学校生活

2018年12月の記事一覧

(6年生)学習発表会の見どころ

日本の歴史が始まって、12000年ほど。時代の移り変わり
とともに、多くの争いがありました。そして、明治に入ってからは
外国と戦争をするようになりました。73年前に終戦した太平洋
戦争では、300万人の日本人の命が失われたと言われています。

「なぜ人は争いを起こしてしまったのか、争いをなくす方法はないのか。」
これまでの様々な学習の中で6年生の子どもたちが、考えてきたことです。

 

学習発表会では、今年の6年生が考えた「争いを繰り返さないために
必要なこと」を下級生や保護者の皆様、地域の方々に発表します。
子どもたちが精一杯創り上げた「笑いあり、涙あり」の劇をお楽しみ
ください。音楽部も発表します。ご都合がつかれるところは、ぜひご覧ください。

〈6年生の発表の見どころ〉

 ①弥生時代に、あの有名なアニメキャラクター「ド○えもん」の起源が?

 ②戦国時代、明智光秀が織田信長を裏切った理由は?

 ③江戸時代、ペリーと徳川幕府の交渉はどのように進められた?

 ④不平等条約改正はどのように進められたのか?

 ⑤戦争時代の人々の暮らしはどのようなものだったのか?

 ⑥6年生がこれまでの学習で学び、伝えたいこととは?


 

 

 

 

 

(高学年)国宝について学習しました

水曜日の図工では、MOA美術館が所蔵されている「紅白梅図屏風」の
レプリカを鑑賞する学習を行いました。「紅白梅図屏風」は、江戸時代に
尾形光琳によって描かれた、屏風です。現在はMOA美術館に所蔵されて
おり、国宝に指定されています。今回は、その精巧なレプリカを鑑賞して、
絵に描かれているテーマや、絵の楽しみ方について学習しました。

紅白梅図屏風には、2本の梅の木と川が描かれています。たった3つの
主題によって描かれている屏風ですが、その中には「人の世の時の流れ」
など多くのことが描かれていると言われています。

子どもたちは、実際に自分の目で作品を見て、それぞれの見方で作品を
楽しむことができました。本物の紅白梅図屏風は熱海のMOA本館で、
年に一度梅の花が咲く1月から3月ごろに展示されるそうです。レプリカも
とても美しいものでしたが、また本物は格別の美しさだと思います。機会が
ありましたら、見に行ってみられてはいかがでしょうか。

火災避難訓練がありました。

木曜日には、火災避難訓練を行いました。毎年行っていますが、
今年度は特に煙の危険性に重点を置いて訓練を行いました。

火事の際には、その炎や熱よりも煙を吸ったことが原因で亡くなる
場合が多く、煙からうまく避難することが大切になります。消防士の
方のお話や、動画で煙の恐ろしさや、安全に逃げるコツを学習しました。
また、避難訓練の後半は、多目的室に体に害のない煙を充満させ、その中を
歩く体験を行いました。煙が充満した多目的室は、1m先も全く見えず、
手探りで避難しなければならない状況でした。子どもたちは、「本当に、
何も見えんやった~。」と驚いていたようでした。火事の恐ろしさを実感
するよい体験になったようです。

煙体験にあたっては、準備が非常に大変でしたので、6年生の子どもたちが
朝から協力をしてくれました。子どもたちのおかげで、充実した火災避難訓練に
なりました。