コミュニティ スクール
今年度最後の学校運営協議会…子供たちの成長
3月4日(木)、今年度の学校運営協議会を開催しました。
当日は、14人の委員に皆様にお集まりいただき、
〇地域学校協働活動について
〇学校評価について
〇熊本県学力・学習状況調査について
〇次年度の学校教育目標及び学校運営協議会について
上記の4点について協議しました。
地域学校協働活動については、学校運営協議会の前に、学校支援ボランティア会議(地域学校協働本部事務局の会議)を開催し、4人の委員の皆様より今年度の地域学校協働活動の振り返りを行っていただきました。
この会議を踏まえて、学校運営協議会では、教頭と地域学校協働活動推進員より報告を行いました。
推進員さんのご尽力により、全部で36つの活動を行い、子供たちの学びを後押ししていただきました。
(この中から5つの活動について、ここらすで展示されている「地域学校協働活動パネル展」で紹介されています。)
次年度の学校教育目標と学校運営協議会の方向性は、今年度の学校評価や現6年生の「来年度の佐伊津小学校ががんばってほしいこと」の意見を参考にして、校長より委員の皆様にお示しし、承認をいただくことができました。
今年度から始まった学校運営協議会(コミュニティー・スクール)に際しては、佐伊津小学校教育会議をはじめとして、様々なご意見をいただくことができました。
来年度はぜひ授業参観等など多くの機会に子供たちの学びの姿をご覧いただき、様々な視点からご助言をいただきながら、佐伊津小学校がますますよい学校となりますよう、地域ともにある学校づくりに取り組んでいきたいと思います。
ここで、2月25日(木)に行った4年生の「つなしの会」について紹介します。
この日は授業参観でおうちの方々や佐伊津町地域婦人会から3人の方を招待して開催しました。
これまでに子供たちは、これまでの自分の振り返りや将来の夢について原稿を書き、出席者の皆さんへ発表する準備を行ってきました。
当日の発表前まで大変緊張していたそうです。
本番を迎えると、一人一人が自分のことについて自信を持って堂々と発表することができました。
おうちの方からも「子供たちがこんなことを考えていたなんて、驚きました。」「小さい頃から知っている子供たちですが、今日の発表を聞いてみんな成長していることを感じることができて、嬉しかったです。」などの感想をいただきました。
婦人会の皆様にも「みんなの発表がとても立派で感動しました。聞いていて涙が出ました。」とほめていただきました。
会の最後に婦人会の方から色紙を子供たちにプレゼントしていただきました。
書が得意な方、折り紙が得意な方、分担して作られたそうです。
子供たちの感想です。
「私は、自分の目標にむかってがんばったり、人にやさしくしようと思いました。練習でまちがえたりしたので、ちゃんといえるか、しんぱいだったけど、本番でちゃんといえたのでよかったです。」
「ぼくは、はじめドキドキしてことばがでませんでした。だけど(家に)かえったから、おかあさんにがんばったねといわれてうれしかったです。」
「いっぱい人がいてきんちょうしましたけど、がんばってできたのでよかったです。家にかえったら「がんばったね」と言われて、ぼくはとてもうれしかったです。そして、「れんしゅうしてよかった」とおもいました。これからもしょうらいのゆめをめざしてがんばり、理想の自分になりたいです。」
子供たちの中で確かな想いが芽生えた会となりました。
われら佐伊津町たんけんたい
3年生では、総合的な学習の時間に佐伊津町のよさや地域に対する理解を深める学習をテーマを決めて行います。
佐伊津町には1本の道路沿いに寺院が2つ、神社が1つ建っています。
2月19日(金)自分が調べたいお寺や神社に3班に分かれて、見学をを行いました。
保護者の方お2人に引率のお手伝いをしていただきました。
佐伊津神社では、神様がお祭りされている本殿を見せていただき、茶道体験をさせていただきました。
西法寺では、お寺での挨拶の仕方や西法寺の歴史、名前の由来などたくさん教えていただきました。
光蓮寺では、阿弥陀様の教えなどたくさん教えていただき、お寺にある鐘をつかせていただきました。
子供たちの感想です。
「佐伊津神社には15柱の神様がいることをはじめて知りました。おちゃをまぜる道具をはじめて知りました。佐伊津神社のことを3年生のみんなにはっぴょうしたいとおもいます。」
「西法寺の名前に西の字が使われているのは、西の方角がほとけ様の方角だからとはじめて知りました。これから西法寺で学んだことを発表してみんなに知ってもらいたいです。」
「私は、金はまじりっけがないからお寺に使われていることやしんらんやれんにょさまがなやんでいるからお寺の前にいることをはじめてしりました。そして自分のことをかがみで写されていることをはじめて知りました。この教えてもらったことをみんなに教えていきたいです。」
ご多用な中に対応してくださった宮司様、住職様、本当にありがとうございました。
自分の生まれた育った地域にある仏閣等のいわれを知る、そしてまわりの人に伝えることができることはすばらしいことです。
3年生のまとめが楽しみです。
雪と凧
2月18日(木)今日は朝から思いがけずの雪景色でした。
登校を心配しましたが、学校に来て駆け出す子供たちでいっぱいになった運動場です。
こっちも…
こっちも…
雪玉でいっぱいです。
せっかくの機会なので、時間差で担任も一緒に雪遊び。
高学年担任は容赦ない子供たちの雪合戦の的になっていました。
こちらは大きくなった雪玉を担任に見せています。
結構朝から雪が降り、ひとしきり遊んだ後は…
雪で濡れた防寒着たちが教室に干してありました。
続いて凧のお話。
2月9日(火)2年生の生活科の時間に、佐伊津学童クラブの先生から凧と風車とキラキラシャボン玉の作り方を教えていただきました。
子供たちに楽しく活動してもらいたいと、お2人で実験を何度もされたそうです。
身近な折り紙を使って遊び道具を作り、できあがると夢中になって遊んでいました。
風が適度に吹いていたので、凧も高くあがりました。
子供たちの感想です。
「わたしは、たこの作りかたがむずかしかったけど、先生が教えてくださったので、かんたんでした。家でもできたらしてみたいと思いました。」
「たこのはじとはじをちょっとおると、いっぱいとぶとわかりました。わたしのたこは、あるいていたほうが高くとびました。」
2月17日(水)には、なかよし学級で凧や風車を作りました。
とっても楽しく時間が過ぎるのはやく感じたようです。
もっとしたい…次は時間を多めに設定したいです。
私たちの国の音楽~6年音楽科
小学校の音楽科では、自分の国や郷土の音楽に愛着が持てるよう、わらべうたや民謡、日本古謡(日本に古くから伝わる歌謡)が取り入れられています。
また旋律楽器の一つとして和楽器が3年生以上で取り扱われます。
2月1日(月)6年生の音楽の時間に天草十三曲会の平田さん、丸塚さんをお招きし,和楽器(尺八、箏)の演奏を聴かせていただきました。
児童は事前に音楽CDで「春の海」を鑑賞していたのですが、実際の生演奏はその調べや雰囲気が格別で、音の響きを味わせていただきました。
「私は箏の音色が好きです。なぜなら落ち着くからです。弦を押す強さで音が変わるのがすごいと思いました。箏などの和楽器をひく人が少なくなっているから、これからも日本の文化を守り続けたいです。」
「ぼくは前にCDを聞いていたけれど、生で聞いてみると全然ちがって、音楽は本当にすごいんだなと思いました。ぼくは平田さんがひいていた尺八にちょっと興味があるので、水道管で作ってみようかなと思いました。
子供たちの感想です。
箏の弦の数や尺八の種類の話、和楽器に携わるようになったきっかけなど、子供たちの質問も一つ一つ答えていただきました。塩ビ管でも尺八ができるそうで、完成前のものも見せていただきました。
10月にいきいき芸術体験教室で和楽器の調べや演奏体験をしており、余計に奏でることの難しさを分かって聴くことができたのではないかとも感じます。
本物に触れる今回の体験は子供たちにとっても私たちにとっても有意義なものになりました。
かわる道具とくらし~3年社会科
3年生の社会科では、地域の様子の移り変わりについて学習をしています。
佐伊津小学校には「かなうま」と呼んでいる資料室があります。
そこには、佐伊津地区で集められた昔の道具がたくさん並べられています。
1月28日(木)田中とりやさんの田中さんを講師にお招きし、かなうまに展示されている昔の道具についてお話をうかがいました。
3年教室の隣にあるかなうまで、お話を聞いて初めて並べられた道具がどんなことに使われていたのかを知ることができました。
子供たちの感想です。
「知らないものもいっぱいあったけど、しょうけやこて、いっとしょうけ、ゴミをとったりする道具などを教えてくださってありがとうございました。」
「ぼくは、ふるいやいっとしょうけやいろんな道具が知れてよかったです。昔の運動会や竹馬をするときははだしでしていたとはじめて知りました。ぼくはまだ昔のいろんなことをたくさん知りたいです。」
実は、この学習は、いつか実現したいことの一つでした。つなげてくださった推進員さん、説明してくださった田中さんに大変感謝申し上げます。
田中さんには足りない道具があると気づかれ、天秤棒など学校に寄贈してくださいました。
子供たちの学びがまた深まります。
この後、3年生は教えていただいた道具の説明書を作成する予定です。
また、田中さんにはちょんかけごまを披露してくださいました。
昔の遊びについて勉強している1年生も3年生と一緒に見せていただきました。
子供たちは、こまを高く上げたり、足の間を通したりされる技に驚いていました。
コロナ禍ですので、みんなで体験はできませんでしたが、いつか子供たちにも体験してほしいと思います。
余談ですが、3年生の社会科の教科書や資料集で紹介されている昔の道具の中には、私にとってはこれももう昔の道具なの?と思うものもあります。3年生の社会の教科書を見ることができる方は一度教科書を開いてみてください。
焼き物を生かしたまちづくり~4年社会科
4年生の社会科で、「焼き物を生かしたまちづくり」という学習を行っています。
社会科では教科書を用いた学習と、天草市が作成している資料を用いた学習を行っています。
資料集では「天草大陶磁器展」や「水の平焼」が取り扱われています。
そこで、学習支援ボランティアとして、水の平焼の岡部さんを講師にお迎えし、お話を伺いました。
水の平焼きは、創業から255年の歴史があること、8代目として先代の跡を継承すること、そしてその思いなどたくさん教えていただきました。
水の平焼のプレゼンDVDも見せていただき、陶磁器ができる様子も映像で確認することができました。
子供たちが考えた質問にも一つ一つ丁寧に答えていただき、最後にはお仕事で使われる道具や粘土などを触らせていただくこともできました。
子供たちの感想です。
「私は、水の平焼きのかんばんを見て、(水の平焼きがあることは知っていたけれど)何を作るんだろうと思っていました。とうきを作っているなんて知りませんでした。ねん土とかさわらせてくれてうれしかったです。岡部さん、これからもがんばってください。」
「私は、水の平焼きのねん土やとう器を見たことがなかったので、本物を見てびっくりしました。5年生になったらとう器作りをします。今までとう器作りはかんたんだと思ったけど、岡部さんが作る水の平焼は、とても時間がかかり、むずかしいのを初めて知りました。」
学習支援ボランティアさんをお迎えしてお話を伺うと、様々な学習が深まります。同時に子供たちにとってキャリア教育や人としての生き方を学ぶ機会につながっていると感じます。
子供たちのキラキラした表情が印象的な1時間でした。
三寒四温を繰り返しながら
先週は春のような暖かい日があったり、金曜日のように雪が舞う日もあったり、三寒四温を繰り返しながら春に近づいていることが実感できる1週間でした。
でも寒さはまだまだこれから。体調管理に気をつけたいものです。
先週の佐伊津っ子の1週間の様子についてお知らせします。
最近の朝の光景。学年を交えてボールを追う姿が見られます。頼もしい1年生です。
朝も昼休みも縄跳びをしている子供たちが増えました。
つよさ部会からの「チャレンジなわとびカード」です。
縄跳びは練習しただけ、跳んだ分、上手くなります。
低学年用と高学年用があります。
先週まで佐伊津小の給食記念週間でした。
本渡中学校の栄養教諭の先生に「食に関する学習」の指導を行っていただきました。
給食センターで使う大きなしゃもじをもってきて見せてくださいました。
また、給食が子供たちや我々の口に入るまで、様々な方が携わっておられることを改めて知ることができました。
学習後、「残さずに食べたいです」「感謝して食べたいです」と子供たちの感想がありました。
こちらは3年生の学級活動「かぜの予防」の学習です。
養護教諭(保健室の先生)からインフルエンザや風邪にかからないようにするためにはどのようにしたらよいか学習します。
インフルエンザウィルスの姿をスライドで見ています。
今年は子供たちのインフルエンザへの罹患はまだありませんが、風邪での欠席はありますので、日頃からの健康管理に気をつけたいですね。
こちらは4年生の国語の学習です。
自分が気に入った詩を集めた詩集を作成し、図書室前に掲示しています。
どの詩集にも工夫があって、読み応えありです。
こちらはなかよし学級。
支援ボランティア(保護者)さんに教えていただきながら、ミシンでナップザックを作っています。
ミシンの扱いに悪戦苦闘中ですが、支援ボランティアさんが優しく教えてくださいます。
完成が楽しみです。
最後に6年生のカウントダウンカレンダーです。新年を迎えたのがつい最近のような気がしますが、今日から2月です。
あと36日。
プレゼントがいっぱい
12月24日(木)、子供たちがいろんなことを楽しみにしているこの日。
なかよし1・3組では、読み聞かせのプレゼントがありました。
地域学校協働活動推進員としてご尽力いただいたいる保護者の方に、クリスマスと関わり深い本を読んでいただきました。
一冊は「サンタさんのてがみ」。
しかけ絵本になっているため、子供たちも釘付けでした。
もう一冊は「手ぶくろを買いに」。
絵本としては長いお話ですが、集中して聴いているようすが分かります。
コスプレもいいですね。職場の方とも本の内容やその他、何度も話し合って決められたそうです。
2年生から休み時間にプレゼントが届きました。
外国語科の授業で形の学習を行っているのですが、そのまとめとしてクリスマスカード作りが行われていました。
その学習を活かして、英語指導の先生や校長先生、養護の先生、そして私にカードをいただきました。
英語指導の先生はとっても感動しておられました。
英語を好きになってもらえるよう、いつも楽しい授業をと工夫を重ねられています。
思いがけないプレゼントです。
思いがけず私のカメラで写真が撮られていました…撮ったのは校長先生です。
ちょっとびっくり。
最後に。
天草工業高校の3年生が、読み聞かせを収録したDVDを届けてくれました。
佐伊津小OB中心に4人の訪問です。
平成29年度から始められている天草工業高校生による読み聞かせ。
今年度は新型コロナウイルス感染症対策のためやむを得ず中止されていました。
できることはないかと検討されて、DVDを作成されたそうです。大切に扱います。
今日のお昼に来校されたので、子供たちにはまだお披露目ができていません。
3学期に子供たちに伝えたいと思います。
ありがとうございました。
強力な助っ人
まず助っ人お1人目。
12月17日(木)、5年生の家庭科「ミシンにトライ」で保護者の方にご支援いただき、ミシン縫いによる製作活動を行いました。
5年生では1学期に針と糸を使い、小物を手縫いする学習を行っています。
この日は、ミシン縫いでの糸のかけ方や下糸処理などを一人一人が経験し、直線縫いを行うという学習でした。
これは学校ではよくあることなのですが、不特定多数の人が同じミシンを使うと、扱い方がそれぞれ違うので、不具合が多く、糸の調整に時間がかかって・・・という事態が起きます。
担任一人では、もしミシンの調子が悪ければ、その対応をするだけで時間が過ぎてしまい、子供たちを指導することが難しくなります。
他の先生方の応援があるときもありますが、毎回とは限りません。そこをお手伝いいただけることは大変ありがたいことです。
布を送る速さや、手の置き方など、細かいところにも目を配っていただき、子供たちも安心して学習を進めることができました。
担任も頑張り、予定時間数で全員の作品ができました。
担任曰く、「これまでは昼休みなどを使わないと全員は終わりませんでした。私もミシンの扱いについて改めて知ったこともあり、勉強になりました。」とのことです。
お手伝いには合計3回入っていただきました。ありがとうございました。
子供たちもほめていただき、とっても嬉しそうでした。
助っ人お2人目。
12月21日(月)、同じく5年生の学級活動「避難所生活でわたしたちができること(防災教育)」で、本校の事務の先生が話をされました。
学校の事務の先生は、学校に配当されている様々な予算の執行や備品・消耗品の購入、環境整備、来校者・電話の受付、文書の受付・発送、先生達の給与管理等々、多岐にわたる仕事をされています。通常、子供たちの学習に参加する機会はないのですが、今回は熊本地震を経験され、避難所生活をしばらくされていたということで、担任が白羽の矢を立てました。
小学校の校舎で避難所で生活をされている内に、運営ボランティアを友人や小学生とされるようになったそうです。取り組んだことは3つ。1つは校内の掃除。1つは、炊き出しのお手伝い。1つは避難所にいる子供たちと遊ぶこと。
この経験を通して感じたことは、「一人ではできないことがたくさんある」ということだったそうです。
5年生には「自分の役割」をいろいろな場面で持ったとき、意識を高く持って取り組んでほしいと伝えられていました。
大きな地震のゆれ(前震と本震)が2回ありましたが、余震がたびたび起こり、そのたびに大きな揺れがくるのではないかとおびえながら毎日を過ごされていたことと思います。
その中で自分にできることは何か考えられ、友人と一緒に動かれたことは何にも代えがたい経験になられたことでしょう。
5年生の子供たちも生の体験をされた方に巡り会えたことが財産になるだろうと思います。
幾分寒さが少し和らいだ今週。でも朝は冷えます。
それでも朝ランに頑張る子供たちです。自分でチャレンジカードを作って、取り組んでいる子を発見しました。
コツコツ頑張る佐伊津っ子すばらしいです。
第2回佐伊津小学校教育会議
12月10日(木)、第3回学校運営協議会を行いました。
この日は佐伊津小学校教育会議も開かれるため、午後2時30分からの開催でした。
会長進行のもと、始めに学校側から2学期の教育活動を中心に説明を行い、意見交換を行いました。
次に6年生の代表児童を交え、佐伊津小学校教育会議を行いました。
ちなみに、この会議に備えて、6年生全員は校長先生とランチミーティングを行い、3部会の報告についてまとめたり、想定される質問を考え、回答を準備したりしました。
教育会議に参加しているのは代表4人ですが、実際は6年生全員が関わっているということになります。
まず、子供たちから「さわやか部会」「いっしょけんめい部会」「つよさ部会」の活動報告を行いました。
活動報告を踏まえ、委員の皆さんの質疑を受けました。
『各部会の取組や目標は、他の学年へどのように知らせましたか。』
「ポスターを作って知らせました。各学年の教室の後ろの黒板に貼りました。」
中には回答に困る質問もあり、4人で相談して回答していました。
いただいたアドバイスをメモにとります。
このようなとき、1年生から学んできた様々な学習活動が活きてくる気がします。
この日は天草ケーブルネットワークさんの取材があり、教育会議を終えた子供たちに感想を聞かれていました。
「緊張したけれど、学校運営協議会の委員の皆様がやさしく教えてくださったのでよかったです。他の学年にもこのことを伝えていきたいです。」
子供たちが大人に対して、自分たちがしている活動について意見を聞くことはなかなかないと思います。
委員の皆様も子供たちもいい意味で心地よい緊張を味わうことができたようです。
さて、最近の佐伊津小学校です。
今週は気温が1ケタの日が多かったのですが・・・
朝の支度を終えた子供たちは、まっすぐ運動場へ。子供は風の子とはよく言ったものです。
運動会後から始まった朝ラジ(朝のラジオ体操)に続く朝ラン(朝のランニング)です。
続けることの大切さを学びます。
今日は校長先生おすすめの曲を聴きながら走りました。
走った後はチャレンジカードに走った周回数分色を塗ります。
「朝ランの時間が短すぎる」と子供たちから申し出があり、体育委員が早めに曲をかけています。
終わった後は、うがい。手洗い、消毒も忘れずに行います。
最後に…
枦宇土町にある井上製茶さんからお茶をいただきました。子供たちのうがい用にと毎年いただいているものです。
数パックずつ子供たちに配って活用しています。
ありがとうございます。
最後の最後に…
昨日お知らせしたカウンタですが、私がHPをあれこれ触っているうちに達成してしましました。
なんだか申し訳なくなりました。
次はHPを見てくださっている方に50000カウンタを見ていただけるように、ぼちぼち更新します。
地域の先生に学ぶ~4年道徳科
12月8日(火)、4年生の道徳科のゲストティーチャーとして保護者をお招きして、お話を伺いました。
この日の教材は「世界の小学生」。
主題名は「ほかの国の文化と私の国の文化」。自分の国の文化と比べながら、他の国の人々や文化に関心を持ち、親しもうとする心情を育てることをねらいとしています。
自分たちの身の回りには、日本以外に多様な文化や生活があり、それぞれのよさや、日本のつながりがあることを知ることで、日本以外の国への関心や理解を深めてほしいという担任の願いがあります。
まず、教科書を通して、様々な国の似ているところや違うところ、いいなと思うところを探しました。
その後、外国のことに精通されている保護者に中国の小学生の様子や、中国のいいところをたくさん教えていただきました。
子供たちは、いろいろな質問をする中で、新しい発見もあり、充実した学習になりました。
子供たちの感想です。
「今日の道徳はおもしろくて、外国のことを知れてよかったし、外国のいいところやうらやましいことがあって、とてもよかったです。また外国のことを知りたいです。そしてネットでいろいろ調べようと思います。」
「私は外国のことにあまりきょう味がもてなかったけど、今日教えてもらっていろいろなことにきょう味をもって気になる外国のこともっと知りたいなと思います。中国の朝にティータイムがあることもうらやましいなと思いました。学校におべんとうをもっていったり、(お昼に)家に帰ってごはんを食べることもいいなと思いました。」
中学年になると、自分たちの身の回りのことから、それ以外に視野を広げる学習が増えます。
様々な価値観に触れ、自分を高めることができます。
今の子供たちが大きくなる頃は、ますますグローバル化が進んでいることと思います。
自分の必要なことを身に付け、日本や他の国で社会に貢献できる人に成長してくれることを願います。
佐伊津町のために~消防団とサトウキビ
12月7日(月)、3年生が社会科の時間に消防団の格納庫を見学させていただきました。
当初中央消防署の見学を予定していたのですが、新型コロナウイルス感染症対策のため、計画段階では見学が難しいとのことで、学校で検討し、町の消防団の格納庫が学校近くにあったことから、推進員さんから見学を依頼していただきました。
当日は、天草市消防団本渡方面隊第8分団第3部格納庫(正式名称)を、天草市消防団本渡方面隊第8分団分団長の樫山さんと第3分団部長の原田さんにご説明いただきました。
消防団は、消防組織法に基づいて市町村が設置している公的な機関です。地域の有志の方で構成されています。団員の方は普段は別のお仕事をされながら、火災や災害への対応、火災の予防啓発などをされています。地域の安全と安心を守ってくださるリーダーさん達です。
子供たちは佐伊津コミセンの隣にあって、普段から見慣れている建物ではありますが、中に入ったことはなく、これまで佐伊津小学校からの見学は最近なかったとのことで、興味津々でした。
消防車を近くで見せていただいたり、格納庫にある様々な道具をみせていただきメモをたくさんとっていました。
12月8日(火)には、中央消防署の見学に行きました。
消防署内でご検討いただき、短い時間で外での見学をさせていただけることになりました。
はしご車やポンプ車、拠点機能形成車(熊本では天草にしかないとのこと)など、たくさんの消防車を見せていただき、機能や働きについて教えていただきました。
防災ヘリコプターのご担当からもお話を伺うことができました。
火災や災害から地域を守る消防団の方々、天草を守る中央消防署の方々、社会科の学習だけでなく、職業観や勤労観、そして社会のために自分の力を生かす人の生き方について学ぶよい機会となりました。小さい頃から人の生き方に触れることができる学習ができることは大変貴重なことです。
このあと3年生は消防団、消防署の学習のまとめを行っていきます。
12月7日(月)にはもう一学年、地域の方から学ぶ学習を行いました。
5年生の総合的な学習の時間「佐伊津の産業について調べよう~農業編」です。
天草市地域おこし隊の冨山さんから、佐伊津町のサトウキビ栽培から黒砂糖の製造についてお話を伺いました。
まず、自作のスライド資料でサトウキビ栽培のの歴史について教えていただきました。
200年前から天草とサトウキビ栽培は関わりがあり、明治時代、半農半漁の生活の中で2400トンもの生産量があったそうです。
明治20年頃から、質が良く値段も安い砂糖の輸入が始まったこと、漁業技術の発達により漁業で生計を立てられるようになったことから、サトウキビ栽培は少なくなっていったそうです。
それでも伝統は継承され、現在の佐伊津黒砂糖組合の方々を中心に栽培・加工を続けられているそうです。
歴史の話の後には、サトウキビ栽培や加工についてお話いただきました。
事前にサトウキビ畑を見学したり、サトウキビを試食したりしたことで、子供たちも大変興味深く話を聞いていました。
当初の予定は加工場に見学も予定されていたのですが、新型コロナウイルス感染症対策で見送りとなり残念です。
お話しくださった冨山さんは、千葉県のご出身です。天草と天草のサトウキビ栽培に、地域おこしの可能性を見いだされて、地域おこし協力隊をされています。
実際にご自分でサトウキビを栽培されたり、佐伊津黒砂糖組合のご協力で、黒砂糖づくりもされています。
3年生同様、農業についての学習ですが、働くことの意義や、自分の将来について信念を持って活動されている人の生き方を身近で学ばせていただきました。
工業、漁業、農業と現地学習を積み重ねてきた5年生。
学んだことを振り返り、未来を担う子供たちの視点から、佐伊津の産業についてまとめていきたいと思います。
ご協力いただきました地域の皆様、つないでいただいた推進員さん、ありがとうございました。
佐伊津の産業について考えよう4~水産業
11月26日(木)、5年生が総合的な学習の時間で、佐伊津町の水産業について学習するために、佐伊津漁港へサワラ漁の水揚げの見学と体験を行いました。
もともと9月に予定していた学習でしたが、その当時は不漁続きで魚がいないとうかがい、見学をあきらめていました。
11月に入り、サワラが捕れだしたという情報を推進員さんがキャッチされ、トントン拍子で見学の実現となりました。
漁港では、まずサワラの水揚げ作業を見学しました。水揚げされたサワラはキラキラしていてとてもきれいでした。漁師さんが一匹一匹を丁寧に優しく取り扱っておられるのが印象的でした。
その後、子供たちは漁協の建物の中で、サワラとキスの箱詰め作業と冷蔵庫への運搬を体験させていただきました。箱に並べられた魚にラップをかけ、その上にたっぷりと氷を詰めて、冷蔵庫へ運びました。
子供たちは初めての体験で戸惑いながらも、懸命に作業することができました。
子供たちの感想です。
「ぼくは、箱の中に氷を入れるのが楽しかったです。理由は、社会で魚の新鮮さを保つために箱に氷を入れるということを知って、それを実際体験でいたからです。まだ知りたいことがいっぱいあるので、もう少し水産業のことについて知りたいです。」
「氷を入れたり、ラップをしたり、運ぶ作業でした。家でしたことがあったけど、久しぶりにして楽しかったです。家ではあまり手伝いをしていなかったけれど、体験したときに「したかったのに・・・」と思ったので、家でたくさん手伝いをしたいと思いました。」
学校での学びを見学で学び直したり、体験をすることで家の手伝いに広げて考えたり、現地学習を通して、5年生は様々な職業に出会い、多様な生き方や価値観を学ぶことができていると感じます。
自分が体験したことは長く記憶に残ります。子供たちが将来どんな職業につくのかは分かりませんが、小学校で得た様々な出会いや体験、学習が進路選択を幅を広げていくことでしょう。
佐伊津町に様々な思いや信念を持って働く大人がいらっしゃることは、大きな財産です。
佐伊津漁協様、ご多用な中ご協力いただきありがとうございました。
今後も引き続き子供たちの成長につながる学習を工夫して行ってまいります。地域の皆様のご支援とご協力、そして情報提供をお願いいたします。
学校の応援団2
12月3日(木)明瀨地区にお住まいの明瀨さんのご協力で、畑を整地していただきました。
ご自宅からトラクター等を持ってきていただき、堅くなった土を深く掘り返していただきました。
これまでは我々が鍬や小さな耕運機を使って耕していたのですが、なかなか良い土を作ったり、整地することができませんでした。
明瀨さんに耕していただくことで、あれだけ沈んでいた土が、掘り返されることでふんわりとした畑の土になり、その量も2倍に増えたように見えます。
今年は学校の落ち葉等でできた自家製の腐葉土も畑にまきましたので、立派な冬野菜ができるだろうと今から楽しみです。
ご多用な中に、子供たちのためにご尽力いただきありがとうございました。
11月30日(月)、民生委員の益田さんよりキンセンカの苗を100本いただきました。
ちょうど学級園の植え替えをしておりましたので、大変ありがたかったです。
肉厚の立派な苗です。
しっかり育てて、花を咲かせ、長く学校を明るくしてくれるようにしたいと思います。
佐伊津の産業について考えよう3
11月24日(火)、5年生は総合的な学習の時間にババ商店さんの工場見学を行いました。
保護者の方お2人に引率のお手伝いをしていただき、工場に向かいました。
10月に事前学習でお世話になった社員の方を含め、たくさんの社員の方々が出迎えてくださいました。
今回の見学にあたって、ババ商店さんでは小学生の見学を受け入れられるのが初めてとのことで、社内で打合せを何度もされたり、安全に見学ができるコースを作るために工場内を整理されたりされたそうです。
全体への説明があった後、工場見学コースとクレーン操作体験コースの2班に分かれて、見学がスタートしました。
工場見学では、加工の材料となる鉄板や鉄筋、鉄板をレーザーで切断するための大きな機械、大きな鉄パイプを曲げる機械、溶接の様子など、たくさんの現場を見ることができました。
クレーン操作体験では、機械の説明や加工品の重さを当てるクイズも行いました。クレーン操作はリモコンで行いますが、天井のレールを縦に横にさせると、なかなかの迫力がありました。
子供たちの質問の中から…
工場長さんに、仕事をしている中で大変なことと、よかったと思うことを教えていただきました。
大変なことは「納期を守ること」だそうです。これを続けていくこと自体が「信頼」につながるのだと感じました。
また、よかったことは、会社の入社して間もなく、初めてできた商品をお客様のところへ持っていったとき、「良いものを作ってくれてありがとう」と言われたことで、これを今も鮮明に覚えていらっしゃるそうです。
最後に社長さんのお話がありました。
「働くこととは、誰かの役に立つことでお金をもらうこと。鉄で天草の産業を盛り立てる会社として頑張っていきたい」
お二方の言葉はひょっとすると子供たちには難しい部分もあったかもしれませんが、自信とプライドを持って天草のために頑張っておられる姿、その想いは届いたのではないかと思います。
自分の住んでいる地域に世界とつながる工場があることを初めて知った子供たちはどんなことを考えたのでしょうか。
これからこの学びを学校生活や学習に生かせるよう、学びを深めていきたいと思います。
大変ご多用な中にご協力いただいたババ商店の皆様、紹介してくださった地域学校協働活動推進員さん、ありがとうございました。
地域人材に学ぶ~かむことの大切さ
11月20日(金)、本渡南小学校の栄養教諭(給食の献立を作るなど、児童生徒の栄養に関する指導や管理をなさっている先生)松原先生をお招きし、2年生の道徳科のゲストティーチャーとしてお話を伺いました。この方も佐伊津地区の地域人材です。
この日の教材は「かむかむメニュー」。
主題は「健康を守る」。健康や安全に気をつけ、規則正しい生活をしようとする心情を育てることをねらいとしています。
松原先生には、食べ物をしっかりかむことによって、どんないいことがあるのかを教えていただきました。
『ひみこのはがい(い)ぜ』
「ひ」…肥満の予防
「み」…味覚の発達
「こ」…言葉をはっきり
「の」…脳の発達
「は」…歯の病気予防
「が」…がん予防
「い(い)」…胃腸が元気
「ぜ」…全力投球(元気でいること)
子供たちがたべている給食も栄養を考えて献立を作っていただいていることも教えていただきました。
子供たちの感想です。
「今まで少し飲み込んでいたけれど、松原先生の話を聞いて、次は食べ物をしっかりかんで食べようと思いました。」
「よくかむと、いろいろなよいことがあることを知りました。ぼくは、(給食の時間の終わりの)時間に間に合うようにちょっと速く食べていたので、今日からよくかんで、病気になりにくくしたいと思いました。」
子供たち一人一人が健康(元気)でいることに関心を持って、自分の生活をよくしようと考えていることがすばらしいと感じました。
写真では小さいのですが、カラフルな掲示物も用意してくださり、松原先生や担任の先生の思いがしっかり子供たちに届いていることが実感できました。
さて、先週の先生方の読み聞かせ(後半の部)の報告です。
1年生。教頭先生による『カブトムシのガブリエル、もりのヒーロー』。
2年生。3年生の先生による『パンどろぼう』。
3年生。5年生の先生による『ふしぎながちょう』。
4年生。2年生の先生による『たいせつなきみへ』。
5年生。なかよし3組の先生による『どんなかんじかなあ』。
6年生。4年生の先生による『せかいのひとびと』。
先生方が各学年の子供たちに味わってほしい内容の本を選んでくださっています。
図書室にありますので、探して読んでみてください。
今日で図書委員会による取組が最終日となりました。
図書室への来室が増えた期間でした。
ご家庭でファミリー読書にも取り組んでいただきありがとうございました。
これからも本に触れる機会をたくさん設けていきたいと思います。
佐伊津町の産業について考えよう2
10月19日(月)、5年生の総合的な学習の時間に、ババ商店さんから社員のお2人をお招きし、工場見学の事前学習を行いました。
ババ商店さんは、佐伊津町にある鋼材の卸や鉄骨工事をされている会社です。
地域学校協働活動支援員さんと5年担任が計画し、段取りをして、今回の工場見学が実現しています。ババ商店さんが小学生の見学受入を行うのは初めてとのことだそうです。
お2人とも少々緊張されていましたが、嬉しそうに本校においでいただきました。
授業では、作成されたスライド資料を提示しながら、鉄についての話と、事業内容について話されました。
佐伊津町にある本社では、主に魚の養殖用のいけすの枠を作っておられます。
養殖業については、5年生の社会科の教科書に、鹿児島県長島町の養殖業についての記述があるのですが、その長島町にあるいけすの枠も作っておられるとのことでした。そのつながりがあることに驚きました。
子供たちの感想です。
「鉄で作られているものがたくさんあることが分かりました。家などでも鉄で作られたものを探そうと思いました。見学に行ったとき、鉄をどのように加工しているか、よく見ようと思いました。」
11月に実際に工場見学を予定しています。
見学の日に向けて、安全管理を整えられて準備されているそうですので、地元企業の見学が今からとても楽しみです。
町のたんけんたい
10月13日(火)、2年生が生活科の学習で町探検を行いました。
前回は学校周辺を歩き、佐伊津町にあるものを探しました。
今回は、佐伊津町にある公共施設やお店の探検です。
3カ所の見学先の皆様が快くお引き受けくださいました。
併せて、急ではありましたが、保護者の方お2人に引率のお手伝いをいただきました。
まず、金子鮮魚を見学しました。
子供たちが来るということで、普段は出されていないそうですが、お店にある魚を全て出して見せていただきました。
スーパーでは見ることのできない魚もいたようです。
お店の方は子供たちの質問にも一つ一つ丁寧にお答えいただきました。
次に、佐伊津郵便局を見学しました。
普段、一般の人が入ることのできない窓口の裏手を見せていただきました。小さな棚がたくさんありました。多いときで約2,000通の手紙やはがきを仕分けされるそうです。
また子供たちだけ特別に100万円の札束を触らせていただきました。全員100万円を持った写真を全員撮りました。
最後に、「天草・南蛮菓子の店 えすぽると」を見学しました。
ここでも関係者以外は入ることのできない厨房に入らせていただきました。
おいしいお菓子を作るために、2年の歳月をかけて作っておられるそうです。
帰る前には、子供たちが生まれた年と「えすぽると」が開業した年が一緒ということで、カステラをいただきました。
子供たちの学習のためにと、地域の方々がご協力くださることは大変ありがたいことだと改めて感じました。
子供の感想の中にも、このことを肌で感じ取っている様子がうかがえます。
「金子鮮魚さんでは、いろいろな種類の魚がいたので、びっくりしました。働く時間が朝の7時からだったので、朝も早くからがんばっているんだなと思いました。郵便局では100万円を持ってみました。持ってみたら、少し重かったので、いっぱいあるなあと思いました。郵便局はお金持ちだなと思いました。えすぽるとでは、おいしいおかしを一日に何個も作っていると聞いてびっくりしました。帰るときにできたてのカステラをもらったときには、かんしゃの気持ちでいっぱいになりました。」
お店ではたらく人の仕事をしらべよう
9月29日(火)、3年生の社会科見学を行いました。
見学先は、ロッキー佐伊津店です。保護者の方3人に引率をお手伝いいただきました。安全に学習できる環境があることがありがたいです。
まず、店長さんにお目にかかり、お話をうかがいました。
子供たちは、事前に考えていた質問をし、インタビューをさせていただきました。
その後、店内を見学し、お客さんのこと絵を考えた店づくりをされていることを知りました。
最後にお家の人から頼まれた買い物をしました。
この後、学校でまとめ学習を行っていく予定です。
さて、この日の朝は6年生が朝ボラを行っていました。
自然豊かな学校ですので、草刈りもやりがいがあります。
ひょうたん島と、見えにくいですが農園の刈られた草を集めてくれました。ありがたいです。
4年生では、社会科「自然被害にそなえる町づくり」の時間で防災対策について学習しています。
大雨や台風があった今年は、実体験と結びついた学習になったようです。
学習したことをもとに、子ども達が防災標語を作りましたので、紹介します。
掲示には絵も描いて表現しています。ご来校なさった折にご覧ください。
子どもでも できることを 手伝おう
気をつけて 津波は家を まきこむよ
そなえよう ぼうさいたいさく わすれるな
ひなんする 前よりはやく じゅんびする
大雨が ふったあとは 川いくな
じしんはね 物がおちるよ 気をつけて
いつくるか 自然災害 そなえよう
じしんがね やってきたら すぐひなん
つなみがきたら はしって すぐにげよう
気をつけて なにがおこるか わからない
手つだおう できることは 自分でね
あぶないよ じゅんびなしで くらすのは
災害を あたまに入れよう かたすみに
まどには テープをはろう あんぜんに
津波来て 親をまたずに ひなんする
かまえよう 地震がおきたら すぐひなん
台風がくる前 まどにテープはる
さいがいに そなえておこう 水と食料
津波はね いつくるか わからない
さいがいに そなえておこう たべものを
気をつけよう 防災じゅんびで ききいっぱつ
災害は いつ起こるのか 分からない
子供たちなりの表現で短い言葉の中に表現できていますね。ご家庭でも折に触れ、話題にされてみてください。
佐伊津の産業について考えよう
5年生の総合的な学習の時間に「佐伊津町の産業について考えよう」という単元があります。
佐伊津にはどんな産業があるのかを子供たちに尋ねると、情報やイメージは持っているようですが、実際に何かあるのか、何をしているのかなどについては詳しくは知らないようでした。
今年度から地域学校協働活動推進員さんに学習のための地域素材を開拓していただくなどのお世話をしていただいています。
その中で見つけていただいたのが、本渡建設団地とさとうきびづくりです。これらの学習に協力いただける方を推進員さんに紹介していただきました。
9月4日(金)、5年生は、保護者の方お2人に引率に協力いただき、本渡建設団地とサトウキビ畑の見学に行きました。
実際に本渡建設団地のそばを通ると、工場の大きさや広さ、置いてある材料など様々なことに気付き、メモを取っていました。ここが佐伊津町であるということを伝えてもなんだか不思議な様子でした。
次に、サトウキビ畑を見学させていただきました。畑を管理されている方に話を聞いたり、青々と茂ったサトウキビ畑に入らせていただいたりすることができました。
これから、本渡建設団地の中にあるババ商店さんの見学、黒砂糖づくりの体験をさせていただきながら、佐伊津町の産業について詳しく学んでいく予定です。