校長のつぶやき
2025.9.19 曼殊沙華
赤いてのひらを大きくひろげ そのうでを静かに 空へ空へと伸ばしています
つかみ取りたいのは とんぼでしょうか 雲でしょうか
それとも 夢でしょうか
正門の横で、赤くて小さいけれど、すてきな幸せを見つけました。
2025.9.19 朝の全校おにごっこ
「今日は全校おにごっこをします。運動場に集まってください!」
8時少し前に運動場をうろうろしていると、体育委員会の子の声がスピーカーから流れてきました。
すぐに、黄色い帽子をかぶった1年生が飛び出してきました。そして続々と集まってきました。
「今日は『こおりおに』をします。おには4年生です。」
さっそく逃げ始めます。
「終了でーす!」とハンドマイクの声。
子どもたちはおにごっこをやめて、元のように学年ごとに整列しました。
その後、体育委員さんの指示のもと、学年ごとに教室へ帰っていきました。
これは当たり前のことのように見えるかもしれませんが、子どもたちだけで状況を把握しながらONとOFFを切り替え、ちゃんと行動できる姿に感心しました。
これまでの積み重ねがあるのかもしれませんが、おうちの方や地域の方の子どもたちへの関わりや、日ごろ背中で見せていただいている姿が子どもたちの判断や行動に反映しているのだろうなと、大変ありがたく感じながら見つめていたところでした。本当にありがとうございます。
その後どうするのかも見ていました。
子どもたちの姿を遠巻きに見つめていた、体育担当で6年担任の朝倉先生がそっと代表の子たちに近づき、今日の運営等について話を聞いたり、助言をしたりしていました。
「まずは自分たちでやらせてみて、達成感や困り感に寄り添いながらともに歩む」という先生の姿を見ることができました。
「自主性」を高めるためには、させられるのではなく、自分で考え、責任をもって実行し、その結果をもとに振り返り、次の改善策をとらえてまた実行する といったことのスパイラルが必要なのだと改めて感じました。
子どもたちは、成長を続けています。しっかり見守り、成長の芽を支えていきたいと思います。
2025.9.18 自然と友と自分に出会う旅に(5年生集団宿泊教室)
北にある夏の空気と南にある秋の空気が押しくらまんじゅうをしています。
なかなか勝負がつかないまま、その境目がちょうど美里町周辺にあるようです。
そこに雨雲が発生するため、雨がたくさん降っています。
それも、5年生の集団宿泊教室に合わせてとは...
出発式は音楽室で行いました。
私からは、次の3つのことに出会う2日間にしてください という話をしました。
「自然」と「友」とそして「自分」
しっかり見つめ、その豊かさや大切さ、さらにその先に向けての希望など、たくさんの出会いと経験の中で学び、一歩成長して帰ってきてほしいと願っています。
5年生の真剣に聞く態度や反応など、4月からの成長ぶりに驚かされました。
こんな素敵な5年生だからこそ、素晴らしい出会いが待っていることだと思います。
雨で予定していたプログラムが少し変更になるかもしれませんが、楽しんできてくれることでしょう。
Bon Voyage !
2025.9.17 こころもち涼しい…かな
校舎と町のグラウンドの間の落ち葉をかき集めていただいたのでしょう。
熊手のかき後が秋の訪れを伝えてくれているようです。
熱中症アラートが毎日のように発令されていたのが若干やわらぎ、少しは昼休みに外で遊べるようになりました。
一雨すぎると、もっとたくさんの子どもたちの歓声が広がる、昼休みの運動場になるでしょうね。
楽しみです。
2025.9.16 3連休明けの朝
遠くに望む、ベルのような形の甲佐岳の奥から陽光が差し込み、3連休明けの朝が始まりました。
運動場の隅の草むらは夜露がキラキラと輝き、秋がまた少し歩み寄ってきたのを感じました。
ゴォーッという音がしたので、空を見上げてみると、青いジェット機がぐんぐん上昇しながら学校の上を旋回していました。知りたがりで調べたがりの私は、すぐに航空航路を携帯で調べてみました。
どうやら、大阪伊丹空港行きのANA便のようでした。
当たり前のように続いている日々の中にもふと気づかされ、笑顔になったり、発見の驚きがあるものです。
子どもたちの明るくてさわやかな「おはようございます!」という声と姿にうれしくなりながら、わくわくした気持ちで迎えた朝の空は、ことのほか青く透き通っていました。
熊本県教育情報システム
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