せせらぎの人(学校生活)

せせらぎの人

神楽・乙女の舞奉納

 23日(火)、岩野神社と芋生(金凝)神社の例大祭が開催され、4年生の子どもたちが、神楽と乙女の舞を奉納しました。

 この奉納は、鹿北町神楽保存会(川嶋康男代表)の指導を受け、平成13年から続いている伝統行事です。

 今年度は、今月6日に開催された「あつまれ芸術の森in鹿北」に参加することになり、例年より早く取り掛かりました。とはいっても、ひとつひとつの振り付けや太鼓の叩き方を覚えるためには相当な時間を要することから、予定していた総合的な学習の時間の授業時数では足りませんでした。

 そこで、タブレットに動画を配信し、子どもたちはそれを見ながら家庭で練習しました。また、昼休み時間も練習に充て、毎日毎日練習の日々です。しかし、子どもたちは愚痴一つこぼさず一生懸命練習を続けました。

 そんな子どもたちの努力もあって、当日は、立派な奉納ができました。神官さんや氏子の代表の皆様、指導していただいた川嶋先生をはじめ神楽保存会の皆様方にも大変喜んでいただきました。

 今回の披露は、子どもたちにとって地道に取り組むことの大切さを学び、成し遂げた時の達成感を味わうことのできた貴重な体験となったようです。

 連日指導していただきました神楽保存会の皆様、そして、送迎し、子どもたちの頑張りを見守ってくださったてくださった保護者・祖父母の皆様、大変お世話になりました。ありがとうございます。

 

県教育委員会視察訪問

 先月25日の市教育委員会による学校訪問に引き続き、17日(水)には、県教育委員会の視察訪問が行われました。鹿北小中学校合同の訪問で、県教育長、県教育委員の皆様をはじめ、総勢13名がいらっしゃいました。

 視察内容は、小中連携による教育活動の状況、小規模特認校制度の成果、ICTを効果的に活用した学習の進捗状況などの把握で、4年生以上の授業参観を交えての視察となりました。

 鹿北小中学校が、連携して実践している教育活動に対してお褒めの言葉をいただき、身の引き締まる思いがしました。

 

ハートフル集会

 本校では、ともに認め合うことで自尊感情を高め、自分と同じように他の人も大切にできるような子どもたちを育てるため、友達にしてもらって嬉しかったことをカードに書き、貼っていく「幸せの木」の取組を行っています。

 その幸せの木の葉(カード)がいっぱいになったことから、情報委員会主催の「ハートフル集会」を12日(金)に開催しました。

 まず、幸せの木の葉に登場する子どもたちに、手作りの感謝状が贈られました。

 次に、縦割り班に分かれ、探検バックを背負ってカメさんポーズをとっている子に、その子の良さや頑張り、日頃の感謝のメッセージを書き込みました。メッセージカードは背中にあるため、自分のことについて何が書いてあるかわかりません。みんなが書き終えると一斉に読みあっていました。日頃気付いていない自分の良さを確かめることができ、みんなとっても嬉しそう。その嬉しさを発表し合って会は終了しました。

 自分の良さは自分では気づけないものですね。言葉にして伝えることが大切なようです。お父さん、お母さんも、日頃からお子さんの良さを言葉にして伝えてみてはいかがでしょうか。

「あつまれ芸術の森in鹿北」

 11月6日(土)、鹿北中生徒会を中心に、本校、まほろば保育園、鹿北町文化協会も一緒になり、「あつまれ芸術の森in鹿北」が開催されました。

 本校児童も運動会で披露したダンスや神楽、鹿北太鼓、合唱などを披露しました。

 保育園児から中学生、そして、地域の方々が一堂に会しての発表に触れることができ、子どもたちも大変充実した1日になったようです。

2年生 お仕事体験教室

11月18日(木)に、2年生のお仕事体験教室がありました。本校児童の保護者で、歯科衛生士の宮城さんに、歯のブラッシング指導をしていただきました。みなさんは、知っていますか?歯についたばい菌は、実は菌のうん〇だそうです。子どもたちは、このことを聞き、唖然としていました。「ちゃんと汚れを落とさなきゃ!」「きれいに磨こう!」と授業終わりに話していました。奥歯は、縦に磨くと汚れが落ちにくく、虫歯になりやすいそうです。そこで、【横に磨く】ことが一番いい方法ということでした。歯ブラシを持っている方の肘をあげ、威張っているように横に磨くと、とても磨きやすく、汚れも落ちやすいです。ぜひ、ご家庭でも試してみてください。

避難訓練

 11日(木)、山鹿消防署鹿北分署、「ビル環境くまもと」のご協力を得て、大地震後の火災を想定した避難訓練を実施しました。

 子どもたちは、無言で整然と避難することができ、消防署の方からお褒めの言葉をいただきました。

 その後、もしもの火事に備えて、消火器の使い方の指導を受けました。代表となった3人の子どもたちは、落ち着いて操作することができていたようです。

 熊本地震から5年。その記憶も薄らぎつつあります。起こってほしくはない災害ですが、もしもの事態に備えて常に適切な判断と行動がとれるよう、準備をしておきたいものです。

実りの秋

 登校指導から職員室に戻ろうとすると、2人の子どもたちの姿がありました。わかこさんは、残念ながら足をけがして松葉づえを利用しています。そのため、職員室横のエレベーターを利用してもらっています。その傍らには、右手にはわかこさんのランドセルを握っているしんごくんがいます。偶然通りがかったので持ってあげたのだそうです。急いでカメラを取りに行き、パチリ。

 再び職員室に戻ろうとするとはやとくんとたくまくんが、笑顔で廊下の拭き掃除をしていました。5年生で決めた毎朝のボランティア活動だそうです。

 こんな姿に朝から出会うと、本当にさわやかな気分にさせられます。これが実りの秋というものでしょうか。

 

ほめほめシャワー

 2年生の帰りの会では、ちょっと素敵な取組が行われています。

 今日の日直はあきひろ君。係からの連絡や明日の予定の報告が終わると「ほめほめシャワー」タイムの始まり。みんなが一斉の挙手すると指名された子があきひろ君のいいところや頑張っているところを発表します。発表が終わるとみんなで拍手。何人かが発表すると最後の締めはみんなから「ほめほめビーム」が発射されます。あきひろ君はとっても嬉しそう。そして学級のみんなも嬉しそう。みんなが幸せな気分に浸って1日の学校生活が終わるのです。

 最近の子どもたちには、自尊感情が乏しいと言われます。自分に自信を持つこと、自分自身を好きになることで、他の人を大切にしようとする心も育ちます。2年生は、みんな明るく、とても素直です。そしてなかよし。

 みんな、日直がめぐってくる日を心待ちにしていることでしょう。

全校集会

 新型コロナウイルス感染症の県のリスクレベルが「3」の状態にあり、県内に感染者が出ていない状況から、本年度初めて全児童が一堂に会して全校集会を開催しました。

 校長講話は、明日(6日)開催される「集まれ 芸術の森 in 鹿北」に関する内容でした。「感謝の気持ちを込めて発表すること」「心を込めて発表すること」の大切さに触れた話に、子どもたちも意欲を高めたようです。

校歌の歌唱指導をしていただきました。

10月29日(金)に、校歌の作詞作曲者の野中先生、山鹿小学校村木先生に校歌の歌唱をしていただきました。低学年は、動物のものまねから授業に入りました。猫の鳴き声やカラスの鳴き声、犬の鳴き声などをしましたが、子どもたちは、動物になりきり、きれいな声がひびきました。村木先生のやさしく透き通るような声をマネしょうと、子どもたちも気持ちよく歌を歌うことができていました。

高学年では、歌詞をどのように歌で表現するか考えながらの歌唱でした。ひとつひとつの言葉から、意味を考え、歌で表現するとは、とても難しいことです。強弱や抑揚など考えて、みるみるうちに、きれいな声が響き渡りました。

作曲された野中先生のピアノとともに、歌える喜びを感じ、『あつまれ 芸術の森in鹿北』では、みなさんの前で校歌を歌うことを楽しみにしてる子どもたちです。