校長のつぶやき

校長のつぶやき

2026.6.24 研究授業(3年算数)

今日は午後から中央小学校と中央中学校合同での「中央中校区 小中連携授業改善研究会」を開催し、保育園の先生方も交えて3年生の算数の授業提案をもとに学びを深める予定でした。

しかし...大雨による災害対策のため「中止」となってしまいました。

 

そこで、急遽3年担任の配慮で児童が下校する前の4時間目に提案授業をしてくれました。

1mものさしを2本使って長さを測った時、重なりのある部分をどう処理して正しく長さを求めるか。

既習の線分図を活用して説明する という授業でした。

 

「みんなで話し合い名人をめざそう!」というタイトルの、学習用語表が廊下側に貼ってありました。

他者と関わり合い、より良い学びに出会うためには、多様な言葉を使って自己表現をし、他者の言葉を司会することは極めて重要です。手に入れた言語能力を使いこなせるように工夫してあるのが素晴らしいですね。

子どもたちは関わり合いの中で学ぼうとする姿勢を見せていて、きっと伸びるだろうなぁと感じました。日ごろの担任の朝倉先生の取組が生きているのでしょうね。

 

「重なったところに20cmが2つあるから、1つ分をとって足したらいい」と子どもたちの考えがまとまってきた時、朝倉先生が「重なっているから2つとも取っちゃったらいいんじゃないですか?」と揺さぶり発問。

  さすがです!

子どもたちのあいまいな考えを揺さぶりながらはっきりさせていこうとする先生の発問の技術にうなりました。

線分図を使って説明しようとする子もでてきて、考えがより深まっていく様子が見られました。

 

3年生なりに問題文から情報を取り出し、「線分図」という思考ツールを使って構造化し、自己内対話と他者との対話を通じて考えを再構成していくという姿を見ることができて、うれしかったです。

 

児童が下校した午後、本校職員だけで授業研究会をしました。私も微力ながら、「読み解く力」についてファシリテーターとして学び合う時間をとっていただきました。

子どもたちも先生方も、さらなる成長へのエネルギーがあふれています!

2026.6.24 雨・雨・雨・・・

 雨がふる日には

            まど・みちお

雨がふる日には

雨がふっているものですから

雨と傘とのおしゃべりを

頭の上にかかげて歩きます

 

頭の上からなのに

宇宙のはてからのような

ありふれているのに

奇妙きてれつなような

「いまだに」なのに

「いまはじめて」のような

そのおしゃべりを

聞くでもないのに

聞かないのでもないかのようにして

 

雨がふる日には

雨がふっているものですから

宇宙のこのへんでは

時間のこのへんでは

 

運動場では、雨粒が激しいリズムでダンスをしています。

靴箱では、カラフルな長靴と傘の展覧会が始まっています。

中庭では、蓮のつぼみと鯉たちが水遊びをしています。

 

雨だけど... いろんなかたちの幸せがあるものです。

2026.6.18 創る・児童会

図書室前の廊下に投票箱のようなものが置いてありました。

図書室の針馬先生から「情報委員会が今ものすごくがんばっているんですよ!」という情報をいただきました。

聞くところによると、給食の時間に「お便りを紹介しながら進めるラジオ番組」みたいなものをやったらみんなが楽しめる放送になるのではないかとのアイデアが委員会の中で出され、それを実現するためにポストをつくって設置したそうです。

「オールナイトニッポン」などに薫陶を受けた私にとっては「すばらしい!」の思いしかありません。どんどんやってもらいましょう。楽しみにしています。

 

ちょっと歩くと、人権環境委員会の真新しいポスターが貼ってありました。けっこう時間をかけた丁寧な仕上がりになっていて感激しました。漢字がちょっぴり間違っているのはご愛敬。かえって目を引くポスターになっています。いいですねぇ!

さらに進むと、掲示板いっぱいに何か貼ってあります。何かの募集作品のようです。近づいてみると…

以前、運営委員会が「やりたいんです!」と校長室に企画書を持ってきた「中央小祭り」の準備が進んでいるみたいです。「児童の旗」をつくるという企画のようです。出来上がりが楽しみです!

 

給食の前に職員室にいると、運営委員会の子が私に相談があるといってやってきました。

もう報告レベルに仕上がったものでしたが、「これで進めたいんですが確認してください」とのこと。

もちろん「ぜひ憧れられる上級生の姿を見せつけてやってね!」といってOKしました。

 

この学校の今と未来を創っているのは子どもたち自身です。

どうすればより良い学校になるのかを考え、デザインし、実行する力を今、児童会の各委員会が中心になって発揮し始めています。それがとってもうれしいのです。

 

私たち教師や保護者、地域の大人が子どもたちにできるのは、その挑戦する機会を十分に与え、見守ることです。もし失敗したら、どうしたらもっとうまくいくか、一緒に考えることです。成功するまで励まし続けることです。

成功するための答えは子どもたち自身の中にあります。私たちの中にはないのです。

 

中央小学校の文化と歴史は、子どもたちが創っています。動かしています。

応援してください。

2026.6.18 図書室から心のきずなづくり発信!

「雨漏り探し」で校内を歩いていると、図書室にたどり着きました。

6月は「心のきずなを深める月間」であり、入り口にもその装飾がありました。

中に一歩入ると、ドーンと目に入るものがありました。

今日の天気にはまさにぴったり。「雨をたのしもう!」という前向きな言葉もすてきです。

学校図書管理員の針馬先生の愛情あふれる掲示物ですね。素晴らしい!

振り向くと、「こころ本」のコーナーが設置してありました。

「こころ本」とは、友達への思いやりや人へのやさしさを描いた本なのだそうです。

これを読むと...こころのひまわりプロジェクトに参加できるのだそうです。

ひまわりの花が咲いていくプロジェクト、すてきですね。

本の世界と自分の世界の間のきずなもしっかりと深まりそうです。

2026.6.18 ドクダミの香り

朝からけっこうまとまった雨が降りました。登校時間だけ少し勢いがおさまったので安心したところです。

こういう雨の日にしたくなるのが「雨漏り探し」。私の名誉のために申し上げますが、決して趣味ではありません。雨が降らないと雨漏りなどの異常箇所は発見できないからなのです。

 

扉を開けて、体育館に続く屋外通路に出ました。

高湿度の冷たい外気の中に「ドクダミ」の香りを感じました。「どこだ?」

プランターの間や隙間に似た植物を見つけました。

よく見ると、私の知っているドクダミではありません。(何か違うような...)

 

私が高校生ぐらいまで、夏になると軒先にドクダミの葉が干されていて、「ドクダミ茶」を祖母が作ってくれていました。体のかゆみがとれるとかで、結構好きでした。(今でも大好きです!)

母はドクダミの白い花を焼酎に付けておき、虫刺されに塗るといいよと言っておいてありました。私は「ムヒ派」だったのでそれは使いませんでしたが。

 

そこでGoogleレンズの登場です。

「フタバアオイ」と出ましたね。徳川の葵の御紋のもとになった植物なのだそうです。そういわれてみると、葉脈とかそっくりです。朝から「確かに!」と声を出してしまいました。

 

ドクダミの「ダミ」って何だと思いますか?

知っているようで知らない疑問が出てきたので、それも調べてみました。

江戸時代の儒学者、新井白石の著書「東雅」によると、古来より「毒をダミする(毒を抑えて止める)」薬草と記されています。それが名前の由来なのだそうです。「ダミ」っていう言葉があったのですね。

 

朝から雨が降りしきる中、体育館につながる通路でしゃがみ込み、「へぇ~」とか「おっ!」とかつぶやいていた姿、誰にもバレませんように。