水上学園日記
待ちに待った外遊び!久しぶりの元気な声が響くグラウンド
7月8日の梅雨明け以来、連日厳しい日差しと猛暑が続いていました。
毎日のように暑さ指数(WBGT)が危険な数値に達していたため、子どもたちが大好きな昼休みの外遊びは、ずっと禁止にせざるを得ない日々が続いていました。
しかし、今日は朝から曇り空が広がり、一時的に雨が降るお天気となりました。
湿度は82%と高めだったものの、気温は25.7℃。お昼12時時点の暑さ指数(WBGT)は30.4と、久しぶりに外遊びができる基準となりました。
「今日の昼休みは、外で遊べます!」という知らせを聞いた子どもたちは大喜び。
久しぶりに解禁されたグラウンドには、一気に明るい歓声が戻ってきました。
広いコートで思いきりサッカーに熱中する高学年、涼しい木陰に集まって楽しそうにおしゃべりをする黄色い帽子の低学年、そしていろんなところを元気いっぱいに駆け抜ける子どもたち。
それぞれが思い思いの場所で、本当に嬉しそうな笑顔を見せてくれました。
やはり、子どもたちがのびのびと体を動かす姿は、学校全体を元気にしてくれます。
早いもので、1学期も残すところあと2日となりました。
最後まで、この明るく、楽しく、そして元気いっぱいの水上学園らしく、みんなで笑顔で締めくくりたいと思います。
税金から学ぶ私たちの未来!9年生の租税教室
中学校における租税教育の大きな目的は、小学校で学んだ「税金の役割」からさらに一歩踏み込んで、「財政の役割」を深く理解することにあります。納税の義務に基づく公平な税負担の仕組みや、集められた税金がどのように社会へ還元されているのかを学ぶことは、生徒にとって大切な機会となります。
本日、本校の9年生を対象に、人吉球磨法人会の方々を講師としてお迎えし、租税教室を開催いたしました。
租税教室では、税金の種類やその分配方法について分かりやすく解説していただきました。特に「子ども一人あたりに、どれくらいの税金が使われているか」という具体的な数字や、学校を維持するためにかかっている税金の額には、生徒たちも驚きを隠せない様子でした。また、私たちの身近な地域である水上村の実際の税収や支出についても詳しく学び、税金がどれほど自分たちの暮らしに直結しているかを実感できたようです。
租税教室の途中には、なんと「1億円のレプリカ」を持たせていただく貴重な体験もありました。ずっしりとしたその重みに、生徒たちからは歓声が上がっていました。最後はクイズ形式で楽しく学んだことを振り返り、終始笑顔の絶えない、充実した学びの時間となりました。
学校生活のあらゆる場面で、たくさんの税金が活かされています。生徒たちには今回の租税教室をきっかけに、社会を支える未来の「納税者」として、社会や国の在り方を自分事として主体的に考える自覚を育んでほしいと願っています。
猛暑に負けず、それぞれの目標へ!〜「個別最適な」水泳学習〜
本日も厳しい日差しが照りつけ、お昼の気温はなんと36.8℃に達しました。
暑さ指数(WBGT)も32.1と、熱中症対策において「危険」とされるレベルの猛暑日です。
そんな中、4時間目のプールでは5・6年生の水泳の授業が行われていました。
きらきらと輝く青い水面は、見ているだけでも気持ちよさそうですが、子どもたちはただ水浴びをして涼んでいるわけではありません。
プール内はそれぞれの泳力に応じたコースやメニューが細かく設定されており、子どもたちは自分の目標に向かってひたむきに練習に取り組んでいました。
浅いコースで自信がつくまで何度もバタ足に励む子
ビート板を使ってクロールの丁寧な息継ぎを確かめる子
そして息継ぎのタイミングに気をつけながら「少しでも長く泳ぎたい」と距離に挑戦する子。
暑さに負けない熱いエネルギーで、まさに「個別最適な学び」がプールいっぱいに展開されていました。
もちろん、この危険な暑さの中ですので、こまめな水分補給や休憩など、安全面には最大限の配慮と対策を講じて授業を行っています。
気がつけば、1学期もあと4日で終了となります。
厳しい暑さはまだまだ続きそうですが、子どもたちが最後まで安全に、そして充実したまとめの時間を過ごせるよう、職員一同しっかりと見守ってまいります。
小さな親切が繋ぐ、温かい笑顔の輪
夏の青空の下、スクールバスの車庫の横にある斜面に大きなカエルが登場し、笑顔でみんなを出迎えています。
実はこれ、バスの運転手さんが草刈りをする際、少しずつ草を残しながら工夫して作ってくださったアートなのです。最近、子どもたちの間でも「あそこにカエルがいる!」と大きな話題になっています。毎日、子どもたちを安全に送り迎えするだけでなく、目を楽しませようとしてくださる運転手さんの粋な心遣いに、心から感謝の気持ちでいっぱいです。
1年生の道徳「考え、議論する道徳」
そんな素敵な親切に包まれる中、教室でも「温かい心」についての学びが行われていました。1年生の道徳の時間です。
この日のテーマは、教材『はしのうえのおおかみ』をもとにした「親切・思いやり」について。子どもたちは、みんなで「考え、議論する道徳」に一生懸命取り組んでいました。
- それぞれの体験を振り返る:これまでに自分が優しくしてもらったこと、嬉しかったことを思い出しながら意見を出します。
- みんなで意見を交わす:ワークシートを手に持ちながら、「親切にすると、どんな気持ちになるかな?」「おおかみさんはどうして気持ちが変わったんだろう?」と、お互いの考えを熱心に伝え合っていました。
> 「優しくされると、あたたかい気持ちになるね」
> 「今度は自分も、誰かに優しくしてあげたいな」
教室の黒板には、子どもたちの素直で優しい言葉がたくさん並び、まさに「あたたかいこころ」が溢れる時間となりました。
世の中は、誰かの「小さな親切」や「思いやりの心」の積み重ねで成り立っています。
運転手さんが作ってくれた草刈りのカエルも、1年生が学んだ親切の心も、すべては誰かを笑顔にしたいという温かい気持ちから生まれたもの。
水上学園が、これからもそんな優しさと感謝の笑顔でいっぱいの学校であり続けるよう、みんなで温かい輪を広げていきたいと思います。
地域が教室!2年生の町探検で出会った「本物の学び」
梅雨が明け、いよいよ本格的な猛暑がやってきました。そんな暑さにも負けず、本日、2年生は生活科の授業「とび出せ!村のたんけんたい」として、元気に町探検へ出かけました。
最初に向かったのは、「猫寺」の愛称で地域に親しまれている生善院です。お寺に到着すると、なんとちょうど貴重な茅葺屋根の葺き替え作業が行われている真っ最中でした。今回はご住職と職人のみなさんのご厚意により、特別にヘルメットを着用して、普段は立ち入ることのできない作業現場を見学させていただきました。間近で見る職人さんの技と伝統の重みに、子どもたちは真剣な眼差しを向けていました。
次にお邪魔したのは、「愛甲畳店」さんです。こちらでは、日本の伝統的な畳が目の前で出来上がっていく様子を、驚くほどの近さで見学させていただきました。機械の動く音やいぐさの心地よい香りに包まれながら、子どもたちは熱心にお話を聞き、タブレットで写真を撮ったりノートにメモを書き留めたりしていました。
教科書を開くだけでは決して得られない、地域の歴史や職人さんの息遣いに直接触れる「本物の学び」が、そこにはありました。水上村の素晴らしい人や場所のよさに気づき、自分たちの暮らす地域への愛着がさらに深まった一日となったはずです。
温かく子どもたちを迎え入れ、貴重な経験をさせてくださった関係の皆様、本当にありがとうございました。本校はこれからも、こうした「地域とともにある学校づくり」を大切に推進してまいります。