水上学園日記
泥にまみれて五感で学ぶ! 5・6年生の田植え体験
昨日、6月16日(火)の素晴らしい青空のもと、本校の5・6年生が湯山小学校下の田んぼにて、待ちに待った「田植え体験」を行いました。
この体験の目的は、昔ながらの田植えを通じて先人の努力や大変さを肌で知り、私たちが毎日いただく「食」への感謝の気持ちを育むこと。そしてもう一つは、「JAくま青壮年部」の皆様という地域の人材との交流を通して、郷土との温かいつながりを築くことにあります。
当日はJAくま青壮年部の皆様に温かくサポートしていただきながら、活動がスタートしました。まずは、ひんやりとした泥の中に裸足で一歩を踏み出します。子供たちは泥だらけになりながら、オタマジャクシなどの生き物に触れたり、泥の独特な感触を楽しんだりしていました。
一列に並んで息を合わせ、昔ながらの「手植え」に挑戦する子供たち。「あっとっと!」と思わず尻餅をついてしまい、せっかく植えた苗が倒れてしまう微笑ましいハプニングもありましたが、それもまた貴重な経験です。さらに今回は、実際に子供たちが操作をしての「田植機」による田植えも体験させていただきました。
そして活動の最後には、現代農業の象徴ともいえる「農業用ドローン」の見学をさせていただきました。ドローンが勢いよく飛び立ち、空中から肥料や除草剤をまく様子を間近に見た子供たちからは、大きな歓声が上がっていました。
教室の机の上だけでは決して得られない、自然や泥に触れる「五感を通じた学び」。農業の仕組みを知り、先人の知恵に触れることで、理科や社会といった教科の枠を超えた興味・関心を高める最高の機会となりました。
ご協力いただきましたJAくま青壮年部の皆様、本当にありがとうございました。これから苗がどのように育っていくのか、子供たちと共に温かく見守っていきたいと思います。
子どもたちの輝く瞳と、これからの挑戦
本日は、球磨教育事務所より所長、指導課長、管理主事、学校経営アドバイザーの皆様をお迎えし、すべての先生方の授業を参観していただきました。
参観を終えた皆様からは、水上学園の教育活動について、たくさんの温かいお言葉と素晴らしい気付きをいただきました。
- 子どもたちの学習に向かう姿勢がすばらしい
- すばらしい表情で指導されている先生の授業
- 丁寧な板書とノート指導がすばらしい授業
- 工夫された学習のヒントを提示して考えさせている授業
- 子供たちが生き生きと学び合っている協働的な授業
- 課題を工夫して子供たちが主体的に取り組んでいる授業
教室を回ると、先生の丁寧な指導のもとで真剣にノートをとる姿や、タブレットを手に「どう思う?」と生き生きと意見を交わし合う協働的な学びの姿など、たくさんの「輝く瞬間」が見られました。主体的に課題へ挑戦する子どもたちの表情は、どれも本当にすばらしいものでした。
一方で、より質の高い教育を目指すための課題も的確に指摘していただきました。いただいた指導を真摯に受け止め、全職員で今後の授業改善にしっかりと生かしていきたいと思います。
ご来校いただいた皆様、そして日頃から本校の教育を支えてくださる保護者・地域の皆様、本当にありがとうございました。これからも水上学園は、一歩一歩前へ進んでまいります!
額を突き合わせ、技を磨き合う子どもたち
今週の水上学園は、先生方がお互いの授業を見せ合って指導法を磨く今年度最初の「授業参観ウィーク」です。本校の教職員が目指すのは、子どもたちが主役となる「主体的・対話的で深い学び」の実現。今回は、そんな熱気あふれる3年生と4年生の算数の授業レポートをお届けします。
【3年生】「1目もりはいくつ?」答えを導くきらめく対話
3年生が挑戦していたのは「一万をこえる数」の単元です。
デジタル教科書に映し出された一本の数直線を見ながら、「1目もりの大きさに気をつけて数直線をよもう」というミッションに挑みました。黒板の「1目もりは、100?1000?」という問いかけをきっかけに、本校が大切にしている『学び合い』がスタート。子どもたちは自然と机を寄せ合い、床に教科書を広げて額を突き合わせます。
「0から10000の間に、小さい線が10個あるから1000じゃない?」
「あ、じゃあ『あ』のところは1万4000だ!」
ノートを指さしながら自分の言葉で一生懸命に説明し、ひとりの気づきが隣の「あ、分かった!」に繋がっていく心地よい思考の熱気が教室を包んでいました。
【4年生】「どうあてる?」三角定規を駆使する技の学び合い
続いて訪ねた4年生の教室では、「垂直・平行と四角形」の作図に挑んでいました。「1組の三角定規を使って、垂直や平行な直線をかこう」という手強い技能の習得です。離れた「点A」を通る線を引くため、2枚の三角定規をどう組み合わせるかが運命の分かれ道。子どもたちは友だちの席へ集まり、お互いの手元をじっと見つめ合います。
「この定規を下の線に合わせて、もう1枚を点Aまでスライドさせるんだよ」
「あ、動いちゃった!もう一回おさえてて!」
手元が狂わないようにノートをそっと押さえたり、定規の滑らせ方を実演したり。言葉だけでなく、お互いの「手つき」や「技」を見せ合いながら、パズルを解くように楽しく課題を乗り越えていきました。
先生たちも、子どもたちと共に
子どもたちが仲間と共に高め合っているように、私たち教職員も日々、教材研究や問いかけの工夫に熱心に取り組んでいます。これからも水上学園が一丸となって、子どもたちが「もっと知りたい!」とワクワクする、輝く授業づくりを推進してまいります。
晴れ渡る空の下、義務教育学校ならではの熱い攻防!
雲一つない爽やかな青空が広がった今日の昼休み。今週後半はちょうど「梅雨の中休み」となり、心地よい晴天が3日ほど続きました。明日からは再び梅雨空に戻る予報が出ていますので、この貴重な晴れ間は、子どもたちにとってまさに恵みの時間となったようです。
ちょうど世間ではワールドカップサッカーが開幕し、テレビやネットもサッカーの話題で持ちきりですね。日本代表の活躍への期待も高まる中、その熱気は水上学園のグラウンドにもしっかりと届いているようです。
今日のグラウンドを覗いてみると、あちこちから元気な声が響いていました。中でも一段と盛り上がっていたのが、サッカーを楽しむ子どもたちの姿です。
驚いたのは、その対戦カード。なんと5年生対7年生の真剣勝負が行われていたのです!
普通の小学校や中学校であれば、これほど体格やスピードが違う学年同士が、昼休みに一緒になってボールを追いかける光景を見ることはできません。まさに、小学生から中学生までが同じ校舎、同じグラウンドで過ごす「義務教育学校」ならではの、微笑ましくもダイナミックな一幕です。
7年生が体格の差を意識しながらも手加減なしの鋭いドリブルを見せれば、5年生も負けじと抜群のチームワークと素早い動きでボールを奪いにいきます。年齢の垣根を越え、お互いをリスペクトしながら白球を追いかける姿に、見ているこちらも自然と胸が熱くなりました。
来週末からは、いよいよ夏季中体連が始まります。明日からの雨予報、大きな被害が出ない程度に収まってくれることを祈りつつ、子どもたちにはこのエネルギーをそのまま次の目標へと繋げていってほしいと思います。
町探検へ出発!〜龍泉寺での座禅とたくさんの発見〜
2年生が生活科の学習で「町探検」に出かけました。
子どもたちは朝からワクワクした表情でスクールバスに乗り込み、準備万端。今回の目的地は、地域にあるお寺「龍泉寺」です。
長い石段を一生懸命に登り、本堂に到着した子どもたち。お寺では、お経を一緒に唱え、お線香をあげるという貴重な体験をさせていただきました。
さらに、その後は心を落ち着かせて「座禅」にも挑戦。
ピンと張り詰めた空気の中、静かに自分と向き合う時間を過ごした子どもたちは、「なんだかすっきりした!」と、とても晴れやかな表情で行程を終えることができました。
歩いて気付く、地域のすてきな宝物
道中やお寺の行き帰りには、歩いてみないと気付けない発見が盛りだくさんでした。
*とうふみそのお店
*歴史を感じる焼酎蔵
*地域の生活を支える郵便局
*村の小さなレストラン
タブレットを手に「あそこに何かある!」「これ知ってる!」と、地域のすてきな場所を熱心に写真に収める姿が印象的でした。
学校を飛び出し、五感を使って地域の魅力をたっぷりと肌で感じた1日となりました。
ご協力いただいた龍泉寺の皆様、そして温かく見守ってくださった地域の皆様、本当にありがとうございました!