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10/27 子供を褒めるときに大切なこと

 子供を褒めるとき、子供が受け取りやすいのは、「私はよく頑張ったと思うよ」や「私はあなたの頑張りに感動したよ」などの「I(アイ)メッセージ」で、子供は素直に受け止めるものです。それは、心をオープンにして伝えているからです。

 「あなたは頑張った」などの「You(ユー)メッセージ」は、評価されたと感じるときがありますが、場面によっては勝手に決めつけられていると感じたり、反発したりすることもあります。

 しかし、「Iメッセージ」も「Youメッセージ」も伝え方の一つで、それが絶対正解ということはありません。大事なことは、褒めるとき、叱るときに愛情をもち、感情だけにまかせず、子供がなぜ褒められたのか、なぜ叱られたのか、どうすればよいのかが、分かるように伝えたり考えさせたりすることです。

 本校では、褒めるときは「機を逃さず」「具体的に」「特に変容や伸び、努力したこと」をIメッセージで褒めるようにしています。また、叱るときは「自身の言動の振り返りを通して、問題点を見出させ」 「今後どうするべきか」を考えさせることを繰り返すことで、「自己指導能力」を育てています。