学校生活

学校生活

分かる方で

毎日の1時間1時間の授業が「わかる」「たのしく」「身につく」ように。

 3・4年教室。

今、国語は「ごんぎつね」と「ちいちゃんのかげおくり」
どちらも毎日、授業の始まりは、学習シートのはりつけから。

「今日の学習リーダーは?」
「昨日あたしだったよ!」
と言いながら。

 学習定着には家庭学習の習慣が、効果アップとなることもあり、おうちの方のお力をお借りすることもあります。
 
 「はやく宿題せんねっ!!!」
子どもが宿題を負担に思うと、おうちの方も一緒に背負い、子どもを注意したり、急かせたりになってしまいます。
・・・・そうではなく、宿題をする子どもの様子が気になる、のぞいてみたくなるような、そんな通信があります。

日々発行の1年生学級通信。


 この日の左半分は「分かる方で」と、算数のこと。
「13-6=」の引き算、2通りの考え方があるということから。
これを読んだおうちの方が、宿題をしているのを見られたら、
「へぇ、うちの子はこっちのタイプなんだな。でも、どちらの考え方でもいいんだな。」と、やり方のことがわかりますね。

 読み進めると、文章題の答え方についても。
答えに「8わ」と書かなくてはいけないけど、「8」としか書いていないことが多いから、「学校では気をつけるようにアドバイスしています。」と。
 
 上の学年になると、県学力調査も実施されます。
(本年度は12月4日と5日予定です。)
こうしたテストでは、計算はできていても、答えの書き方で○と×がわかれることになります。

 最後の行には、計算がもっとはやくなるように、学校ではカードを利用したり、ゲーム感覚でしている、という紹介も書いてあります。
 もちろん授業(算数)の中で、時間をはかりながら計算力を鍛えます。
生活科でつくったボードゲーム。

 授業では、指を使って時間をかけて計算している子も、まつぼっくりが入ったところのポイントをたしていくときは、頭の中で、めっちゃ急いでたし算をして、お友だちと勝負していました!

 低学年は、まだ県学力調査はありませんが、礎になっている低学年の学習の大切さ、今していることやそれを積み重ねることの意味を日々の通信に散りばめて。
 右半分は、版画メイキングのことでした。
(昨日、版画も仕上がりました!お楽しみに!)

プレゼント

11月14日(火)
 朝、いつもより家を出るのが遅れたけど、外を見たら福嶌さんが立っていてくれたから、「ほらっ、待ててくれているよ。」って送り出して、学校まで一緒に行ってもらいましたと、保護者の方からも慕われている、福嶌さん。
毎朝登校の見守りをして下さるときにお会いしますが、今日はお昼休みに、お友だちと一緒に校長室へおいでました。


 そのお友だちというのは、中原小学校時代に同級生だった北里さん。
これまでは東京で楽器屋さんをされていました。
ご家族が中原にお住まいで帰省され、中原小学校に鍵盤ハーモニカを5つプレゼントして下さいました。

 ありがとうございました。大切に使います。

くまもと教育の日事業

11月11日(土)中原 ぎんなん祭
AM9:00
「最高の卒業式にするために、今日のぎんなん祭を最高に!
みなさん、一緒に笑い、学び、楽しみましょう。」
6年生の開会のことばで始まりました。
まず、校長先生から
「先輩の先生、子ども、地域の方のおかげで、24回目のぎんなん祭が開催できます。」とごあいさつ。
 
 続いてご来賓の方々から。
「校庭のぎんなんの木の葉っぱが、一気に落ちましたね。今日はみなさんの元気を、地域の方に分けてください!」
「昨日はとなりの学校も発表会でした。今日は中原で、授業の中で学んだことを拝見させていただきます。」

「うちによく近所の子どもが遊びに来てくれます。そうすると、うちのと話すんです。『子どもが来てくれると元気とパワーが出るね』って。
中原小のみなさん、今日は地域の方にその元気とパワーを与えてください。」

1年生 「あきかぜにのって、くじらぐもがやってきた」

2年生 「お手紙」そして「二人でも何でもできる二年生」

3,4年生 「ミッションイン中原」

5,6年生 「私たちにとっての平和」

全校合唱・合奏

保育園のちびっ子たち(写真は3歳児のキュータマダンシング)

中学校吹奏楽部の先輩たち

レクダンス愛好会サマ(!)

地域の方の写真や俳句、手作り作品の展示もありました。

バザーでは、ぎんなん、廃油石けん、5,6年生が家庭科で作ったコースター販売もしました。

  閉会行事 
 PTA会長さんから。

「小さな学校だから、子どもたちは、ひとりの出番が多くて大変だっただろうけど、親としては我が子の勇姿をいっぱい楽しむことができました。
それは、中原のすばらしいところのひとつです。」と。
 準備や練習のところから、子どもたちが必死になって取り組んできたことを「しっかり見ていたよ」と言ってくれているようでした。
また、子どもたちの立派な姿に『今日、君たちは保護者や中原の地域の方に、パワーや元気を与えることができたよ』と、認め、ほめ、導いてくださったように感じました。
 子どもたちも(保育園生も含めて)全員参加。
保護者の方も、前日・当日の準備片付け、ご協力のおかげで無事に。(感謝いたします。)

12:15
「ぼくは、練習の通りに劇ができ、最高の卒業式に近づくことができました。」
と、6年生が第24回の閉会を告げ、マイクのスイッチがOFFになりました。

 「学年ごとの見どころがあって良かったと思います。」
「中学生の吹奏楽の曲数をもう少し増やしていただけるとうれしいです。」
「今年も楽しさあり、感動ありでとてもよかった。」
「お客さんも多く、地域とのつながりを感じさせていただきました。」
「クラスの色があって、普段の学校での雰囲気が伝わりました。」
「5、6年生の発表は心にしみるものがありました。」
  (アンケートより)

5.6年教室の右上の壁には、学習の中で出会った方のなまえと写真、そして学んだこと、みんなで話して共有したことを書いた広用紙が5枚掲示されています。
 11月8日(火)2時間目。

その中から7月の集団宿泊学習で出会った方との広用紙を、担任の先生がはずして黒板にペタリ。
「水俣病のことは、過去の話ではない、水俣だけのことでもない。自分がしなければならないことがあるんじゃないかな?と思うんだ。」という先生に紹介されて、一人のお母さんが子どもの時のこと、修学旅行で県外に行ったときのこと、結婚するときのこと、今思うことなどをお話しくださいました。
 
 お話の前に、11日のぎんなん祭で5.6年生がステージ発表する劇(練習)を観ていただきました。
 お母さんはお帰りの時に「劇を観せてもらっていたからですかね。はじめてです。こんなに深いところまでお話ししたのは。」と言ってくださいました。
 
「まわりの人が正しいことを知ったら、知ろうとしたら。
出身者が出身を言えないことはないんです。
 正しいことを知る、知ったらそれを伝える、なまはんかなうわさをしないことです。」
というのを、教室でのお話の最後に子どもたちに。

「自分も、ちょっとしたところで差別をしているかもしれないと思いました。」
「まわりの人だけでなく、自分に矢印を向けて考えたいと思いました。」
子どもたちはお母さんに、その場で手を挙げて感想を返していきました。

 差別は、大きさやかたちをかえながら、追いかけてきます。
授業のおわりに担任の先生が、自分の行っていたスポーツの会場で起きた差別発言のお話をしてくれました。同じ世代の子どもの発言でした。
 
 熊本では多くの時間を使って水俣へ出向き、この問題について学習しているにも関わらず、です。
 差別を「知る」だけに終わらないこと。

 お母さんの「経験」と「素直な思い」は、『自分に矢印を向けて』いろいろなことを考えさせてくれました。
 それは、簡単にだれかをきずつけたりしたくない!と強く思ったし、昨日より今日の方が、踏みとどまることができる力が、少し強くなっていると思いました。

 お話の前に、お母さんにも観ていただいたぎんなん祭の劇。

練習の合間、毎回自分たちで「ここはもっと前に来るようにしよう!」「最後のとこ、もっと動きを大きくせん?」など話してどんどん変わっていきます。(先生は下を向いて・・・・パソコン係。)

今日のステージの5.6年生。昨日より今日の方が、少し大きく見えました。

 経験も含めて、子どもへ、中原の人へ、社会のみんなへ、思いを言葉にして伝えてくださったお母さん。
7月に水俣へ集団宿泊に行ったとき、子ども全員に手作りのお菓子を差し入れしてくれたお母さん。
ありがとうございました。(心を込めて)

リンク



先週までのさんすうは「なかまあつめ」の授業。
毎時間ごとの授業は、めあてとゴールが見えます。

空にひこうき 
道路にくるま
を置いていきます。

今週のサンスウでは、先生の示したカードの分だけ、タンバリンをたたいて、置きます。


こくごの「くわしくはなそう」
えほん を よむ
テレビ を みる
ふたつの関係をつなぎます。

 毎日毎日、教室の黒板には、今日の計画があります。
(あら?自分のなまえやめあてを、黒板に書くのが上手になったなとおもっていたら、
今度は大きさを調整する練習をはじめていますね。
  教科の中身がリンク。

 板書や教材が構造化されている教室は、
先生がべらべらしゃべらなくても、ひとつの発問や指示で、子どもの思考や行動がす~っと流れていくんですね。

 学習の規律(ルール)を身につけることを徹底して7ヶ月。
家庭や療育施設ともリンク。
 生活面、友だちとの関係も、すべてにレベルアップを感じます。

スーパーマーケット見学

11月2日(木)
 3年生社会で、近くのスーパーマーケットへ見学に行きました。
普段はお客さんとして、買い物をしているところ。
この日は、お財布やバッグではなく、調べたい事と探検バックを持って行きました。

 看板や、たくさんのレジや、値段に産地を書いたカードなど、お客さんが集まる工夫をいろいろ発見しました。

 お客さんの願いをかなえようとする気持ちのこもったお店の方の心の中や、買い物しやすくするための技術がいっぱいのお店の内側を、見せていただきました。


 本物を見て、調べて、わかって・・・。学校に戻ってからの社会の授業は、いつも以上に熱い学習ルームでした。
そしてその[跡]もきれいに。

 お店の方々はとても親切でした。どうもありがとうございました。

くまもと教育の日

11月1日(水)その①
「くまもと教育の日」は、学校と家庭と地域社会が一体となって連携・協力し、お互いの教育力を高めていきましょう!と。その契機にしている日です。
 3日の町文化祭に参加することや、11日の中原きんなん祭も、この趣旨を含んでいます。
 
ぎんなん祭にむけて、各学級、準備がすすんでいますが、当日をお楽しみに!
練習の写真はひかえておきます。
  ですが・・・、次のことは写真でお伝えします。
連休にもなりますので、
「読み聞かせはどんなお話だったの?」
「もし家にいると時、緊急避難のサイレンがなったらどうする?」
「11月の生活目標は何?学級目標は?」
「校長先生のお話、写真の人はだれ?」
「学校に行くとき、サルがでたらどうするの?」
など、ホームページを家族時間のネタにしてもらえたらいいなぁ~。
 
11月1日その②

 
保護者の方、地域の方のご協力をいただいている「読み聞かせ」の日でした。

11月1日その③
 シェイクアウト訓練


11月1日その④
 生活集会

 
その⑤ 
見なかったことに・・・

 無視や無関心は罪なことだと思っていましたが、場合によっては・・・・。
登校中やお家の近くで、サルやイノシシを見かけたという情報が入っています。
町の農林課林政係さんから、サルやイノシシに出会ったときの注意の呼びかけプリントが配られています。
「サルやイノシシにあったときは、見なかったふりをして、静かにはなれてください。」

霜月

季節がひとつ進みました。
ふわふわの手袋やも、もこもこのネックウォーマー。
お姉ちゃんの手編みマフラーを、はめてきている子もいます。
 でもお昼になるとあたたかくなり、休み時間に好きな遊びをしています。
「わたしは、きょう、一りん車にのりました。
てつぼうだけじゃなくて、さか上がりきがないと、一りん車にのることができませんでした。
 でもいまは、かた手で、さか上がりきなしで、のれるようになりました。
りょう手はなして、ちょっとだけすすめるようになれました。
 こんどは いっぱいすすみたいです。」

 入学して七ヶ月。日記に、たくさんのことを書けるようになりました。
カタカナや漢字、小さい(っ)、会話に「  」を使ったり、ていねいな字で書いたりも、できるようになりました。
 日記の内容も、おふろでおこったおもしろ発見、休んでいた友だちのことを思うやさしい心、かっこいいじいちゃんを見て、将来なりたいことをことを決めた!と伝えてくれることも書いてありました。
 有名な作家さんの本とかではありません。
小学1年生の日記です。その中に、感じる力、癒す力、家族を慕う力など、子どものすごい力がいっぱい詰まっていますね。
 朝教室に入ってすぐ、日記を提出するのを受け取る先生が、にーっこり読んでいます。

 放課後、お兄ちゃんお姉ちゃんの部活動が終わるのを待っていた一年生が、担任の先生に、季節限定の手作りケーキも作ってあげていました。

 中村ガーデニングでは、次の春、新しい一年生を迎える準備がすすんでいます。

このお天気を利用した、理科の授業もありました。

「学校のかげはどこにありますか?」
理科の先生の発問に、「学校のかげがなーい!!」と走り回って探していました。
(「三年生いいなぁ。お楽しみ会だったんですか?」な~んておたずねもあったほど駆け回っていました。)

 朝ボラのあと「ほら!」と。こんなかげが。(魔女)

「へび」「トマト」「まめ」

 10月26日(木)
 登校中に拾ってきた!と、「どんぐり」を見せてくれたり、秋を感じる今日この頃。
この日は・・
へびのぬけがらでした。
さっき脱いだばかりのようなぬけがらは、しっとり感・・・。(冷汗)
頭からしっぽまできれいにありました。

自分よりも大きい!という子もいました。

 本ホームページ「中原写真館」の平成18年度卒業制作の裏に名前がある子が、現在一の宮でトマトを生産をしているとのこと。

 10月26日木曜日の給食、副菜は甘夏サラダと献立表にはありましたが、真っ赤なトマトを提供いただき、トマトサラダに変更になりました。

「あま~い!」と言って食べていました。

まーくん!!どうもありがとうございました!

中原わくわく教室
10月27日(金)
5時間目が終わってからの1.2年生。いつもは下校しますが、今日は中原わくわく教室がありました。

 地域の方においでいただき、計算・漢字プリントのまる付けなどを一緒にしていただいた後、「まめはこび」をしました。
 子どもの成長に、地域の方は欠かせない存在です。
これからも、どうぞよろしくお願いします。

DAI語

DAIGOさんは「結婚してください。」を[KSK]と表現されていました。
 ラインで「了解」のことを「り」とするから、日常の会話でも「り~」とかもあるそうです。
 今朝は「JKみたいやん!」とこども達が言っていたので、それは何かとたずねたら、「女子高生みたいやん!」なのだと。なるほど。
 中原小学校の中でもこうした頭文字を使うのが日常的に。 

 金曜日は『ALT』来校日
 ALT(外国語指導助手)が来校します。

先週は1・2年生で、体の歌(Head Shoulders Knees and Toes)、ハロウィンの色ぬりをして、色の英語を教えてもらい、塗った絵は誰のかクイズをしました。

 5・6年生は、自分の行きたい国について調べ、プレゼン作成をして、発表会をしました。

 どこ?(Where?) どうして?(Why?) なに?(What?)などを使って質問をして、詳しく知り合いました。

AL(アクティブラーニング)
 「能動的学習」先生が一方的に知識を伝える、子どもが聞くというのを乗りこえる学習のスタイル。
 中原で言うなら、1年生(単式)も、国語や道徳で学習リーダーが話し合いの仕方を身につけはじめています。
 3.4年 5,6年では、日常的に。

ICT
 教科書やノートがわりにタブレットパソコンを使ったり。
全教科・全教室で毎日スイッチON!。

国語 教科書


社会 地図

理科「このクモ、体がとうめいなんですよ!」

算数 

社会
#ロイロノート 

自分が調べたことをタブレットにまとめて書き込み、先生に送ります。
先生が電子黒板に一覧表示。

子どものアウトプットをお手伝いがあっ!という間に。
あとは子どもが、友だちの考えを見てお話をしはじめていました。


NGH(中原ぎんなん拾い) 
 中原の象徴である大銀杏。

朝ボラで、子どもがぎんなん拾いをしました。

毎回、大道具の準備や片付けをありがとうございました。


NGK 聖地 なんばグランド花月様


NGA(中原ぎんなん洗い)
 ぎんなん祭(11月11日)販売用のぎんなんを、職員で洗いました。

中村キャプテンは終わってすぐ授業に行きながら、階段で腰をおさえていました・・・

「国語」じどう車くらべ


 
  朝ミーティングのあと、いつものぎんなん拾いと、今日は運動場下の道路の落ち葉掃きもしました。
  急に冷え込んだ朝、登校とその清掃の様子に、テレビ局の方がカメラを向けていました。 


1年生 「国語」じどう車くらべ
 10月25日(水)
 毎週月曜日にお花を持って来てかざる担任の先生の教室。
キレイが長持ちするように・・・と毎日水替え、葉や根の処理をする支援の先生。
きらきらひかる7人のその教室に、今日は校外から2名の先生においでいただき、国語の研究授業が行われました。

 入学して7ヶ月間。毎日手書きの学級通信(きらきらひかる~みみをすませば~)が、本のような厚さになってきています。
今日公開の授業は1時間でしたが、前時からのつながりだけでなく、7ヶ月分!が参観のみなさんに伝わったと思います。
 自動車の「ひみつ」の謎解きに主体的に向かうしかけ、「博士」への道が。
人として、み~んなが幸せに生きていくための学びの道が。
 「くじらぐも」の勉強あたりから「学習リーダー」による話し合いの仕方を練習のはじめていました。
 自分の意見を発表すること、先生やお友だちのお話や意見を聞くことが、できるようになったからこそ取り組めることです。
 授業研究会に参加くださった先生が「同じ1年担任ですが、授業の中では自分はできていないこと(例えばその場で実物投影機を使って漢字の修正など)や、子どもがひきつけられることばのひとつひとつ(例えば「ひみつ」「はかせ」)や、掲示物や授業の準備物(挿し絵、クレーン、ミニカー)などにびっくりしました。教えていただくことがいっぱいの授業でした。」と感想を発表してくれました。
  (毎時間、毎日を「授業がたのしい!」と教材作りなどをされている先生の授業。
今日が特別ではなく「いつも通り」の教材・授業の流れなんですけどね。)

 放課後の職員室でも、指導案上のことだけでなく、ひとりひとりが授業時間を効果的に使える先生の幅広い技術についてや、心にのこるフレーズでの「声かけ」や、教材づくりのことなどなどを、授業された先生にたずねたりが続いていました。

  文と文のつなぎ言葉「そのために」を先生が「それなのに」入れかえて、「これでいいでしょ?」と投げかけたとき「だめぇ!!」と、まだうまく言葉で表現はできないけど、でも先生に伝えたい気持ちの必死の顔・・・。
 授業の後半(まとめる ふりかえる)、先生から博士へのインタビューに、ロジャーマイクをにぎって発表する顔・・・。
1年生の「ステップ」を確実にのぼっているのを感じました。

 夏休み、廃品回収に来てくれた大きなトラックを見て「これ、前と後ろから写真とっといて!」と言われていました。今日の授業のこと、ずっと頭に置いていたのですね。

10月24日、音楽会

朝、登校してすぐのクイズを出してくれました。
Q、優勝トロフィーを渡すときの音楽しっるでしょ?あれは、だれが作曲したでしょう?
 答えは、ヘンデルさんだそうです。
10月24日、音楽会当日にふさわしい出題でした。

 みんなで大型バスに乗って、一の宮小学校へ。

 大きな体育館での開会式で、阿蘇市教育長さん(少し前の中原小校長先生)が
「ようこそ。
・・・この体育館ができて1週間の時、地震のため千人以上の方が避難しました。その後、全国からたくさんの支援をいただきました。
マンドリン演奏や由紀さおりさんの歌を聴いたのが、とくに強くこころに残っています。音楽は心を和ませてくれ、嫌なことを一瞬忘れさせてくれました。・・・」
とお話くださいました。

 中原小の合唱と合奏は3番目。
駆けつけてくださっていた保護者の方から、「いや~よかったですねぇ。」とか、
「練習が始まったころ「うまくできない」って言っていたんです。
今日、来ないで!って言われていたけど・・・・。見に来ました。上手でしたね!」と帰りに。


 阿蘇中・北部10校の発表も楽しませてもらいました。
最後の講評は、2回ご指導においでくださった阿蘇市の先生から。
「今日の発表までに、音楽を通してできるようになったことがあるでしょう?それが音楽のすばらしいところです。」
 「音楽」で学ぶのは、楽器の演奏や合唱の技術のことだけではないのだということを。
 
 有意義な秋の一日でした。
阿蘇郡市の音楽の先生方、どうもありがとうございました。

 今年度初め、中原バージョンに編曲そして、約半年を見通して練習計画、バスの予約、前日の楽器積みの支度、直前の調律・・・などをしてきた事務の先生が、からだをリズムに合わせながらステージの子どもたちを見ていました。

町の学校訪問

10月19日(木)の5時間目は、町教育委員会学校訪問で、授業参観がありました。

こくご(くわしくはなそう いろ)
 先生の「赤い花はどれ?」の質問に、カードを選んで答えます。
 前時のとき、色を選べるようになったけど、入れる先の箱のところがごっちゃになることがありました。

 先生が、入れる箱も同じ色の皿に変えてみたり・・・などのいくつかの段階をふみながら。
 
 日々放課後は、あれこれ考えながら教材作り。
毎朝子どもが教室に入る前までに、一日の時間割や行事や休み時間、放課後までの行動予定を黒板に。
1時間ごとの授業は、学習活動の過程の順番をボードに。
 毎日ひとつずつ、進みやり遂げるごとに「できた!」が見えて貯まっています。
(時に、先生に背中を向けて、いじいじしていることもあります。でも、先生はしぶといのです!)

 今日の授業も、うしろのお客様方が気にはなりましたが、いつも通りでした。(先生は心臓バクバクだったかもだけど・・・。)

さんすう(かたちあそび)
 「けんかをしない」が、朝の会できめた今日のめあての1年教室。
 何週も前から先生が、「こんな容器のお菓子食べたらその箱をちょうだい!」と準備が始まっていました。毎日少しずつ、教室後ろにいろんな形の箱が集まってきていたのはこの学習のためだったのですね。
 箱や空きかんを使って本物そっくりの形を作ろう!
 いろんな形の種類ごとに分けて、特徴に気付いていきます。

(箱の外の絵や缶のにおいなども、「これおいしそう!」とか「これだれ?」とか言いながら(クスクス・・・)
 積み木のようにどんどん積んで。
「倒れる倒れるぅ!」ガッシャーン
「この箱かして!」「いや!だめ!」
「見て見て!先生すげえ!」

 子どもたちが、いかに楽しみながら学べるか・・・。
前時、足し算、引き算のカードあそびのときもこうでした。

大興奮!!

 「あそび・ゲーム」のような授業は、学習に向かう子どもの「意欲」や「やる気」が何倍にもなって、そして「理解」に。


話合い「大切な命」
 「2年生になって、半年が過ぎました。お互いまだまだ知らないことがあるのを、知り合っていくことが、学級目標達成につながる」と考える先生からの提案で、学級目標の「2人でも なんでもできる2年生」を具体的にする「自分たちのめあて」を考えました。

 初めての、ふたりが向かい合っての話合いスタイル。
話すこと、聞くこと、やりとり、ひとつひとつが勉強です。
 考え込んで意見が出なかったとき、「ゲーム以外で考えたらどうですか?」と、進行役や先生がアドバイスをしたら、少しずつ意見がでました。
 授業が終わったとき、黒板いっぱいの記録を、忘れないで後期に意識していけるように、記念撮影をしました。

書写
 3年生は「光」の点・曲がりの筆使いをたしかめて。
4年生は「雲」を整えて書くために、上下の組み立てを考えて。
 担任の先生が、昨年夏研修に行った後から「これはいい!」と続けている指導方法があります。
分解文字です。

 漢字を一画ごとに分解した形の模型(文字)です。
これを子どもが操作することで、一画ごと!の、また全体の基準やバランスをとらえることができます。
 今日も3.4年分それぞれを準備していました。

「もっとこれをこの向きで。」
「こことここは、このくらいはなして。」
話し合いながら組み立てることで目習い力を意識でき、本時の目標に取り組めました。

対育(体つくり運動)
 ボール投げ・反復横跳び・体前屈などの5つ基礎運動ブースをローテーションします。
ペアに1台ずつタブレットを持って、運動のポイントを見つけます。
 半分経過で集まり「ポイントタイム」。
心得ている子どもたちは、さっと発見ボードにポイントを記入。
前半ローテーションをぶ~らぶら見ていた先生は、子どもの考えたことがつながるよう、ポイント発表の順番だけ決めて、あとは子どもたちで発表がはじまります。
 前回からの、「ここで、こうして・・・」と撮影した動画を見せたり、スロー再生で解説したりというポイント説明はやっぱりわかりやすい。
 あとで発表の班からは、ただ撮影ではなく、ボール投げの時にポイントとなる動き2つ(1 腕だけでなく 2 体のひねり)を、使わないときと使うときの2パターン撮影して、ポイントを意識する効果を解説していました。
 
 出し合ったことを参考にして、後半がスタート。
 体つくり運動のポイントを、どうしたらもっと・・・!?の気持ちを、ペアや5.6年で対話させながらの体育「対育」の授業でした。

1511

どうして君が泣くの
まだぼくも泣いていないのに・・・(ひまわりの約束)

・・・春にたねを植え、花が咲きました。

大きくなる途中、観察記録をしてきました。

身長を超えました。
花が終わった茎を抜くのはひと苦労でした。

3年生の理科。
一番大きなひまわりと、一番小さなひまわり。
種の数を数えて比べました。

肌寒くなった学習ルームで秋を感じながら・・・

な~んてセンチメンタルとかではなく。
ハム太郎さんたちみたいに輪になって、それはそれはにぎやかに数を数えていました。

大きい方には、1511個の「種」がありました。

この種。
また次の春に植えられて、花になり種になるころ、どんな顔をしているかな。
どんなクラスになっているでしょうね。

先取り食育の日

 毎月19日は「食育の日」

 いつもの月の19日は「みんなで会食」と、先生が教室を入れ替わっての「交流給食」を隔月でしていますが、今日は行事のためできません。
 でも、毎日が「食育の日」みたいに、食への関心が高いんですよ。
いつも一番早く学校に着く兄妹は、おうちで毎日「今日の献立チェック」をしてきています。
 毎朝、委員会活動で給食の食材カードの栄養分け貼りをして、みんなは通りながら見て、自分の教室へ行きます。

 毎日、給食センター栄養教諭から給食と一緒に「今日の給食一言コメント」が届きます。
 17日「牛乳、レーズンパン、キムチスープ、ナムル、チヂミ」の日は、
「(食材の説明)・・・・食事を通してお互いの国のことをよく知ったり、よい関係をつくれるといいですね。」と、文の最後の行に、先生の思いが込められていました。 

 18日はコメントだけでなく、写真で「さんまの骨のはずし方」の手順を、各教室に入れてもらっていました。

 委員会の当番さんが放送で、栄養教諭のコメントを読んだ後、自分の一言を付け加えます。
「ぼくは、魚は骨があるので苦手に思うときがあるけど、骨の取り方を練習して、おいしく魚を食べるようになりたいです。」と。

 
子どもたちはさんまをたべるとき、写真を見ながら骨をはずして食べました。
練習、練習!




きれいに食べたでしょ?


10月17日(火)

 
朝、1時間目の前の「ステップアップタイム」です。


コメントはいりませんね。

 2時間目は、全校音楽です。

阿蘇市の先生が、2回目の合唱指導に来てくださいました。
今日は向かい合って、お互いの笑顔を見ながら歌いました。

「そうそう、いい笑顔ね!」
「伴奏、リズムにのってて上手ね!」
「あなた、いい声ね!」

 今日もいっぱいほめてくださいました。そして最後に
「本番は一回きりです。そこで練習の成果が出せるようにあと少しがんばってください。
じゃ、会場で会いましょうね!」
 
 歌詞の意味を考えて歌えるように・・・と、音楽の先生手書きの「もみじ」と、「阿蘇こどものうた」と、福山サマの「生きてる生きてく」が来週の音楽会まで廊下に掲示されています。

きよらっ子

10月16日はきよら祭り。
夜やお休みの日に練習をしてきた「中原楽」を奉納する子どもたちは、早めに下校して支度をしました。

 楽以外の子も、朝から「腕相撲にに出る!」と教室で練習したり、「今回はお小遣いを○○円持っていく!」とか、楽しみでうずうずしているようでした。

 きよら祭から帰って、きよらっ子(家庭学習)ノートをしたかな?
 5.6年教室の廊下には、今月のきよらっ子大賞のシールがついたページが掲示されています。
 今月のページをめくると、下には前の月、その前の月のモノがありますが、確実に筆記量やレイアウト力が向上しているのが分かります。
 よりよいモノを!の気持ちが、工夫や楽しみをうんでいるようです。
 
 この日も、先生が子どもの提出したノートや学習シートに目を通しながら
「こりゃすごい!昨日のノートの字とぜんぜんちがう!」
  文字が、ビフォー・アフターのようにきれいに変化しているのです。
 きっかけや理由は人それぞれですが、先生や周りの大人、友だちのアドバイスで、学習に対する意欲が大きく左右されるんだな~と。

 このノート術の基礎はすでに低学年の時から。
板書をノートに書きうつすとき先生が
「ここは青鉛筆でまとめをかこむんだよ!」
などなど、1年生の国語です。

 黒板に書いたものをキレイにうつし、自分の考えたことや感想がつまったノートができていきます。

ニュースサタデー

後期始まりの1週間をふりかえります。
 秋休み中恒例の、これからお世話になるペレットストーブのメンテナンス日。
前シーズンに使い、汚れているので、外につながる所までの空気が通るところを、部品を外してきれいにしてもらいました。

 お医者さんが内視鏡で腸の検査をして、病変を切除しているように見えました。
「すすがたまって火事やらになると危ないからですね!」と手際よく。
「気持ちよく使ってもらえるように!」と。
ありがとうございました。

10月11日(水)

後期始業式では、校長先生が写真を見せて「誰でしょう?」
名前はきいたことがあるけどという子も、「ノーベル」さんがぐっと近くに。

 これからはじまる後期、図書室で本を選ぶとき、今日のお話を思い出すと思います。
電子黒板のには、いろんな字体の「夢」がありました。

「今度はみなさんからの発表です。」と進行の先生。
秋休み明け初日でしたが、頭の中に発表原稿を準備して、みんなの前に立って発表しました。

「これまで読書記録カードが○枚だから、○枚になるようがんばります。」と、目標を数字で具体的に。
前期に達成したことに積み重なる、後期の自分の目標を発表する子。

「まず」や「次に」など国語で学習した「説明文の技」「つなぎことば」を使って、長い文章も整理して発表してくれた子。
お話のはじめに、「がんばりたいことが○こあります。」と先に言って、ひとつずつを具体的に発表してくれた子。
 程よい緊張感のある始業式。これからさらに大きく成長することを予告する発表でした。

 脱穀
 5年生は秋休み前に稲を刈り、干していたのをおろして。
すべて手作業。ず~っとおしゃべりをしながら!脱穀しました。

お米の品種のこと、おうちの手伝いのこと、わらの使い道のこと、昨日のおうちでのこと、ともだちのこと・・・意味ある作業時間だなと思いました。(全部職員室に聞こえていたよ!)

10月13日(金)
 給食台ふき

5年生が家庭科でミシンの使い方を勉強して作ってくれました。
全学年にプレゼントしてくれたので、使わせてもらいます。この日の給食は

かぼちゃ、にんじん、ホウレン草、チーズ入りの「瞳キラキラカレー」でした。
(カレーの文字はホウレン草です!)

 3.4年生が押戸石見学に行きました。

瞳キラキラカレーを食べ「もちょっとかぼちゃ増やしてください!」とか言いながら3,4年教室は押戸石で買ってきたCDを聴いていました。
話題はもうぎんなん祭のシナリオつくりに。

11月11日を楽しみにお待ちください。
 
 この日、朝ミーティングのお題は「土日にしたいこと」でした。
習い事やイベントの子もいましたし、「だれかと遊びます」「早めに宿題を片付けてゆっくりします」という子もいました。
 火曜日に始まり、教室の係活動が交代で引継ぎをしたり、掃除場所の交代をしたり、新しいこともありの第1週目でした。

休み

10月9日は体育の日でした。

 毎年出される体力・運動能力調査結果では、幼児期の外遊びの頻度が高いほど今も運動習慣が身についており、体力テストの合計点が高い傾向にあることが分かった。外遊び習慣が就学後の運動習慣の基礎を培い体力向上の要因の一つになっている。(日本経済新聞より)

中原小学校の休み時間です。
「先生、外に行ってきます!」と外へ駆け出していきます。
休み時間が正味10分ない時、先生が「すぐに戻らないといけないかもよ・・・。」
と言ったりするのも聞こえますが、やっぱり外へ。

「もう始まるよ~。」と教室から呼ばれ、ダッシュで戻って来ます。

お昼休みの自由遊び。