学校生活

学校生活

10月17日(火)

 
朝、1時間目の前の「ステップアップタイム」です。


コメントはいりませんね。

 2時間目は、全校音楽です。

阿蘇市の先生が、2回目の合唱指導に来てくださいました。
今日は向かい合って、お互いの笑顔を見ながら歌いました。

「そうそう、いい笑顔ね!」
「伴奏、リズムにのってて上手ね!」
「あなた、いい声ね!」

 今日もいっぱいほめてくださいました。そして最後に
「本番は一回きりです。そこで練習の成果が出せるようにあと少しがんばってください。
じゃ、会場で会いましょうね!」
 
 歌詞の意味を考えて歌えるように・・・と、音楽の先生手書きの「もみじ」と、「阿蘇こどものうた」と、福山サマの「生きてる生きてく」が来週の音楽会まで廊下に掲示されています。

きよらっ子

10月16日はきよら祭り。
夜やお休みの日に練習をしてきた「中原楽」を奉納する子どもたちは、早めに下校して支度をしました。

 楽以外の子も、朝から「腕相撲にに出る!」と教室で練習したり、「今回はお小遣いを○○円持っていく!」とか、楽しみでうずうずしているようでした。

 きよら祭から帰って、きよらっ子(家庭学習)ノートをしたかな?
 5.6年教室の廊下には、今月のきよらっ子大賞のシールがついたページが掲示されています。
 今月のページをめくると、下には前の月、その前の月のモノがありますが、確実に筆記量やレイアウト力が向上しているのが分かります。
 よりよいモノを!の気持ちが、工夫や楽しみをうんでいるようです。
 
 この日も、先生が子どもの提出したノートや学習シートに目を通しながら
「こりゃすごい!昨日のノートの字とぜんぜんちがう!」
  文字が、ビフォー・アフターのようにきれいに変化しているのです。
 きっかけや理由は人それぞれですが、先生や周りの大人、友だちのアドバイスで、学習に対する意欲が大きく左右されるんだな~と。

 このノート術の基礎はすでに低学年の時から。
板書をノートに書きうつすとき先生が
「ここは青鉛筆でまとめをかこむんだよ!」
などなど、1年生の国語です。

 黒板に書いたものをキレイにうつし、自分の考えたことや感想がつまったノートができていきます。

ニュースサタデー

後期始まりの1週間をふりかえります。
 秋休み中恒例の、これからお世話になるペレットストーブのメンテナンス日。
前シーズンに使い、汚れているので、外につながる所までの空気が通るところを、部品を外してきれいにしてもらいました。

 お医者さんが内視鏡で腸の検査をして、病変を切除しているように見えました。
「すすがたまって火事やらになると危ないからですね!」と手際よく。
「気持ちよく使ってもらえるように!」と。
ありがとうございました。

10月11日(水)

後期始業式では、校長先生が写真を見せて「誰でしょう?」
名前はきいたことがあるけどという子も、「ノーベル」さんがぐっと近くに。

 これからはじまる後期、図書室で本を選ぶとき、今日のお話を思い出すと思います。
電子黒板のには、いろんな字体の「夢」がありました。

「今度はみなさんからの発表です。」と進行の先生。
秋休み明け初日でしたが、頭の中に発表原稿を準備して、みんなの前に立って発表しました。

「これまで読書記録カードが○枚だから、○枚になるようがんばります。」と、目標を数字で具体的に。
前期に達成したことに積み重なる、後期の自分の目標を発表する子。

「まず」や「次に」など国語で学習した「説明文の技」「つなぎことば」を使って、長い文章も整理して発表してくれた子。
お話のはじめに、「がんばりたいことが○こあります。」と先に言って、ひとつずつを具体的に発表してくれた子。
 程よい緊張感のある始業式。これからさらに大きく成長することを予告する発表でした。

 脱穀
 5年生は秋休み前に稲を刈り、干していたのをおろして。
すべて手作業。ず~っとおしゃべりをしながら!脱穀しました。

お米の品種のこと、おうちの手伝いのこと、わらの使い道のこと、昨日のおうちでのこと、ともだちのこと・・・意味ある作業時間だなと思いました。(全部職員室に聞こえていたよ!)

10月13日(金)
 給食台ふき

5年生が家庭科でミシンの使い方を勉強して作ってくれました。
全学年にプレゼントしてくれたので、使わせてもらいます。この日の給食は

かぼちゃ、にんじん、ホウレン草、チーズ入りの「瞳キラキラカレー」でした。
(カレーの文字はホウレン草です!)

 3.4年生が押戸石見学に行きました。

瞳キラキラカレーを食べ「もちょっとかぼちゃ増やしてください!」とか言いながら3,4年教室は押戸石で買ってきたCDを聴いていました。
話題はもうぎんなん祭のシナリオつくりに。

11月11日を楽しみにお待ちください。
 
 この日、朝ミーティングのお題は「土日にしたいこと」でした。
習い事やイベントの子もいましたし、「だれかと遊びます」「早めに宿題を片付けてゆっくりします」という子もいました。
 火曜日に始まり、教室の係活動が交代で引継ぎをしたり、掃除場所の交代をしたり、新しいこともありの第1週目でした。

休み

10月9日は体育の日でした。

 毎年出される体力・運動能力調査結果では、幼児期の外遊びの頻度が高いほど今も運動習慣が身についており、体力テストの合計点が高い傾向にあることが分かった。外遊び習慣が就学後の運動習慣の基礎を培い体力向上の要因の一つになっている。(日本経済新聞より)

中原小学校の休み時間です。
「先生、外に行ってきます!」と外へ駆け出していきます。
休み時間が正味10分ない時、先生が「すぐに戻らないといけないかもよ・・・。」
と言ったりするのも聞こえますが、やっぱり外へ。

「もう始まるよ~。」と教室から呼ばれ、ダッシュで戻って来ます。

お昼休みの自由遊び。

やってみよう!

運動会の時のダンス曲のタイトルです。
授業中も「やってみよう!」
その1 算数
 授業中なのに、廊下や玄関ホールを小さな折り紙を持って、走り回るふたり。
どうしたのかな?
「ここにもあった!」
 算数で直角探しをしているところ。
 苦手な教科ができたりするのは、新しい内容を学習したとき、前の学年や単元の時のつまずきによってそうなることがあります。


 今の一日一日、1時間1時間を大事にしておかなければ。

その2
 自立を目的に行われる授業。
自立の内容は、一人一人応じた指導の充実、となっています。
 
 二階が教室。
片足ずつ、ゆっくり、手すりをにぎる昇降であることや、大きいもの(例えば、給食当番でパン)を持ってあがるときなど、足元見えずあぶないことがあります。 
 
 今日の自立の学習は、階段を両足交互に昇降するために。
階段のピンクと黄色の足かたを、足に付けたピンクと黄色のスリッパを履いて、踏んでいくのです。

 「こうするんだよ!」として見せる先生に「もっか~い!」(もう一回!)
と言って、先生が何回もしたり・・・。(キングオブコントのオーディション会場みたいに (ぷぷっ)
 
  「自立ではいまどんなことを?」と毎日こつこつ授業準備。
「迷いながらですよ・・・・。」と担任は言いますが。
 教科書や評価のテストはないけど、成長や変化(積み重ねの成果)を、前期おわりの節目に実感します。

お楽しみ会!

前期の終わりの週は、3日に3.4年生が誕生会をしていました。
誕生日の子に、「おめでとう!」や手作りのプレゼントを渡して、写真撮影。
それからみんなでドッジビーをしました。

4日は1.2年生のお楽しみ会。
1年生が遊びの計画を立てて、2年生も一緒にしました。
おにごっこのあと、はないちもんめ。
「かってうれしいはないちもんめ!」

「相談しよう!」

とても盛り上がっていましたが、不機嫌な顔で教室に戻ってくる子もいました。
お楽しみ会も全力!!です。かわいい。

本の紹介クイズ

ぷくぷくうがい前のすきま時間に、図書の先生から本の紹介。
今日はクイズです。

2つのミッションがあります。
①声を出さないで答えること。
 答えは三択 正解と思う番号を指で答える。
②正解の拍手の時、音を立てない。
 手を挙げてひらひらとふります。(手話の拍手)

「オオカミ王ロボ」と「ぐりとぐら」からの出題でした。

「合同学習です。」

 10月4日の朝ミーティング。
お題は「今日楽しみなこと」でした。
1年生はほとんどの子が「合同学習です。」と発表しました。

 スクールバスで市原小へ。
りんどうヶ丘小と市原小との、3校合同学習です。
上手になった作文で、どんなことをしたか、思ったかをお伝えします。  

「わたしは、きょうみんなでいっぱいおはなしをして、いっしょにあそびました。」
「はちにんのひとはしらなかったけど、おともだちになりました。
うれしかったです。」
「もうじゅうがりはしらなかったけど、せんせいがおしえてくれたから、わかりました。」「七こか八こくらいかいだんがあり、びっくりしました。
うえからのけしきが、きれいでした。」

「わたしはきゅうしょくセンターにいきました。
ごはんとか、スープとかつくっていました。
おててでちぎっていれたら、おやさいをはやくきれるきかいがありました。
おやさいをひやすきかいがありました。」
「おおきいなべがありました。
はちじにじゅっぷんからつくってるってききました。
いいにおいがしてきました。ごはんのにおいでした。」

「おおきいしゃもじがありました。」
「きゅうりをおおきいざるにいれて、おおきななべにいれて、ゆがいていました。
できたらざるにいれました。」

「だしをとるときに、でっかいこんぶがすごかったです。こんぶをとるのがあつそうだった。
わたしはできません。」
「やさいをじどうてきに、きりきざむきかいがありました。
きゅうしょくがたのしみです。」
「きゅうしょくのせんせいがきてくれて、つぎにほんをよんでくれて、うれしかったです。」

イマジン

 2番目に長い通学路を歩いてくる子は、いつも手に何かを握って持って来ます。
今日は「すすき」でした。

 少し肌寒くなった朝ボラ。
ついに始まりました、「ぎんなんひろい」です。

草取りや落ち葉はきより、道具の多い作業ですが、今日もさりげなく、きちんと5,6年生が気付いて動いてくれます。

 それから教室にあがって「読み聞かせ」です。

 1,2年生で読んでくれた方は、関西弁の読み方が上手です。
はじめてチーズを食べた子どものお話。
ずっと食べたかった、お肉屋さんのチーズです。

 でも食べてみたら口に合わず、買ってくれたお母さんに気付かれないよう、そっと口から出しました。

 朝の読み聞かせは、朝ボラ後、1時間目前。
これから一日がスタートする!という時間に、ココロが「うふふっ」となるあたたかな本のセレクト。
「実は私も子どもの頃、同じ体験をしました。チーズ食べたくて買ってもらったけど、ペッ!としたのことがあるの。」と話す先生にも、うふふっ・・・。

 3~6年生は、電子黒板を使いながら、挿し絵をひろげて準備。
読む前に、前節がありました。

「今日の朝ごはんは何だったかな?目をつぶって思い出してください。」
静かに考え中。

「想像するとき、頭の前の方を使っています。」
考える仕草をみんながしてみると、確かに目線は上。
頭の前の方に向いています。
「そこが前頭葉です。想像する、考えるときに使うところです。」

 お話が始まりましたが、「あと少し!」の所でとまり、その先の文は隠されていて見えません。
「この先、どうなると思う?」
感想の前に、自分が自由に想像したストーリーを何名かが発表しました。
へえ!そう考えたか!みたいな発想もありました。

 今日のお話は、小学生が作ったもの。
「あなたも自由に想像して、自分のストーリーを楽しんでごらん!」と教えてくれたようでした。
「想像してごらん、いろんなことを。」とも。

いい声ね!

  朝から5.6年生に、合奏の楽器準備をしてもらい、体育館で全校音楽をしました。
合唱の専門的なご指導をしてくださったのは、りんどうヶ丘小の校歌なども作られた、阿蘇市教育委員会の先生でした。



 体育館に入ってきた声の大きな三年生の女の子が「先生、こんにちは。あ、おはようございます。」
と言うと、
先生は「あら、あなた、いい声ね!」と。

 まずは、姿勢。
そして、口の開け方。
指三本を口にあてて、大きく開けます。
耳の付け根の骨の動きを、指で触ってたしかめます。
前歯に手を当て、にこにこの顔になります。

「うわぁ、いい顔になったわね。」
「伴奏むずかしいのに、とっても上手ね。」
先生から、次々ほめられながら。
聴いている人に、この歌に込められた歌詞への思いを伝える技(発音やアクセントなどをこまかく)教えていただきながら・・・
 そうすると、歌声がどんどん変わってきました。


 
 10月24日の中北部音楽会に向けて、さらに練習していきます。

阿蘇郡市陸上記録会

9月30日(土)
 阿蘇谷の広~い空の下、一の宮中学校グランドで行われた阿蘇郡市陸上記録会に参加して、男女混合リレーで、優勝することができました。
 個人も5年男子2名が、200Mで入賞しました。
 部活動で陸上がたっぷりできた日は、そう何回もはありませんでした。
 毎日の登下校での歩き、みんなで朝ラン、休み時間の遊び、体育の授業、長期休みのかけっこ教室、日常から人のお話をしっかり聞くなどなど・・・いろんなことが集まってのこの結果だと思います。
 大会関係の先生方、送迎や応援の保護者の皆様、どうもありがとうございました。

         
 子どもはもともとスポーツが好きですね。
体を動かすという、人間がもっている欲求をみたしているので気持ちがよく、また「やった!」という気持ちや「いっしょに頑張ったね」の満足が、こころをつなげ豊かになります。
それに、自然に体力のアップやストレスの発散にもなっているのです。
 スポーツは、ココロとカラダの両面にわたる健康の保持増進に、大きな効果を与えているのです。

 健康でいるために・・・・。

 世界にはそれが、あたりまえでない国や地域もあります。
中原地域の皆様が、少しずつ届けてくださるペットボトルキャップの袋がいっぱいになったので、リサイクルのお店にお届けしました。

今回の重量は8.7㎏です。
ポリオワクチン2.18分になりました。
 ご協力ありがとうございます。今後もよろしくお願いします。

鳥の目 虫の目

9月29日(金)朝ボラタイム。
これまではグランドの草取りでしたが、今日はほうきをもって、落ち葉を集めました。

5年生が育ててきたバケツ稲、今日は稲刈りをしました。



鳥の目 虫の目 その①
 熊本盲学校と眼科の先生が、健康相談に来てくださいました。
細かい字や作業が増える中高学年の授業で、子どもが持っている目の能力と、がんばろうとするまじめな力をのばすのに、教師の指示の出し方が大事だとアドバイスいただきました。

 例えば小さな文字がたくさんの地図帳で、九州のページから南小国町を探そうとするとき。
 ルーペを上手に使えるようになるためには、ただがむしゃらに探すのではなく、まず鳥の目で、おおまかなかたちをイメージできるようになること。
 ページのはしの記号や数字に目を向けさせて、全体の中の、どのあたりか口頭で伝えでます。

 近づいたら、北東(方位)とか3時の方向(クロックポジション)とかを口頭で伝え、
ルーペをあてて虫の目で探します。
 時間は短縮され、目の疲れもなく、効率がアップしました。
先生方、遠路、どうもありがとうございました。

鳥の目 虫の目 その②

 国語の研究授業
3年「すがたをかえる大豆」4年「アップとルーズで伝える」

 複式の授業です。
学習リーダーさんの机にはタイマーがあり、ノートの指示書を見ながら。
自分たちで学びを進めていけるようになることを目指しています。
 どちらの学年も、「説明文の技」について考えました。
 研究授業では3名のお客様に緊張したのか、いつものように意見が出ず、また指示書の時間通り進まず、リーダーさんは困り顔の時もありました。
いい勉強です。

 授業者がたくさんおしゃべりをして、子どもの頭の中に知識をため込む授業は、子どもがなりゆきまかせに育ってしまいます。
 「主体的な学びあい」は、教師がずっとついておしゃべりできない「複式」の授業の中で学べることです。
  だから複式の授業は教師が「考えさせる準備」をしておくことがとても大事です。

 授業研究会では、教師のその「仕込み」について、詳しく阿蘇教育事務所の先生からハスキーボイスでご指導いただきました。

 勢いよく教室前後の黒板(先生と子どもの作業板)を指しながら「すがたをかえる。大豆がですよ!この人間の知恵は、将来的に生きて働いていくのに、どれだけの力になるかって思いますよね。
アップとルーズも、鳥の目と虫の目を学んで、自分の考え方にいかすことができていけたら!」
 指導主事の先生ご自身が、この教材から学ぶことにワクワクがあることを、ひと言目から感じました。
 授業で学んだことを、実生活でいかすような、そんな授業になる「技」を、たくさんの資料とプレゼン授業で教えてくださいました。
 ありがとうございました。

9月28日(木)

「いい湯だな」
地域のことを調べている3.4年生。

元気プラザに続いて、9月28日(木)は湯田温泉に見学に行きました。
少しの時間でしたが、実際に温泉にも入らせてもらいました。

 中原にあるけど、入ったことのない子もいて、帰ってきてから他の学年から「いいなぁー!」とうらやましがられていました。

「お洗濯」
 あらまぁ!

持ち帰った服を見て、とおうちの方が思われているかも・・・。

これです!この様子を見て、許して下さい。


「しあわせでした。」

 給食に手作りグラタンがでました。
給食センターの栄養教諭からのコメントには
「手作りソースの水分が多くて、ごめんなさい。チーズの焦げ目も時間不足でつかなかったから、今度はがんばります!」
とありました。
でも、そんなことはなくて

(食べながら)
子 「夕ごはんもグラタンがいいです。」
先生「おうちにテレパシーを送っておきなさい!」

(放送で、チーズの焦げ目がつかなくて・・・と聞こえたとき)
子「焦げ目とか関係ないです。めっちゃおいしいです。」

(給食当番さんが食器を返しながら)
「しあわせでした。」
ごちそうさまでしたではなく・・・でした。
 ちょうど虫さんにさよならをしているときに、給食配送の方がおいでたので、いつものお礼を言いました。


プロフェッショナル 仕事の道具

その① 「赤青鉛筆」
ちょうど、赤と青の芯の真ん中のところです。
 登校した子を「おはよう」と迎え、ランドセルから教科書と、宿題や連絡帳を出した順にすぐ、丸付けをします。
 授業中は、子どもの机を周りながら、学習シートにアンダーラインやなみ線、テストの採点、放課後は日記のチェックや校正・・・。
 毎日毎日、こつこつこつこつ。
1年生も、カタカナをかけるようになり、いよいよ漢字の学習もはじまりました。

 お母さんのお手伝いで、一緒にいかをさばき、すみがでてきたときのこと
 たけうまにのれるよう、工夫して練習したときのこと
 だいすきな6年生と、ろうかそうじをがんばったときのこと
 宿題をしていて、牛乳をのんだら勉強をやりたくないきもちがとれたときのこと

先生が、ペンを持って日記を読みながら、微笑んでいます。
 
 その② 「オルガン」

 「ふたりでも何でもできる!」が学級目標です。
日直の仕事も、係の仕事も、おやすみの日がありません。
「当番はだれね?」ではありません。「どっちね?」です。
 
 毎日がペア学習。
来年はまた複式になるので、自力解決力が必要になります。
個別に細かいところの学習が出来る今年度は、貴重な一日一日です。
 
 ふたりだけど、ふたりを感じさせない音楽の授業。
大活躍の「オルガン」、様子をお聞かせできないのが残念です。

 その③「選択」
 6年生の理科の時間。
廊下を通っていたら「おおっ!」と、何かに反応した声が聞こえました。
  太陽のことを、個人で調べていました。
「え?うそ!も一回!」
画面を見ながら、その映像や説明に反応して、ipadさんに話しかける声でした。

 調べるのに3人はipadを使っていますが、ひとりは本を使っています。
調べたことを自分のノートに書き、発表して出し合い、新しいことをノートに書き加え、自分のまとめができていきました。

 どうして本で調べているのかたずねたら、
「家でよく使うけど、検索して重たい情報とか、時間がかかったりすることもある。それに、本の方が一部じゃなくて全部が詳しくわかるから。」だと。

 今日の授業が、何を、何のために行うのか、見通しを持たせることができているから、子どもができる「道具の選択」。

その④「お話」
 生活集会では、9月の反省と10月の目標を発表。

校長先生のお話。
「みんなトムとジェリーって知ってる?どっちがすき?」
「トム!!」
「ジェリー!」

「トムとジェリーに天使と悪魔が出るのは知ってる?」
「あ、知ってる!こっちとこっちに出て・・・・!!」
頭のスクリーンにうかんだ映像を、口々に校長先生に言ってます。
「それそれ!」

 行動を選択しているのは自分だけど、それを「意識」しているわけではない子どもたちに、気持ちだけですすまないこと。
立ち止まって考える、自分の行動のコントロール方法を伝授。

「どうしようかなって思ったときに、今日の校長先生のお話を思い出してね。」と。
ココロの複雑な回路を、映像やイラストなしで子どもたちに。


安全

 9月21日から30日まで、秋の全国交通安全運動が実施されています。
26日(火)は学校職員と一緒に、PTA会長さんと副会長さんにも交通指導をしていただきました。

 この日はPTA役員として。

翌朝は、所属している職場や消防などからも、続けて交通指導していただいています。
 
 毎日登校の時、横についてくださっている方からは
「高学年は自分のペースで歩けないから、ストレスがたまるかもしれないから、ようっと先生がねぎらってあげてください。
 えらいですよ、このお兄ちゃんお姉ちゃんたちは。
大人になったらいろんなことがあるから、よか勉強て言えばそうですけどね。」と。

班長   「右、左、右、安全」
指導の方 「は-い、渡って。今日も一日、がんばってね、いってらっしゃーい。」
子    「はい、ありがとうございましたぁ。」
子    「行ってきま-す。」

  地域のみんなに守っていただいている中原小学校の子どもたち。
今年度は事故「ゼロ」継続中です。これからも気をつけていきましょう。

 3・4年生の今日の目標は、「ジャンプアップ会議でいろんなことを話し合おう」でした。

 今日は「10月のクラス目標をきめよう」についての話し合いでした。
司会進め方のマニュアルを時々見ながら、会をうまく進めたり、発表の人の声や意見がスムーズに流れたり、ぶつかったりしないよう、交通指導をしているように司会者さんががんばっていました。

 学校内の道路である廊下や階段です。
掃除でけが(事故)がおきないよう、必要ないものを置かないようにしてありますが、見てください!きれいでしょ?


 子どもたちの、いつも通りのお掃除です。
担当の先生と一緒にみんなできれいに。


満室です。

  行事や発表、提出などしめきりや目標の日があるときに、直前でぎりぎりとか、追い詰めてではなく、練習や準備計画などうま~く段取りが出来る先生や職業の方っていますね。
 
「どうしてできるのかな?」

 脳。
「前頭前野」思考・創造・意志・コミュニケーション・計画などを司るところです。
 ここを育てる源のひとつは、「早寝、早起き,朝ごはん」
これが大事なのはもちろんですが、それと小学生の今しておくことは
「なぜ?」「これ何?」「やってみたい!」などの好奇心
「わかった!」「できた!」などの体験に結びつくこと。
その「芽」です。
これは自然に学び身につく力、押しつけたり、プレッシャーをかけたりは、あまりよくないそうです。

 季節はどんどんすすんでいます。

9月25日(月)の生活で、4時間目、畑から歓声が聞こえていました。
7人ひとつずつ持ったパックに、秋の虫をつかまえてきました。
1号室 こうろぎさん 2号室 かまきりさん 3号室 ショウリョウバッタさん・・・7号室まで「満室」です。
 帰るまでに話し合って、翌日から学校で2匹だけ育てます。
他の方はお帰りになりました。

 給食を食べながら、何気なくの会話の中も、小さな、でも大事な勉強です。
お昼休みの遊びの計画です。何して遊ぶか、誰と遊ぶかが。

 昼休みその①
 バドミントン


 その②3年生の社会授業(ぐぐる社会「愛知」)
 
「4年生も見たい!」と、給食中に社会の先生に話して、教室で登校ルートをみんなと一緒に見ました。
 朝も夕も必ず足を止めて挨拶してくれる兄妹チームの1号さんが「なつかしくて興奮しました!」と汗をかいていました。

 その③竹馬
 
運動会で上手に特技を見せた人が、刺激になったようです。
お互い支え合いながら、練習中。
来年の運動会特技披露がたのしみです。

 その④ボール投げ練習キット
 
小学生の体力テストの項目に「ボール投げ」があります。
本校の体力課題の1つの種目です。
昨年のかけっこ教室のとき、コーチが練習のため作りました。
 その後、常時引っぱればいつでも誰でもカンタンに練習できるようになっています。 

 終わってから、使った中の1番上の学年の子が片付け(巻き尺まき)しながら、
「先に行っていいばい。」と言っていました。


 木曜日の町陸上記録会に向けて、朝ランや休み時間にリレー、バトンパスの練習をしています。

 目指しているのは、たのしむこと、できるようになることだけではありません。
おもしろい→学んで、そして子どもが変わること。

  担任の先生たちは、毎夕事務整理しながら、子どもの変わってきたところを、通知表の評価や所見に書いてお渡しする準備をしています。 
  前期も来週いっぱいでおしまいです。

「やさしい」ICT授業 その2

その2 タブるたかとび「体育」

 9月21日朝ミーティングのお題「今日楽しみなこと」は、「体育」と答えた子が多かったのです。
 体育館で高とびをしていました。

 準備運動をしてから、たかとびの準備です。
 1 高さ調節の洗濯ばさみ
 2 バーがわりのゴム
 3 走るコースを示すマーカー
 4 マット
 5 タブレット(グループにひとつずつ)
 6 ホワイトボード
 7 マーカー

 セッティングしてから、グループで高とびをはじめました。
とぶ人、撮る人、バーのゴムを持つ人です。


先生は子どもの近くをぶ~らぶら。ぐ~るぐる。

先生「集まって!各グループ、いろいろ気付いたことがあるみたいだから、せっかくだから共有しようか。」

 撮影して、グループでさらりと見ていただけの班も、友だちの発表を聞いて、失敗している原因の見つけ方「ポイント」がわかりました。

前半より、班の中でのやりとりがアクティブになりました。
子「もっとこっちから撮って!」
子「手だぁ・・手があたりよったぁ。」
子「踏み切りの足の所を、ちゃんと撮って!」
子「助走のスピードがここで弱くなってきたね。」

先生はぶ~らぶら。ぐ~るぐる。
そして
先生「じゃ、片付け。」

  やりたくなる課題がそこにあると、子どもが自分たちで考えるようです。


「やさしい」ICT授業

その1 ぐぐる「社会」
 3年生は6・7月に町・中原探検をして、みどりがいっぱいの地図をつくりあげました。

「な」んだろう
  「○○ちゃんが転校する前に住んでいた町をたんけんしよう」

 9月21日(木)は、4月に転校してきたお友だちが前に住んでいたところを「ぐぐり」ました。
(地図がリアルになっていくとき、ジャージャン ジャージャン ジャジャ ジャジャ・・・・と鮫が近づいている効果音を、自然にそろって歌っていました・・・)

 住んでいたところから、リアルに学校に向かいます。
「いえをでて いちばんはじめに ほどうきょう」

 本当にそこにいるみたいにうつる通学路、両側にたくさんのコンビニや、ごはんやさんや、ショッピングモールなどなど。
テレビのコマーシャルでよく見る名前に、「あ!近くにあったと?いいなあ!」と大興奮です。
 「愛知県 たてものだらけの 海みたい」

 少し上からの画面に切り替えて見ると、大きな道と小さな道がたくさんあります。
「小牧市は 道路がいっぱい 根っこみたい」

 道の横には緑はあまりなくて、すきまなくいろんなたてものがあります。
「中原と まったくちがう 物だらけ」

 転校前お気に入りだった二カ所を、事前に社会の先生に話していたので、今日はみんなにも紹介しました。
 一カ所目は、住んでいた官舎近くのさくらのところです。

 先生が画面右下の人マークを地図におろし、360度まわしてくれました。
そこに立っているような気がします。
  「木登りを しながらきれいな さくら見る」

 
 二カ所目は、「ふらっとみなみ」
 先生が画面を切り替え、ふらっとみなみのホムペを見せ、どんな目的で建てられているのか、どんな施設なのかが、よくわかりました。
 そういえば先週、お友だちの誕生日のプレゼントにキレイな折り紙4枚組み合わせて「箱」をつくってきていました。
 「誰が教えてくれたの?」とたずねたら「ふらっとみなみ」で習ったのだと言ってたっけ。
  「ふらっとみなみ なんでもできて さいこうだ」

「か」んがえる

 転校前の学校付近と、南小国町を比べて、気付いたことをノートに書き出しました。
そして、気づきを俳句にしました。

「は」なしあう 
   「愛知県 おもいであって さみしいな」
  みんな「才能あり!」だとおもいませんか!!大拍手です。

 ふりかえ「る」 まとめ「る」
 二つの町を比べて感じたことを作文にしました。

「私が○○ちゃんみたいに、ほかの学校に引っこして来たら、とってもさみしいです。
理由は大好きな友だちともはなれてしまうし、大好きな町や、学校ともはなれてしまうからです。
 ○○ちゃんはそんな思いをしていたと思うのでも、もっと○○ちゃんが大好きな学校、町、友だちになって、たくさん遊んで、とってもなかのいい友だちになりたいです。

  ぐぐる社会で、お友だちが転校してきたときの気持ちに思いをはせる、やさしさいっぱいの授業でした。

ベストショット

 2年前、本校で研究発表があったとき、掲示物「ホットニュース」がスタート。
今月号は運動会バーションが完成し、児童玄関の奥に掲示してあります。


 つくりながら、「これは、くまもと教育の日に出品するといいよね。」とのつぶやきがもれた「ソーラン節」や「応援」「表現」の写真がありますよ。
 PTA新聞委員さんと教頭先生、運動会の写真撮影ありがとうございました。

 毎号、行事に合わせたイラストを事務の先生がはり、楽しく仕上げてあります。
今月号はイラストではなく、家族競技「YOUは何しに中原への」ベストショットを全員分プリントアウトして子どものコメントの横に。
 どうぞ、見に来てください!(ぷぷっ笑)

お彼岸の入り

9月20日(水曜日)

 給食(ふるさとくまさんデー)に「栗ごはん」がでました。
今シーズンはじめて栗ごはんの子は約半分。「昨日も栗ごはんだったぁ。」と言う子もいました。

 読み聞かせ 

 中原小での読み聞かせが始まったのはこの方、今日は高学年で「あしたもともだち」を読んでくださいました。

 低学年は、毎月定期購読している本に載っているお話から、「おむすび」「はたけのすもう」。

 読み終わってから、挿し絵をみんなに見せながら「おやつはお菓子よりもおにぎりの方が、からだが喜ぶんだよ。」と、おいしいおむすびの話もしてくださいました。
 低学年も高学年も終わったら「おかえし」の発表をしました。

「1・2年生も、かならずおかえしの発表をするようにしています。この積み重ねが発表の力になりますから。」と午後の研究会で言われました。
・・・急に成長はありません、毎日毎日の小さなこと、訓練の積み重ねですね。

                             
「空きかんのゆくえ」
 2時間目は、先生たちが5.6年の道徳を参観し、放課後に授業研究会をました。
身の回り(公共の場)のゴミが気になり、そのゆくえを調べる中で「ぼくが考えたこと」が教材文です。
 5.6年生は自分の生活をふりかえって、「自分にできること」を考えました。

 授業の最後で先生が、その「自分にできること」の力を束ねて地域を守っている町(水俣)のことを紹介してくれました。
 そして「もうひとつあります。こんな子どもたちも・・」と、電子黒板に中原婦人会の方が草取りをしてくださっている写真、そして春にガードレールふきをした自分たちの写真がうつし出されました。


 研究授業は、授業研究のために記録の先生がいて、児童の反応を書き留めます。
電子黒板を見たところで、「子どもたちの表情が輝く!!」と記してありました。

 前日、阿蘇郡市の道徳教育指導力研修会に参加した先生から、特別な教科のスタートを前に、本日の授業のことだけでなく、どう向かえばよいかの本質や評価のことなどについて、報道も含めての研究会となりました。

 日常の学級づくりや、先生と子どもの関係が伝わる「授業」。

 研究授業を参観するために、担任の先生は教室の子どもたちに「自習」の計画と準備をします。
先生のいない教室で、子どもは自分ですすめなければなりません。
 
 いつもは近くで担任の先生がついてくれて、ひとつずつできることを増やしている子どもが、まる1時間自習をすることができるようになりました!!!

 毎日毎日の、きめ細やかな指導、あたたかい先生の熱意が、先生不在の教室で。