし、ICTでは学ぶことができない、算数や数学には無くてはならない量感を学び取ることができる貴重な活動です。
昔は、大豆や麦、米を瓶に詰めたり、しょう油を一升瓶からしょう油差しに移したりと、生活の中で量感を感じ取る機会がありました。
現代は、子供たちがお手伝いをする場面が無く、手伝う場面を意識して創り出さないとゲームの虜(とりこ)となってしまい、全くと言っていいほど体感する機会がありません・・・
その代わりに、知育玩具と呼ばれるおもちゃには、ブロックを移動させて数を数えるおもちゃなどが存在するようになってきています。
3年生や1年生で行っていただいた量感を育む教材の導入は、とても手間のかかる作業です。
子供たちのための教材づくりと実践ありがとうございました!
お家でも、詰め替え用のシャンプーを詰め替えさせたり、料理で軽量スプーンを使って塩や砂糖などをはかり取らせたりするなど、楽しみながら量感を体感する場を作っていただけると算数や数学がさらに上達するのではないかと思います。
ぜひ、量感を感じるお手伝いをさせてください!
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 大野 一郎
運用担当者 情報教育担当