水上学園日記
自分を信じ、仲間を信じて―中体連へ挑む水上学園健児へのエール
外は警報級の大雨が断続的に降り続く、あいにくの週末となりました。
そんな悪天候ではありますが、いよいよ明日から、夏季総合体育大会(中体連)が開催されます。これに先立ち、本日、大会に挑む選手たちの「選手推戴式」を行いました。
大雨の影響による競技の順延やスケジュールの変更なども予想される中、選手のみなさんにとっては、コンディションやモチベーションを維持することが非常に難しい局面だと思います。しかし、条件はどの学校も同じです。どうか焦らず、今できる最善の準備を尽くしてほしいと願っています。
これまでこの大会に向けて、日々練習を積み重ね、流してきた汗は嘘をつきません。
これまで重ねてきた自分の努力を信じてください。
苦しいときに互いに声を掛け合い、切磋琢磨してきた仲間を信じてください。
そして最後は、自分自身を強く信じて、堂々と戦ってきてください。
また、スポーツは一人ではできません。これまで熱心に指導してくださったコーチや先生方、そして何より、一番近くで温かく支え、お弁当を作ったり送り迎えをしてくれたりしたおうちの方々がいます。そのすべての人への感謝の気持ちを、ぜひ精一杯のプレーで表現してほしいと思います。
がんばれ、水上学園の選手たち!
水上学園健児の健闘を心から祈っています。
地域の皆様、保護者の皆様、悪天候の折ではございますが、子どもたちへの温かい応援をどうぞよろしくお願いいたします。
梅雨空の下、元気に出発!
今日は梅雨らしい雨の一日となりました。天気予報を見ると、週末から来週にかけてもすっきりとしない雨の予報が続いています。大雨になって被害が出たり、子どもたちの活動に影響が出たりしないよう、ひどくならないことを祈るばかりです。
そんなちょっぴり憂鬱な雨空を吹き飛ばすように、今日は2年生の生活科「町探検」が実施されました。傘と水筒、探検バッグを準備して、元気いっぱいの挨拶とともに出発していきました。
目的地①:市房ダムの秘密に迫る
最初の目的地は、水上村が誇る「市房ダム」です。ふだん、生活の中でいつも目にしている馴染み深い建造物ですが、その内部に入る機会は滅多にありません。子どもたちは「中はどうなっているんだろう?」と出発前から興味津々でした。
管理事務所に到着すると、まずはダムの役割や仕組みについてスライドやモニターを見ながらお話を聞きました。大きなパネルを使ってのお話に、子どもたちの視線は釘付けです。
そして、いよいよお待ちかねの内部探検です!エレベーターに乗って、一気に地下2階まで下りました。扉が開くと、そこは地上とは別世界。管理事務所の方の詳しい解説を聞きながら、ひんやりとした空気が心地よい地下通路を歩きました。安全のために白いヘルメットをしっかりとかぶって進む子どもたちの後ろ姿は、まるで小さな探検隊のようで、とても頼もしかったです。
目的地②:水の上の市場でたくさんの発見
次に向かった目的地は、地域の魅力がぎゅっと詰まった「水の上の市場」です。ここでは、お店に並んでいるたくさんの品物を見学させていただきました。
お店の中には、今が旬の大きなスイカや、新鮮な地域の特産品がずらりと並んでいます。子どもたちは、驚いたことや気になったものを手元のタブレットで写真に収め、真剣な表情で記録をとっていました。
また、「この品物はどこから来ているんですか?」「一番人気の商品はなんですか?」など、お店の方にたくさん質問をし、多くのことを学んでくることができました。みんなで一斉に元気よく手を挙げて質問する姿からは、主体的に学ぼうとする素晴らしい意欲が伝わってきました。
地域に学び、地域に親しむ
「近くて遠い地元の施設」という言葉がありますが、毎日見ている風景や場所でも、こうして一歩踏み込んで関心を持って見てみると、そこにはたくさんの新しい発見や地域の方々の工夫が隠されているのですね。子どもたちにとって、地元がもっと大好きになる素晴らしい一日になりました。
雨の中、子どもたちを温かく迎えてくださり、丁寧にご指導いただきました市房ダム管理事務所の皆様、ならびに水の上の市場の皆様に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました!
泥にまみれて五感で学ぶ! 5・6年生の田植え体験
昨日、6月16日(火)の素晴らしい青空のもと、本校の5・6年生が湯山小学校下の田んぼにて、待ちに待った「田植え体験」を行いました。
この体験の目的は、昔ながらの田植えを通じて先人の努力や大変さを肌で知り、私たちが毎日いただく「食」への感謝の気持ちを育むこと。そしてもう一つは、「JAくま青壮年部」の皆様という地域の人材との交流を通して、郷土との温かいつながりを築くことにあります。
当日はJAくま青壮年部の皆様に温かくサポートしていただきながら、活動がスタートしました。まずは、ひんやりとした泥の中に裸足で一歩を踏み出します。子供たちは泥だらけになりながら、オタマジャクシなどの生き物に触れたり、泥の独特な感触を楽しんだりしていました。
一列に並んで息を合わせ、昔ながらの「手植え」に挑戦する子供たち。「あっとっと!」と思わず尻餅をついてしまい、せっかく植えた苗が倒れてしまう微笑ましいハプニングもありましたが、それもまた貴重な経験です。さらに今回は、実際に子供たちが操作をしての「田植機」による田植えも体験させていただきました。
そして活動の最後には、現代農業の象徴ともいえる「農業用ドローン」の見学をさせていただきました。ドローンが勢いよく飛び立ち、空中から肥料や除草剤をまく様子を間近に見た子供たちからは、大きな歓声が上がっていました。
教室の机の上だけでは決して得られない、自然や泥に触れる「五感を通じた学び」。農業の仕組みを知り、先人の知恵に触れることで、理科や社会といった教科の枠を超えた興味・関心を高める最高の機会となりました。
ご協力いただきましたJAくま青壮年部の皆様、本当にありがとうございました。これから苗がどのように育っていくのか、子供たちと共に温かく見守っていきたいと思います。
子どもたちの輝く瞳と、これからの挑戦
本日は、球磨教育事務所より所長、指導課長、管理主事、学校経営アドバイザーの皆様をお迎えし、すべての先生方の授業を参観していただきました。
参観を終えた皆様からは、水上学園の教育活動について、たくさんの温かいお言葉と素晴らしい気付きをいただきました。
- 子どもたちの学習に向かう姿勢がすばらしい
- すばらしい表情で指導されている先生の授業
- 丁寧な板書とノート指導がすばらしい授業
- 工夫された学習のヒントを提示して考えさせている授業
- 子供たちが生き生きと学び合っている協働的な授業
- 課題を工夫して子供たちが主体的に取り組んでいる授業
教室を回ると、先生の丁寧な指導のもとで真剣にノートをとる姿や、タブレットを手に「どう思う?」と生き生きと意見を交わし合う協働的な学びの姿など、たくさんの「輝く瞬間」が見られました。主体的に課題へ挑戦する子どもたちの表情は、どれも本当にすばらしいものでした。
一方で、より質の高い教育を目指すための課題も的確に指摘していただきました。いただいた指導を真摯に受け止め、全職員で今後の授業改善にしっかりと生かしていきたいと思います。
ご来校いただいた皆様、そして日頃から本校の教育を支えてくださる保護者・地域の皆様、本当にありがとうございました。これからも水上学園は、一歩一歩前へ進んでまいります!
額を突き合わせ、技を磨き合う子どもたち
今週の水上学園は、先生方がお互いの授業を見せ合って指導法を磨く今年度最初の「授業参観ウィーク」です。本校の教職員が目指すのは、子どもたちが主役となる「主体的・対話的で深い学び」の実現。今回は、そんな熱気あふれる3年生と4年生の算数の授業レポートをお届けします。
【3年生】「1目もりはいくつ?」答えを導くきらめく対話
3年生が挑戦していたのは「一万をこえる数」の単元です。
デジタル教科書に映し出された一本の数直線を見ながら、「1目もりの大きさに気をつけて数直線をよもう」というミッションに挑みました。黒板の「1目もりは、100?1000?」という問いかけをきっかけに、本校が大切にしている『学び合い』がスタート。子どもたちは自然と机を寄せ合い、床に教科書を広げて額を突き合わせます。
「0から10000の間に、小さい線が10個あるから1000じゃない?」
「あ、じゃあ『あ』のところは1万4000だ!」
ノートを指さしながら自分の言葉で一生懸命に説明し、ひとりの気づきが隣の「あ、分かった!」に繋がっていく心地よい思考の熱気が教室を包んでいました。
【4年生】「どうあてる?」三角定規を駆使する技の学び合い
続いて訪ねた4年生の教室では、「垂直・平行と四角形」の作図に挑んでいました。「1組の三角定規を使って、垂直や平行な直線をかこう」という手強い技能の習得です。離れた「点A」を通る線を引くため、2枚の三角定規をどう組み合わせるかが運命の分かれ道。子どもたちは友だちの席へ集まり、お互いの手元をじっと見つめ合います。
「この定規を下の線に合わせて、もう1枚を点Aまでスライドさせるんだよ」
「あ、動いちゃった!もう一回おさえてて!」
手元が狂わないようにノートをそっと押さえたり、定規の滑らせ方を実演したり。言葉だけでなく、お互いの「手つき」や「技」を見せ合いながら、パズルを解くように楽しく課題を乗り越えていきました。
先生たちも、子どもたちと共に
子どもたちが仲間と共に高め合っているように、私たち教職員も日々、教材研究や問いかけの工夫に熱心に取り組んでいます。これからも水上学園が一丸となって、子どもたちが「もっと知りたい!」とワクワクする、輝く授業づくりを推進してまいります。