2022年11月の記事一覧
集団宿泊教室(あしきた青少年自然の家)速報 水俣に学ぶ肥後っ子教室
【校長ブログ】
水俣に学ぶ肥後っ子教室の一環として、語り部である 緒方正実さん から講話をいただきました。
緒方様から「事実と真実は異なる、事実はまマスコミ等の報道で知ることができるが、真実は本人一人一人にしかわからない。」と、現地や経験者に学ぶことの大切さを語っていただきました。私も令和2年7月豪雨で大きな災害を受けましたが、物語は一人一人によって異なることを重ねて実感したものです。きっと、マスコミでは報道されないさまざまな事実、感情、経験がそこにあることは想像できるものです。そんなさまざまな真実は、語り部の方からしか聞けないことだと思います。
そして、「誰かに責任を押しつけても真実は見えない。偏見や差別は、人がつくるもの。」などのお話をいただきました。あらためて目からうろこでした。差別や偏見の要因を、原因に求めがちですが、差別や偏見は、無知であることから人がつくるものという人権教育についてお話しいただいたことは、子供たちにとって貴重な機会となりました。
最後に、「苦しい出来事や悲しい出来事の中には、幸せにつながっている出来事がたくさん含まれている。このことに気づくか気づかないかでその人の人生は大きく変わっていく。気づくには一つだけ条件がある。それは出来事と正面から向かい合うことである。」とのメッセージをいただきました。
子供たちにとっても,教員にとってもすばらしい「水俣に学ぶ肥後っ子教室」となりました。
最後に 山本君 が自らの学びをもとに感想を述べてくれました。聞いている私たちが、ぐっと涙をこらえるくらいすばらしい感想発表でした。
緒方様、このような機会をいただいたことに心より感謝申し上げます。
※ HPであるため、緒方様のお話を一部の概要のみに限定して投稿していることをご容赦願います。本来ならば、すべてを投稿しなければならないところですが、誤った解釈にならないように限定したところです。ただ、子供たちは緒方様のお話をお聞きし、質問が止まらない状況であり、素晴らしい学びをさせていただきました。
集団宿泊教室(あしきた青少年自然の家)速報 環境センター
【校長ブログ】
あしきた青少年自然の家を出発した子供たちは、熊本県環境センターに向かいました。
環境センターでは、地球温暖化、SDG’s、自分たちにできる環境保全について学びました。
全国に広がってしまった水俣病を克服しながら、日本一の環境を大切にする水俣の、熊本県の姿を学ぶ素晴らしい機会となりました。環境を大切にする熊本県であることを、子供たちが引き継いでくれることを心から期待しています。
学習の後、やのひなか さんが自分の感想を含めて、素晴らしい感想を述べてくれました。その場で学んだことを含めて感想を述べることができるなんて、大人でもなかなか難しいですよね。
その成長に感激です。
集団宿泊教室(あしきた青少年自然の家)速報 退所
【校長ブログ】
「最後の力を振り絞って投稿シリーズ」あしきた青少年自然の家退所です。
2日間、子供たちに一生懸命に指導していただいた 増田様 とのお別れの瞬間です。増田様は23歳、子供たちとの距離も近く、お姉さんのような存在だったのかもしれません。退所の時には、子供たちが自然とハイタッチをしていました。心の距離が近くなったと言うことでしょう。
最後は、あしきた青少年自然の家の 松本所長様 までお見送りに駆けつけてくださいました。
松本所長様は、宇城教育事務所長のご勤務の経験があり、その後、青少年自然の家の所長としてご尽力をされています。松本所長様、増田様のお見送りまでいただき、東間小学校の子供たちも幸せ者だと思います。
あしきた青少年自然の家の皆様、松本所長様はじめ所員の皆様に心より感謝申し上げます。
集団宿泊教室(あしきた青少年自然の家)速報 退所前朝食
【校長ブログ】
いよいよ対処を迎えます。
子供たちは前日、規則正しい生活を終え、規則正しく起床し、朝食を迎えました。
1年に1度はこんな生活が必要ですね。
集団宿泊教室(あしきた青少年自然の家)速報 集合写真
【校長ブログ】
集団宿泊教室から帰ってきました。
力を振り絞って2日目の様子を投稿します。
退所前の全体写真です。
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