学校生活

学校生活

「ゆ」


「ゆ」き(雪)が降りました。

土曜日は雪、その前日の雨により、さくらが散ってしまいました。

入学式まで待っていてほしかったけど。

「よ」


「よ」ろしくお願いします。

2018年がスタートしました。

 「よ」めい(四名)の先生とお別れして、さみしくなっていましたが、また四名の先生を中原にお迎えしました。

今の特技や若いころの特技、好きなことやストレスがたまった時の解消法、みんなから呼んでほしい名前の呼び方、こんなことをしていた時は注意してほしい、子どものころなりたかった仕事などなど・・・・(けっこう濃い)自己紹介タイムでした。

 

歓迎のことばを児童代表から。

 

すでに覚えていた先生方をの名前で呼びながら、中原小学校の行事、地域の伝統や自然を織り込んだ紹介、これから自分たちが頑張りたいことをノー原稿でお伝えしました。

「や」


「や」ってくれます。

 

 46日(金)かけっこ教室④は、さくらを散らしながら降る雨のため、体育館でした。
急きょ、9時近くなってから、コーチは会議が入ってしまったので、子どもだけで9時を迎えました。



 何をしておくとよいか、メニューを聞いてこようかな・・・?とか思っていたら、さっさとコーチのクラスの子どもたち(元5.6年生)が、「まるくなって~!」と声をかけて準備運動がはじまりました。

 その後も、ストレッチ、ちょびっとゲームとかまで、インストラクターみたいに、次にすることを言って、して見せて、一緒にやって・・と、コーチの到着までたのしく進めてくれました。

 

今日の休み時間は・・・。


逆立ち、ハンドスプリング、足をぺたりを開いたり、側転したり・・・

 

 

休み時間明けは、またまた、手や足がプルプルなりそうなのや、よくそんなに思いつきますな~みたいなのをしました。

 



後半のゲームは、四角になってその角に一人ずついます。

真ん中に11個のマーカーがあり、それをひとつ1個ずつとり、3個集めたら勝ちです。


ストレートに集めるもよし、他の子の集めたのを奪いに行くもよし。

よーいドン!に反応してすごいスピードでスタートダッシュ、低い姿勢でマーカーをつかみ、クルッとターンして自分のところにダッシュで戻る。

その駆け引きが勝負を分けていました!

(マーカーを10個に減らしてのゲームの時は、シャトルランみたいにあっち、こっち、あっち、こっち!と交差していました。)

 

 最後は二人組、お互いいたきもちいいところまで、マッサージをして終わりました。

 

春休み、送迎や水筒準備をしてくださったおうちの方、ご協力をどうもありがとうございました。

「も」


「も」うすぐ中学校の入学式!

 

 前年度6年生の卒業制作は、中原小学校の案内板です。

45日(木)夕方、河津製材所さんに丁寧に設置をしていただき、完成しました。


 途中で、ちょうど卒業生が通りかかり、しばらく見てくてれいたり、バランスの確認の時に持つのを手伝ってくれたりしました。

 中原小学校にはじめておいでの方が、曲がるところの目印になる案内板です。

みんなに心配りしてくれていた卒業生らしい記念品です。

ず~っと、きれいで中原小への案内ができるよう、卒業生でメンテナンスをするよう話し合ってあるようです。

 本ホームページ 卒業制作のところにお父さんやお母さんの作品がある子もいます。

また新たに加わります。

「メ」


「メドレー」

 

♪君よ ずっと幸せに 

風に ずっと歌うよ

WooYeah ・・・

♪福山雅治サマの「桜坂」を口ずさみながら運動場へ。

 

4月3日(火曜)かけっこ教室 その3です。

準備運動をして、最初にラン&ストレッチから。

 

 用事などで、かけっこ その2に来れなかった子も来ています。

コーチから「よく来たねぇ!」と声をかけられ、会えなかった日の分の事とかおしゃべりしながら。

 


弟と、弟の友だちに誘われたから、と参加してくれた今日のゲスト中学生は野球部さん。今日、部活は午後からだそうです。

ラダーやピョンピョンしたり、パタパタしたりするのも上手ですね。

 

お天気がとってもよくて、最初の休み時間で、もう汗がでています。

そしてやっぱり・・・・鉄棒。

 

 2人ずつで50メートル走をしました。

1年前のタイムと比べ、全員におもしろい変化が起きていました。

 

 休み時間、今度は砂遊び。


移動はお姉ちゃんにくっついて。


♪ぼくらは きっと待ってる

 君とまた会える日々を

「さくら」森山直太朗さん

 

次はリレーです。


チーム分けじゃんけんは、給食のおかわりじゃんけんより落ち着いています。


 

 今日の最後は、コーチから始まり、おにが増えていくおにごっこ。


かけっこ教室 その1の時のこれは、1対1だったけど、今日は増えてきたおにたちが声かけあって、追い込み漁作戦をくり広げていました。

 

 

クールダウン。

花びらが舞い散るサクラの樹の下をジョグ。

先頭のコーチが振り向くと、子どもたちは花びらをつかもうと、また追いかけまわっていました。


♪さくらまい散る中に忘れた記憶と 君の声が戻ってくる 

・・・ひゅるりーら ひゅるりーら」

「さくら」ケツメイシさん

 

 

かけっこの後も遊びます。


登り棒する子が、上から桜の写真をとってくれました。

「む」


「む」っちゃ かわいい!

 

体育の先生が出張で行かれた時の資料「熊本県教育庁教育指導局体育保健課」からの冊子に、

「外遊びの延長 運動習慣の基礎を培う 体力向上の要因の一つ」とありました。

 裏表紙には、子どもの体力向上取組8か条 8番目に

「早寝・早起き・朝ごはん・運動の生活習慣をみにつけさせましょう!」とあります。

 春休みに顔を見ていない子もいます。(学校にも遊びにおいで!)

 

4月2日の午後、運動場で中学三年生から保育園の年中さんが一緒にいっぱい遊んでいました。

途中、体育館の通路にお亡くなりになっていたこうもりさんを、埋葬していました。

4月3日の午後は、中学二年生から小学一年生が一緒に遊んでいました。


運動場にわんちゃんを連れてきて!

いっぱい遊んであげたから疲れたようで、まだちっちゃいからかねんねしてしまったそうです。

 「しーっ!!」といいながら、寝顔アートをしていました。

「み」


「み」んなでかけっこ!

 

運動場の桜。3月30日(金)の朝はまだまだ・・・と思っていたら、一日で七分咲きくらいになりました。

そんな春の陽気の下で「かけっこ教室 その2」がありました。

今日は用事でお休みの子もいました。

今日から来た子もみんな一緒に!

 地区児童会の、公民館まわりそうじをしてから集まった地区もありました。(ごくろうさま!)

 

 先ずはラン&ストレッチでトラックを回ったら、マーカーのところに並んで、今日もロコトレ(・・・じゃなかった)ももをぐるりとまわすのや、高くあげるのや、スキップなどのいろいろからです。


 
コーチが『動きだし』で声をかけたり、「パチパチパチパチ・・・」と早い手拍子でスピードをつくったりの『しかけ』はおもしろいです。テンポがかわります!




ミニハードル。

ぴょんぴょんしたり、速く走りぬけたり、置いた間隔がどんどん変わったり。



ピョンコピョンコ上下に跳ねないで素速く!のはずだけど、マリオやそのなかまたちみたいなかわいい動きも!!

コーチ、これいいんですか?(笑)

 

休み時間は・・・今日も鉄棒。

 

次はリレー。

今日は低学年用ワープゾーンがあります。

ミラクルが起こります。


 走り終わるごとに集まって、ドラフト会議、メンバーチェンジ、走順 決めの作戦タイム。

 透明な流れがあるコーチングで、子どもたちは自然に動きます。

青空と、子どもの走る顔、バトン渡しの顔、チームで話す顔

(ず~っと春休みが続かないかなぁ・・・・・なぁんて思いながら。)

 

休み時間は・・・やっぱり鉄棒。

 

 最後は陣取りです。

コーンを2本倒したチームにポイント!

 前回はおにごっこで、個人のちょこまか動きが見物でしたが、今回はおとりがいたりなど、チーム作戦のおもしろさもありました。

(・・・よくまぁ、何周もリレーで走った後に、こんなに動けるもんだわ。)

 

 

帰りに摘んで持っていた『タンポポの花束』。
帰ってから急いで持ってきた『アルミの玉』。

じゃ、また。次回かけっこ(その3)は4月3日です。

「ま」


ま」た、会いましょう。

328日、退任式。

 

4名の先生が中原小を離れます。

多目的ホールで、全校児童とお別れ。

 



教室で、クラスの子どもとお別れ。

 

職員室で、お礼と最後のあいさつを言いに来た子どもとお別れ。

 

元気プラザで、保護者の方、中原区・後援会の方とお別れ。

 

ありがとうございました。

NAKABARU11(2017)解散です。

「ほ」


「ほ」う(奉)仕作業


326日(月)学校に近い地区の児童会が、運動場の草取りをしてくれました。

ごくろうさま!

 

「ほ」(保)育園の卒園式(327日)に出席する校長先生が運動場をとおるとき、春休みの第1回かけっこ教室が始まっていました。

 

夏が終わった時に、花壇にみんなで植えた、チューリップ第1号が咲いているのを教えてくれた先生も、今日は子どもと一緒のメニューに参加!(汗)しました。


 

ウォーミングアップは、体操しながらのランニングから。

そしてグループの先頭の子をまねして走る、まねっこランニング。

 

そんでもってラダー。

はじめてラダーをする1年生もいましたが、先生や、ゲスト中学生や、やや中学生がチャカチャカするのをよく見てまねをして、ゆっくりからしました。

 ここまでしたらちょいと休憩時間です。

水分をとって、上着を脱いで置きに行ったりしてから、なんだかみんなは鉄棒に。

 

 「できた!」

この休み時間に、はじめて逆上がりができた子がいました!

 

さあ、練習再開です。


股関節を大きく回して前に出したり、ももを高~~くあげたり。

(あら・・・?先日、新聞の折り込みチラシに、ロコモ(ロコモティブシンドローム)予防体操がのっていたのに似ているぞ・・・かけっこはロコトレと同じなのかしら?)

 今度は大~~きく。

マーカーがおかれているところまでの歩数をできるだけ少なく。

つまり一歩一歩を大~~きく走ります。
  

先生がヨーイドン!と言ったらスタートします。

ドのところで音に敏感に反応して足をだして。

お次は低~~く!


大股で前に出して体が低~~くなるまで股関節をいっぱいいっぱいに伸ばします。

 
 休み時間をとって・・・

バトンが渡されました。

4チームになってリレーです。

走る順番は、自分たちでおしゃべりして決めます。

 


 最後はトラック内おにごっこ。

 

最初は先生ひとりが「おに」→タッチされらおにになる→おにが増えます。

トラックの中で、うまいこと最後まで逃げたのは!

 


朝は寒かったからフリースなどの上着を着て始まりましたが、休み時間のたびにどんどん脱いで、帰りは肌着やTシャツになっていました。

 

「ホ」ームページ

保護者の方、どなた様も、中原小のことを気にかけていただきありがとうございます。

中原の宝、『子どもたち』の一日一日、特別の瞬間の記録になればと思いながら。

「へ」


「へ」ん(変)革

 

卒業式の翌日の朝、修了式に登校してきた1年生から「6年生はどこにおると?」とたずねられます。

修了式の校長先生のお話も、はじまりに「6年生の存在は大きかったね。今日はいないからさみしいね。」とありました。





 
修了証を受け取って、後期のめあての反省とこれから頑張りたいことを、各学年から一人ずつ発表してくれました。

自分や学級で決めた目標に向けてがんばってきたこと(なわとび、早起き、友だちをひとりにしない、百ます計算、学習リーダー、みんなを笑顔に、授業に集中、率先垂範)を言う顔の横に、お友だちや担任の先生、支援の先生、おうちの方の顔がふわっと浮かびました。

「これからも、これまでのように、中原のみんなで力を合わせていきましょう。これで平成29年度修了式を終わります。」と、いつもやさしく、力強い教頭先生の言葉で会が閉じられました。

「ふ」


「ふ」(普)通

 

 卒業式で保護者代表挨拶をしてくださった方は、縁あって1年生の入学式でも挨拶をされたそうでした。

入学式は6年前、ちょうど東日本大震災直後でした。

視野を広く持たれている方で、「災害だけでなく、世界中には戦争や飢餓や貧困で、学校に通えない子どももいます。学校に通えることは普通の事、当たり前の事ではありません。」とお話しされたのだそうでした。

 「あれから6年、毎日交通見守りをしてくださった福島さんをはじめ、みなさんのおかげで、子どもたちは安全に豊かに育つことができました。」とありがたいお言葉をいただきました。

四つ葉のクローバーのように、ハッピーをいっぱいくれた卒業生、その子たちをチームワークで育んでこられた保護者の方々、ありがとうございました。

「ひ」


ひゃく(百)年続きますように・・・

 

卒業式の校長先生の式辞は、先日6年教室で授業をしたところからつながっていました。

有名な人(?!)の、在校生もにっこりになるメッセージと、宿題(おうちの方へありがとうを必ず伝えること)がありました。

 祝辞をくださった来賓の方も教育委員さんも中原小の先輩で、日々をよく見てくださって、やりとげていることをほめてくださった上で、引き続き一緒に!と、とてもありがたい式辞でした。

 旅立ちへのメッセージは、これまで卒業生が在校生にしてくれたこと(「ひとりぼっちでいた時に声をかけてくれとこと」「やさしく名前を呼んでくれたこと」「一番に掃除に行って安心させてくれていたこと」「朝ランで楽しく走れるようにしてくれたこと」などなど)にひとりひとりからお礼を言うことができました。

 

1月からずっと、朝の会が終わると、音楽の先生の教室からのイントロが聞こえてきて、みんなが集まり練習してきた「♪絆」を歌いました。

全校遊びが大好きだったね。全校で合唱して「みんな」でするのは終わりました。

 式へおいでくださった地域の方々、祝電をくださった前校長先生や担任の先生方、中原小を応援してくださる方々、どうもありがとうございました。

教育の素地が地域にある「中原小」が、百年・・・、ずっと続きますように。

 

 

式の後に謝恩会がありました。

会の終わりに、担任からみんなに「ありがとう」のプレゼンが流されました。

 

校歌がわからず心配だったのを先生が教えてくれた、1年生の頃も

町探検の帰りに、中原精肉店でからあげをもらったのがおいしかった、2年生の頃も

委員会や部活動が始まった3年生の頃も

分数がむずかしかったけど教えてもらってわかるようになった、4年生の頃も、

水俣の事前学習をして集団宿泊学習に行った、5年生の頃も、

この1年間のリーダーの顔も。

それから、ついさっき卒業証書を受け取った時の写真も(!!!)入っていました。

 

 「中原のいいところで、なんでもみ~んなで。入学してからかかわっていただいた、すべての方のおかげ。6年担任は最後のひと押しをさせてもらっただけです。」という担任。

式の朝早くから、式やその後のすべての確認をした上に、男子職員トイレの掃除、急に冷えたからと、放送担当がこもる体育館放送室に暖房をセッティングしたりしたからか、式中、花粉症の症状がいつもより、ちょいとひどくなっておりました・・・・。

 

最高の祝福を受けて卒業していった子どもたち、さよなら!いつでも遊びに来てね!

(翌日午後、運動場で野球してました!)

「は」

「は」


56年生による誕生日企画は、この1年間、中原小の子どもと先生 全員をお祝いしてくれました。


朝ミーティングで集まって、お祝いメッセージと記念写真撮影、カードプレゼント、お昼休みは全校遊びで。

最後の誕生日企画の時、この一年間一緒に子どもにかかわってきた先生たちが「はぐ」していました。

 

♪はな(花)は咲く
 朝、ラジオでスポーツジャーナリスト(中西さん)がパーソナリティの番組は、ずっと被災地の事を報道しています。

知ること、風化させないことは、読み聞かせで絵本「睦み合う」におしえてもらった、自分にできること。

(ノ)



ノーサイド

 

試合が終わるホイッスルを主審がならしたらノーサイド。

3月末日、たたかってきたわけではないけれど、年度終わりのホイッスルがもうすぐのときです。

 

「の」う(脳)

 

脳は、赤ちゃんの時に視覚・聴覚をつかさどるところ(後頭葉と側頭葉)が発達します。

3歳から小学校中学年くらいまでは、感覚や触覚やからだの動きをつかさどるところ(頭頂葉)が発達します。

 

 小学校の高学年から思春期にかけて、思考・判断・コミュニケーションをつかさどるところ(前頭葉 前頭前野)が発達します。

 

 思いやりや気遣い、人の気持ちに共感する、ものごとを判断する、自分をコントロールするなどの能力です。


「ね」


「ね」ん(年)度おわりに、
3.4年生が『まとめの会』をしました。

 

進行役が前に並び、プログラムを読み上げます。

はじめのことばのあと、まずは「フルーツバスケット」から。(あれ?さっきまで、「なんでもバスケット」って書いてあったような・・・!?)


続いて、「ちはやふる」の上の句でも下の句でも結びでもない、手作り思い出カルタ!


それからいす取りゲームも!!!

 
そんでもって「なまえ作文」(なまえの頭文字をつかって作文をつくる)を作っていました。

1人ずつ読んで渡すところでは、一年間一緒に過ごした友だちどうしでかかわる姿がいろいろうかびました。

その表情をみていると、こちらもにっこりなりました。

時間をオーバーしたり、うまく進まずバタバタしてしまうこともありましたが、ステップアップの材料「経験」として、もちあがることができます。

この日、朝の会で決めた今日の目標は「学活で一年間をふりかえろう」でした。達成!かな!?

「ぬ」


「ぬ」くもりをくれたペレットストーブ

 

今年の冬は寒かったですね。

春の訪れを感じる日もあれば、雨が季節を急激に戻す日もあり。

 そんな中、社会で森林の学習をしている5年生が、中原小も使用している暖房器具ペレットストーブの燃料もつくっている、河津製材所を見学させていただきました。

 

 今年も昨年も、卒業制作にもご協力いただきました。

見学と説明をしていただき、立米(りゅうべ)という単位も勉強しました。


 

ペレットのパッケージには

Made in Oguni Kumamoto 
熊本県北部の小国郷の森林で育った杉材から生まれた小国杉100%のホワイトペレット 
環境にやさしい再生循環型の木質燃料です。」
とありました。

「に」


に」ゅう(入)浴剤(バスボム)を作り、完成しました。

6年生とはもう(保育園の年中からだから)8年目のおつきあいの先生と手作り実験をしました。


(小さい学校の経験がある教職の方にはご想像いただけると思いますが・・・)5.6年の複式学級は、ひとつの教室に卒業生と卒業生を送る最高学年です。

一緒だからこそよい思いもする反面、この時期は心も体も複雑・多忙なところもあり・・・です。

 

支援の先生は、そんな学級の担任も子どもも、ずっと近くであたたかく(必要に応じて時にはしぶとく!)サポートをしています。(この学級だけでなく、すべての学年になんですけどね。)

315日には、5年生と「6年生と担任の先生に感謝の気持ちを伝える会」を企画。

卒業制作、文集、アルバム、卒業式の練習、謝恩会準備・・・やるべきことがいっぱいの6年生に、5年生ならではのプロジェクトで、とってもたのしい、でも内容はこの1年の成長と中原小の6年間、おもしろシーン回想を共有できる、すてきな時間でした。

 

台紙に、5年生ひとりひとりから、6年生と先生ひとりひとりに書かれたメッセージを寄せて貼り付けて渡しました。

事前にメッセージを集める時に支援の先生が読みながら、子どもどうしや担任の先生と『つながり』や『成長』を感じる内容に、「とってもうれしい!!」と一緒に喜んでいました。

「な」


「な」中川東小

日本で最も美しい村連合のおつながりで交流をしてくださっていた「長野県中川東小」からお手紙が届きました。

前に中原小6年生が作り、送っていた中原のパンフレット なかばるるぶ(café Karin 押戸石 中原精肉店 ぎんなん 湯夢プラザ掲載)をもとに、中川東小では南小国町のことを調べたりして、全校に発表をしてくださったのだそうです。

担任の先生からそのシナリオとDVD、感想文をお送りいただいていました。

 ありがとうございました。

「と」


「と」く(徳)

2月13日の6年生教室。

教科化目前の「道徳」を特別授業するのは5年生の時の担任です。

『家族が作ったお弁当』

 

まず、これまで食べたお弁当を思い出した後、大人になった若者が家族の作ったお弁当を探し当てる動画を見て、涙を流している理由を考え発表しました。

 

(ちょうど3月19日の熊日新聞に吉本隆明さんの「味覚の考え方」というコラムがあり、「料理の味は思い出にかかわっている部分が大きい・・・」とありました。)

 

先生は、授業の最後(いわゆる教師の説話)で、

「今、自分がたくさんの方に支えられていることに気付いてほしい。

「感謝」の気持ちをもっていると、自然と心が温かくなり穏やかになる、そんな人になってほしいことを伝えたかったのです。

6年生がし~っかり聴いてくれるので、いっぱい喋りました!」と授業後に話されていました。

 普段の現在の学級でも、この1年、道徳の授業を毎回大切に行ってきました。

 

3年4年

 

1年2年

 

授業ごとに掲示したものが一年分たまりました。

日常会話でもその授業のキーワードが、時々でてきます。

「て」

「て」きと~

 

315日(木)4時間目 6年生『国語』。教えるのは教頭先生です。

『国語』の分野の内訳から。

文学と書道、その文学が現代文と古典、その古典が漢文と古文・・・とっても範囲が広いこと、「その中の、自分は『文法』の言語統計の計算ばっかり卒業研究でしていたんです。」と振り返り、

「文法は一番人気がないんですよ。ふっふっ・・・」と日ごろの職員室トークとはちがう話術で、何が始まるのかしら・・・?とわくわくの導入(なかばる学習の「な」んだろう)でした。

 

教頭先生が高校の頃、電車に乗っていた時でした。

自分のとなりに、お母さんと小さな子どもが座ったそうです。

子どもが自分を見て「このお兄ちゃん○○ね。」と、お母さんにいうのが聞こえました。

肝心なところで電車がガタンゴトンと揺れて、この子が○○を何といったのかは聞こえなかった。

でもその後に、そのお母さんが自分(高校生)を見たのだそうです。

 

 6年生にたずねました。

先生「このお兄ちゃん○○ね、何と言ったんだと思う?」

子 「誰かに似てるって言ったと思う。」

子 「体の特徴とかを言ったと思う。」

先生「その後どんな気持ちかな?言われた後自分だった何と言うかな?どう行動するかな?」

子どもたちは高校の時の教頭先生になって、気持ちや行動を想像しました。

でも、○○は聞こえなかったので、なんだったのかは今もわかりません。

「答えはないよ。正解はないから、あんまり考えすぎなくていいよ。てきと~で。ふっふっ。」と、押し付けや教える!ではなく、頭の中で想像してもらって完成するページを読み終えたような気分になりました。

 

お次は童謡「♪ぞうさん」の詩が配られました。

「お鼻が長いのね は『からかい』なんだよ。」

6年生はぞうさんの歌は知っていましたが、からかいだったことも作者も知りませんでしたから、びっくりのリアクションでした。

 からかいだったことを知って、改めて「そうよ、母さんも長いのよ」の返しをどう感じたかを6年生が発表しました。

 

 その次の詩。タイトルは「君はどんな大人になりたい?」

「Aさんはお金持ち Bさんはお金持ちじゃない 」

足し算の詩のようで、増えていきます。

「Aさんはお金持ちだがきびしい。Bさんはお金持ちじゃないけどやさしい。人間はこのふたつのことだけでは できていない」

「Aさんはお金持ちだがきびしいけれど約束は守る。Bさんはお金持ちじゃないけどやさしいけど約束は守らない。」

 

先生「みなさんはどんな大人になりたい?」

子どもたちは究極の選択に困った顔でどちらかを選び、理由をつぶやきます。

 

「だんだんわからなくなるよね。ふっふっ。」

と言いながら詩の足し算を続けきます。

 

「こうでなければならないことなんか少ししかない。

・・・だいじなことは自分で決めよう。そのためには○○○すること」

 

○○○に何を入れるかを子どもたちが考えて発表しました。

 

「強くなければいけないとか、明るくなければだめとかはない。どんなでもいいんだよ。

こうでなくちゃというのは、人を殺してはいけない、傷つけてはいけないということ。

でも、足が速くないといけないとか、病気をしてはいけないとかはない。

大事なことは自分で決めよう。

自分で決めるために、いろいろなことを経験してほしい。

旅、読書、音楽、スポーツ、遊び、なんでも迷わずやってみよう。迷ったらやってみよう。みんなの運動会のダンス(WANIMA)みたいに。君たちには時間はいっぱいある。」

 自分が大切にすること(価値観)のことを教えてくれたこの詩。

次に紹介する詩を書いたシート(三好達治さんの詩 雪 と 阿蘇)を配りながら「ま、さっきの詩は、てきと~にぼくが作ったんだけど。」と言っていましたが。

 

「最後に、一番好きな詩を最後に紹介します。」と一冊の本を見せてくれました。


「古~い本で、雨もりと地震に遭ったからね」と。

 

ちょっぴり黄色くなって、紙がブヨブヨになっている本の中から、お気に入りの詩「草に寝て・・・」です。

小さい時に住んでいたところや、教師になって最初に行った学校(清和村)のこどもたちとの風景が浮かぶのだそうです。

「大人になってからもみんなと過ごした中原のこと、この風景、よかったら今日の授業も思い出してね。」で授業が終わりました。

来週の卒業式で体育館の花道やステージを飾る花は全て、教頭先生が式に合わせて種から育ててきたものばかりです。

きっと、かちこちの授業にならないようの心配りで「てきと~に」と言われた教頭先生。

 文書を作成しながら、言葉の意味や漢字や送り仮名などに迷ったら、多くの方はググると思うけど、中原小の職員室では、ぼそっとつぶやくと、教頭先生がググるよりよくわる、的確な、プラスαもつけての解説をしてくれます。