日誌
学校生活
秋桜(コスモス)
昼間は夏がきたのかと思うほど、汗ばむ陽気となっています。
みなさん、いかがお過ごしですか?
5月の登校日の二日間、6年生のみんなでコスモスの種まきをしました。
コスモスはメキシコが原産地で、日本には明治20年ごろに伝わってきたと言われています。
名前のコスモスというのは、メキシコからこのコスモスが渡来したときに、ギリシャ語で「Kosmos」(美しい)という意味からその名前がつけられたと言われています。
漢字では「秋桜」と書き、その名の通り、秋に美しい花を咲かせ、私たちを笑顔にしてくれます
なぜ、6年生がそんなコスモスの種まきをしたのか、それは、このコスモスの種が、白水小の6年生から引き継いでいる、特別なものだからなのです。
1950年、南阿蘇村在住の今村さんという方が、長陽中学校の修学旅行で長崎を訪れた際、永井隆博士からこの平和への願いを込めたコスモスの種を頂きました。
その種が受け継がれ、60年経った今も、南阿蘇村の6年生が平和学習を行っていく、その一番はじめの学習が、この種まきとなっています。
今村さんや永井博士がどんな方なのかは、これから6年生が平和学習をする中でわかってきます。
まずは、このコスモスを苗にし、白水小最後の一年となるので、今年は全校児童で苗を植えようと考え、6年生が準備をしてくれました。
そして今朝、コスモスの芽が、ひょっこり顔を出していました
学校が再開したら、白水小のみんなでコスモスの苗植えをしたいな、と思っています。
9月頃、美しいコスモスの花々と、たくましく成長した白水小のみなさんに会えるのが、今から楽しみです
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